ジョニー・デップに暴行疑惑。新作『シティ・オブ・ライズ』の公開がキャンセルに
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ジョニー・デップ、暴行疑惑により最新主演映画の公開がキャンセルに!
ダスティン・ホフマン、メリルストリープ主演の往年の名作『クレイマー、クレイマー』を彷彿とさせる、元妻アンバー・ハードの離婚調停バトルが今年1月に終結したばかりのジョニー・デップ。彼の頭上に再び、暗雲が立ち込めてきました。 ジョニー・デップは2018年9月7日に全米公開予定の『シティ・オブ・ライズ (原題)』で主演を務める予定でしたが、同映画のスタッフに対し暴力を振るったことが原因で、公開のキャンセルが決定したと米メディアVarietyなどによって報じられたのです。 『シティ・オブ・ライズ (原題)』は、ジョニー・デップ演じるロサンゼルス市警察の捜査官が、伝説的なラッパー、ノートリアス・B.I.G.の殺人事件をめぐる「謎」を調査するうちに、ロサンゼルス全土を巻き込む組織的な腐敗に直面していくというストーリーの作品。実際に起きた殺人事件を題材とするセンセーショナルな設定により、映画ファンの期待を膨らませていた一本でした。 しかし今回の公開キャンセルにより、鑑賞できるのはもう少し先となりそうです。
ハリウッド随一のスーパースターはどうなってしまうのか?
ジョニー・デップは2018年11月23日に全国公開を予定している『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』にも出演しており、ジュード・ロウ扮する若きダンブルドアのライバル、グリンデルバルド役を演じています。 実はこの際も、元妻との離婚調停においてDVを暴露されたことが発端となり、一部のハリー・ポッターファンから「ジョニー・デップを降ろせ!」との声があがっていました。結果的には原作者のJ・K・ローリングがジョニー・デップを擁護する形で抗議が治められています。 またこの他、自らの資産を管理させていた会社に対し、「詐欺行為、契約不履行、業務上過失」のために訴訟を起こしたものの、逆に同会社によってジョニー・デップの"異常な"浪費癖を暴露され、「ワインや美術作品等の、大量のコレクションの維持・管理のために膨大な額の金を使っている」と逆訴訟まで起こされるという憂き目にあいました。 彼のキャリアの中でも最も代表的キャラクターであるジャック・スパロウは、危険な日常を過ごしながらも物語の終盤で劇的な復活を遂げていましたが、ジョニー・デップ自身はどのような展開を迎えるのでしょうか?全世界から注目が集まりそうです。