シュワちゃんが世界最強の殺し屋に!映画『キリング・ガンサー』を最速レビュー
史上最強の殺し屋を探し出せ!
言わずと知れたハリウッドの大スター、アーノルド・シュワルツェネッガーが世界最強の殺し屋を演じている映画『キリング・ガンサー』。近年は『アフターマス』などのシリアスな作品が続いていたシュワルツェネッガーですが、今作では『トゥルーライズ』を想起させるようなコミカルでユーモアあふれるキャラクターを演じています。 共演には今作の監督・脚本も同時に務めた、俳優でコメディアンのタラン・キラムらが集結し、幅広い年代が楽しめる、エキサイティングなアクション・エンターテイメントが誕生しました。
手がかりゼロ!最強の殺し屋「ガンサー」を暗殺せよ
世界各国で数々の暗殺を遂行しながらも、その正体は全くの不明とされている伝説の殺し屋「ガンサー」。同じく殺し屋を稼業にしているヒットマン、ブレイクは世界最強の称号を手に入れるために、世界中から優秀で個性的な殺し屋を集めてチームを結成しガンサーの暗殺に挑んでいくが、ガンサーからの猛攻撃は彼らの予想を遥かに上回るものだった……。 ブレイク率いる強豪殺し屋チームと、なにもかもが謎に包まれた殺し屋ガンサーによる攻防戦が笑いを誘う、新感覚アクションコメディです。
主演はあのアーノルド・シュワルツェネッガー
\#標的はシュワルツェネッガー????/
— 映画『キリング・ガンサー』 (@Killing_Gunther) April 17, 2018
標的は世界最強の殺し屋<#アーノルド・シュワルツェネッガー>‼
殺し屋たちの世界最強決定戦開幕????
勝つのは誰だ⁉
『キリング・ガンサー』
7月14日(土)新宿バルト9、梅田ブルク7にてロードショー! pic.twitter.com/Mxi2aDDCy0
映画『ターミネーター』シリーズで一躍脚光を浴び、ハリウッドのメインストリームで活躍を続ける大物俳優、アーノルド・シュワルツェネッガー。日本では「シュワちゃん」の愛称で親しまれ、長年人気を誇っています。 全米ボデイービルダーから自身のキャリアをスタートし、その後俳優へ転身を図った異例の経歴を持ち、その鍛え上げられた肉体と強烈な存在感で注目を集め、肉体派アクション俳優の地位を確立しました。今作では映画『トゥルーライズ』のようなコミカルで疾走感のある世界観を演じ切りました。
豪華な共演者たち
コメディアンとしても活躍するタラン・キラム
お調子者でどこか憎めないヒットマン、ブレイクを演じたのはコメディアンとしても活躍するアメリカ合衆国カリフォルニア州出身の俳優、タラン・キラム。1994年にレスリー・ニールセン主演のパロディ映画『裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱』にて映画デビュー。 その後もテレビドラマへの出演などを経てキャリアを順調に積み上げ、2010年からは全米テレビ番組『サタデー・ナイト・フィーバー』にレギュラー出演し、人気を博しています。 そんな彼は、本作の監督・脚本も担当しています。
『ジャック・リーチャーNEVER GO BACK』などの人気作への出演が相次ぐコビー・スマルダーズ
ブレイクが作った強豪殺し屋チームの一員の美人ヒットマン、リサを演じたコビー・スマルダーズ。『ジャック・リーチャーNEVER GO BACK』ではトム・クルーズの相手役を演じ、大人気SF超大作『アベンジャーズ』シリーズに出演するなど、めざましい活躍で話題を集めるカナダ出身の女優です。 なお、共演者のタラン・キラムは2012年から私生活でのパートナーでもあり、今作では夫婦共演を果たしました。
タラン・キラムの多彩な才能が光る今作
先述の通り、本作の監督・脚本を担当しているのは、ブレイク役として出演しているタラン・キラム。テンポの良いストーリー、観客が思わず引き込まれるシュールな世界観、随所にちりばめられたコメディー要素が胸をくすぐる、俳優とコメディアン、そんな2つの側面を持つ彼ならではの多彩な才能が、今作では存分に発揮されています。 また、製作総指揮は主演のアーノルド・シュワルツェネッガーが務めており、キャスト陣のスタッフとしての側面が大いに試される作品となっています。
ドキュメンタリー風の独特な映像
今作の最大の特徴とも言えるのが、ドキュメンタリー番組風の撮影方法。ガンサーを追う殺し屋チームの追跡番組としてストーリーが進んでいくため、独特の臨場感と味わいのある作品となっているのです。 常のアクション映画およびコメディ映画とはまた少し違った、ノンフィクション風の迫力満点のアクションの中に、思わずクスっとしてしまうような笑いが散りばめられており、そんな独自のテンポ感と新感覚の映像体験にハマること間違いなしです。
個性豊かなキャラクター
美人スナイパーやおちゃめな双子のヒットマン、血が大の苦手な蛇使いなど、個性豊かな登場人物が魅力的な今作。筆者のお気に入りの殺し屋は、アーロン・ヨー演じる毒殺専門の蛇使い。チャーミングで愛くるしい喋り方や出で立ち、殺し屋にも関わらず血を見ると嘔吐してしまうというアンバランスなキャラクター設定が心を掴みます。
大迫力のアクション
コメディー要素が強く終始コミカルなシーンが目立つ今作ですが、アクションシーンの臨場感はさすがシュワルツェネッガー製作総指揮作品と言ったところ。 乗用車が大炎上するド派手な爆発シーンや、コミカルなシーンの途中で突如始まる激しい銃撃戦、終盤のブレイクとガンサーの殴り合いの接近戦など、コメディー映画としての要素をばっちり押さえながら、アクション映画としても楽しめる一作となっています。
2018年7月14日ロードショー!
\#標的はシュワルツェネッガー????/
— 映画『キリング・ガンサー』 (@Killing_Gunther) April 27, 2018
『キリング・ガンサー』
⚡⚡ポスタービジュアル解禁⚡⚡
チラシも間もなく完成????
順次映画館に掲出されますのでお楽しみに!!! pic.twitter.com/m10UIfw7eQ
2017年に本国アメリカ合衆国で公開され、ついに2018年7月14日に日本公開が控えている映画『キリング・ガンサー』。予告動画などはすでに公開されており、そのインパクト大なビジュアルとキャストから注目を集めています。最高のアクション・エンターテインメントをぜひ劇場でご覧になってみてください。