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【連休中も働いてました】映画に登場するブラック企業10選

2018年5月17日更新

サービス残業や休日出勤なんて当たり前!それだけでなくダメ上司や人権損害、さらには不正問題まで……映画の中にはありとあらゆる問題を抱えたブラックな企業が登場します。あなたの会社は大丈夫ですか?

こんなにあった!?映画に登場するブラック企業

ブラック企業というと、サービス残業や休日出勤当たり前!なんていう会社を想像しますよね。それに加えてパワハラやセクハラする上司がいたり、従業員の尊厳を無視する会社もある種ブラック企業と言えるでしょう。ましてや会社自体が不正の温床なんて完全にアウト! そんな決して優良とは言えない、ブラックな会社が登場する映画を紹介します。

ブラック企業映画の代名詞

タイトルからして既にブラック企業が前面に押し出されている本作。インターネット上の電子掲示板に書き込まれた経験談が元になっています。 主人公の真男は10年近くニートとして引きこもっていました。しかし、母を亡くしたことをきっかけに就職を決意。情報管理者の資格を取り、あるIT企業に入社することに成功します。 無事にニートから真人間へなってめでたしめでたし……と思いきや入社した会社がとんでもないブラック企業だったのです。真男は入社当日から夜通しの残業を強いられます。当然手当のないサービス残業です。周りをとりまく上司や同僚もどうしようもない人たちばかり。しかも手違いで名前が“マ男”と入力されていたため、“まおとこ”という変なあだ名までつけられてしまった真男の運命やいかに…!? 真男役を演じたのは、ドラマや舞台と幅広く活躍する俳優小池徹平。彼くらいのイケメンならブラック企業でもなんかさっさとやめて、良い人生を歩んだら……とも思いますが、映画の中はそうも行きません。果たして真男は、ブラック企業でのハードワークを乗り越え、無事に社会復帰できるのでしょうか?

謎の男性が社畜を救う

作家、北川恵海による小説の映画化です。ブラック企業で働く会社員が、謎の男ヤマモトに助けられて自分を取り戻すと言った原作はベストセラーとなり、漫画化もされています。 工藤阿須加演じる主人公の青山隆はブラック企業に勤めていました。そこでは残業、休日出勤は当たり前です。それに加えて、営業である彼は、ミスをすると損失分を給料から引かれてしまいます。ハードワークでヘロヘロになりながらも、朝遅刻すると罰金刑。しかも隆は他の社員の見せしめとなり、みんなの前で部長に罵倒されてばかり…… 疲れきった隆は、とうとう電車のホームで飛降り自殺しようとします。そんな彼を、アロハシャツに短パンというラフな格好の男性が制止します。福士蒼汰演じる彼は、ヤマモト。隆の小学校の同級生と言いますが、隆は全く記憶にありません。しかし謎の存在のヤマモトと過ごすうちに、隆は自分の仕事について見つめ直していくのです。 いいやつだけどヤマモトとは一体誰なのか?ちょっとしたミステリー要素も楽しめる作品です。

華やかな業界に潜む悪魔の影!?

華やかなファッション業界でのキャリアに憧れる女性は少なくないですよね。でもその職場の上司がまるで“悪魔”のような人だったら……憧れの職場がたちまちブラック企業に早変わりです。 アン・ハサウェイ演じるアンドレアはジャーナリスト志望。名門大学を卒業し、ニューヨークにやって来た彼女は、ファッション雑誌編集長のアシスタントとして就職します。彼女の上司はメリル・ストリープ演じるミランダ。彼女はまるで悪魔のようにアンドレアをこき使うのです。 ミランダの要求は仕事のことだけに飽き足らず、彼女の身の回りのお世話にまで及びます。しまいには、出張先から帰るのに、嵐で飛行機が欠航になったからなんとかしろという無茶振りまで……それでもアンドレアはめげずに、自分の夢に近くために悪魔女子の元で奮闘します。 ちなみに原作者ワイズバーガーは、雑誌ヴォーグ編集長のアシスタント時代の経験に基づいて小説を書いたそうです。人気の業界に就職しても、そこがブラック企業だったという落とし穴には気をつけたいものです。

ダメ上司オンパレード!

ブラック企業につきものといえばダメな上司。そんなダメ上司を集めた標本のような映画です。 ケヴィン・スペーシー演じるハーケンはパワハラ上司。早朝から深夜まで働く部下のニックをネチネチといじめ続けています。ジェニファー・アニストン演じる歯科医のジュリアは女性なのにひどいセクハラ上司。彼女がいるにもかかわらず助手のデールに過激なセクハラで迫ります。ジェイソン・サダイキス演じるカートは親の薬品会社をついだ2代目ですが、ヤク中で経営など微塵もできいバカ上司。 そんなそれぞれ別のダメな上司を抱える3人は、愚痴を言い合ううちについに上司の殺人計画を練り始めます。そしてバーで出会った怪しい男のアドバイスを鵜呑みにし、お互いの上司を殺す交換殺人を決意するのですが…… これはあくまでも映画のお話です。いくらダメ上司に悩まされているからといって、彼らの解決方法は決して参考にしないでください!

悪霊相手に捜査敢行

ダメ上司や使えない部下の尻拭いをさせられるのはブラック企業あるあるです。ですが、人間を相手にしているだけまだマシかも!?なんといっても本作の主人公は人外の存在を相手に仕事をしなくちゃいけないのですから…… エリック・バナ演じるラルフはニューヨーク市警の刑事。ある時、何かに取り憑かれたかのように半狂乱になった人の事件が多発するようになり、彼は捜査を始めます。捜査を進めるうち、自分にしか見えない何かが事件に絡んでいることを感じ始めるラルフ。しかもエドガー・ラミレス演じるメンドーサという神父が現れ、ラルフの持っている霊能力を使って事件を解決するように言うのです。 こうして“心霊捜査官”となった彼ですが、連鎖する事件の裏にはとんでもない恐ろしい存在が潜んでいたのでした…… いくらブラック企業だと言っても映画の中の話だと侮ることなかれ。本作はなんと実際に元ニューヨーク市警兼霊能者の手記に基づいているのです。あなたが突然、悪霊相手に仕事する羽目に……なんて可能性もゼロではありませんよ。

腐敗の呪縛から解き放て!

各業界にブラックな企業は存在しますが、本作で描かれる金融業界にも社内体制が腐りきった会社が登場します。 舞台の中心は通称ACBと呼ばれる朝日中央銀行。総会屋に対し300億円という多額の不正融資疑惑が持ちかかり、東京地検の捜索が入ります。そんな状況にもかかわらず、SCBの上層部は責任回避のために奔走するばかり…… そんなダメダメな上層部をぶった切り、銀行を立て直そうと通称“ミドル4人組”と呼ばれる中堅社員たちが立ち上がります。しかし、その為には不正融資だけでなく裏社会との繋がりや、古い慣習などACBが積み上げてきた全てのブラックな体制を整理しなければならなかったのです。 ミドル4人組の1人で、企画本部副部長の北野を演じたのは役所公司。頑として、顧問役を譲ろうとしない相談役の佐々木は仲代達矢が演じています。 ブラック企業で泣き寝入りをしているあなた。勇気をだして、彼らの様に体制に抗ってみてはいかがですか?

ブラック企業の真実を暴け

本作にも、勇気を出して自身の会社のブラックさを明らかにしようとした人達が登場します。しかし、その内容が大き過ぎ、彼ら自身にも危険が生じてしまいます…… アル・パチーノ演じるローウェルは、報道番組のプロデューサーをしていました。ある日、匿名人物から、タバコ産業の不正を告発する情報が届きます。その人物とは、同じく大手タバコ企業B&W社の元社員で、ラッセル・クロウ演じるジェフリー。彼は研究開発部門のトップとして働いていましたが、会社に対し有害物質使用の警告をしたことで解雇されていました。 ローウェルはとジェフリーは、共にタバコ産業の不正を報道しようと番組制作を進めていきます。しかし、当然B&W社は凄まじい圧力をかけてきます。ついにはローウェルのが所属する放送局の上司までもが、彼に対して番組の放送を取りやめるよう指示します。 ブラック企業の内情を暴こうとしたローウェルもまた、真実の追究よりも保身を大事にしたある種ブラックな会社に所属していたのです。果たして2人は業界の悪を暴くことができるのでしょうか。

ブラック企業でも個性は貫く!

会社が抱える従業員を大事にしてくれるのは良い企業です。そんな大切な従業員の個性を尊重してくれないのも、ある種のブラック企業と言えるのではないでしょうか。 本作の主人公で、ジュリア・ロバーツ演じるエリン・ブロコビッチは3人の子供を抱えるシングルマザー。高卒で学歴もない彼女は、現在無職で就活中です。しかも帰宅途中に交通事故に遭ってしまいます。 事故の原因は相手の信号無視。裁判に至りますが、シングルマザーでイケイケなファッションに身を包んだエリンは陪審員達から好印象をもらえません。さらに相手が医者だったことも手伝い、エリンは裁判に負けてしまいます。 めげない彼女は、裁判で負けた弁護士事務所に居座り、仕事を斡旋するよう詰め寄ります。なんとか仕事をゲットしますが、事務所内でエリンは完全浮いていました。同僚には除け者にされ、しまいには彼女のファッションにケチをつけられます。しかしエリンは「ヒップが垂れないうちは好きな服でキメる」と一蹴するのです。 このあきらめない性格がきっかけで、エリンは某大企業の環境汚染の実態に気づきます。そして、大企業相手に、勝ち目のない裁判へ挑むことになります。果たして、彼女は事務所の信頼と勝利、共に勝ち取ることができるのでしょうか。

セクハラには徹底抗戦!

ブラック企業で横行していることといえばセクハラ。そんなセクハラに対して立ち上がった女性を描いたのが本作です。 シャーリーズ・セロン演じるジョージーは暴力夫に耐えかねて、2人の子供と故郷に戻ります。彼女の故郷ミネソタ州は炭鉱の町でした。女手一つで子供を育てる為、ジョージーもまた炭鉱で働き始めます。 しかし炭鉱の世界は男社会。同僚の男性達は、彼らの世界に入ってきた女性を良く思わず、ジョージーに執拗な嫌がらせを行います。そんな仕打ちに我慢ならないジョージーは、世界で初めてとなるセクハラ訴訟を起こすのです。 本作は1988年に行われた実際のセクハラ訴訟を基に制作されています。今も昔も、セクハラに強く立ち向かう女性の姿は応援したいものです。

巨大企業の裏に隠された不正

不正にまみれたブラック企業が、倒産してしまうのもある種の宿命……本作は売上高13兆億円というアメリカの巨大企業が、いかにして不正を働き、破滅したのかを追ったドキュメンタリーです。 エネルギー卸会社エンロンは、1985年に設立されて以来急成長を遂げていました。しかし2001年に子会社との癒着が報道され、株価が大暴落。その後、あれよあれよと粉飾決済や不正経理などが明らかになり、最初の報道からわずか46日で崩壊してしまったのです。 内部告発する従業員や、解雇されたスタッフなどに焦点をあて、会社倒産に至るまでのストーリーをスリリングに描き出しています。

あなたの会社は大丈夫?

様々な業界、大勢でブラックな会社は存在しています。今回ご紹介した映画を見て、もし共感できたらあなたの会社も危ないかもしれません。 一度転職なり内部告発なり、検討して見てもいいのかも……!?