2019年2月15日更新

映画「ドラえもん」全39作品一覧!劇場版に登場したひみつ道具も紹介【1980~2019】

ドラえもん
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』の劇場版として、毎年大ヒットを記録する映画「ドラえもん」シリーズ。この記事では、映画作品を公開順に一覧にして紹介します。

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「ドラえもん」の映画作品を一覧してみよう

映画「ドラえもん」は、18作目(9作目を除く)までは藤子・F・不二雄の「大長編ドラえもん」シリーズを原作としています。それ以降の作品のほとんどは、藤子プロのスタッフが映画を原作とした漫画を執筆しています。 また、基本的には小学生が春休み中の3月に公開されるのが特徴。 今回は、第1作目の『映画ドラえもん のび太の恐竜』から最新作まで、劇場版「ドラえもん」シリーズを一気に紹介します!

気になる興行収入ランキング

1作目『映画ドラえもん のび太の恐竜』【1980年3月15日】

記念すべきシリーズ1作目。ジョイ・アダムソンによる小説『野生のエルザ』がモチーフとなっています。のび太が見つけた化石らしきものを「タイムふろしき」で1億年前に戻すと、そこに現れたのは恐竜の卵。のび太は、卵から孵化(ふか)した赤ちゃん恐竜の名前を「ぴー助」と名付け、育てることにします。 しかし、ぴー助を狙う敵の登場や、タイムマシンの故障などトラブルが次々発生。のび太たちはこのチャンスをどう乗り越えるのでしょうか……? 本作では「キャンピングカプセル(カプセル型の宿泊施設)」や「通り抜けフープ(どんな壁でも通り抜けられる輪っか)」などのひみつ道具が登場しました。

2作目『映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史』【1981年3月14日】

超空間の歪みにより、宇宙空間に存在する「コーヤコーヤ星」とのび太の部屋が繋がり、星を訪れたのび太たちは星の住人「ロップル」とその親友「チャミー」と友人に。そんな中、突然トカイトカイ星の企業「ガルタイト鉱業」がのび太たちに嫌がらせをしてきます。 ガルタイト鉱業の狙いは、コーヤコーヤ星の潤沢な鉱石。コーヤコーヤ星から住人を追い出し、爆破させた際に生まれる鉱石を集めようとしていたのでした。それを知ったのび太たちは星を守ろうと敵に立ち向かいます。 本作では、「夢たしかめ機(夢か確かめるためにほっぺたをつねってくれる道具)」や「食用宇宙服(食べると無重力空間で自由に歩けるようになる)」などのひみつ道具が登場しました。

3作目『映画ドラえもん のび太の大魔境』【1982年3月13日】

ある日のび太の元に現れた子犬「ペコ」。ペコが航空写真の中から選んだ写真に写っていた巨神兵の謎を解くために、のび太たちは「どこでもドア」でアフリカのジャングルに向かいます。そこで突然ペコが喋り出し、巨神兵のある犬の王国の王子だということと、王国が世界征服を目論む「ダブランダー」という大臣によって支配されていることが判明します。 一方、王国には「10人の外国人が巨神の心を動かし国を助ける」という予言が。しかし、のび太たちは皆を合わせても5人しかいません。のび太たちはあと5人集め、犬の王国を救うことができるのでしょうか……? 本作では「かべかけ犬小屋(壁に貼るだけで完成する犬小屋)」や「スーパー手ぶくろ(はめると怪力が出せる)」などのひみつ道具が登場しました。

4作目『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』【1983年3月12日】

夏休み、のび太たちは太平洋の海底でキャンプをします。しかし、その途中で巨大なイカに襲われたのび太たち。危機一髪のところで海底人に救われ、「エル」という海底の国の住人と仲良くなります。 そんな中、バミューダの魔の三角地帯にある鬼岩城(きがんじょう)が動きはじめ、地球全体に襲いかかります。なんと鬼岩城には大昔に滅んだ海底国「アトランティス」の仕掛けが残っており、その中の「ポセイドン」というコンピューターが火山の噴火を地球からの攻撃と勘違いしていたのです。のび太たちはこのピンチを乗り越え、地球を救うことが出来るのでしょうか? 本作では「海底クッキングマシーン(プランクトンを材料に美味しいご飯を作ってくれる)」や「水中砲(空気砲の水中版)」などのひみつ道具が登場します。

5作目『映画ドラえもん のび太の魔界大冒険』【1984年3月17日】

本作はシリーズで初のCG使用作品。ある日のび太は「もしもボックス」で、現実世界を魔法の世界に変え、魔学博士の「満月先生」とその娘「美夜子」に出会います。二人から、魔物たちが支配する「魔界」の存在と、それが地球に近づいていることを知ったのび太たちは、地球を救うために魔界へ旅たちます。 しかし、大魔王には歯が立たず、さらに美夜子は囚われの身に。そこで「タイムマシーン」で元の世界の「もしもボックス」を使う前に戻ることを思いつき、元の世界は戻ってきますが、魔法の世界はそのまま続いていることが判明。のび太たちは大魔王を倒し、美夜子を救うために再び魔法の世界へ旅たちます。 本作では「石ころぼうし(被ると道端の石のように誰からも気にされなくなる)」や「虫の知らせアラーム(ドラえもんのピンチをドラミちゃんに伝えてくれる)」などのひみつ道具が登場しました。

6作目『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』【1985年3月16日】

「宇宙小戦争」と書いて「リトル・スターウォーズ」と読み、実際に映画「スターウォーズ」のオマージュがされています。ある日のび太たちは森の中で、宇宙船に乗ってきた小さな宇宙人「パピ」と出会います。パピは「ピリカ星」の大統領で、「ギルモア将軍」率いる反乱軍から地球に逃げてきたのでした。 のび太たちはパピを救おうと動いていましたが、しずかちゃんが反乱軍に囚われ、パピとの交換を迫ります。それに応じたパピは反乱軍に捕まり、のび太たちは彼を救うためにピリカ星へ向かうこととなります。 本作では「片付けラッカー(人間を含め、なんでも透明にできる)」や「チーターローション(足に塗るとチーターのような速さで走れる)」などのひみつ道具が登場しました。

7作目『映画ドラえもん のび太と鉄人兵団』【1986年3月15日】

ある日「どこでもドア」で北極を訪れたのび太たち。そこで巨大なロボットの部品を見つけ、鏡の世界でロボットを完成させます。その後、のび太たちは現実世界にてロボットの持ち主だという少女「リルル」と出会い、鏡の世界へ行く秘密道具を貸してしまいます。 しかし、リルルの正体は「メカトピア」という国から地球征服のために送られたロボットで、鏡の世界では着々と征服のための準備が進められていたのです。そこで地球の危機を感じたのび太たちは、メカトピアの鉄人兵団と戦うことに。そんな中、怪我をしたリルルはしずかに助けられ、人間の優しさを知ります。鉄人兵団とのび太たちの戦いや、リルルの決断に注目です。 本作では「入り込み鏡(これを通して鏡の世界へ入れる)」や「金属探知チョーク(金属がチョークの線に触れると音が鳴る)」などのひみつ道具が登場しました。

8作目『映画ドラえもん のび太と竜の騎士』【1987年3月14日】

0点のテストを地下に隠すため「どこでもホール」を使用したのび太は、地底空間を発見。そこで皆で地底探検をしていた中、スネ夫とはぐれてしまいます。スネ夫を探すのび太たちはその途中で、人食い人種の「ナンジャ族」に捕まってしまいます。危ないところを、竜の騎士「バンホー」に助けられ、恐竜から進化した「地底人」の国の存在を知ります。 しかし、地底人たちが地上を征服しようとしていることを知ってしまったのび太たち。さらに、再びのび太たちはナンジャ族に捕まり、6500万前の地上世界へタイムスリップしてしまいます。のび太たちや地上世界は助かるのでしょうか? 本作では「タントサンソアメ(酸素がなくても呼吸ができるようになる飴)」や「みせかけの武器(音や煙はすごいが攻撃はできない)」などのひみつ道具が登場します。

9作目『映画ドラえもん のび太のパラレル西遊記』【1988年3月12日】

本作は、藤子不二雄コンビ解消後、1作目の映画作品。唐の時代を訪れ「孫悟空」に出会ったことを信じてもらえないのび太は、皆を連れて再び唐に行きますが、孫悟空は現れず。しかも、そこで使用した「ヒーローマシン」から逃げ出した妖怪たちが現実世界を妖怪の世界に変えてしまっていたのです。 妖怪たちをマシンに戻すため、再び唐を訪れたのび太たちはそこで「三蔵法師」に出会いますが、しずかちゃんと三蔵法師が「火焔山(かえんざん)」の「牛魔王」と「羅刹女(らせつじょ)」に連れ去られてしまいます。しずかちゃん救出のために火焔山に向かったのび太たちも牛魔王に捕まってしまい……。 本作では「コウモリホイホイ銃(コウモリを捕まえられる)」や「気配アラーム(妖怪や怪しい気配を教えてくれる)」などのひみつ道具が登場しました。

10作目『映画ドラえもん のび太の日本誕生』【1989年3月11日】

のび太はある日、7万年前の原始人の「ククル」という少年に出会い、彼の一族「ヒカリ族」が「クラヤミ族」に攻撃されたことを知ります。ヒカリ族を救うために7万年前に再び訪れたのび太たちは、クラヤミ族を操っていた「ギガゾンビ」や怪物「ツチダマ」からヒカリ族を助けることに成功。 しかし、現代に持ち帰ったツチダマが未来の物質から出来ていることに気づいたのび太たちは、ヒカリ族の危機を察知。のび太たちは7万年前に再び戻りますが、ヒカリ族の村はすでに襲撃された後……。のび太たちはヒカリ族を救うことができるのか、またギガゾンビの正体は一体何なのでしょうか? 本作では「らくらくシャベル(どんなに硬い土でもらくらく掘れる)」や「ウルトラストップウォッチ(自分たち以外の時を止めることができる)」などのひみつ道具が登場しました。

11作目『映画ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)』【1990年3月10日】

ある夜、ピンクのもやに遭遇し、それが別の惑星に繋がっていることを見つけたのび太たち。「アニマル惑星」と呼ばれるその惑星では、動物たちが二足歩行で平和に暮らしており、のび太たちは「チッポ」という犬の少年に出会います。 一度地球に戻ったのび太たちはすぐにチッポからのSOSを受信しますが、時すでに遅し。チッポたちは彼の祖先と同じように、アニマル惑星を狙った悪魔「ニムゲ」に再び襲われてしまっていたのでした。秘密道具だけでは立ち向かえないほど増えたニムゲの軍隊に対して、のび太たちはどう立ち向かうのでしょうか? 本作では「ノビールハンド(遠くのものをつかむ時に使用する)」や「ツキの月(飲むととっても運が良くなる)」などのひみつ道具が登場しました。

12作目『映画ドラえもん のび太のドラビアンナイト』【1991年3月9日】

本作はシリーズの中で、囚われたしずかちゃんを皆で助けに行く唯一の作品。「絵本入りこみぐつ」で遊んでいたのび太たち。しかし、ジャイアンとスネ夫が好奇心で絵本をバラバラにしたことで、しずかちゃんが「アラビアンナイト」の絵本の中に閉じ込められてしまいます。この絵本の話の一部は実際の出来事であることを知ったのび太たちは、794年のアラビアへ。 そこで盗賊「カシム」に騙され、四次元ポケットを奪われたしまったのび太たちはシンドバッドと出会い、彼の道具によってしずかちゃんを奴隷商人の「アブシル」から奪い返します。しかし、アブシルとカシムは今度はシンドバッドの宮殿と不思議な道具を奪い……。四次元ポケットを奪われたのび太たちはシンドバッドを救えるのでしょうか? 本作では「空飛ぶふろしき(空飛ぶじゅうたんの風呂敷バージョン)」や「変身ドリンク(何にでも変身できる)」などのひみつ道具が登場しました。

13作目『映画ドラえもん のび太と雲の王国』【1992年3月7日】

本作はのび太のパパの声優を担当していた加藤正之の最後の映画作品。ある日雲の上に「雲の王国」を作ったのび太たち。そこで出会った少年を追いかけているうちに、雲の上の天井世界に迷い込んでしまいます。そこで「パルパル」に出会い、天上人の国の存在を知ります。部屋に案内されたのび太たちですが、何と部屋に鍵をかけられ、ドラえもんは雷に当たり故障。 しずかちゃんとジャイアン、スネ夫も捕まってしまい、のび太は天上人たちのある計画を知ります。その計画とは、自然破壊を続ける人間を恨み、地上に大洪水を起こそうというもの。ドラえもんは復活するのか?のび太たちは地上を救えるのか?注目です。 本作では「飛行スカーフ(掛けると飛べる)」や「まいご探し機『ごはんだよー』(美味しそうな匂いで人を誘い、この匂いを嗅いだ人は逆らえなくなる)」などのひみつ道具が登場しました。

14作目『映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)』【1993年3月6日】

ある日、のび太が夢の中で見たホテルが実際に「ブリキン島」のブリキンホテルとして現れます。そこで楽しい時間を過ごすのび太たちでしたが、ドラえもんがロボット軍に連れ去られてしまいます。そこに現れたのは「サピオ」という「チャモチャ星」の少年。 サピオは、星を乗っ取ったロボットの「ナポギストラー」と戦うために仲間となる戦士を探しており、のび太たちはドラえもんを助けるために彼と共に戦うことを決めます。サピオによると、ブリキンホテルの迷宮にはサピオの父が作った、ロボット軍に立ち向かうための武器が隠されているとのこと。 のび太たちはその武器を見つけ、無事ドラえもんとチャモチャ星を助けることができるのでしょうか? 本作では「スペアポケット(四次元ポケットと繋がっているポケット)」や「ミニドラ(ドラえもんそっくりの小さなロボット)」などのひみつ道具が登場します。

15作目『映画ドラえもん のび太と夢幻三剣士』【1994年3月12日】

ドラえもんのひみつ道具「気ままに夢見る機」で「夢幻三剣士」という世界にやってきたのび太。「ノビタニアン」という剣士になったのび太は、王女シズカリアと結婚するためには悪の妖霊大帝「オドローム」を倒す必要があることを知ります。 ついにオドロームと直接対決をしますが、ノビタニアンは強大な魔の力によって死んでしまいます。一度だけ生き返ることができますが、次に負ければアウト。果たしてノビタニアンの運命は……。本作は、メインキャラクターの死が描かれる点と、ジャイアンとスネ夫がいない状態で物語が完結する点で珍しい作品と言えます。 本作では「手投げミサイル(必ず当たるミサイル)」や「魔法のほうき(空を飛べる)」などのひみつ道具が登場しました。

16作目『映画ドラえもん のび太の創世日記』【1995年3月4日】

本作は、シリーズの中でも難解な作品だったため、次回作は子供にもわかりやすい内容となりました。のび太は夏休みの自由研究のために「創成セット」で新しい宇宙を作り、ジャイアンたちと共に研究を始めます。やがて人類が誕生し、神となったのび太は自分そっくりの「野美秀」を見つけ、彼の“南極の穴探検”についていきます。 そこで見たのは「昆虫人」たちの世界。実はのび太が作った世界は、本来なら昆虫が地上で繁栄するはずでしたが、のび太のわがままや失敗によって人類が繁栄する世界に変わっていたのです。そして地下で過ごすしかなくなった昆虫人は、人類から地上を取り戻そうと計画していたのでした。 本作では「正体スコープ(怪奇現象の正体が分かる)」や「お医者さんカバン(簡単な診察や薬の処方をしてくれるおもちゃ)」などが登場しました。

17作目『映画ドラえもん のび太と銀河超特急(エクスプレス)』【1996年3月2日】

ドラえもんが手に入れた、目的地が到着するまで謎という「ミステリートレイン」の切符。のび太たちは超特急に乗り、やがて遊園地「ドリーマーズ・ランド」に到着します。そこで楽しく遊んでいたのび太たちでしたが、そこに謎の宇宙生物「ヤドリ」が襲来。 ヤドリは人間の心を操ることができ、遊園地を乗っ取ります。のび太たちは新聞記者の「ボーム」と共に超特急で警備隊の星を目指しますが、燃料が切れ「禁断の星」に到着してしまい……。果たしてのび太たちはヤドリに勝ち、地球に戻れるのでしょうか? 本作では「ドンブラ粉(水中のように地面に潜れるようになる)」や「ペタリ手袋と靴(どこでも貼り付いて歩ける)」などのひみつ道具が登場しました。

18作目『映画ドラえもん のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記』【1997年3月8日】

本作は藤子・F・不二雄の遺作となった作品。執筆途中になくなったため、そこから藤子プロが完成させました。ドラえもんが22世紀のくじ引きでもらってきた小惑星。のび太たちはそこに「ねじ巻き都市(シティー)」を作り、ぬいぐるみやおもちゃをそこに住まわせます。 そこにやってきたのは凶悪犯の「熊虎鬼五郎」。熊虎の狙いは湖に沈む金塊でしたが、それは金塊ではなく「金色の怪物」だったのです。 一方のび太は、熊虎と共に金色の怪物に追いかけられるはめに。しかし、怪物の正体は「種まく者」と名乗る神様でした。そしてのび太に「あとは任せる」と言い、また別の星へ。先に逃げていた熊虎は怪物が星を去るのを見て、ねじ巻き都市を乗っ取ろうと計画し始めるのでした。 本作では「生命のねじ(ぬいぐるみなどにつけて、ねじを巻くと生命が宿る)」や「タマゴコピーミラー(鏡に移すと、分身のタマゴが生まれる)」などのひみつ道具が登場しました。

19作目『映画ドラえもん のび太の南海大冒険』【1998年3月7日】

本作は短編『南海の大冒険』と『無人島の大怪物』が原案となっています。ある日、のび太たちはひみつ道具「宝探し地図」で宝島を目指し海の冒険へ。冒険を楽しんでいる途中に、異変が起き17世紀のカリブ海へワープしてしてしまいます。そこには実際に海賊がおり、海賊船に襲われるのび太たち。 のび太は一人で「トモス島」に流れ着き、やがてのび太を探していた皆もトモス島にやってきます。この島では人食い植物など、凶悪な生物が存在しており不気味な雰囲気。実はトモス島は、未来の犯罪者「キャッシュ」の秘密基地だったのです。 本作では「おしり印のきび団子(強力な下剤。凶悪生物に食べさせた)」や「無生物催眠メガホン(生物ではないものを催眠にかけられる)」などのひみつ道具が登場しました。

20作目『映画ドラえもん のび太の宇宙漂流記』【1999年3月6日】

未来の「スタークラッシュゲーム」を楽しんでいたのび太たちですが、ジャイアンとスネ夫がゲームの中で迷子に。例年主題歌前にのび太が「ドラえも〜ん!」と叫ぶのですが、本作ではジャイアンとスネ夫がそのかわりを担当しました。 そして、二人を探す中でのび太たちは「リアン」という銀河漂流団の少年と出会います。さらには、地球侵略を企てる独立軍に遭遇。その後、独立軍を指揮する「リーベルト」がリアンの父親である事や、漂流団が300年もの間戦いをしていないことが判明。果たしてのび太たちは独立軍から地球を守れるのでしょうか? 本作では「スペースイーター(超空間を食べて穴を開けるイモムシのような道具)」や「おくれカメラ(時間をさかのぼってその時を映し出してくれる)」などのひみつ道具が登場しました。

21作目『ドラえもん のび太の太陽王伝説』【2000年3月11日】

ある日のび太たちが使用したひみつ道具「タイムホール」から出てきた奇妙な動物。後を追い、現れたのは「マヤナ国」という古代文明の国でした。そこでのび太とドラえもんは、のび太そっくりの王子「ティオ」と出会います。 そしてティオの母が、王座を狙う魔女「レディナ」に呪われ、日に日に弱っていることを知ります。さらにはティオに仕える少女「クク」もレディナに連れ去られてしまい、ティオは一人でレディナの元に向かうことに。のび太たちもティオを追いかけますが……。 本作では「超スーパー風船ガム(食べるとものすごいスピードで膨らむ)」や「ほんやくコンニャク(食べると相手の言葉がわかるようになる)」などのひみつ道具が登場しました。

22作目『映画ドラえもん のび太と翼の勇者たち』【2001年3月10日】

飛行実験中に鳥人間「グースケ」と出会ったのび太たち。グースケは「バードピア」と呼ばれる鳥人間の世界の住人で、のび太たちも時空の歪みによってバードピアに吸い込まれてしまいます。 バードピアでは人類を恨む「ジーグリード」という鳥人が、人類滅亡のために怪物「フェニキア」を復活させようと計画。のび太たちはそれを阻止するために、伝説の超人「イカロス」と共にジーグリードに立ち向かいます。 本作では「バードキャップ新型(被ると鳥人間になれる)」や「進化退化放射線源(生物を進化させたり退化させられる)」などのひみつ道具が登場しました。

23作目『映画ドラえもん のび太とロボット王国(キングダム)』【2002年3月9日】

本作はロボットをテーマにしているだけあって、のび太ではなくドラえもんが主人公の珍しい作品。 のび太が未来デパートにて注文した大量のロボットの中に紛れていた、男の子型ロボット「ポコ」。故障している部分を直すため、のび太たちはポコが作られた「ロボット王国」にワープします。そこではロボットを奴隷化する計画が立てられており、ポコの母が塔に閉じ込められていることを知ったのび太たち。 しかし、一人で塔に向かうポコを追いかける中でのび太たちは「ドロイド兵」に捕まり、ドラえもんがロボットたちが出場する「鋼鉄バトル」に参加させられてしまいます。さらに相手は300戦負けなしの最強ロボットで……。 本作では「時限バカ弾(これをつけられた人は時間になると変な行動をしだす)」や「本物コピー機(本物そっくりのコピーを作れる)」などのひみつ道具が登場します。

24作目『映画ドラえもん のび太とふしぎ風使い』【2003年3月8日】

本作は『ドラえもん』短編作『台風のフーコ』が原案ですが、舞台や細かい設定などは映画オリジナルのもの。20作目の「のび太と銀河超特急」と同じく、スネ夫が敵に憑依されてしまう作品です。 ある日、のび太は台風の子供と出会い、「フー子」と名付け可愛がります。しかし、日に日にフー子の力が強くなってきたため、どこでもドアで大平原を訪れることに。その大平原は、実は風の民が住む「風の村」で、村を征服しようと企んでいる「嵐族」に狙われていました。 そして嵐族が風の村に襲来。しかも、その先頭にはなんとスネ夫の姿が。スネ夫は敵に憑依されており、フー子とジャイアンを連れ去ってしまいます。なぜスネ夫が憑依されてしまったのか、フー子の正体は一体なんなのか、注目です。 本作では「ドラ・で・カイト(ポケットに入って移動できる、ドラえもん型の巨大な凧)」や「ビッグライト(どんなものでも大きくできる)」などのひみつ道具が登場しました。

25作目『映画ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』【2004年3月6日】

ドラえもん声優の大山のぶ代をはじめとした、声優陣の最後の作品。ある日、のび太は川で溺れていた子犬を助け、「イチ」という名前をつけます。その後、裏山で多くの捨て犬や猫を発見したのび太は不憫に思い、人間がまだ存在していない3億年前に彼らを送ることを思いつきます。 イチに「進化退化放射線源」を当てて、言葉を話せる状態まで進化させ、動物たちだけで暮らせる状態に育てたのび太たち。そして、次の日またイチたちの元を訪れることを約束して、現代に戻ります。 しかし翌日タイムマシーンに乗って向かう途中、時空のねじれに巻き込まれてしまい到着したのは2億9000年前の世界だったのです。 本作では「ワンニャンごっこつけ耳(被ると犬猫人間になれる)」や「名刀電光丸(自動的に相手の攻撃を交わしてくれる刀)」などのひみつ道具が登場しました。

26作目『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』【2006年3月4日】

声優陣リニューアル後初めての作品。また、前年の2005年はリニューアル期だったため劇場版が公開されませんでした。そして記念すべき1作目「のび太の恐竜」のリメイク作が完成。テレビシリーズのキャスト・スタッフが変わってから初めての映画作品となっています。 旧作との違いの1つ目は最新の学説を取り入れている点。また、物語の終盤の展開やデザインなどが異なっています。 本作では「コンクフード(ストローで吸うタイプの非常食)」や「桃太郎印のきびだんご(これを相手に食べさせると自分に従ってくれる)」などのひみつ道具が登場しました。

27作目『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』【2007年3月10日】

本作は5作目の「のび太の魔界大冒険」のリメイク。ドラえもん映画では初の女性監督が手掛けた作品でもあります。 旧作との違いは様々ありますが、偽の美夜子が登場したり、大魔王「デマオン」の手下である「メジューサ」の設定が大きく変わっています。 本作では「もしもボックス(望んだ世界に変えられる)」や「ビッグライト」などのひみつ道具が登場しました。

28作目『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』【2008年3月8日】

本作は『ドラえもん』短編『さらばキー坊』と『森は生きている』を原案とした作品。 ある日、のび太はゴミ山から拾った苗木に「植物自動化液」をかけ、命を宿らせます。「キー坊」と名付けられた苗木はみるみる成長。その後、のび太たちは裏山で巨大な渦に巻き込まれてしまいます。 皆がたどり着いたのは植物が支配する「緑の星」。そこでは植物たちが地球人に対してある恐ろしい計画を立てていたのです。 本作では「緑アンテナ(持つと植物と心を通わせられるようになる)」や「たんまウォッチ(スイッチを押すと時を止められる)」などのひみつ道具が登場しました。

29作目『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』【2009年3月7日】

2作目「のび太の宇宙開拓史」のリメイク作品。コーヤコーヤ星の少年・ロップルやその妹・クレムは旧作から変わらず登場しますが、新作では新キャラクターが登場。モリーナという孤独な少女と、離れ離れになった父・バーンズ博士がそれにあたります。 また、旧作のトカイトカイ星はなくなり、コーヤコーヤ星の中の街の一つという設定に霧前られました。ガルタイト鉱業と戦うのび太たち、そして新キャラクターの登場によってどうストーリーが変わるのか注目です。 本作では「タケコプター」や「夢確かめ機(夢か現実か、代わりにつねってくれる)」などのひみつ道具が登場しました。

30作目『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』【2010年3月6日】

映画30周年、漫画連載40周年の記念作品。のび太たちがドラえもんの道具で陸上に架空の海を作り出し遊んでいたところへ、人魚族の王女「ソフィア」が迷い込んできます。 人魚族は5000年前に怪魚族に星を汚染され、海底に避難し町を繁栄させてきたこと、また人魚族の宝「人魚の剣」が怪魚族に狙われていることを知ったのび太たち。そして、それらを守るためにのび太たちは怪魚族と戦うことを決めます。 本作では「トトスキー(魚が喜ぶ餌。これで架空の海に魚をおびき寄せた)」や「宝探しペーパー(火であぶると、探し物を見つけるための謎が浮かび上がってくる)」などのひみつ道具が登場しました。

31作目『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ天使たち〜』【2011年3月5日】

7作目「のび太と鉄人兵団」のリメイク。リルルや鉄人兵団など基本的なキャラクターは旧作と変わりませんが、本作ではザンダグロスの頭脳が「ピッポ」というキャラクターとして登場します。ピッポはドラえもんの秘密道具「おはなしボックス」でひよこ型のおしゃべりロボットに改造されました。 また、旧作とはクライマックスの後が一番特徴的な改変と言えます。ネタバレになるので詳しいことは言えませんが、旧作よりも新作の方が“別れ”を強調した展開になっています。 本作ではタイム電話「他の時代と電話できる」や「おはなしボックス(これに入れると、どんなものでも親しみやすい形に変身し話せるようになる箱)」などのひみつ道具が登場しました。

32作目『映画ドラえもん のび太と奇跡の島〜アニマルアドベンチャー〜』【2012年3月3日】

原作のないオリジナル作品。ひみつ道具「タイムトリモチ」で誤って捕まえた絶滅動物「モア」を保護してもらいに、「ベレーガモンド島」を訪れたのび太たち。そこで「ロッコロ族」の少女「コロン」や、のび太そっくりの少年「ダッケ」と出会い、楽しい時間を過ごします。 そんな中、島を守っているカブトムシ「ゴールデンヘラクレス」を狙った悪の商人、「シャーマン」が襲ってきて……。 本作では「カムカムキャット(招きたい人を引き寄せてくれる)」や「タイムトリモチ(タイムホールの向こう側のものを取ることができる)」などのひみつ道具が登場しました。

33作目『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』【2013年3月9日】

前作に引き続き、オリジナル作品。お馴染みのタイトル前の、のび太による「ドラえも〜ん」の叫び声がなく、代わりにドラえもんによる「のび太く〜ん」という叫び声が登場。これは25作目の「ワンニャン時空伝」以来9年ぶりの試みとなりました。 ある日、昼寝中に首の鈴を「怪盗DX」という謎の男に盗まれてしまったドラえもん。「シャーロック・ホームズセット」で鈴を探すと、未来の「ひみつ道具博物館」にあることが分かり、のび太たちはそこに向かいます。果たして「怪盗DX」の正体は?また、博物館で新たに盗まれた6つのひみつ道具の行方は? 本作では、「ぬけ穴ボールペン(書くとぬけ穴になり、外に出られる)」や「空気クレヨン(空気中に書くと本物のように動き出す)」などのひみつ道具が登場しました。

34作目『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜』【2014年3月8日】

3作目「のび太の大魔境」のリメイクで、藤子・F・不二雄の生誕80周年記念作。新作は旧作に比べて、漫画版に非常に忠実に作られています。例えば、旧作ではペコとサベール隊長が戦っていたのに対し、新作では原作通りのび太とサベール隊長が戦っています。 本作では「さかのぼりボート(鯉のように水の流れとは逆の方向に進められる)」や「先取り約束機(「後で〇〇するから〇〇したい」と約束すると、願望が叶う)」などのひみつ道具が登場しました。

35作目『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』【2015年3月7日】

オリジナル作品。ひみつ道具の「バーガー監督」を出し、「銀河防衛隊」という設定でヒーロー映画を撮影していたのび太たち。そこへ地球に不時着してきた「ポックル星」の「アロン」。アロンはのび太たちを本物のヒーローだと勘違いし、一緒に宇宙に行くことに。 そして、のび太たちは、ポックル星が「宇宙海賊」の手によって滅ぼされそうになっていることを知ります。銀河防衛隊もといのび太たちはポックル星を守ろうと決意するのでした。 本作では「ムードもりあげ楽団(人について回り、その場の雰囲気を盛り上げてくれる)」や「カチンカチンライト(水や煙など形のないものを5分間だけ固められる)」などのひみつ道具が登場しました。

36作目『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』【2016年3月5日】

10作目「のび太の日本誕生」のリメイク。旧作にはなかった設定が様々追加されているのが特徴です。例えば、旧作には出なかったドラミが新作には登場したり、ドラえもんとギガゾンビが直接対決をする点が挙げられます。 本作では「瞬間クリーニングドライヤー(瞬時に汚れたものや濡れたものを綺麗に、乾かせる)」や「花園ボンベ(ガスのように広がった種から花が咲き、あたり一面花畑になる)」などのひみつ道具が登場しました。

37作目『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』【2017年3月4日】

のび太たちは「氷細工ごて」で氷の遊園地を作り遊んでいたところ、氷漬けになったリングを見つけます。そしてそれが10万年前に氷に埋まったことを知ったのび太たちは10万年前の南極へ。 そこで、リングを探していた少女「カーラ」と「ヒャッコイ博士」と出会います。リングの謎を解いていく中、なんと地球が凍ってしまう危機に直面してしまい……。 本作では「ここほれワイヤー(宝のありかと形を教えてくれるワイヤー)」や「トレーサーバッジ(これを付けている人の居場所がわかる)」などのひみつ道具が登場しました。

38作目『映画ドラえもん のび太の宝島』【2018年3月3日】

藤子プロ創立30周年記念作品で、ロバート・ルイス・スティーヴンソンによる児童文学『宝島』をモチーフとして製作されました。 ひみつ道具「宝探し地図」で宝島を見つけようとしたのび太の前に現れたのは、太平洋に突然出来た島。その島に到着する直前にのび太たちは海賊船に襲われ、しずかちゃんが連れ去られてしまいます。 のび太たちは海賊を追う途中で少年「フロック」に出会い、彼が海賊船から逃げ出したメカニックだということを知ります。そして、宝島の重要な秘密を知っているフロックとともに、しずかちゃん救出の大冒険が始まるのでした。 本作では「蛍光方向クラゲの種(海に卵を落とすと光るクラゲが孵化し、目的地までの道のりを教えてくれる)」や「重力ペンキ(壁など、ペンキで塗った箇所が足場になる)」などのひみつ道具が登場しました。

39作目『映画ドラえもん のび太の月面探査記』【2019年3月1日】

本作で3年連続のオリジナル作品。藤子・F・不二雄作品のファンであり、直木賞受賞の女流作家・辻村深月が脚本を担当しています。 のび太たちのクラスに転校生としてやってきた謎の少年「ルカ」とともに、のび太たちは「異説クラブメンバーズバッジ」によって作り出した「うさぎ王国」に行くことに。そこで出会った不思議な力を持つ「エスパル」の子供達と仲良くなったのもつかの間、悪人「ディアボロ」率いる部隊にエスパルたちがさらわれてしまいます。 そして、ルカものび太たちを救うためにさらわれ、のび太たちは彼らを助けるために立ち上がります。 本作では「異説クラブメンバーズバッジ(異説を唱えるメンバーのその通りの現象を体験できるようになる)」などのひみつ道具が登場します。

映画『ドラえもん』の物語はまだまだ続く!

ドラえもん 2018 映画
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018

1980年から39作品続いてきた映画「ドラえもん」シリーズ。数々の物語やひみつ道具が生まれ、その人気は衰えることを知りません。 これからも続く「ドラえもん」の歴史を追うのが楽しみですね!