2018年3月31日更新

キツすぎ!エグすぎ!衝撃のマタニティホラー映画は女子マジ閲覧注意!

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『ヘル・ベイビー』
©︎ MILLENNIUM ENTERTAINMENT/zetaimage

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意外と人気?マタニティホラーとは?

ホラー映画の人気ジャンルに“マタニティホラー”というものが多く存在しています。その名の通り、妊婦さんが悪魔に取り憑かれたり、殺人鬼に命を狙われたりするホラー映画のことを指します。時には妊婦さん本人が一般の人に襲い掛かることも。 ではなぜマタニティホラーは人気なのでしょうか? それは妊婦さんが命の危機に迫られると、途端に緊張感が上がるから。彼女の守る命は一つじゃないため、つい必死になるヒロインを応援してしまいます。 今回は意外と広い“マタニティホラー”のおすすめを8本ご紹介。記事のタイトル通り、キツくてエグいものを中心に厳選しておりますので、映画を観る際はご注意を!

妊婦を襲う女殺人鬼との攻防『屋敷女』

一人で暮らす妊婦の元にイかれた女殺人鬼が襲い掛かるスプラッター・ホラー映画『屋敷女』。目を覆いたくなるような激痛描写と息をもつかせぬ密室での攻防戦が見どころです。 フレンチ・ホラーらしく、例によっておふざけ一切なしの全力100%のゴア描写が全編続きますが、クライマックスは“やりすぎ”と思えるほどの凄まじさ。想像しうる嫌な予感ががすべて的中する最悪の後味の悪さはトラウマ級です。 『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』でブレイクしたベアトリス・ダルの狂気の怪演にも注目。夢に出てくるような迫力の演技は本作を一味違う傑作へと押し上げています。

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世にも奇妙な母子スプラッター『ベイビー・ブラッド』

『ベイビー・ブラッド』は太古の昔から生息していた謎の生物を身籠った主人公が、胎内の赤ん坊に操られながら男たちを次々に血祭りに上げていくスプラッター・ホラー。 残虐描写は容赦なく、血の量はまるでバケツをひっくり返したかの様な凄まじさ。それに対して母子のどこか笑えるやりとりも本作の魅力のひとつ。終盤ではバディムービーやロードムービーの体を成していき、一筋縄ではいかない面白さがあります。 ちなみに2008年には18年振りとなる続編『Lady Blood(原題)』も製作。日本では未公開ですが、本作が気に入った方はぜひ。

オカルト?それともSF?ジャンル分け不可能『マニトウ』

『マニトウ』
©︎ MID-AMERICA PICTURES/zetaimage

主人公が背中に謎の赤ん坊を身籠ってしまう、というストーリーからは想像できないような大スペクタクルに発展するホラー映画『マニトウ』は、『グリズリー』でヒットを飛ばしたウィリアム・ガードラー監督の遺作です。 原作は75年に刊行された世界的ベストセラーですが、映画版では大胆に脚色。オカルト的な前半から一転、宇宙でビームを撃ち合いバトルするクライマックスは唖然の一言です。

新婚夫婦が悪魔を妊娠!悪魔憑き映画を笑い飛ばす『ヘル・ベイビー』

『ヘル・ベイビー』
©︎ MILLENNIUM ENTERTAINMENT/zetaimage

『ヘル・ベイビー』は、『ローズマリーの赤ちゃん』や『エクソシスト』等の悪魔憑きモノを下敷きにしたオゲレツでくだらないパロディー映画です。 素早いカット割りを多用した無駄に長い食事シーンや、大勢でゲロを吐き続ける等の本筋には全く関係のない脱線が笑えます。しかし、ラストの悪魔の赤ん坊を出産してからの大惨事は笑わせながらも抜かりのない流血描写でホラー映画ファンでもしっかり楽しめるでしょう。 また、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』で日本でも知られるようになったクメイル・ナンジアニなど、インディー界隈で活躍するコメディアンも多数出演しているので、コメディー映画好きは探してみるのも面白いかもしれません。

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子供たちが無邪気に殺人を繰り返す『ザ・チャイルド』

『ザ・チャイルド』(2012)
© CINETIC MEDIA/zetaimage

悲惨なニュース映像と共に流れる子供の鼻歌に心底気味が悪くなるオープニングから、じわじわと嫌な恐怖が全編通して描かれるスパニッシュ・ホラーの名作が『ザ・チャイルド』。2012年にはメキシコでリメイクされました。 3人目の子供の出産を間近に控えた妊婦とその夫がある島へと旅行しに行きますが、そこで待ち受けるのは無邪気に人を殺す子供たち。大挙して襲いかかってくるゾンビのような子供たちの恐怖と「果たして子供を殺していいのか?」というモラルの問題がせめぎ合い、怖さだけではない胸糞の悪さが魅力です。

何でもありの娯楽ホラー『デモンズ・ベイビー 猛鬼食人胎』

『デモンズ・ベイビー 猛鬼食人胎』はロマンスあり、グロあり、キョンシーあり、クリーチャーあり、とてんこ盛りな香港製娯楽ホラー。一夫多妻な将軍の4人の妻が、呪いの封印が解かれたことによって悪魔の子供を妊娠してしまいます。 注目すべきは、ラストの大惨事。妊婦たちの腹を割いて登場する食人胎児が凶悪な牙を剝き、時には弾丸のように飛びながら人々を襲います。伸びる胎児の手によって、腹に吸い込まれて頭から囓られる場面の面白さは特筆ものです。 『イップマン 最終章』でイップマンを演じたアンソニー・ウォンの道士役のかっこよさも見どころの一つ。ユーモラスながら頼りになる役どころで、クライマックスでは見事な剣さばきまで披露します。

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TVクルーを新興宗教が襲う怒涛の恐怖『V/H/S ネクストレベル』

VHSをモチーフにしたファウンド・フッテージ形式のオムニバス『V/H/S シンドローム』の続編。今回紹介するのは4話で構成されるうちの一編『セイフ・ヘイブン』です。 山奥に施設を構える新興宗教に妊婦を含めた4人のテレビクルーが潜入する、というストーリーがPOVで描かれますが、特筆すべきはクライマックスの阿鼻叫喚。『ザ・レイド』のギャレス・エヴァンス監督らしい異常なテンションの高さで次々と襲い掛かる恐怖は目を見張るものがあります。 ラストに誕生する赤ちゃんの姿にも思わず腰を抜かすほどの衝撃!短編ながらPOV映画史に残る傑作ではないでしょうか。

これは映画か?アンモラルな地獄絵図『Slow Torture Puke Chamber(原題)』

ある女優の独白がゲロと小便と古い映像のコラージュによって描かれる、血に塗れた異常なゴア映画、『Slow Torture Puke Chamber(原題)』。ハードコアなホラーファンから絶大な人気を誇るルシファー・ヴァレンタイン監督によるVomit Goreトリロジーの最終作です。 本作の妊婦は中盤から登場。腹を切り裂かれて取り出した赤ちゃんをレイプし、しまいにはミキサーにかけて飲むという、完全にどうかしてるとしか思えない場面が登場します。不気味なBGMも相まって、非常に不快な気分を味わえます。 他にも問題になるようなシーンの連続で、モラルの無さは『ムカデ人間2』以上。ぜひ怖いもの見たさでチャレンジしてみるのもいかがでしょうか?