2018年5月6日更新

アニヤ・テイラー=ジョイについて知っておきたいこと!【『スプリット』に出演!】

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アニヤ・テイラー=ジョイ
©Oscar Gonzalez/NurPhoto/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

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アニヤ・テイラー=ジョイについて知りたい!『スプリット』でブレイク!

モデルとしてキャリアをスタートさせながら、次々と話題のホラー映画に出演、その演技が高い評価を得ている女優アニヤ・テイラー=ジョイ。 どこかエキゾチックな魅力を備えた演技派女優について知っておきたい情報をまとめました。

アニヤの基本プロフィール

アニヤ・テイラー=ジョイは1996年4月16日、アメリカのフロリダに6人兄弟の末っ子として生まれました。母親はイギリス系スペイン人、父親はスコットランド系アルゼンチン人というラテンの血を引く家系です。アニヤのどこかエキゾチックな魅力の要因なのかもしれませんね。 幼少の頃はアルゼンチンで暮らしていたそうですが、6歳でイギリスに移住。そのままイギリスで教育を受け、当時は演技ではなくはバレエを習っていました。14歳で女優を目指すためニューヨークに移住。そして16歳の時、老舗デパートハロッズの前を歩いている時スカウトされ、モデルとしてデビューします。 その後、2016年に映画デビューをはたし、女優として注目を浴びる存在となっていきました。

イギリスに移住した当初はいじめられていた

今でこそ女優として人気者のアニヤですが、アルゼンチンからイギリスに移住した当初は、周囲に馴染めずいじめられていたと雑誌のインタビューで明かしています。ロッカーに閉じ込められたり、無視されたりという壮絶ないじめを経験したアニヤ。 その後、女優になりたいという意思の元、馴染めなかったロンドンを去り、ニューヨークに移ることを決意します。 そんな彼女の内に秘めた強い意思が、今日の彼女の演技をより魅力的にしているのかもしれません。

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家族に魔女疑惑をかけられる少女を熱演

アニヤの映画デビュー作となったホラー映画です。1630年のニューイングランドを舞台に、魔女の存在を巡り村はずれに引っ越した家族とその狂気を描いた作品。アニヤは一家の美しい娘で、父親から魔女かもしれないと疑われるトマシン役を熱演しました。 低予算映画ながらも評価は高く、第31回サンダンス映画祭で監督賞を受賞しています。またアニヤもトマシン役で第70回英国アカデミー賞ライジングスター賞にノミネートされ、初出演映画をきっかけに一躍女優として注目を浴びる存在となりました。

多重人格の誘拐犯と戦う女子高生役が好評

『シックス・センス』や『サイン』など一筋縄ではいかないホラーやサスペンス作品が定評のあるM・ナイト・シャマラン監督の作品です。本作の基本筋は女子高生3人がある男に誘拐、監禁されてしまうというシンプルなもの。しかし、その誘拐犯が多重人格者で脳内に23人の人格が存在するという設定の他のスリラー作品と一線を画す作品。 アニヤがこの作品で演じたのは、誘拐されてしまう女子高生のうちの一人ケーシー・クック。ジェームズ・マカヴォイ演じる人格のうち、子供の人格であるヘドウィグを巧みに操ってトランシーバーを手に入れる賢い女子高生役でした。

異色アメコミホラーにも出演!

2019年2月にアメリカで公開される作品で、アメリカ老舗コミックレーベルであるマーベルコミックの世界を下敷きにした初のホラー映画として話題になっています。 ストーリーはある施設に監禁された5人の新しいミュータントたちが、自分自身の新しい力と向き合うために抗うというもの。アニヤはその中でテレポーテーション能力を持つマジックことイリアナ・ラスプーチン役を演じます。 ちなみにマジックは2016年に公開された映画版『デッドプール』にも登場した、鋼鉄の体を持つミュータント、コロッサスの妹です。

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もちろん『スプリット』の続編にも出演

『スプリット』は最後、突如同じくシャマラン監督の作品『アンブレイカブル』に登場するブルース・ウィリス演じるデヴィッドが登場し、幕を閉じています。これは2つの作品の設定が同じ世界観上にあることを意味していますが、そんな2作の続編となる作品が2019年1月にアメリカで公開される『Glass (原題)』です。 『アンブレイカブル』でデヴィッドは、131人の乗客が死亡した列車事故から唯一生き残り、特殊能力に目覚めます。『Glass (原題)』ではその能力を生かし、『スプリット』に登場した多重人格の誘拐犯ケビンを追跡するという内容のようです。 アニヤは前作同様ケーシー役での出演が発表されています。

アニヤ・テイラー=ジョイが伝記映画に出演!

ホラーやサスペンス作品に出演の多いアニヤですが、2018年5月現在まだ公開日未定の伝記映画『Radioactive (原題)』のキャストとしても名前が発表されています。 本作は、女性物理学者として初のノーベル賞受賞となったキュリー夫人を描く作品。キュリー夫人役は、2014年『ゴーン・ガール』で突然夫の元から失踪した妻エイミーを演じたロムザンド・パイクです。アニヤはキュリー夫人の娘で、母の助手をしながら自らもノーベル化学賞を受賞したイレーヌを演じます。