2018年5月28日更新

【訃報】伊丹十三監督『タンポポ』撮影監督のたむらまさき死去

2018年5月23日、撮影監督のたむらまさきが亡くなっていることがわかりました。享年79。

撮影監督のたむらまさき(田村正穀)が逝去

撮影監督のたむらまさき(別名:田村正穀)が5月23日に亡くなっていたことが明らかになりました。享年79。長年携わってきた青山真治監督など、関係者がtwitter上で明らかにしています。 1939年青森県で生まれたたむらは、1959年以降人形アニメーションの制作に関わったのち、岩波映画製作所と契約。主に小川紳介監督が手掛けるドキュメンタリー映画の撮影を手掛けました。 その後、梶芽衣子主演の『修羅雪姫』(1973)、相米慎二監督の『ションベン・ライダー』(1983)、石井聰互監督(のち石井岳龍)の『逆噴射家族』(1984)などの撮影を担当。 特に、1985年の伊丹十三監督の異色作『タンポポ』は、今なおカルト的な人気を誇る異色作として知られています。

青山真治監督とは、1996年の『Helpless』以降の映画を撮影していることでも知られ、カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞した『EUREKA』(2000)では、クロマティックB&Wという特殊な手法を用い、作品の評価に貢献しました。 また、2014年には染谷将太主演の『ドライブイン蒲生』で75歳にして監督デビューするなど、70歳を超えてもなお精力的な活動を見せていました。