2018年10月17日更新

しずかちゃんって意外と〇〇!?「ドラえもん」ヒロインの知られざる事実15選

『ドラえもん』のヒロイン「しずかちゃん」。ベタなヒロイン気質やお風呂好きな女の子として知られている彼女ですが、実は深掘りすると意外な事実が見えてくるキャラなのです。そこで本記事ではしずかちゃんの意外な事実を15個まとめました。

この記事の目次 [閉じる]

ヒロインの代名詞!しずかちゃんのトリビアに迫る!

国民的マンガ・アニメ『ドラえもん』のメインヒロイン、しずかちゃん。フルネームは源静香(みなもとしずか)で、のび太たちと同じ学校に通う小学生です(雑誌掲載時は相応の年齢、単行本では小学4年生、アニメでは小学5年生に固定)。 まさにヒロインの鑑というべき慈愛的な性格や無類のお風呂好きなどが知られていますが、意外と知られていない多面性を持っているキャラクターでもあります。 今回は、知られざるしずかちゃんの意外な事実や、よく知られた事実の深掘り情報を紹介していきます。

1.「しずちゃん」?「しずかちゃん」?はたまた「sue」?【呼び方が複数ある】

しずかの愛称はアニメでの「しずかちゃん」呼びが馴染み深いですが、マンガでの愛称は一貫して「しずちゃん」となっています。この変更は「しずかちゃんのほうが音としてわかりやすいから」とアニメ制作側が原作者同意のもとで行ったものです。 また、アニメが海外向けにローカライズされた際にはsueという名前に改名されました。これはローカライズされた作品で度々見られる、馴染みやすい発音に変えるための処置で、他のキャラクターも例えばジャイアンがBig Gとなるなどの変更が加えられています。 あまり知られていない事実として、マンガの連載開始当初は本名が「しず子」と表記される事がありました。名前が変わってしまったというのは驚きです。

2.より可愛く、現代的に!見た目が少しずつ変化するしずかちゃん

長寿マンガ・長寿アニメの例に漏れず、『ドラえもん』も画風が徐々に変化していきました。その結果、しずかの見た目も少しずつ変わっていっています。 藤本弘(藤子・F・不二雄)は特にしずかちゃんの描写に思い入れがあったらしく、より可愛らしく絵が変化していきました。単行本収録時の修正も多く、なかには単行本化の際に修正した上で自選集出版の際、再修正を加えたことも。 アニメでも、長い放送の間に徐々に可愛らしい方向へ変化していきました。特に放送開始直後と2000年以降は作画監督による変化が大きく、毎週違う姿を見せていたこともあります。 2005年のリニューアル以降は制作体制の見直しからそれまで見られた各話ごとの変化は減りましたが、そのかわりにデザインが変更されました。藤子のタッチを残しつつ、より現代的な可愛らしさを持った姿となっています。

3.おてんば少女からマドンナへ。キャラクターの変遷

長寿マンガらしく、キャラクターの性格に変遷が見られる『ドラえもん』のキャラクター。その中でも性格の変化が著しいのがしずかちゃんで、最初はかなりお転婆な少女でしたが、徐々にマドンナらしい優しくて可愛らしいキャラクターになっていきました。 藤本の中では、連載を続けるにつれてしずかちゃんのヒロインとしての位置づけに変化が現れたようです。その変化が伺える作品として、「水たまりのピラクル」という短編があります。 本作でのしずかちゃんは、雑誌掲載時にはスネ夫の誘いに乗ってのび太を放置し、のび太の方に行けば不満をいうなどのかなりひどい仕打ちを見せていました。ですが、本作が単行本に収録された際には、スネ夫の誘いを断ってのび太についていき、のび太の不満をフォローするなど思いやりのある性格にリライトされています。 とはいえ、お転婆さが鳴りを潜めたあとでも、子どもらしく背伸びをしたがる姿も見られました。両親が泊りがけで出かけた時に夜更かしと洒落込む姿からは、単なる優等生ではない一面が伺えます。

4.腹黒い部分が多い?意外な「黒しずかちゃん」

性格が変わる前のしずかちゃんは、かなり口の悪い少女でした。のびたに対して「クラスでいちばんわずれんぼのあんたが?」と言い放つ姿は象徴的と言えるでしょうか。 また、性格が安定してからも度々胸の内を伺わせる発言が見られます。自分がついているから安心しろというのび太に「だから心配なのよ」と言い切ったり、エイプリルフールの嘘について、ハラハラさせてホッとさせるのがいいと、騙される側からすると心臓に悪い持論を展開したりと、意外な「黒しずかちゃん」の姿が垣間見えます。 また、のび太の趣味を「幼稚」とバッサリ切り捨てるなど、イメージにそぐわない反応を見せることもありました。意外と冷淡な性格をしているのかもしれません。 前述の「水たまりのピラクル」(単行本化後)のように聖人ぶりが発揮される話も多いのですが、ときおり見える腹黒さもまた彼女らしさと捉えるべきです。ただただ人がいいだけのキャラクターよりも人間味が感じられる……というのはいいすぎでしょうか?

5.ジャイアンの歌並み?趣味のバイオリンの腕前とは

しずかちゃんの趣味の一つに、バイオリンがあります。同じく音楽系の習い事であるピアノはいやいやしている描写が多いのに対し、バイオリンを手にした彼女の楽しそうなことといったらこの上ないレベル。 好きこそものの上手なれという言葉がありますが、彼女のバイオリンには当てはまりません。のび太曰くジャイアンの歌と並び立つ騒音公害なのです。 ジャイアンの歌ほどピックアップされることはありませんが、母親に演奏を止めさせられたこともあります。更にアニメオリジナルストーリーやゲーム作品では武器扱いされたことまでありました。 ですが、このバイオリンが下手という設定はマンガの連載が進行する中で固まっていったもののようです。初期のマンガにはみんなの前で演奏して褒められるなど、普通に聴ける描写がありました。

6.美容に気を使っている!しずかちゃんが取り組んだ「顔の美容体操」とは?

しずかちゃんは美容に気を使っています。後述のお風呂好きもその一環なのかもしれませんが、他には顔の美容体操を行っている姿が確認されています。 その内容は両手人差し指で口を大きく開いて舌を出すというもの。見た目はもちろん、口でも「べろべろばあ」と言うこの体操には、やっている本人をして本当に効果はあるのか疑問を持っていたようです。 効果や見た目に違和感があってもめげずに取り組むところから、かなりの情熱が感じられます。小学生にして美容に対する熱意は十分備わっているようです。

7.源家の決まり?ご存知「お風呂好き」にも意外な事実が

しずかちゃんの代名詞「お風呂」。そのお風呂好きっぷりは極まっており、大長編『のび太と銀河超特急』では宇宙旅行中に何度も入浴に戻る場面が見られました。 入浴回数は日に3回以上で、昼間に入ることもままあります。お風呂好きはともかく、昼間からお風呂が湧いているのを不思議に思ったことはありませんか? 本人が入浴のために沸かしているのかと思いきや、ここに意外な事実が存在します。大長編『のび太の宇宙小戦争』冒頭で、しずかが昼間に母親から入浴を促される一幕があるのです。 どうやら昼間の入浴は、源家では常識的な行動のようですね。24時間風呂で、家族みんなが朝昼晩と入浴しているのでしょうか?

8.想像以上の切れ者!その発想がピンチを救ったことも

しずかちゃんは才色兼備の単語がよく似合う才女です。成績を褒められるシーンが多く、テストで85点を取るだけで泣くほど怒られる場面があることからも、普段のできの良さが伺えます。 その頭の良さが遺憾なく発揮されるのが大長編です。例えば『のび太の大魔境』や『のび太と鉄人兵団』では逆転勝利のきっかけとなるアイデアを出しました。特に『のび太と鉄人兵団』では、この逆転勝利が地球の危機を救うという、絶大なる影響力を与えました。 普段は出木杉の裏に隠れがちで目立ちませんが、しずかちゃんは優等生・頭脳派という言葉では表しきれないほどの切れ者なのです。

9.蜘蛛にトカゲ、そしてカエル。意外と苦手なものが多い

しずかちゃんは女の子らしく、毛虫や蜘蛛、トカゲなどが苦手です。また、雷や地震も怖がるなど、苦手なものが多いキャラクターと言えます。 また、歯医者も苦手なようです。詳しくは後段に譲りますが、歯医者に連れて行かれないためにのび太の家に逃げ込むなどの描写が見られます。 そして、その中でも特に苦手なものがカエル。絶叫したり飛び上がったりと、ネズミを見たドラえもん並のリアクションを見せることが多々あります。

10.痛みが我慢できなくなっても決して行かない!しずかちゃんは歯医者が大の苦手

前述のとおり、しずかちゃんは歯医者が苦手です。そのためか、度々虫歯に悩まされている描写が見られます。 特に「ヘソリンガス」という短編では、泣くほど痛んでいる姿が描かれています。歯医者に行かずにいたせいで悪化したのでしょうか。 虫歯は放って置くと様々な問題が発生します。しずかちゃんの今後が心配になってしまう事実ですね。

11.しずかちゃんのプライドの高さが露見した「サツマイモ事件」とは?

しずかちゃんの好物の一つに焼き芋があります。チーズケーキや寿司を抑えての一番好きな食べものなのですが、本人はどうやら焼き芋好きを恥ずかしいことと思っているようです。 人の好き嫌いや恥ずかしさに関しては個々に差があるものですが、彼女の恥ずかしがり方は凄まじいものがありました。そのことが伺えるのが「しずちゃんの心の秘密」。 しずかちゃんの誕生日プレゼントに彼女が一番欲しいものを渡したいと思ったのび太は、ドラえもんの道具「アンケーター」でしずかちゃんの疑似人格を作り出し、好物を聞きます。本来この道具は質問を拒否することは無いのですが、彼女の疑似人格は答えを隠そうと必死になりました。 22世紀の科学力をも跳ね返さんとするそのすさまじい意志力たるや、よほど焼き芋好きが恥ずかしいようです。また、恥ずかしいことをどうしても表に出したがらない、プライドの高さも伺える話でしょう。

12.実は運動神経抜群!のび太と入れ替わって大活躍したことも!

女の子らしさとは裏腹にお転婆なところを持つしずかちゃん。実は腕力も男子顔負けです。 「正かくグラフ」という道具でのび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫の力を計測した結果、しずかはのび太の2倍、スネ夫に匹敵する力もちだと判明しました。さすがにジャイアンはかないませんが、彼女のイメージからは大きく離れた結果と言えます。 その力が存分に発揮されるのがキレた時。ひみつ道具で災難にあった際、その元凶となったのび太やドラえもんがギッタギタのメッタメタにされるシーンが散見されます。 また、のび太と体を入れ替えた際にはスルスルと大木を登りきり、野球をやれば大活躍とその運動神経の良さを発揮しました。先ほど紹介したグラフの正しさが証明された形ですね。

13.なんだかんだ女の子らしい趣味の数々。特に絵は特筆すべき上手さ!

しずかちゃんの趣味嗜好を見てみましょう。前述のバイオリンやお風呂の他、人形やぬいぐるみが好きで集めていたり、植物を愛でている描写や写生をしている場面も多く見られます。 絵に関してはかなりの腕を持つらしく、デザイナー志望で画家に評価されるほどの画才を持つスネ夫より上手と評されたこともありました。また、カラオケを行った際にはマイクを離そうとしないことや、気分がいい時に鼻歌を披露することなど、歌うことが好きだと思われる描写もあります。 料理も好きで母と一緒にクッキーを焼いた際の評判は上々でした。ですが、一人で作った際には砂糖と塩を取り間違えるというフィクションにありがちなミスをしてしまったところを見るに、得意ではないようです。

14.犬や鳥、猫……いろんなペットを飼っていた

しずかちゃんは様々なペットを飼っていました。しかも、何匹も飼っていることが伺えます。 犬は名前がわかるだけで3匹おり、老犬から子犬まで登場しますが、同時に登場しません。老犬から子犬まで登場するため、犬好きの一家であることが伺えます。 鳥もよく登場するペットです。ピー子というカナリアが何度も登場した他、文鳥、ジュウシマツ、インコ、オウムなどが見られます。 他にはトラ猫が登場した他、アニメではハムスターを飼っている場面もありました。他にもハツカネズミが1回登場した事があるなど、しずかは動物好きという設定になっていることが伺えますね。

15.元ネタはオードリー・ヘップバーン?しずかのモデルについてまとめてみた

しずかちゃんのモデルについては判然としません。近年ではオードリー・ヘップバーン説が上がった他、名前が似ている藤本の女性アシスタント、藤本の妻などの説もあります。 生前の藤本が明らかにせず、明確な資料も残さなかったため、真相は藪の中というのが現実です。性格の変遷なども考えると、明確なモデルはおらず、その時時に藤本が考える理想のヒロイン像を元に描かれたとも考えられます。

しずかちゃんは単なる優等生ではない!あなただけの魅力を見つけてみよう!

今回はしずかちゃんの秘密を様々な角度から紹介してみました。本作は膨大な短編から構成されているため、各登場話毎に様々なしずかの一面が見られます。 作品中では他にもいろいろな姿が描かれています。あなたも機会があれば「自分だけが知るしずかちゃんの秘密」を探してみてください!