2018年7月14日更新

シャイア・ラブーフはハリウッド界きっての変人?【トランスフォーマー】

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何かとお騒がせなシャイア・ラブーフ

「トランスフォーマー」シリーズのサム・ウィットキー役でしられる俳優シャイア・ラブーフ。数々の有名作品に出演しながら、自動車事故や逮捕騒動など話題に事欠きません。 そんな彼の複雑な生い立ちから代表作、過去のお騒がせ事件など気になる情報をまとめました。

シャイア・ラブーフの複雑な生い立ち

シャイア・ラブーフは1986年生まれ、カリフォルニアのロサンゼルス出身です。どことなくエキゾチックな雰囲気はフランス系の父とユダヤ系の母の血筋から来ているのでしょう。 彼が演技を始めることになったきっかけは両親の離婚です。複雑な家庭環境で育った彼は、ある日、とある子役に出会います。その子が、彼が欲しいもの全てを持っていると思い、役者を目指したそうです。 また、辛い環境から逃げ出したいという思いから、コメディアンとしてパフォーマンスを始めます。なんと10歳のころからステージに立っていたそうです。

俳優デビューはディズニーチャンネル

シャイア・ラブーフが役者として頭角を現したのは2000年。ディズニーチャンネルで2000年から3年間放送されたコメディドラマ『おとぼけスティーブンス一家』で主役を演じたのがきっかけでした。 彼が演じたのはスティーブンス家の末っ子のルイス。完璧な兄弟や両親とは違って、バカなことをよくするトラブルメーカーです。彼はこの役で、デイタイム・エミー賞に輝いています。

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「トランスフォーマー」や「インディ・ジョーンズ」シリーズに出演

2007年、シャイア・ラブーフは実写版第一弾『トランスフォーマー』の主役サム役に抜擢されます。同シリーズには2009年の『トランスフォーマー/リベンジ』、2011年の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』にも続けて出演し、旧三部作にわたって主役を演じきりました。 2008年には『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』に出演。1989年の『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に続く19年ぶりのシリーズ新作で、ハリソン・フォード演じるインディアナ・ジョーンズの息子、マット・ウィリアムズ役を演じました。

やりすぎ!?『フューリー』出演時の役作りがすごい

2014年、第二次世界大戦下で戦車フューリー号に乗って戦った兵士達を描いた映画『フューリー』に出演した際、彼のやりすぎとまで言える役作りが話題になりました。 シャイア・ブリーフが演じたのは砲手のボイド・「バイブル」・スワン。他の出演者が特殊メイクで顔に傷を作る中、彼はリアル感を出すために自分でナイフを使って顔を切っていたそうです。 また、戦争中の兵士になりきるため、シャワーを浴びるのをやめて歯も抜いて撮影に臨んでいました。彼にとっては真剣な役作りですが、共演者の中で体臭は不評だったため、彼だけホテルが別だったそうです。

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交通事故で指を切断!波乱に満ちた2008年

2008年2月、シャイア・ラブーフはカリフォルニアで路上喫煙し、警官に違反切符を切られます。出廷を命じられたのですが、当日になって姿を見せなかった為、逮捕状が出させる騒ぎに発展してしまいました。 同年7月、今度は自動車事故を起こします。さらに明らかな酒気帯び運転ということで、今度は逮捕。この事故により、左手の指を2本失うという大怪我をしてしまいました。 ちなみにこの時彼は『トランスフォーマー リベンジ』の撮影中。事故から数週間で撮影には復帰したそうですが、怪我した左手を庇うために脚本が書き換えられたそうです。監督のマイケル・ベイは怪我を映画の話の中に織り込みたかったそうですが、それはかないませんでした。

全然懲りない!?逮捕の連続!

シャイア・ブリーフは2014年6月に、ブロードウェイでミュージカル『キャバレー』の公演中に大声を出したり観客を叩いたりしたことで逮捕されます。 この時も彼は酔っ払っていたそうで、その後すぐにアルコール依存症を治療するためにリハビリ施設に入所。それでも懲りなかったシャイア・ラブーフ……。今度は2015年10月に、公の場で酩酊行為をしたとしてテキサス州で逮捕されてしまいます。 目撃情報によると、彼は泥酔しているか薬物を摂取したかのような雰囲気だったそう。道を走り回ったり道路を横断するなどし、警官の命令を無視し続けたため逮捕され、留置所に入れられてしまいました。

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ひたすら叫ぶ動画が話題に

2015年6月、シャイア・ブリーフがひたすら叫ぶ動画がYoutubeにアップされ、話題になりました。約1分ほどの動画の中で、グリーンの背景を背に、彼は「今やれ!」や、「夢を夢のままにするな。昨日は明日やるって言ってただろう。今やろう!」と言ったようなことを叫び続けます。 この動画は『インディペンデンス•デイ』や『ハリー・ポッター』などの1シーンに合成され、シャイア・ブリーフがいろんな人を励ます映像が出来上がり、世界中の人を笑わせました。 ただの面白企画と思いきや、これは実はアートプロジェクトの一環。ロンドン芸術大学の生徒達が課された課題に彼は協力していたのです。課題の内容は“30秒、100ワード以内で紹介するもののトーンや感情を強調できる映像をつくる”というもの。 完成形は30分ほどの映像ですが、その一部がネット上に公開され、一般人も素材として利用できるようになっていたのです。

自伝的映画『ハニーボーイ (原題)』が2019年公開

2019年、シャイア・ラブーフの波乱に満ちた人生を元に、彼自身が脚本を担当した映画『ハニーボーイ (原題)』が公開されます。 ストーリーはアルコール中毒で犯罪に手を染める父と、子役として活躍する息子が悪化した親子関係を修復していくというもの。シャイア・ラブーフ自身も父親役で出演するそうです。