2024年3月2日更新

ドラマ『中学聖日記』最終回ネタバレ・全話あらすじ!中学生と教師の恋の結末は?

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1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

2015年4月。子星中学校に若い女性教師・末永聖(有村架純)がやってきました。聖は新任早々、3年生の担任に選ばれます。 ある日、聖は保護者とメールのやり取りをする際に必要な、職員用IDとパスワードが書かれた紙を同僚から受け取りました。しかし、聖が職員室を離れている隙に、何者かがその紙を盗みます。 翌日、聖は学校の廊下で、自身が受け持っているクラスの男子生徒・黒岩晶(岡田健史)に声をかけました。「黒岩君って綺麗な顔してるね」と話す聖。すると晶はいきなり聖の頬を叩き、「頼むからこれ以上イライラさせないで」と言いました。何が起きたのか理解できず動揺している聖と、その場を立ち去る晶。 その頃、誰かが聖のIDを使って、生徒の行動を逐一、保護者たちに報告していました。 後日、三者面談が行われます。晶の番になりましたが、母親の黒岩愛子(夏川結衣)は仕事が忙しくて来られないようです。 夢を持つことの大切さについて語り始める聖。すると晶は突然、「先生は教師に向いてない。教師ごっこは楽しいですか?」と言い出します。聖が「生徒はみんな可愛くて好き」と答えると、晶はさらに「僕のどこが好きですか?」と質問しました。 しばらくして、成りすましメールに気付いた聖は職員用のアカウントを作り直します。 ある日の夜。聖は恋人の川合勝太郎(町田啓太)からプロポーズをされ、笑顔で指輪を受け取りました。

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ネタバレ

一方、晶と他のクラスメイトたちは夜中に家を抜け出し、飲酒しながら花火を始めます。するとローソクの火が燃え広がり、晶は火傷をしてしまいました。 病院に搬送される晶。知らせを受けた聖は勝太郎に送ってもらい、病院へ駆けつけます。幸い、晶は軽傷でした。 その後、晶は学校を休みます。聖は愛子から晶が家出したと聞き、すぐに探しに出かけます。しばらくして、聖は自転車に乗っている晶を見つけました。晶を自宅まで送り届けることにした聖。 車に乗り込んだ晶は、聖にキスをしようとしました。しかしその瞬間、勝太郎から電話がかかってきます。聖は車から降り、勝太郎と喋り始めました。 その頃、晶のクラスメイト・岩崎るな(小野莉奈)は、学校の裏サイトに聖と勝太郎の悪口を書き込んでいました。翌日、教室の黒板にも聖の悪口が書かれています。それを見た聖は生徒たちの顔を見回し、「私は辞めません。頼ってもらえる先生にいつかなる」と宣言するのでした。 ある日、登校中に聖の姿を見かけた晶は、走って聖に近づきます。そして、「先生のこと好きになっちゃいました。もう、どうしていいか分かりません」と、聖に気持ちを伝えるのです……。

2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

晶に告白され、「ありがとう」と軽く受け流した聖。しかしその翌日、「僕のことも先生に好きになってほしい」と言われてしまいます。このままではいけないと思った聖は、晶と距離を置くことにしました。 週末になり、聖は両親を連れて勝太郎の実家を訪れます。この日が両家の初顔合わせでした。しかし勝太郎は仕事が忙しく、「行けなくなった」というメールを聖に送ります。 仕方なく、勝太郎抜きで食事会を始める聖たち。勝太郎との馴れ初めを話した後、聖は「ふさわしい妻になりたいんです。だから今は教師として一人前になることが私の目標です」と語りました。 その直後、勝太郎が実家に帰ってきます。上司の原口律(吉田羊)に、「両家の顔合わせでしょ?そっちに行け。ドタキャンは信用を失う」と言われたからでした。 ある日、るなが晶の自宅にやってきました。晶に好意を寄せているるなは、「末永に本気になるのはやめな。いくら思っても無駄だし、黒岩が傷つくだけ」と晶に告げ帰っていきます。るなが帰った後、晶は「あいつ気持ち悪い。俺と同じくらい」とつぶやくのでした……。

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ネタバレ

体育祭の日。生徒たちが校庭で盛り上がっている中、晶は聖に近づきます。そして手をつかみ、走り出したのです。 聖を誰もいない場所に連れ込んだ晶。「子供扱いしないでください」と怒る晶に対し、聖は「はっきり言うけど、こういうの迷惑だから」と答え、その場を去りました。 結局その後、晶は出場予定だったリレーを放棄し、家に帰ってしまいます。 体育祭が終わり、車で帰宅する聖。その途中で、道端に倒れている自転車を見つけます。近づいてみると、そこには足に怪我を負った晶の姿がありました。 聖は愛子に電話をかけますが、電話に出てくれません。結局、愛子が帰ってくるまでの間、自宅で晶を預かることにしました。家に着いた聖は、晶の傷の手当てをします。 しばらくして、晶は近くのコンビニに出かけて行きました。その晶とすれ違いで、勝太郎が聖の自宅を訪ねてきます。 そして、買い物を終えた晶が帰ってきました。玄関口で勝太郎と晶が対面し……。

3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

勝太郎が晶の方を向こうとした瞬間、晶は建物の影に身を隠しました。聖は突然の訪問に驚きつつも、勝太郎を部屋にあげます。一方の晶は、そのまま自宅に帰りました。 翌朝、聖と勝太郎が家を出ようとすると、ドアノブには晶がコンビニで購入した飲み物がかかっていました。 その日から、晶は聖にそっけない態度を見せるようになります。 しばらくして、るなが晶に告白しました。晶はるなのことを好きではありませんでしたが、その場の流れで付き合うことになります。それを知った聖は、ほっとした様子でした。 一方、勝太郎は上司の律に聖のことを相談していました。どうやら勝太郎は、聖がドアを開ける際に「黒岩くん?」と言ったことが気にかかっているようです。 数日後、聖は勝太郎に黙ったまま、大阪に向かいました。勝太郎の自宅を訪ねると、なぜか律が部屋にいます。勝太郎は、失恋した律のためにタコスパーティーをすることになったと聖に説明しました。 3人でタコスパーティーをする聖たち。勝太郎が外に出ている間に、聖と律は年下との恋愛について語り合いました。

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ネタバレ

3泊4日の勉強合宿。聖は泣いているるなを見つけ、声をかけます。るなは晶に振られてしまったことを話し、「黒岩と何があったんですか?」と聖に聞きました。聖は晶との関係について否定しますが、るなは聖の言葉を信じていません。 しばらくして、晶がクラスメイトの海老原満(川口和宥)に殴りかかります。すぐに教員たちが2人の間に入り、喧嘩を止めました。実は学校の裏サイトに聖の悪口を書き込んでいたのは海老原でした。晶はそれに気づき、海老原を殴ったのです。 その後、晶は愛子が倒れたことを教頭から知らされます。聖は晶を駅まで送ることにしました。 駅についた聖と晶。電車に乗り込んだ晶は、発車直前に聖の手をつかみ、電車の中に引き込みました。 目的地に到着すると、晶は聖に感謝の言葉を伝えます。その後、晶は聖と別れ、愛子が運ばれた病院に向かうのでした。 聖は自分が晶に対して特別な感情を持っていることに気付き始めています。しかし教師と生徒という立場上、許されることではないと理解もしていました。 その頃、勝太郎と律は2人でバーにいました。すると突然、律が勝太郎にキスをして……。

4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

晶のことを目で追ってしまうようになった聖。先輩であり友人の丹羽千鶴(友近)が「生徒だよ。終わるよ、聖」と言うと、聖は「分かっています。これ以上は絶対にありません」と答えました。 しばらくして、聖は勝太郎に「夏休み、とれました。そっちに行っても良い?」とメッセージを送ります。しかし勝太郎はシンガポールへの出張が決まっていたため、断りました。勝太郎が帰国するのは花火大会の日ですが、聖は生徒の見回りを任されているため会えません。 後日、聖は晶の自宅を訪れました。晶が提出した進路希望用紙に保護者のサインが無かったからです。 進路についてしばらく話した後、帰ろうとする聖。すると晶が聖の腕をつかみ、「花火大会が終わったら僕と……」と言い出します。しかしそこに愛子が戻ってきたため、話は中断されました。 夏休みになり、夏期講習が始まります。るなは自分と花火大会に行くことを条件に、晶に聖の携帯番号を教えました。 「花火大会の日、会いたいです。花火が終わるころ、天野崎神社で待ってます」と、聖にメッセージを送る晶。 花火大会当日。日本に帰ってきた勝太郎は、律から花火大会に誘われます。

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ネタバレ

花火が始まると、晶はるなに聖への想いを打ち明けました。するとるなは「黒岩のこと、ぶん殴りたい」と言った後、晶にキスをします。その光景を聖は遠くから眺めていました。 逃げるように走り出した聖。すると律に腕をつかまれます。律は聖に、「川合のこと、好き?もし他に誰かいるなら、それはそれでいいじゃない。川合とちゃんと話して」と言いました。 その頃、自宅にいた愛子は晶の携帯を見つけ、中を確認します。そして晶が聖に送ったメッセージを読みました。 晶が指定した神社に向かう聖。しかし、晶はすでに帰っていました。靴が泥だらけになってしまったため、聖は海に行って靴を洗います。するとそこに、晶がやってきました。 晶は聖に、自分のことをどう思っているのか尋ねます。そして、「今日だけ僕と一緒にいてください。それで僕、先生のこと諦めます」と言い出しました。2人は何度かキスをした後、手をつないで家に帰ります。 しかし聖の家の前には、勝太郎と愛子が待ち構えており……。

5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

晶と手をつないで帰宅した聖。そんな2人のことを、勝太郎と愛子が待ち構えていました。 勝太郎は聖の肩を抱き、そのまま部屋の中に入ります。晶は聖を追いかけようとしますが、愛子に止められました。 その後、聖は勝太郎に今までの経緯を説明しようとします。しかし勝太郎は聞く耳を持たず、「信じてる」とだけ答えるのでした。 翌日、教頭に呼び出された聖は、学校に向かいます。会議室に入ると、そこには愛子の姿もありました。 聖は2人に謝罪し、退職願を提出します。それに対して愛子は、「あの子はあなたへのプレゼントじゃない。あんたの退屈しのぎに、何でうちの晶が利用されなきゃならないのよ」と激怒。 しばらくして、聖が学校を辞めるという噂が広まり始めます。聖の正式な処分は、学校側の審議の後に決まることになりました。 ある日、晶は勝太郎に会うため、大阪に行きます。しかし勝太郎は出張中で、会社にはいませんでした。晶を見つけた律は、「悔しかったら早く大人になれ、少年」と声をかけます。

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ネタバレ

後日、聖は勝太郎に手伝ってもらいながら、引っ越しの準備を進めました。そのことを知った晶は、愛子の制止を振り切り、家を飛び出します。 荷物の搬送が終わり、勝太郎の車に乗り込む聖。車は大阪に向かって走り始めました。 しばらくして、自転車に乗った晶が勝太郎の車に近づきます。勝太郎は晶のことを無視して、アクセルを踏み続けました。「決めたから、進路。そこで、大人になるから!」と叫ぶ晶。 ついに聖が車を止めるよう頼みます。そして、「このまま勝太郎さんと結婚することはできない。彼とも二度と会わない」と告げますが、それに対して勝太郎は、「この先一人になって、全部なくせばいい」と言い放ちます。 そして聖は車を降り、街からも姿を消しました。それから3年が経ち……。

6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

2018年。聖は千鶴に誘ってもらい、千鶴と同じ小学校で教師をしていました。 ある日、橘彩乃(石田凛音)という生徒が転んで怪我をしてしまいます。聖は彩乃を家まで送り届けることにしました。 彩乃の自宅に着いた聖。玄関には男物の靴がありました。部屋の中から出てきた母親の美和(村川絵梨)は、「すみません。わざわざ」と言って、すぐに玄関のドアを閉めてしまいます。 橘家は地元で有名な大地主でした。しかし旦那の親友と浮気してしまった美和は離婚され、現在は実家が持っていた空き家で彩乃と二人暮らしをしています。 後日、聖は同僚の野上(渡辺大)と一緒に、校長先生のマグカップを買いに行きました。するとそこで、聖は成長した晶の姿を見かけてしまいます。晶は気付いていないようでしたが、動揺した聖は慌ててその場から立ち去りました。そんな聖のことを、愛子の友人・上布茂(マキタスポーツ)が遠くから眺めています。 しばらくして、子星中学校のクラス会が開かれました。久しぶりに晶と再会したるなは、晶をプラネタリウムに誘います。 その頃、上布と愛子は聖の話をしていました。聖がまだ教師を続けていると知った愛子は、怒りを隠せません。

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ネタバレ

後日、聖と野上は彩乃の自宅を訪ねます。すると家の中から、「見たっていう人がいるんです。うちの主人がこの部屋に何度も何度も来てるって!」という女性の叫び声が聞こえてきました。 女性は美和に向かって、「人様に後ろ指さされるような人のこと、誰が信じるのよ。人なんて変わらない。過去にやらかした人は、また同じようなことを繰り返す」と言います。その言葉を、聖は複雑な表情で聞いていました。 夜になり、残業している聖に野上が声をかけます。野上は、聖が子星中学校を追い出された理由を知っていました。野上は聖のことを励まし、優しく抱きしめます。 その頃、晶はるなとラブホテルにいました。「忘れさせてあげる」と言って、晶にキスをするるな。 一方、勝太郎は職場で律とキスをしていました。

7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ある日、登校してきた彩乃は眩暈を起こし、校庭で倒れてしまいました。どうやら原因は、栄養失調からくる貧血のようです。 すぐに担任の野上が彩乃の自宅に電話しました。しかし、母親の美和は男に捨てられたショックから立ち直れず、電話に出ません。 夜になり、ようやく美和が学校にやって来ました。「もしまたこういうことがあったら、ご実家に……。彩乃ちゃんに何かあったら心配ですし」と話す聖。すると美和は「実家とは縁を切っています。もし勝手なことをしたら、先生のこともバラします。知ってるんですよ、私」と言い、聖を脅します。 一方、聖が教師を続けていると知った愛子は不安になり、子星中学校の塩谷教頭(夏木マリ)に相談しに行きました。するとその会話を生徒が聞いてしまい、すぐに聖の情報が広まります。 後日、知り合いから聖の居場所を教えてもらった晶は、一緒にいたるなを放置し、走り出しました。 電車やバスを乗り継ぎ、聖が住んでいる町に到着した晶。バスを降りて歩いていると、途中で勝太郎に出会います。 聖の家にデジカメを取りに行こうとしていた勝太郎は、晶に向かって「もう聖には関わらないでくれるか。聖には俺がついてるから」と言いました。その言葉を聞いた晶は、聖と勝太郎が上手くいっているのだと勘違いし、そのまま引き返します。 その頃、聖は彩乃を自宅に連れてきていました。美和が不在で、彩乃は自分の家に入れなくなっていたのです。お腹を空かしている彩乃にご飯を作ってあげる聖。 しばらくして、美和が彩乃を迎えにきます。美和は聖の勝手な行動に不快感を示し、「単なる行き違いですから、そう騒がないでください。余計なこと言われたくないでしょ?先生も」と話しました。

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ネタバレ

翌日、職員室に美和が乗り込んできます。両親に彩乃を取られてしまった美和は、聖が実家に電話したせいだと決めつけていました。そして、「知ってるの、私。末永先生、野上先生とデキてるんでしょ?」と言い出します。 それに対し、野上は「僕が一方的に末長先生に好意を寄せているだけです。それから、娘さんの件を実家に連絡したのは僕です」と話しました。「許さないから」と捨て台詞を吐いて、出ていく美和。 その日の夜、聖の前に晶が現れました。聖が勝太郎と別れていることを知った晶は、「僕、もう18です。今度こそ、誰が反対しても先生に会いに来ます」と聖に伝えます。しかし教師を辞めたくない聖は、「私には大事な生徒たちがいるから。二度と来ないで」と言いました。 終電の時間が近づいていたため、晶は聖に借りた自転車に乗り、駅に向かいます。 翌朝、聖が駅に行くと、自転車のカゴにメモ用紙が入っていました。そこには、「聖ちゃん、会いたいです。黒岩」というメッセージと共に、電話番号が書かれています。 その後、聖は野上に告白の返事をします。「私で良ければ、よろしくお願いします」という聖の言葉を聞いた野上は、笑顔で「こちらこそ、よろしくお願いします」と返しました。 そして2人は学校に向けて歩き出します。するとそこに、愛子がやってきました。

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8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

学校へ向かう聖と野上の前に、愛子が現れました。「晶、来ましたか?ここに」と尋ねる愛子。それに対し、聖は「一度だけ。でもすぐに帰りました」と答えます。途中で野上も口を挟み、聖と交際していることを愛子に報告しました。 ある日、学校に数人の保護者がやってきます。ネットで聖の過去について調べた美和が、その話を誇張して保護者達に広めたのです。 しかし、千鶴が美和に向かって「事実と反しています。こんな個人攻撃しても彩乃ちゃんは戻ってきませんよ。ご自身の問題から逃げないでください」と言うと、他の保護者たちは事情を察知して早々に帰っていきました。 しばらくして、実家に帰ってきた晶は、ポストの中に入っていた父親からの手紙をこっそり持ち出します。そして、愛子に内緒で読み始めました。 その日の夜、晶が再び聖のもとを訪れます。しかし聖に冷たく突き放されてしまった晶は、「僕なら過去をなかったことにはしない。ちょっとガッカリしました、先生に」と言い捨て、その場を去りました。 小学校の学習発表会。彩乃の姿を見に、美和も体育館にやってきます。 発表会が終わった後、美和は彩乃のもとに駆け寄り、「頑張って仕事と家を見つける。また彩乃と暮らせるように」と話しました。その言葉を聞いた彩乃は、「大好きだから。絶対、迎えに来て」と返します。そして親子は泣きながら抱き合うのでした。

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ネタバレ

その後、美和は聖に謝罪します。すると聖は他の保護者もいる中で、「あの噂は本当です。前の学校で、生徒と問題を起こしました」と正直に伝えてしまいます。 すぐに聖の話は拡散され、学校にも苦情の電話が殺到しました。騒ぎが収まるまでの間、聖は職員室で事務の仕事をすることになります。 翌朝、晶が「今までお世話になりました。さよなら」というメモを残し、姿を消しました。 その日の夜、聖が残業していると職員室の電話が鳴ります。電話の相手は晶でした。るなから晶の失踪について聞かされていた聖は、「今、どこ?」と繰り返し尋ねます。しかし晶は場所を教えてくれません。 すると、「山江島行きフェリー」というアナウンスの声が電話越しに聞こえてきました。 フェリー乗り場に急ぐ聖。すでに乗船している晶の姿を見つけた聖は、思わずフェリーに乗り込みます。そして船は、2人を乗せたまま動き始めました。

9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

聖と晶を乗せたフェリーが、山江島に向かって動き出します。 「お母さんには連絡した?心配してるよ、きっと」と話す聖。すると晶は、「僕が自分で連絡します」と言い、聖の前で愛子にメールを送りました。 翌朝、山江島に着いた2人は、晶の父・島崎康介(岸谷五朗)が働いている材木店を訪れます。康介はそこで家具を作り、ネットで販売する仕事をしていました。 13年ぶりに息子と再会した康介は、晶のことを抱きしめます。そして、聖と晶を自宅に連れて行きました。 聖が近所の子供たちと遊んでいる間、晶と康介は2人きりで話します。「母さんには黙ってきた。先生にはちゃんと連絡しろって言われたけど、自分で自分のパソコンにメール打って誤魔化した」と打ち明ける晶。 その頃、愛子は勝太郎に会いに行き、晶が行方不明になっていることを伝えていました。勝太郎はその場で聖に電話をかけますが、留守電になっていて繋がりません。 しばらくして、聖と晶は買い物に出かけます。その帰り道、2人は海岸に立ち寄りました。聖のことを抱きしめ、「守ります、この先ずっと。高校辞めて就職して、ここでもどこでもいいから……」とささやく晶。すると、その言葉を聞いた聖は晶から離れ、「戻ろう。お父さんが待ってる」と言って歩き出しました。

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ネタバレ

夜になり、聖は勝太郎に電話をかけます。そして、晶と一緒にいることを伝えました。すると勝太郎は怒り出し、「ヘタすりゃ犯罪だぞ」と聖に言います。勝太郎は愛子に電話し、「聖と連絡がとれました。息子さんと一緒です」と報告。 その後、聖は康介の家を出て、フェリー乗り場で夜を明かしました。 翌日、暴風雨で海が荒れているため、フェリーが欠航になってしまいました。聖は寝る場所を求めて、キャンプ場に向かいます。 歩いていると、雨が降ってきました。雨の強さは次第に増していき、足元がぬかるんでいきます。次の瞬間、聖は足を滑らせて崖から転落してしまいました。 いくら待っても聖が到着しないため、キャンプ場の人が康介と晶に連絡をします。すぐに家を飛び出し、キャンプ場に向かう晶。 聖は足をけがしていました。晶は急いで聖のもとに駆け寄り、近くにある小屋まで運びます。 小屋の中で2人きりになった聖と晶。ついに聖は泣き出し、「苦しい。どうしたら忘れられるの?黒岩くんが好き」と言い出します。そして、晶は聖に近づき、キスをしました……。

10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

キャンプ場で一夜を明かした聖と晶。2人は船に乗り、東京に帰ります。 港で待ち構えていたのは、上布と聖の母・里美(中嶋朋子)でした。愛子から事情を聞かされている里美は、聖の頬を思いっきり叩きます。 翌日、里美は聖を連れて愛子の家に行きました。何度も頭を下げ、聖の代わりに謝罪する里美。しかし聖は、「黒岩君が好きです。約束します、黒岩君の生活を妨げるようなことはしません。お許しいただける日まで……」と愛子に言います。 そんな聖に対し、愛子は「晶はまだ高校生、未成年です。あなたは教師です。責任を問われるのは当然ですよね?これ以上は、しかるべき措置を取ります」と話しました。 その後、聖は教師をやめて実家に帰ってきます。一方の晶も、数年ぶりに実家で暮らすようになりました。 しばらくして、聖の前に勝太郎が現れます。いきなり聖に抱きつき、「一緒に来いよ、海外赴任。原口さんとは別れた。どうしても放っておけない」と話す勝太郎。しかし聖には、勝太郎とやり直す気はもうありませんでした。 翌日から、聖は家探しと就職活動を始めます。新居の契約に必要な保証人のサインは、律にお願いすることになりました。

ネタバレ

ある日の夜、聖の携帯に晶から電話がかかってきます。「最初は嬉しかったけど、なんか引いた。冷めた。先生とのこと今は考えられない。もう、こういうのやめよう?」と言い、一方的に電話を切る晶。 後日、聖は律に連れられ、晶が参加している大学説明会に行きました。そして晶に近づき、声をかけます。すると晶は、「また学校、俺のせいで辞めて……。何で辞めたこと黙ってたんですか?僕には何もできない、離れることしか。先生やめてほしくないんです」と聖に言いました。 その直後、晶は人ごみの中に愛子の姿を見つけます。聖の腕をつかみ、慌てて走り出す晶。 大学から離れた場所まで逃げてきた2人は、「この先ずっと、隣にいたい」とお互いに言い合いました。するとそこに警察がやってきます。 身分証明書を確認した後、「未成年者の連れ去りがあったと、110番通報がありました。署までご同行願えますか」と聖に告げる警察官……。

11話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

未成年者誘拐罪の疑いで、取り調べを受けることになった聖。警察に通報したのは愛子でした。「未成年者が承諾していたとしても、監護者である親御さんの意志に反していれば罪は成立します」という警察官の言葉を聞き、聖はようやく事の重大さに気づきます。 その後、聖は母親の里美からも責められ、徐々に精神的に追い詰められていきました。 そんなある日、愛子の代理人弁護士が聖の前に現れます。「私、末永聖は今後、黒岩晶さんとの一切の連絡、接触を断ちます」と書かれた誓約書を受け取る聖。そして、弁護士から「提出期限は1週間です」と告げられました。 数日後、律の妊娠が発覚します。何も知らなかった勝太郎は驚きを隠せません。 しばらくして、愛子と弁護士が聖の話をしていると、そこに晶が現れました。誓約書の件を知った晶は、聖の家に急ぎます。しかし、聖はドアを開けませんでした。 翌日、ついに聖は晶と離れる覚悟を決めます。そして、署名捺印した誓約書を愛子に手渡しました。 その日の夜、愛子は晶に誓約書を見せ、「これが先生の答えだから。あなたに何が出来る?この思いに、どう応えられる?考えなさい、晶」と言いました。

ネタバレ

その後、タイで日本語教師をするため、タイ語の勉強を始める聖。 ある日、聖は勝太郎に促され、1人で観覧車に乗り込みます。すると、観覧車の下にいる律から電話がかかってきました。しばらく喋った後、律は携帯を晶に渡します。 聖の幸せを願い、「もう会わない。連絡もしない」と宣言する晶。それに対し、聖は「黒岩君が私を変えてくれた。会えてよかった」と感謝の言葉を伝えました。 そして、2人はスッキリした顔で別々の道に向かって歩き出します。 一方の勝太郎は、律と一緒に人生を歩んでいく覚悟を決めました。律は「一人前になって、帰って来い」と言い、勝太郎を海外赴任に送り出します。 それから5年の月日が流れ……。愛子は金庫に入れていた誓約書を取り出しました。 しばらくして、聖の前に晶が現れます。晶が誓約書を返すと、聖は笑顔になって晶に抱きつきました。そして2人は綺麗な夕日の中、幸せそうに見つめ合います。

『中学聖日記』のキャスト一覧

婚約者と生徒の間で揺れる教師・末永聖役/有村架純

有村架純
     

「中学生との禁断の恋に落ちる教師」を演じたのは、そのイメージとは大きく異なる印象の有村架純。単独ドラマ主演は本作が初であり、また朝ドラ『ひよっこ』以来1年ぶりのドラマ出演となりました。 有村演じる末永聖は、念願の教師になるものの、真面目な性格がある意味災いし上手くいかない日々。大学時代にサークルで出会った恋人・勝太郎と婚約しますが、完璧な彼と自分を比較し落ち込むこともあります。 そんな中、まっすぐな気持ちを向けてくる生徒の晶に惹かれ始め、禁断の恋に落ちていくのです。

教師に一目惚れする生徒・黒岩晶役/水上恒司(岡田健史)

岡田健史
      

婚約者がいることや、恋をしてはいけない相手であることを知りながらも聖に想いを向ける生徒・晶を新人の岡田健史が演じました。 岡田は1999年5月12日生まれの23歳でオーディション合格当時は19歳、本作で芸能界デビュー。その後様々な作品に出演し、2021年には『第44回日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞しました。2022年8月には芸名を「岡田健史」から本名である水上恒司へと改名をして話題になりましたね。 ドラマの内容だけでなく、「今時の子にはあまりないような純粋な魅力がある」という理由で抜擢された岡田の演技にも注目が集まりました。

大人で完璧な婚約者・川合勝太郎役/町田啓太

町田啓太

聖と大学時代から交際しており、現在はエリート商社マンとして働いている完璧な婚約者・川合勝太郎を演じたのは町田啓太。 町田は劇団EXILEに所属しており、舞台やドラマで大活躍中の俳優。大河ドラマ『青天を衝け』で演じた土方歳三はカッコ良すぎると話題になりました。他にも様々な人気作に次々と出演し、演じる役柄の幅広さも魅力のひとつです。

黒岩晶に恋をする同級生・岩崎るな役/小野莉奈

聖の生徒であり黒岩晶に一途に恋をする同級生を演じたのが小野莉奈。負けず嫌いな性格で自分の道を突き進む強い女の子です。黒岩晶が聖に思いを寄せていることに気がつきながらも猛アタックを続けます。 FLaMmeに所属しており、本作の主人公聖を演じた有村架純の後輩になります。第35回東京国際映画祭アジアの未来部門出品作品であり、2023年2月23から公開予定の映画『少女は卒業しない』にも出演している今注目の若手女優です。

厳しい指導で知られる教頭・塩谷三千代役/夏木マリ

夏木マリ
        

聖が務める子星中学校の教頭、塩谷三千代を演じたのは夏木マリ。新人教師である聖に対し、厳しい目で指導をするという役柄で、通称「塩バァ」と呼ばれています。 夏木マリといえば、その存在感のあるキャラクターを武器にさまざまな個性的登場人物を演じてきた女優です。テレビドラマでは「医龍」シリーズの鬼頭笙子や、NHK連続テレビ小説『カーネーション』にて主人公・糸子の晩年期役でも知られていますね。2023年2月現在TBSで放送中の火曜ドラマ『夕暮れに手をつなぐ』にも出演しています。 今回は普段の若々しい印象から一転し、原作の塩バァを表現するような絶妙な髪型のウイッグを付け役柄に挑みました。

聖の良き相談相手・丹羽千鶴役/友近

友近
                

原作には無いドラマオリジナルの登場人物・丹羽千鶴役にはお笑い芸人の友近が抜擢されました。小学校の教師であり、聖の教育実習を担当していた関係で、今では良き相談相手に。 お笑い芸人として知られる友近ですが、元々は一人コントを得意とした芸風のため、近年はドラマや映画にたびたび女優として出演。2018年には映画『嘘八百』にて中井貴一とW主演の佐々木蔵之介の妻として参加しています。

禁断の恋に落ちる息子を案ずる母・黒岩愛子役/夏川結衣

晶の母親であり、アジア雑貨輸入販売会社を営む黒岩愛子を演じたのは夏川結衣。シングルマザーとして晶を育てた経験から、息子の禁断の初恋を案じます。 『non-no』のモデルやキャンペーンモデルなどを経て、1992年に女優としてデビューした夏川。その圧倒的な透明感と美しさで話題となり、その後数々のドラマや映画の出演を重ねています。 今回の『中学聖日記』では大切に育てあげた息子が反抗期を迎え、年上の教師に惹かれてしまう姿に母親として悩む姿が描かれました。 未成年者との恋愛を主軸に置いた禁断のラブストーリーにおいて、当事者の母親としてどのように息子と向き合って行くのかも、注目ポイントと言えるでしょう。

晶の母が経営する会社の部下・上布茂役/マキタスポーツ

晶の母・愛子が経営する会社で部下として働く上布茂を演じたのは、マキタスポーツ。 愛子から、部下としてだけではなく私生活においても信頼を寄せられている人物とあって、どのように聖や晶と絡んでくるのかが注目されました。 元々はお笑い芸人として活動するマキタスポーツですが、ミュージシャンや俳優としてもその活動の幅を広げている注目の人物です。 2012年公開の『苦役列車』ではブルーリボン賞新人賞と東京スポーツ映画大賞新人賞を受賞。また2017年の大河ドラマ『おんな城主直虎』にも盗賊団・龍雲党の「モグラ」として出演を果たしています。

バリキャリ帰国子女でバイセクシャル・原口律役/吉田羊

吉田羊
       

聖の婚約者・勝太郎の会社の先輩・原口律を演じたのは演技派女優の吉田羊。“孤高のバリキャリ”と評され、帰国子女でありながらバイセクシャルでもある、という難しい役どころでした。 遅咲きのブレイク女優として近年主演作も増えてきている吉田は、2014年月9ドラマ『HERO』の馬場礼子役に抜擢されたことでその知名度を上げました。 第40回報知映画賞助演女優賞やブルーリボン賞助演女優賞の受賞、有村架純と親子役で共演した映画『ビリギャル』では第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞も受賞し、名実ともに人気女優の一人に。 そんな吉田が演じた今回の難しいキャラクターも、作品における大切な役割となりました。

【原作】漫画との設定の違い

原作タイトル 『中学聖日記』
原作者 かわかみじゅんこ
掲載誌 FEEL YOUNG
単行本巻数 全6巻

ドラマ『中学聖日記』の原作は、かわかみじゅんこによる同名漫画です。原作は「FEEL YOUNG」で連載されていたもので単行本も出版されており、現在は完結していて全6巻になります。原作とドラマは内容や設定に違いがあります。 千鶴や野上、上布や晶のお父さんは原作には出てこないドラマオリジナルキャラクターで、ドラマで描かれた晶の母・愛子の不倫エピソードも原作には出てきません。またドラマでは教師の聖視点の物語が描かれましたが、漫画は中学生の晶視点。 このようにキャラクターの背景や登場人物がドラマと漫画で異なっている点は注目してほしいところです。

『中学聖日記』の最終回ネタバレ・全話あらすじを結末まで解説

有村架純を主演に、教師と生徒と言う禁断の恋愛を描いた『中学聖日記』。その際どいテーマから話題を呼び、ラブストーリーの行く末には、涙したファンも多くいたとか。 有村はもちろん、本作でデビューとなった岡田(現水上)にも注目が集まりました。町田啓太や小野莉奈など現在注目されている俳優陣たちも多数出演している作品ですので見たことがない方はチェック必須です!