最悪の敵出現!『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のトリビア5選

2018年6月9日更新

“消耗品軍団”の前に現れた最強最悪の敵!アクションスター総出演の「エクスペンダブルズ」シリーズ第3弾『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の小ネタトリビアをご紹介!

お祭り騒ぎの大暴れ!『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のトリビア

前2作からのキャストに加え、ウェズリー・スナイプスやアントニオ・バンデラスといったスターも参加したシリーズ第3作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』。そのなかでも、CIA捜査官役のハリソン・フォードと、敵役ストーンバンクスを演じたメル・ギブソンの参加が大きな話題となりました。 大物スターに加えて、次世代のアクション映画を担うフレッシュな面々も揃った本作の、数あるトリビアの中から厳選(?)した5つを紹介します。

当初は監督をオファーされていたメル・ギブソン

今回の見どころの一つでもあるのが、敵のストーンバンクスを演じたメル・ギブソン。人種差別などの舌禍事件で評判を落としていた彼の、ノリノリ悪役演技が話題となりましたが、当初シルベスター・スタローンは、彼に俳優ではなく監督としてオファーをかけていました。 これは、『パッション』『アポカリプト』でのギブソンの映画監督の腕前を見越してのこと。最終的にギブソンはそのオファーを固辞するも、いざ撮影に入るや否や、彼は元にないストーンバンクスのセリフを自分で付け足した脚本を持ち込んできて、監督のパトリック・ヒューズを大いに困らせたとか。

激ヤセに骨折…散々な目に遭ったパトリック・ヒューズ監督

本作の監督を務めたのは、これが長編映画2作目となるパトリック・ヒューズ。キャリアの浅いヒューズとしては大抜擢となりましたが、超豪華キャスト陣を前にプレッシャーがかかり過ぎたようで、撮影終了時には体重が25キロも落ちてしまったとか。 また、元ボクサーだったヒューズ監督は、本作で女優デビューをはたして緊張状態だった格闘家のロンダ・ラウジーをリラックスさせようと、軽くスパーリングをすることを提案。ところが、ラウジーから本気のパンチをボコボコに食らい、哀れ肋骨を折られるハメに……。 撮影前にスタローンから「君の人生で一番過酷な撮影になる」と言われた通り、心身ともに散々な目に遭ったヒューズ監督。しかしこの経験をバネとしたのか、続く監督3作目のアクションコメディ『ヒットマンズ・ボディガード』を、見事大ヒットに導いています。

スタローンによってカムバックした2人のスター

「エクスペンダブルズ」シリーズでお馴染みの内輪ネタ。今回は、エクスペンダブルズメンバーに新加入したドクター・デス役のウェズリー・スナイプスと、ガルゴ役のアントニオ・バンデラスがその餌食(?)に。 まずドクター・デスは、冒頭で要人暗殺に失敗し収監されていたところをエクスペンダブルズに救出されます。その際に言う「脱税で捕まった」というジョークは、演じるスナイプスが第1作目でオファーを受けるも、脱税容疑で収監されて出演不可になったことにちなんだネタです。 そして、もう一人のメンバーのガルゴがやたらと仕事を欲しがる設定なのは、演じるバンデラス自身、俳優としてのキャリアが低迷していたことによるもの。両者ともまさに、シリーズの発案者であるスタローンによって再起をはたしたと言えましょう。

ハリソン・フォードとジェイソン・ステイサムのやり取りが変なワケ

劇中で、ジェイソン・ステイサム演じるクリスマスが喋り出すと、ハリソン・フォード演じるCIA指揮官ドラマーが、「コイツは何言ってるのかサッパリ分からん。英語で話せ!」と何度かボヤきます。このシーンを観て、クリスマスも英語を話しているはずなのになぜ?と不思議に思った方もいるのでは。 実はイギリス人のクリスマスは、ロンドンの下町イーストエンド界隈で用いられる「コックニー」と呼ばれる訛りの強いイギリス英語を喋っています。だから、純粋なアメリカ人のドラマーには何を話しているのか分からなかったというわけ。もちろんこれも、演じるステイサム自身がイギリス人であるのにかけた内輪ネタです。 なおコックニー訛りのキツさについては、『マイ・フェア・レディ』や当のステイサムも出演する『スナッチ』あたりを観ると理解が深まると思います。

作品の出来に猛省してしまったシルベスター・スタローン

前2作に引けを取らない豪華な顔ぶれとなった『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』でしたが、興行成績は予想より伸び悩みました。理由として、一つにアメリカでは劇場公開の数週間前に本編映像が違法アップロードされてしまったこと。もう一つに、レイティングを前作の「R」(17歳未満は保護者同伴が必要)から、「PG-13」(13歳未満は保護者の同意が必要)に下げたことが挙げられています。 これに関してスタローンは、「レイティングを下げたのは間違いだった」とし、さらに「もし次回作を作る際は、観客の期待に添う物にする」と語っています。また脚本内容について、トレンチ役のアーノルド・シュワルツェネッガーが不満を漏らしていたことからも、次回はよりハードな展開にすることを示唆しました。 作品の失敗点をすぐに認めるのがスタローンの長所。早ければ2019年に撮影開始予定の最新作『The Expendables 4』(原題)に期待しましょう!