最強の男、リーアム・ニーソンが恐れるものとは!?『トレイン・ミッション』ジャパンプレミアを取材!
『トレイン・ミッション』ジャパンプレミアにリーアム・ニーソンが光臨!
現在多くのアクション映画に出演するスター、リーアム・ニーソンが新作『トレイン・ミッション』のPR目的で来日し、3月18日に開催されたジャパンプレミアに登場しました。
リーアム・ニーソン、ひたすら日本の礼儀正しさに感動!
この度13年ぶりに来日したリーアム・ニーソンは、非常に上機嫌! 「ジャーナリストの方も映画を応援するために取材している姿勢が伺えて、改めて映画は一人で作るものではないなぁと感じたよ。感謝の気持ちでいっぱいだ。皆様の礼儀正しさや丁寧さには感銘を受けるばかりで、こういった姿勢は西側諸国も学ぶべきだなと改めて思ったんだ」
4度目のジャウマ・コレット=セラ監督とのコラボレーションの感想は?
「監督は秀逸な監督だと思う。初めて彼とコラボレーションをしたのは、7,8年くらい前の事だったかな。『アンノウン』という作品で、ドイツで撮影をしたんだ。ジャウマは、毎回撮影を重ねるたびに成長していく監督だよ。」と語るリーアム・ニーソン。
更に、彼とコラボレーションを続ける理由を以下のように話してくれました。 「どんなシーンを撮っていても作品全体の形や、物語の大きな弧であったり、ダイナミズムというものがいつもちゃんと頭の中に入っている。自分が仕事をさせていただいた監督の中でも、それができる数少ない監督のうちの一人だ。一つのシーンを撮っていても常に全体像が見えている監督で、だからこそ一つ一つのシーンのペースをきちっと作り出す事ができる。 そういう力を持っているからこそ、100%の信頼を置いているし、彼も僕に対して100%信頼してくれているようだよ。」
『トレイン・ミッション』は『フライト・ゲーム』の“続編”?
実は今作が、あの過去作と関連性のある作品である事をニーソンは語りました。 「監督が以前取材でこのように答えていたんだけど、以前彼と一緒に撮った『フライト・ゲーム』の精神的な続編であるらしいんだ。」
「その通りじゃないかなと自分自身も思っているよ。『フライト・ゲーム』も金属の塊の中での密室を描いたし、今作も電車という金属の中でのサスペンスを描いているね。」 しかも彼自身が、実は映画の中に登場するニューヨークの列車に馴染みがあるのだそう! 「実は、この電車を僕はよく知っていて。ニューヨークの北部にある家に行くのによく使っていた電車で、ここ数十年で70回くらい実際に自分で乗っていたよ(笑)この映画もニューヨークが舞台なんだけど、撮影はロンドンのスタジオで行われていたんだ。だから、ニューヨークにいるはずの感覚をロンドンで味わうというシュールさを感じつつ撮影に挑んでいたよ(笑)」
最強の男(を演じがちな)リーアム・ニーソンが“怖い”ものとは?
「I will found you……and I will kill you」この「96時間」シリーズの脅迫台詞ですっかりお馴染みになったリーアム・ニーソン。最強のスキルを兼ね備えたシブい強面キャラを演じる事も増え、彼はまさに“最強の男”と言えるでしょう。そんな彼に怖いものなんてあるのでしょうか?
「実は……高所恐怖症なんだ。後、いじめっ子も嫌いだ。まあ、いじめっ子は怖いとは思わないけど……」とボソボソ語るニーソン。なんと、高いところが苦手なのだそうです!今までの出演作品の中で、ビルの屋上など高いところにいる彼が実は怯えていたのかと思うと、可愛すぎる。
観月ありさの曲を聞きながらトレーニング!?圧巻の紳士っぷりに感動!
この日、リーアム・ニーソンと同じ長さの芸歴であり、彼の大ファンである観月ありさが花束を渡しに登壇。すると、ニーソンは「君の『伝説の少女』を聞いてきたんだよ、とても素晴らしい歌だった」と、彼女のデビューシングルを事前に拝聴していた事を明かしました!しかも、トレーニング中に!なんて紳士!
観月ありさもこれには驚き、「14歳のときに歌ったんです!聞いてもらえるなんて、大感激です!」と興奮気味に。最終的に「いつか彼女役で共演させていただいて、一緒にアクションをしてみたいです」と語りました。これにはリーソンも笑顔で「是非やりましょう」と同意!なんて紳士!
今後もアクション映画に挑戦していきたい
一時期、リーアム・ニーソンのアクション映画に対する引退説がネット上で噂されましたが、その真相について本人は以下のように語りました。 「僕のヒザがしっかりしているうちは、アクションシーンに挑戦し続けるつもりだよ」 これには会場にいたファンも一安心。御年65歳とは思えないほどの、身体のコンディションとアクションの迫力を今後も是非拝ませていただきたいものです。