©2018「薄墨桜」雨宮慶太/東北新社

「GARO」シリーズは止まらない!シリーズ全作からオススメ作品を紹介

2018年10月25日更新

2005年から始まった「GARO」シリーズ。13年目を迎える2018年今年、10月からスタートのTVシリーズ『神ノ牙-JINGA-』や、公開中の劇場アニメ『薄墨桜』など、その人気の衰えることはありません!そこで今回は「GARO」シリーズを徹底紹介します。

「GARO」シリーズって何?

2005年TVシリーズとして始まった「GARO」シリーズ。 GAROとは、「牙狼(ガロ)」と書く、この物語に登場する「魔戒騎士」のこと。人間の邪心に付け入りその魂を喰らって憑依する「魔獣ホラー」から人々を救うために現れた戦士が「魔戒騎士」です。魔戒戦士をサポートする存在が「魔戒法師」。GARO=ガロという名は魔戒騎士の中でも最高位を表し、その輝く姿から「黄金騎士ガロ」と呼ばれています。 彼らは共に「守りし者」として時代を超え人知れず戦っているというのが、「GARO」シリーズなのです。 「GARO」シリーズの原作にして総監督を務めるのが、映画「ゼイラム」シリーズでその確固たる世界観を作りだしファンを魅了した雨宮慶太。本格アクションに、雨宮ワールドを生み出す美しすぎるVFX、そして黄金騎士ガロを筆頭とするビジュアルデザインや造形物のクオリティの高さはこの物語の最大の魅力です。 今回はそんなシリーズの中からオススメ作品をピックアップして紹介します。

派生作品も多数!「GARO」シリーズをまとめてみた

この「GARO」シリーズは黄金騎士ガロを受け継ぐ主人公たちが仲間と共にホラーと戦っていく物語です。基本設定は変わりませんが、シリーズが進むにつれ主人公が代わる、主人公以外の人気キャラクターのスピンオフ作品が作られる、アニメシリーズが作られるなどさまざまな形でファンを楽しませてくれています。 最初のシリーズは冴島鋼牙(サエジマコウガ)が黄金騎士ガロの称号を受け継ぐ物語。 2005年のTVシリーズ『牙狼<GARO>』から始まり、2006年のスペシャルドラマ『牙狼<GARO>~白夜の魔獣~』、2010年の劇場版『牙狼<GARO>〜RED REQUIEM〜』、2011年のスピンオフオリジナルビデオ『呀<KIBA>〜暗黒騎士鎧伝〜』、続く2011年TVシリーズ第2弾『牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜』、2013年公開の劇場版『牙狼<GARO>〜蒼哭ノ魔竜〜』でこのシリーズが終わります。 この次に始まるのが道外流牙(ドウガイリュウガ)が黄金騎士ガロを受け継ぐ物語です。 2013年の『牙狼<GARO>〜闇を照らす者〜』に始まり、2015年劇場版『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』、同年TVシリーズ『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』、2018年公開の劇場版『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』にてひとつの区切りを迎えます。 この次に、最初のシリーズの冴島鋼牙の息子・雷牙(ライガ)が主人公となるシリーズ、2014年に始まったTVシリーズ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』が製作されました。 また、黄金騎士ガロ以外のキャラクターが主人公となるスピンオフ作品も多数作られています。 冴島鋼牙のシリーズで彼の最初の宿敵・暗黒騎士・呀(キバ)の物語で2011年オリジナルビデオ『呀<KIBA>~暗黒騎士鎧伝~』、女魔戒法師の二人・邪美(ジャビ)と烈花(レッカ)の物語の2013年公開の劇場版『牙狼外伝 桃幻の笛』、冴島鋼牙と共に戦ってきた銀牙騎士の絶狼(ゼロ)の物語で2014年公開の劇場版『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』と2017年TVシリーズ『絶狼<ZERO>-DRAGON BLOOD-』、女魔戒法師の媚空(ビクウ)の物語で2015年公開の劇場版『媚空-ビクウ-』などがあります。 その他、アニメーションは、中世を舞台にしたシリーズで2014年TVシリーズ『牙狼<GARO>ー炎の刻印ー』と2016年劇場版『牙狼<GARO>ーDIVINE FLAME-』、平安時代を舞台にしたシリーズの2015年TVシリーズ『牙狼<GARO>ー紅蓮ノ月ー』や現代を舞台にしたシリーズの2017年『牙狼<GARO>ーVANISHING LINE-』などが作られています。

「GARO」シリーズはここから始まった!冴島鋼牙によるガロはこれだ!

TVシリーズ『牙狼<GARO>』(2005年)

2005年にTVシリーズ『牙狼<GARO>』からこのシリーズが始まりました。主人公の冴島鋼牙はガロの称号を代々受け継ぐ魔戒騎士の直系で、父より受け継いだ鎧とその使命を果たすべく、人々を救うため魔獣ホラーと戦い続けています。 黄金騎士は、牙狼剣を持ち、魔法衣を身にまとい、魔導輪ザルバと呼ばれる指輪をはめています。ザルバは会話もでき、鋼牙のよきパートナー。 この声を同シリーズのテーマ曲を担当しているJAM Projectの影山ヒロノブが務めています。原作・監督には雨宮慶太が、脚本には漫画原作者でもある梶研吾や小林雄次など、アクション監督には映画「ゼイラム」シリーズの横山誠が参加。 冴島鋼牙には舞台「レ・ミゼラブル」のマリウスの小西遼生(旧:小西大樹)、ヒロイン・御月カオルには映画『「超」怖い話』の肘井美佳、鋼牙と共に戦う魔戒戦士ゼロの涼邑零にロックバンド・DUSTZのボーカルとしても活躍中の藤田玲が務めました。 また鋼牙の父親・大河には渡辺裕之、大河を殺した暗黒騎士・呀の龍崎駈音(リュウザキカルネ)に京本政樹といったベテラン陣も出演し、冴島家に仕える倉橋ゴンザを螢雪次朗が演じています。

冴島鋼牙シリーズ最終章!シリーズ初のファンタジーストーリー!

劇場版『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』(2013年)

今回紹介する劇場版『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』の前に作られたTVシリーズ『牙狼<GARO>~MAKAISENKI~』で、大いなる存在のガジャリと約束の地にある「嘆きの牙」を探し出すという契約を交わしたおかげで、ヒトを救うことができた冴島鋼牙。そのため訪れたのが約束の地で、牙狼剣、魔法衣、魔導輪を失くしてしまう鋼牙ですが……。 本作をもって、この冴島鋼牙の「GARO」シリーズが完結します。記念すべきその最終章にて、牙狼の敵・女王ジュダムを演じるのは、アカデミー賞女優の松坂慶子。 その他、黄金騎士ガロと共に戦う銀河騎士ゼロの涼邑零、鋼牙の父・大河などが登場し、物語を終わりへと導きます。原作・脚本・監督を今回は全て雨宮慶太が務めました。 第1弾放送から実に7年の月日が流れ、ひとつのシリーズが幕を閉じました。

黄金騎士ならぬ漆黒の騎士!新章GAROは時代も世界観も新たに始動!

TVシリーズ『牙狼<GARO>~闇を照らす者』(2013年)

「GARO」シリーズの新章として作られたのが、2013年TVシリーズから始まった『牙狼<GARO>~闇を照ら者』、その主人公の名は道外流牙。彼は幼い頃から魔戒騎士の修行を積み、黄金騎士ガロの称号を継いだ青年です。 輝きをなくし漆黒の鎧となってしまったガロの鎧、新たな魔獣・魔導ホラーの存在……謎が謎を呼び、物語は連続性のあるドラマとして展開していきます。 原作は雨宮慶太ですが、総監督にこれまで主にアクション監督を務めてきた横山誠。脚本は同シリーズを数多く手掛けている江良至がメインライターを務めています。 黄金騎士ガロの道外流牙にTVドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON』の栗山航。ガロの仲間の天弓騎士(テンキュウキシ)ガイの楠神哀空吏(クスガミアグリ)にミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』の青木玄徳、同じ仲間の炎刃騎士(エンジンキシ)ゼンの蛇崩猛竜(ジャクズレタケル)にTVドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』の池田純矢と注目の若手俳優がそろいました。 ヒロイン・女魔戒法師の莉杏(リアン)にはモデルとしても活躍中の南里美希、彼らを支える役者陣には、莉杏の師匠である魔戒法師・符礼(ブライ)に大友康平、魔導ホラーを作りだし裏で操る金城滔星(カネシロトウセイ)に津田寛治、道外流牙の母で魔戒法師の波奏(ハカナ)に横山めぐみなどのベテランが脇を固めています。

大人気キャララクターはこの二人!美しいアクション満載!

劇場版『牙狼外伝 桃幻の笛』(2013年)

『牙狼外伝 桃幻の笛』は、これまでのシリーズで登場した邪美と烈花を主人公にした物語。佐藤康江演じる邪美は鋼牙の盟友でTVシリーズ第1弾で登場し、スペシャルドラマ『牙狼<GARO>~白夜の魔獣~』で復活しました。 松山メアリ演じる零の盟友・烈花は劇場版3D映画『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』で初登場し、『牙狼<GARO>~MAKAISENKI~』でも活躍しています。本作では、二人ともバレエ経験者で体が柔らかいため、アクロバティックなワイヤーアクションなどに挑戦しているのが見どころ。 また、これまでスタントマンとして参加していた大橋明が大抜擢され監督を務めました。原作・総監督は雨宮慶太、脚本は雨宮慶太とTVドラマ『魔法×戦士マジマジョピュアーズ』の藤平久子です。

第1期TVシリーズから活躍の銀牙騎士ゼロ・涼邑零シリーズ!

劇場版『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』(2014年)

TVシリーズ『牙狼<GARO>』から登場し黄金騎士ガロと共に戦ってきた銀牙騎士ゼロこと涼邑零を主人公とした物語、劇場版『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』が2014年に公開されました。魔獣リングと彼を倒そうとするユナと名乗る女性。彼女の本当の目的とは、零が下した決断とは……。 雨宮慶太が原作から総監督を務め、脚本には「進撃の巨人」シリーズの小林靖子、「GARO」シリーズを数多く手掛ける金田龍が監督を務めました。涼邑零はそのクールな装いとは裏腹に心優しく大の甘党で、人気のキャラクター。 銀牙騎士ゼロは二刀流ということもあり、そのアクションシーンも見応え十分。そんな涼邑零を演じる藤田玲は本作ではエンディングテーマも担当しています。 劇場版ヒロイン・ユナにはTVドラマ『烈車戦隊トッキュジャー』の梨里杏、その他のキャストに魔獣リングのセイン・カミュや零の通うバー・ルーポ店長で元魔戒法師のバクラにガダルカナル・タカなどが揃っています。

歴代最強黄金騎士!冴島雷牙登場!

TVシリーズ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』(2014年)

2014年TVシリーズ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』で新たな主人公が誕生しました。冴島家の直系・冴島雷牙です。 後の作品で明らかになりますが、雷牙はあの冴島鋼牙と御月カオルの子供。両親不在の中、冴島家に仕える倉橋ゴンザによって育てられ、涼邑零を師に修行し黄金騎士ガロを受け継ぎました。その中でも歴代最強と言われています。 雷牙は、遥か昔に封じられた魔獣エイリスが蘇るのを阻止し再び封印することの指令を受けます。元老院から遣わされたマユリという魔道具の少女や幻影騎士・吼狼(クロウ)らと共に戦う物語です。 原作・総監督に雨宮慶太。主人公・冴島雷牙を演じるのは映画『アノソラノアオ』の中山麻聖、マユリに配信ドラマ『夫のちんぽが入らない』の石橋菜津美、吼狼にミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』の水石亜飛夢などフレッシュな顔ぶれがそろいました。 その他には、女魔戒法師で闇に落ちた魔戒騎士や魔戒法師を斬る闇斬師・媚空の秋元才加、魔戒騎士ギルの毒島(ブスジマ)エイジに哀川翔、魔戒法師の四道(シドウ)に大杉蓮など実力派が脇を固め、倉橋ゴンザの蛍雪次郎も健在で物語を支えています。

アニメシリーズも見逃せない!

TVアニメシリーズ『牙狼<GARO>-紅蓮ノ月-』(2015年)

2015年には新たなTVアニメシリーズ第2弾の『牙狼<GARO>-紅蓮ノ月-』がスタートします。この作品の舞台は平安時代で、藤原道長が治める京の都でも現れる火羅(ホラー)と戦う黄金騎士ガロこと雷吼(ライコウ)と魔戒法師である星明(セイメイ)、雷吼の従者・金時(キントキ)が繰り広げる物語です。 メインキャラクターデザインにTVアニメ『TIGER & BUNNY』の桂正和、監督は『グイン・サーガ』の若林厚史、シリーズ構成にTVアニメ『鋼の錬金術師』の會川昇とTVシリーズ『仮面ライダー555』の井上敏樹が担当しています。 声の出演は、雷吼に『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』で冴島雷牙を演じた中山麻聖、星明にTVアニメ『鋼の錬金術師』の朴ロ美、金時に「クレヨンしんちゃん」シリーズの矢島晶子がそれぞれ担当しています。

道外流牙シリーズの集大成!ガロVSジンガふたたび!

劇場版『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』(2018年)

道外流牙が主人公を務めるシリーズの集大成として製作されたのが、劇場版『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』。度重なる戦いの中、黄金騎士ガロとしてさらなる飛躍をみせる道外流牙。 かつて共に戦った蛇崩猛竜と楠神哀空吏が鎧強奪事件に関与している疑いが浮かび上がってきます。さらに前作TVシリーズ『牙狼<GARO>-GOLD STORM翔-』で倒したはずのホラー・ジンガが出現し、再び戦いの幕が切って落とされるのでした。 今回はこれまでのシリーズに登場したキャラクターが勢ぞろい。ジンガには『仮面ライダーディケイド』の井上正大、アミリには「嬢王」シリーズの松野井雅、新たな敵リンザにアニソン歌手の佐咲紗花、ボエルにお笑いタレント野獣爆弾のくっきー、楠神哀空吏の幼なじみ女魔戒法師の蛮美(バンビ)に映画『マンハント』の屋敷紘子が出演しています。 原作・脚本・監督は雨宮慶太、アクション監督は同シリーズの監督も担当した横山誠が務めました。

関連商品も多数登場!

「GARO」シリーズと言えば、TVドラマや劇場映画のみならず、さまざまな商品開発が行われています。パチンコメーカーであるサンセイアンドディーから「CR牙狼」シリーズとして、2008年より「GARO」シリーズを元にしたパチンコ機が登場し、それぞれに放送に合わせて新作が発表され、2018年現在も人気を博しています。 また、その他、TVシリーズ第1弾『牙狼<GARO>』の脚本家でもある小林雄次著による小説シリーズや本作にも参加している造形作家・竹谷隆之のアクションフィギアシリーズを発売するなどさまざまな展開をしています。

2018年も「GARO」シリーズは終わらない!

TVアニメシリーズ『牙狼<GARO>-紅蓮ノ月-』の続編で、星明と同じ陰陽師で藤原道長に仕える明羅(アキラ)が繰り広げる哀しい復讐の物語、映画『薄墨桜 牙狼』が2018年10月現在公開中です。 そして新たなTVシリーズの放送が始まりました。

それが『神ノ牙-JINGA-』です。タイトルにあるJINGAとは、TVシリーズ『牙狼<GARO>-GOLD STORM翔-』や劇場版『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』に登場するジンガのこと。 かつて魔戒法師・影煌騎士(エイコウキシ)ローゼとして、パートナーの魔戒法師・楓沙(フウサ)と弟の御影刀眞(ミカゲトウマ)とともにホラーを討伐していたジンガこと御影神我(ミカゲジンガ)。そんな彼の周りで、ある日を境に不思議なことが起こり始めるという物語です。 御影神我には井上正大、楓沙にはCMやTVドラマで活躍するフレッシュな向里憂香、御影刀眞には映画『銀魂』の萩原壮志が演じています。原作は雨宮慶太、監督はTVシリーズ『牙狼<GARO>~闇を照らす者』の梅津芳臣ほか、脚本はCMディレクターでもある塩田泰造などが務めています。 また、2019年TVシリーズ『神ノ牙-JINGA-』のアナザーストーリー『神ノ牙-JINGA-転生』が舞台化されることが発表されたばかり。まだまだ「GARO」シリーズの人気は続きそうですね。