2023年3月22日更新

『夕暮れに、手をつなぐ』あらすじネタバレを最終回まで!結末はどうなる?【広瀬すず×永瀬廉】

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夕暮れに、手をつなぐ

『夕暮れに、手をつなぐ』が火曜ドラマ枠(毎週火曜夜10時)で放送スタート。 愛おしい時間をともに過ごす23歳の男女を、広瀬すずと永瀬廉が演じます。本作は、脚本家・北川悦吏子がオリジナルで描く、青春ラブストーリーの集大成。 本記事では、ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』の各話あらすじネタバレとキャストを紹介していきます。

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『夕暮れに、手をつなぐ』のあらすじと見どころ

九州の片田舎で育った野生児のような女の子・浅葱空豆は、婚約者である幼馴染を追って上京します。その先で出会ったのは、音楽の道で成功を夢見る都会育ちの平凡な男の子・海野音。2人が運命的な出会いを果たすことからこの物語は始まります。 それっきり、もう二度と会うことはないと思っていた2人ですが、なぜか東京の片隅で下宿生活を送ることに……。天真爛漫な空豆と過ごすうちに、音は諦めかけていた音楽の夢ともう一度向き合うように。空豆もまた、音と過ごすなかで刺激を受け、ファッションに目覚めていきます。 23歳の大人でありながらまだ何者にもなれていない2人。一つ屋根の下でそれぞれが持つ夢を追いかけ、笑い合い、励まし合い、ときにはケンカをしながら大切な時間を紡いでいきます。それはまるで、昼でも夜でもなく「夕暮れ」の時間にいるような、曖昧でかけがえのないひととき。 まだ恋に気づかない、夢追う2人がおりなす世界で1番美しいラブストーリーが今、始まります。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

2022年の春。音(永瀬廉)は空豆(広瀬すず)と横断歩道で同時にイヤホンを落とし、2人は出会います。 2023年の冬。空豆は夜行バスで東京へ。空豆は公園の噴水で顔を洗い、偶然音がスマホを噴水に落としそうになったところをキャッチ。すると噴水の水が噴き出し、空豆はびしょ濡れになってしまったのです。しかし空豆は、「すぐ乾くけん!」とその場を後にしました。 空豆は、カフェで婚約者の翔太(櫻井海音)と待ち合わせます。しかし翔太は突然、「結婚の話はなかったことにしてほしい」と言い出しました。翔太は他に好きな人ができたとのこと。2人は幼馴染で、1ヶ月後に結婚式を控えていたのです。

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ネタバレ

空豆は呆然とし、貯めてきた結婚資金を使ってホテルの最高級の部屋を予約。自棄になりホテルでお酒と高級料理を飲み食いします。そこには、レコード会社の真紀子(松本若菜)に作った曲を聴いてもらっている最中の音もいたのでした。音がトイレに立った時、音は酔っぱらった空豆を発見したのです。 その帰り、空豆は翔太にもらった指輪を橋の上から落としそうになり、見かけた音は空豆が自殺すると考え「早まるな!」と助けます。空豆は久しぶりのおんぶに涙を流し、肘をすりむいた音をホテルの部屋へ。音は広すぎる部屋に驚き、空豆は翔太とのことを音に聞いてもらうことに。 そして空豆は、明日翔太に会いに行くから一緒に来てほしいと頼んだのです。 翌日空豆と音は、翔太の自宅へ。すると彼女らしき七海(横田真悠)という女性が応対し、空豆は「彼女ですか」と質問攻め。翔太は「もう空豆のことは愛してない」と言い切り、空豆は部屋を飛び出していったのです。 その後、空豆の結婚を楽しみにしている祖母のたまえ(茅島成美)に連絡した空豆は、破談したことを言い出せず……。音と空豆は、その日夕暮れまで一緒に過ごし別れました。 空豆は、夜初めてのサウナへ。その後、なぜか音の下宿先に空豆がやってきます。なんと空豆はサウナに入りすぎて体調を崩し、音の下宿先の響子(夏木マリ)に助けてもらい、音と再会したのでした。

吹き出し アイコン

広瀬すず演じる空豆が破天荒すぎてついていけるか不安(笑)
でもこの役を演じ切る広瀬すずって改めてすごい。そしてかわいい。

吹き出し アイコン

映画とかMVみたいな雰囲気の映像と相まって、れんれんのかっこよさが際立つ……これからラブストーリーに展開していくと思うだけで泣ける……

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

空豆(広瀬すず)は、音(永瀬廉)も住んでいる響子(夏木マリ)の下宿先で暮らすことに。響子は空豆に、蕎麦屋の仕事も用意していました。空豆は、蕎麦屋店主の博(酒向芳)の娘、千春(伊原六花)に仕事を教えてもらい、千春とすっかり仲良くなった様子。 その頃音は、バイト先のカフェで響子の息子・爽介(川上洋平)と再会。爽介は起業家として活躍しています。一方空豆は、実家から300万のエレベーター設置費を請求されることに。翔太(櫻井海音)が空豆の祖母・たまえ(茅島成美)のためにと注文したのですが、代金の請求は空豆へ。どうやって支払おうかと頭を悩ませた空豆ですが、港区女子になって婚活しようと千春に誘われます。 音は真紀子(松本若菜)に呼び出され、旅館のCMに曲をつける仕事を提案されます。その後、人気のユニット、ズビダバのマンボウ(増田貴久)とアリエル(内田理央)を紹介されました。マンボウが席を外した途端、アリエルは音に急接近しますが、その真意は分からずでした。 帰宅した音に、空豆はマッチングアプリに登録したと報告します。音は「恋愛とかちょっといいかな」と、今は恋愛する気持ちがない様子でした。

ネタバレ

そんな音はバイト先で突然、「一目惚れしたの、電話くれない?」と美女(田辺桃子)から番号を渡されます。その夜音は、爽介に真紀子に頼まれて作った曲を聴かせました。爽介の推しもあって仕事を引き受けた音ですが、真紀子から10人くらいのコンペであることを聞かされ……。 一方たまえの元には、翔太が謝罪に来ていました。その頃空豆は、爽介と異業種交流会という名の婚活パーティーへ。しかし場に馴染めず、爽介は空豆と交流会を抜け出します。音はバイト先でもらった電話番号に、電話をかけることに。「待ってました」と、その美女は電話に出ました。 爽介と空豆はドライブを楽しみ、空豆は母親がトイレに行っている間に捨てられたことを打ち明けたのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

空豆(広瀬すず)はたまえ(茅島成美)に、地元に帰ってくるよう言われます。すると空豆は東京でいい男を見つけたと言い、爽介(川上洋平)に「私と結婚しませんか?」と突然逆プロポーズ。爽介も「結婚しますか」と答えました。 空豆は響子(夏木マリ)から水族館のチケットをもらい、爽介と行く気満々。すると水族館で、女性と来ている音(永瀬廉)を見てしまいます。その後爽介は、水族館で買ったクラゲの指輪を空豆にプレゼントしました。 音は、電話番号を渡されたセイラ(田辺桃子)と水族館に来ています。その最中、真紀子(松本若菜)から音の曲がコンペで決まったという連絡を受けました。セイラは母親ががんだと言い、音をホテルへ誘います。音は断りますが、電話したいというセイラに「いいよ」と言ってしまうのでした。

ネタバレ

空豆は爽介のことを音に報告するも、音は不機嫌。そして翌日、響子は爽介にはニューヨークに女がいて、別れるために日本から嫁を連れていこうとしていることを空豆に伝えます。空豆はすでに爽介と結婚する気満々。響子は結婚を辞めさせようと、音に託したのでした。 たまえも結婚に乗り気になってしまい、音と響子は空豆に爽介の現実を突きつけます。爽介は空豆に謝罪し、空豆も「300万出してほしかっただけ……」と告げました。その頃、空港にはトップデザイナーの塔子(松雪泰子)が到着します。 空豆の元にはたまえからチケットが送られていましたが、空豆は音に「母親のことは話したくない、いつか話すかも」とのこと。その後空豆は、着てみたかったウエディングドレスの前で立ち止まります。音はそんな空豆を見て、「帰るなよ。いろよ」と言い2人は見つめ合ったのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

空豆(広瀬すず)と音(永瀬廉)はドレスを見ながらいい雰囲気になりますが、犬の邪魔が入って現実に。朝まで居酒屋で飲み明かし、空豆は響子(夏木マリ)に東京で何かを見つけることを宣言。たまえ(茅島成美)にもらった帰りの航空券を、破り捨ててしまいました。 空豆がまたドレスを眺めていると、店員にもうドレスが売れてしまったと言われます。しかし内緒でドレスを着させてもらった空豆。ここで働きたいと言うも、人手が足りていると断られ……。代わりに、オスカー・デ・ラ・レンタなどブランド名を教えてもらうことに。 帰宅した空豆は、クリーニングから返ってきた響子のワンピースに興味津々。ついハサミを持ち出し、服を解体し始めたのです。服はバラバラになってしまい、音と何とかごまかそうとしますが響子にすぐバレてしまいました。しかしその服は響子が売ろうと思っていたものだそうで、空豆は安心します。

ネタバレ

空豆と音は、連帯責任で銭湯の風呂掃除をすることに。しかしいい雰囲気になっても、すぐに水の掛け合いになってしまい……。翌日、空豆は1人で伊勢丹に行き、たくさんの服を見て回ります。 帰宅した空豆は、服のデザインを紙に描き始めます。響子に言われ1番気に入った服を描いたのですが、響子はその服が美大時代の同級生・徹(遠藤憲一)のブランドの服であることに気づきました。 響子は徹に会い、空豆を雇ってもらえないか頼むも断られてしまいます。その頃空豆は、こたつで眠る音の寝顔を描き、そっとキスをしました。翌朝、音は夢で「唇になめくじが這う夢を見た」と発言、空豆は、音を「許せん……」と睨みつけたのでした。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

空豆(広瀬すず)は響子(夏木マリ)の紹介で、徹(遠藤憲一)の面接を受けることに。その様子を見ていたパタンナーの葉月(黒羽麻璃央)は、採用を迷っている徹に空豆のことを推していました。 その頃音(永瀬廉)は、真紀子(松本若菜)にユニットを組む相手を紹介されます。しかしその相手は歌が下手で、スポンサーの娘。音は怒り、その姿を見た真紀子は音が変化していることに気づきました。 空豆は無事、徹のブランドであるアンダーソニアに採用が決まります。一方真紀子は、歌がうまい友人・真子(馬場園梓)を会社に呼んで社長に直接歌を聴かせ、社長を感動させるという作戦に出ることに。

ネタバレ

音に頼まれて手伝いにやってきた空豆は、真子の服が地味だと気づきます。すぐに生地を買いに行き、空豆はその生地を巻きつけて即興でドレスにしてしまいました。社長が会社に来る時間に盛大なライブを行い、この作戦は見事成功します。 夜、空豆は母の塔子(松雪泰子)が自分を捨てて服の道を選んだことを思い返していました。眠れなくなった空豆は、こたつへ。そこでは音が寝ていて、空豆は足で蹴って音を起こします。音は空豆とのこの「90度」が今の自分たちの距離だと、改めて感じていたのでした。 空豆は初出勤し、掃除や買い出しなど雑用をこなします。夜、葉月は空豆を誘ってウインドウショッピングへ。葉月は、空豆には才能があると見込んでいる様子。 その後千春(伊原六花)の蕎麦屋に行った空豆と葉月。しかしそこには音と真紀子がいて、空豆と音は気まずい雰囲気になってしまったのでした……。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

音(永瀬廉)と真紀子(松本若菜)の前にやってきた歌姫とは、アリエル(内田理央)でした。マンボウ(増田貴久)が引退してしまい、新たにスタートするとのこと。そこに葉月(黒羽麻璃央)と居合わせた空豆(広瀬すず)は、「あの暗めのイケメン好きなの?」と問われたのでした。 空豆が塔子(松雪泰子)の娘だと知った徹(遠藤憲一)は、空豆が天才画家と天才デザイナーのサラブレッドであることに驚きます。一方音の前に現れたアリエルは、髪を短く切って名前もソイに変更。音とのデビューに前向きになっていました。 徹は空豆の仕事ぶりに感心するとともに、なかなかデザイン案が浮かばずイライラ。深夜の2時に徹から連絡を受けた空豆は、すぐに会社へ。2人で服を作り始めたのです。

ネタバレ

翌日、俳優の犀賀(大友康平)がアンダーソニアにやってきます。犀賀は車いすのため、徹のパンツを試着しますが皺が入ってしまい……。すると空豆はいきなりハサミを持ち出し、徹のパンツを切り始めます。白い生地と組み合わせてスカートにすることを思いつき、すぐに服を作り始めました。 徹は空豆の行動に、末恐ろしさを感じます。香織(田中真琴)と言い争いになった空豆は謹慎処分を受け、2週間で服をデザインして提出するという課題を与えられました。 その頃音はレコーディング当日を迎えますが、ソイが来ません。なんとソイは、マンボウと結婚すると言い出したのです。ソイは本当は髪も切っておらず、音のデビューは振り出しに戻ったのでした。 空豆は公園で、ハープを弾きながら歌う女性に惹かれます。空豆は音に連絡し、公園にすぐ来るよう指示。音はその女性がセイラ(田辺桃子)であることに驚き、空豆は「歌姫にいいんじゃなかと?」と音に伝え……。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

空豆(広瀬すず)と音(永瀬廉)は、セイラ(田辺桃子)を歌姫として真紀子(松本若菜)に紹介します。空豆はセイラが歌を歌う時の服をデザインしたいと言うも、セイラは自信がないと言い……。しかし真紀子もセイラのことを気に入り、無事レコーディングを迎えました。 空豆はおはじきを見て、おはじきのような服を作りたいと思いつきます。それから空豆は服作りに没頭しました。一方音は真紀子に、「この世界で生き残りたい。一生音楽で食べていきたい」と決意をあらわにします。 真紀子は、セイラがいつも左手首にブレスレットをつけていることが気になる様子。セイラと2人きりになった音は、「俺が助けるから」とセイラに寄り添います。その頃空豆は服作りに熱中していましたが、音とセイラがいないことにどこか寂しさを感じていて……。

ネタバレ

こうして空豆の衣装が出来上がり、セイラは空豆の衣装を来てミュージックビデオの撮影を行います。セイラは手首の傷をファンデーションで隠したものの、なかなか綺麗に消せません。そして撮影が始まりますが、セイラは過呼吸を起こしてしまい……。 セイラは母親に「気持ち悪い」と言われ、手首を切ったことを空豆と音に告白します。空豆と音は「ずっと一緒にいるよ」とセイラに寄り添い、セイラも笑顔の空豆に安心感を抱くように。 出来上がったミュージックビデオは700万回再生を超え、セイラの衣装を見た徹(遠藤憲一)は、空豆の衣装を次のコレクションに加えました。真紀子はセイラに、保育園の仕事を辞めてほしいと伝えます。そして真紀子は、音にあるお願いをしました。 夜、音は空豆と響子(夏木マリ)に家を出ていくと宣言。真紀子の考えで、女の子と下宿するのはよくないと頼まれたとのこと。空豆は「気取ってる」と怒るも、音は「離れても俺たち何も変わらないから」と空豆に伝えます。 空豆と音は、2人で寝そべります。そして2人の手が近づき、手を繋ぎました。「こうして花火見ようよ」と約束した2人ですが、音は「2人の夏は来なかった」と呟いて……。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

音(永瀬廉)は歌番組の出演が決まり、ついに顔出しをすることに。一方空豆(広瀬すず)は、コレクションに出した服を見たスポンサーから、空豆のコレクションを開きたいと依頼が……。空豆が大喜びする中、徹(遠藤憲一)は自身のコレクションのデザインが思い浮かばず、悩んでいました。 音の引っ越し前日。音は空豆に気持ちを伝えようとしていました。しかしタイミングを逃し、空豆はコレクションのテーマが思いついたと仕事モードに。今度こそ告白しようと思った時、音のミュージックビデオの動画に塔子(松雪泰子)からメッセージが届いたのです。 そこには空豆のデザインを褒めるとともに、「何かあったら連絡を」と書かれていて……。空豆は「何を今さら」と複雑な気持ちになります。音は再び告白のタイミングを逃し、空豆も「何でこんな時に出ていくと……」と涙を浮かべます。

ネタバレ

音の引っ越し当日。空豆は音を盛大に見送り、2人は出会った日のことを思い返します。結局音は気持ちを伝えられず、空豆は仕事に没頭しました。 音がセイラ(田辺桃子)と歌詞を相談している時、セイラのパソコンには大量の空豆の画像が……。セイラは、慌ててパソコンを閉じました。 一方徹は全くデザインが思い浮かばず、焦ります。その時、空豆が忘れたデザイン画を見てしまいました。翌日、徹はコレクションのテーマを完成させます。なんとそれは、空豆が考えたテーマとデザイン画だったのです。 反発する空豆ですが、徹は「頼む、お前のアイデア全部俺にくれ」と空豆に土下座したのでした。 空豆は泣きながら音に電話しますが、音は出ません。音のいるスタジオに向かった空豆は、空豆は音とセイラが抱き合っているところを見てしまい……。雪が降る中、空豆はうずくまって涙を流していたのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

音(永瀬廉)の携帯には、空豆(広瀬すず)から大量に着信履歴が入っていました。セイラ(田辺桃子)は咄嗟に、「空豆、葉月(黒羽麻璃央)と付き合うことになったんだって」と音に嘘をつきます。セイラはフラれた者同士と泣き出し、音に抱きしめられます。空豆は、その場面を見て逃げ出してしまったのでした。 徹(遠藤憲一)がデザインを盗んだと知った葉月は、徹にデザインを返すよう訴えるも徹は聞く耳を持ちません。空豆も葉月もアンダーソニアを辞めましたが、コレクションのスポンサーも下りてしまい……。さらに音たちの衣装制作も別のスタイリストが担当することになり、空豆は全てを失ってしまいました。

ネタバレ

空豆は響子(夏木マリ)に、塔子(松雪泰子)に頼るよう助言されます。空豆は音から塔子の連絡先を聞くことに。音は「空豆、俺、お前のことが好きだった」、空豆も「音、私は、音が好きだ」とそれぞれLINEを送ります。しかし2人ともお互いがLINEを見る前に、メッセージを取り消ししてしまい……。 塔子と再会した空豆。空豆はデザイン画を塔子に見てもらい、「悪くないんじゃない」と言われます。「お金貸してほしいと」と空豆が塔子に言うと、塔子はパリでコレクションをやろうと言い出しました。塔子は、空豆のおはじきのドレスを見たときからスカウトしようと思っていたと明かしたのです。 葉月も、パタンナーとして空豆に同行することに。一方徹は、コレクションのテーマを変えたことを空豆に伝え、パリに行く空豆を「頑張れ」と応援しました。その夜、空豆はテレビに出演する音とセイラを見つめていて……。 空豆は響子の策略で、音と2人で食事をすることに。2人は花火をし、気持ちを伝えきれないまま別れの時間を迎えます。帰り際、空豆は「手を伸ばしたら届く?音に届くと?」と手を伸ばし、音は「届くんじゃない」と空豆を抱きしめました。 2人は「忘れんでね」と涙を流しながら、抱き合っていたのでした……。

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最終話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

空豆(広瀬すず)は塔子(松雪泰子)と共に実家に帰り、たまえ(茅島成美)にパリ行きを報告します。空豆は塔子のブランド名「コルザ」が、フランス語で「菜の花」という意味であることを知ったと話しました。菜の花は、2人にとって思い出の花だったのです。 葉月(黒羽麻璃央)はセイラ(田辺桃子)に、「音(永瀬廉)とはうまくいってるの?」と聞きます。セイラはその時、空豆が自分と音のハグを見て付き合っていると勘違いしていることを知りました。 セイラは音に、空豆と葉月が付き合っていると嘘をついたことを謝罪。空豆が勘違いしていることを伝え、最後に空豆に気持ちを伝えるよう話しました。しかし音はレコーディングを優先し、「紅白決まったらあいつが俺たちの衣装を作る」と今頑張ることを決めます。 こうして、空豆と葉月はパリへと旅立って行きました。

ネタバレ

3年後、空豆は実家に戻っていました。空豆はパリが合わず心が窮屈になり、塔子が日本に返したのです。空豆は徹(遠藤憲一)と再会し、葉月はパリに残ってコルザでパタンナーをしていると報告。空豆はパリでデザインに追われ、「誰のために何を作っていいか分からなくなった」と徹に明かしました。 その後音とセイラの紅白出場が決まり、セイラは空豆に「空豆のこと恋愛として好きだった」と告白。そして、音に空豆と葉月が付き合っていると嘘をついたことを、空豆に謝罪したのです。 空豆は、音から福岡公演のチケットをもらいます。「終演後バックステージに来てほしい」と言われた空豆ですが、場違いだと感じ空豆は帰ってしまいました。音は打ち上げの後会いたいと伝えますが、空豆のスマホの電源が切れてしまい……。 空豆はバスを待っていましたが、何かを思い出し走り出します。空豆が来たのは、音と初めてぶつかり、イヤホンを取り違えた横断歩道。そこに音もやってきて、2人はしっかりと抱き合います。 音は「好きだった。好きだ、今も」、空豆も「もう離れんで」と言い、2人はキスをします。その後紅白のバックステージで、空豆は音とセイラの衣装をチェック。「いってらっしゃい」と2人を送り出したのでした。

【登場人物・キャスト一覧】

浅葱空豆(あさぎそらまめ)役/広瀬すず

広瀬すず

主人公・浅葱空豆は、九州の片田舎で育ったまるで野生児みたいな女の子。野生児がすぎるあまり、「サル」や「イノシシ」なんて呼ばれることもしばしば。しかし、その男勝りな性格と行動力は、周りの人を惹きつける力を持っています。 いつも明るく天真爛漫な空豆ですが、胸の奥にはいろいろな感情を抱えている様子。一つ屋根の下に暮らす音に刺激を受け、ファッションに目覚めていく役どころです。 浅葱空豆役を演じるのは、女優・広瀬すず。広瀬は、ドラマ『幽かな彼女』(2013年)でデビューを果たし、その後『学校のカイダン』(2015年)、NHK連続テレビ小説『なつぞら』、映画『海街diary』(2015年)、『流浪の月』(2022年)など、数々の話題作に出演。 第41回日本アカデミー賞では、最優秀助演女優賞に輝き、人気実力ともにトップクラスを誇る存在になりました。 広瀬は本作がTBSドラマ初主演。主人公・空豆が、野生児のような女の子であることにちなみ、「胸を張って全員を引きずり回せるよう、努めていきます!」とコメントしています。

海野音(うみのおと)役/永瀬廉

海野音は、作曲家を志す青年。音は大学を卒業した後、親の反対を押し切り音楽の道へ。アルバイトをしながら、パソコンで制作した楽曲をリリースする生活で、契約するレコード会社はあるものの上手くはいっていませんでした。 夢がありながらも、毎日の繰り返しから抜け出せず、くすぶっている平凡な男の子・音。そんな音ですが、天真爛漫な空豆と出会い一つ屋根の下で暮らすことで、諦めかけた夢をもう一度目指すようになります。 海野音役を演じるのは、アイドルとしてはもちろん、近年では俳優としても目覚ましい活躍をみせるKing & Princeの永瀬廉。永瀬は、ドラマ『信長のシェフ』(2013年)で俳優としてデビュー。 その後、『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(2022年)、映画『うちの執事が言うことには』、『弱虫ペダル』(2020年)、『真夜中乙女戦争』(2022年)など、多くの作品で主演を務めてきました。 ラブストーリー作品への出演は本作が初。出演にあたり、「空豆と音がどのような夢を見つけるのか、2人の関係はどうなるのか、僕自身もとても楽しみで仕方ないです」と語っています。

磯部真紀子役/松本若菜

磯部真紀子は、音が所属する大手レコード会社「ユニバースレコード」の担当A&Rです。このA&Rとは、アーティストの発掘し育て上げる仕事。音楽の道に進んだ音に寄り添い、愛情を持って成長を見届けています。 そんな磯部真紀子役を演じるのは、2017年に映画『愚行録』で第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞した、松本若菜。 ドラマ『やんごとなき一族』(2022年)では主人公をいびる怖い義姉役を熱演。最近では松本若菜の演技が「松本劇場」として話題になるなど、数々の作品に出演中です。

菅野セイラ役/田辺桃子

菅野セイラは、音がアルバイトをしているカフェで出会った謎の美女。デザイナーを目指すことになった空豆とも関係があるよう……。2人の関係に影響を与える人物と予測できます。 菅野セイラ役を演じるのは、女優、モデルとして活躍する田辺桃子。ドラマ『リコカツ』(2021年)では、ヒロインへの嫌がらせとして誕生日パーティーにおでんと筑前煮を持っていくなど、「筑前煮女」としても話題に。

丹沢千春役/伊原六花

蕎麦店「大野屋」の店員・丹沢千春は、空豆と一緒に店で働くうちに徐々に空豆にとって大切な友人となっていきます。この「大野屋」は、空豆が上京して初めてアルバイトすることになったお店。仕事を通して、友情を深めていきます。 丹沢千春を演じるのは、大阪府立登美丘高等学校ダンス部元キャプテンで女優の伊原六花。高校時代の「日本高校ダンス部選手権」での「バブリーダンス」が話題となり、スカウトを受けて芸能界入りしました。

雪平響子役/夏木マリ

雪平響子は、空豆と音が暮らす下宿先「雪平邸」の主であり、なんと資産家、元画家という経歴の持ち主。若者の夢を応援する温かい存在で、見ず知らずの空豆をいきなり下宿させるというパワフルな主です。 雪平響子を演じるのは、女優、歌手として活躍する夏木マリ。女優の印象が強いですが、2015年にはキャリア62歳という年齢で初めて、全国ライブハウスツアーを敢行。ドラマ『君の花になる』(2022年)では、花巻エンターテインメントを率いる社長役を熱演しています。

矢野翔太役/櫻井海音

矢野翔太は空豆の幼馴染みであり、現在空豆と婚約をしています。空豆を小さい頃からずっと支えてきた存在です。地元の大学を卒業後に上京しており、現在は会社を立ち上げ社長に就任しています。 矢野翔太を演じるのは、俳優だけでなくバンド「インナージャーニー」のドラマーでもある櫻井海音。「Mr.Children」の桜井和寿の息子であり、自身も音楽活動をしています。俳優としては、映画『嘘喰い』(2022年)で映画デビューを飾るなど、活動の幅を広げています。

アリエル役/内田理央

アリエルは、「ユニバースレコード」に所属しているアーティスト。現在「ズビダバ」というユニットを組んでおり、セクシー系のボーカリストとして現在注目を集めています。 そんなアリエルを演じるのは、女優、モデルとしても活躍する内田理央。ドラマ『おっさんずラブ』(2019年)で一躍人気となり、数々のドラマや映画に出演中。

マンボウ役/増田貴久(NEWS)

本作に登場する2人組人気ユニット「ズビダバ」。メンバーの“アリエル”役を内田理央が演じることはすでに明らかになっていましたが、一方の仮面をつけている“マンボウ”役の正体は明かされていませんでした。 しかし第2話(1月24日)の放送でついに素顔が明かされることに……!その正体は、NEWSの増田貴久でした。

浅葱たまえ役/茅島成美

浅葱たまえは、空豆のことを大切に思う空豆の祖母。空豆と翔太が婚約したことが本当に嬉しく、早く空豆のウエディングドレス姿が見たいと待ち望んでいます。 浅葱たまえを演じるのは、ベテラン女優の茅島成美。ドラマ『3年B組金八先生』(1979年)から理科教師・国井美代子役として出演。茅島の代表作の1つです。

丹沢博役/酒向芳

丹沢博は千春の父親でもあり、蕎麦店「大野屋」の店主を務めています。幼馴染みの響子からの頼みで、空豆をアルバイトとして迎え入れることに。 丹沢博を演じる酒向芳は、ドラマ『リコカツ』(2021年)やドラマ『最愛』(2021年)など、話題となったドラマに数々出演しています。

脚本はラブストーリーの名手・北川悦吏子

『オレンジデイズ』

本作は、脚本家・北川悦吏子がおくる、『オレンジデイズ』から約19年ぶりとなる「青春ラブストーリー」の集大成。 青春の終わりかけである、甘くて辛くて痛くて楽しい、なんとも形容しがたい愛おしい時間が描かれます。ラブストーリーの名手といわれる北川が、あの頃にしかない輝きと寂しさを、今までのどの作品よりも鮮明に書き綴った作品です。 北川はこれまで、ドラマ『愛していると言ってくれ』(1995年)、『ロングバケーション』(1996年)、『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』(2000年)、など、多くの恋愛ドラマを手掛けてきました。 近年も、『運命に、似た恋』(2016年)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年)、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(2021年)など、人々の心に残るラブストーリーを生み出し続けています。

『夕暮れに、手をつなぐ』あらすじとネタバレを最終話まで!

ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』は、2023年1月毎週火曜夜10時より放送スタート。 本作は、北川悦吏子脚本、広瀬すず×永瀬廉がおくる、愛おしい時間がたくさん詰まった青春ラブストーリー。この記事では、各話のあらすじとネタバレを毎週更新していきます!