2018年4月13日更新

【狂気!】○○が人間を襲う映画8選【寿司、精子、コンドーム……etc】

ゾンビやサメ、宇宙人。よく見かけるのはこれら「お約束」のバケモノたちばかりで、完全に飽和状態のホラー業界。しかしホラー映画を盛り上げているのは、ソイツらだけじゃない!今回は日陰者ながらも骨のある、「じゃない方」映画を紹介します。

ゾンビやサメだけじゃない!ホラー映画は何にでも襲われる!

ゾンビ、ホラー、怖い、フリー画像

レンタルビデオショップで無数に並ぶ、「ゾンビ」や「サメ」のパニック映画。無限とも言えるそのバリエーションに、いい加減辟易している映画ファンも多いのではないでしょうか。 実はこのジャンル、その他の選択肢が数多く存在することをご存知ですか? 精子・トマト・ビーバーなどなど、一見すると荒唐無稽なクリーチャーたちが次々に人間を襲います。その姿は愛らしく新鮮で、ゾンビ疲れしたあなたの心にきっと残るはず。 今回は「〜オブ・ザ・デッド」「〜シャーク」は疲れた、というあなたに向けて8つの作品をご紹介させて頂きます。

その1「精子」に襲われる映画『精子怪獣ワジラ』!

アダム・リフキン監督『精子怪獣ワジラ』(2011/アメリカ)。 まずはじめにご紹介したいのは、『チレラマ CHILLERAMA』(2011年/アメリカ)というオムニバス映画4編中の1作・『精子怪獣ワジラ』です。 主人公が自分の精子に元気がないことを悩み、医者にすすめられた未承認薬を服用。薬の副作用で精子が「巨大化」してしまいます。グングン成長し、ついに精子怪獣は街を襲う……。 爆笑必至のトンデモムービーで、おっぱい!ちんこ!といったわかりやすいグラインドハウス感もグッド。最後にはワジラが破裂し、全員に顔射して終わるという、映画史に残る最高にくだらないラストは必見です。

その2「うんち」に襲われる映画『バッド・マイロ!』!

主人公の腸に腫瘍が発見され、日々の仕事で抱えるストレスをトリガーにその腫瘍がモンスターに変身。うんちとして排出されたバケモノ「マイロ」と、主人公が繰り広げるハートフル糞ホラーコメディです。 この映画の一番の魅力は、何と言ってもマイロの愛らしさ。黒目の大きいアザラシ的可愛さを持っている一方で、人間を襲う時の恐ろしい表情も持ち合わせ、その二面性がクセになります。主人公が次第に父性に目覚めていく、そのストーリーも必見です。 ケツから出てきてケツに帰る、というちょうどいい下ネタが心地よいウルトラC級映画となっております。

その3「コンドーム」に襲われる映画『キラーコンドーム』!

知る人ぞ知る伝説的なカルトホラー。ニューヨークのある売春宿の利用客が、次々にアレを食いちぎられる事件が勃発。なんとその犯人は、人食いコンドームだった……。 簡単にあらすじを紹介しましたが、正直に言いますと本当にこれ以上でもこれ以下でもありません。完全なる「出オチ」映画で、ストーリーもあってないようなもの。ただひたすらにちんこを食いちぎられる様を楽しむ、痛快娯楽ムービーです。 ホラー映画好きを公言する方なら、一度は見ておきたい"チン"作です。

その4「トマト」に襲われる映画『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』!

この映画のテーマソングを歌えるかどうかで、"にわか"かそうでないかを判断するリトマス紙的な役割を果たす稀代の名作。 アメリカ政府が秘密裏に開発を進めていた「巨大トマト」が突然変異を起こし、人々を襲い始める。この問題を解決すべく、捜査チームが結成されるのであった……。 序盤に何の脈絡もなく墜落するヘリコプターや、ただ転がるだけのハリボテトマトに怯える人々など、随所にチープさが伺える奇妙な傑作。終始画面上で行われる茶番をどこまで面白がれるかが、この作品の肝となっております。 ティム・バートン監督の『マーズ・アタック!』などにも多大な影響を与え、今なお高い人気を誇る1作です。

その5「ドーナツ」に襲われる映画『アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ』!

タイトルからお分かり頂ける通り、前述の「〜キラー・トマト」にオマージュを捧げ製作された今作。 主人公の務めるドーナツ屋で、叔父が開発した「人間を襲う凶暴な遺伝子」をばら撒いてしまい、凶悪なキラードーナツが誕生する。店員たちは客に襲いかかるキラードーナツたちを倒すべく立ち上がった……。 本家に負けず劣らずのクソっぷりで、見事に見る人を選ぶ立派なカルト映画に仕上がっております。完全にゴム製のドーナツや、安いゴア表現で非常に楽しませてくれる本作。金曜日の夜に泥酔状態で鑑賞することをオススメします。

その6「植物」に襲われる映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』!

花屋で働く冴えない主人公が、ある日出会った奇妙な植物・オードリー2を店に持ち帰る。その植物の珍しさでお客が殺到し、お店は大繁盛。実はその植物は、人間の血液を吸って生きる宇宙植物だった。 1960年のロジャー・コーマンによる傑作『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の舞台版を、再映画化した本作。ミュージカル調に仕上がっており、見応えは抜群。オードリー2の歌声も意外とソウルフルで、胸に響きます。完全なる変態役で出演しているビル・マーレイにも注目。 80'sのポップな雰囲気もあり、女性にもオススメできる1作です。

その7「ビーバー」に襲われる映画『ゾンビーバー』!

トラック運転手のミスで、湖に運んでいた汚染物質が流れ出してしまう。そこに住む愛らしいビーバーたちが、なんとゾンビ化。レジャーで訪れた若者グループを、次々に襲っていく……。 マペット以外の何物でもないビーバーたちが、操っている人の姿が浮かぶほどわかりやすいアクションで迫るこの作品。若者、お色気、グロテスクと3拍子揃った「お約束」映画となっております。その特徴的なテーマソングにも注目。 ビーバーの作り物感がクセになる、中毒性高めの異色のゾンビ映画です。

その8「寿司」に襲われる映画『デッド寿司』!

ここまで海外作品ばかりご紹介してまいりましたが、日本も頑張っております。 伝説の寿司職人を父に持つ主人公が家出した先で働く温泉旅館。ある日訪れた男性客が、出された寿司に謎の薬を注入すると、寿司たちは突如殺人兵器へと変貌してしまうのであった……。 映画ファンにはおなじみの井口昇作品ということだけあって、最高に突き抜けたバカさ加減を見せてくれます。謎の魚人間が出てきたり、寿司同士でファックしたり、寿司に操られた人間が襲ってきたりもします。 カロリーたっぷりの洋食に飽きたら、たまには日本食もいかがでしょうか。この作品があっさりしてるわけではないですが。

嗚呼、愛すべきおバカホラー映画たち!

ゾンビ
出典 : amzn.asia

以上、ここまで人間を襲う様々なバケモノたちをご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。 コンドームにドーナツ、挙句の果てに寿司まで襲ってくる始末。もはやなんでもありのストリートファイトと化したホラー映画業界ですが、その作品のどれもが過去の映画に対する愛情と畏敬の念で溢れております。 なかなかとっつきにくいイメージのこのジャンルですが、中には動画配信サービス等で公開中の作品も多数。気になったものがあったなら、まずは一度再生ボタンを押してみましょう。そこにはあなたの知らない不思議な世界が広がっているはずです。