2019年4月17日更新

「劇場版シティーハンター」で新宿が聖地化?懐かしの声優陣集結で15億突破の大ヒットを記録!

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シティーハンター、冴羽獠(さえばりょう)
(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

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「劇場版シティーハンター」が興収15億円突破 勢いが止まらない!

1985年に週刊少年ジャンプで連載が開始されて以来、発行部数が5000万部を突破した北条司による漫画『シティーハンター』。1987年からは日本テレビ系列でテレビアニメも放送開始。劇場版も3作制作されるなど、爆発的な人気を誇りました。 そしてテレビアニメの放送開始から30年を経て、新作『劇場版シティーハンター 』が2019年2月8日公開に。そんな本作は、公開から2か月以上経っでも勢いが止まりません。 現在も上映は続いており、2月8日(金)~4月14日(日)の66日間で、観客動員数105万人、興行収入15億円を突破しました。(動員1,058,102人 興行収入 1,502,665,440円 ※2019年4月14日現在)

「劇場版シティーハンター」のあらすじは?

シティーハンター
(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

「シティーハンター」シリーズは、新宿を舞台に、様々な依頼を受け、法では裁けぬ相手を始末する始末屋(スイーパー)・冴羽獠と、その相棒・槇村香の活躍と成長をコメディタッチで描いた物語となっています。 本作は、原作の時代背景である1980年代ではなく、2010年代の新宿を舞台に原作者の北条司が書き下ろした、全く新しいオリジナルストーリー。コアな原作ファンも、「シティーハンター」を知らない人も楽しめること請け合いです。

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【聖地化した新宿】ファンにとって今最も熱いスポットに

シティーハンター
(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

この大ヒットの要因の一つとなったのは、本作の舞台である新宿です。新宿エリアを中心としたプロモーションもきっかけとなり、新宿が聖地化。全国各地から訪れるファンが続出しているそうです。 劇中、入口前でアクションシーンが展開されているTOHOシネマズ新宿は、ファンの間でまさに「聖地」となり、1館での動員6万人を突破。興行収入も1億円を超える異例の大ヒットを記録したのです。

テレビ版キャストが続投 映画「新宿プライベート・アイズ」の声優を紹介

主人公の冴羽獠と相棒・槇村香を演じる声優陣ですが、テレビアニメ版でも同じ役を演じたオリジナルキャストである神谷明と伊倉一恵が続投することに。ファン大歓喜のキャスティングとなっています。

冴羽 獠(さえば りょう):神谷明

シティーハンター、冴羽獠(さえばりょう)
(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

自称20歳、裏世界でNo1の実力を持つとされるも、無類の女好きですぐに依頼人の女性に手を出そうとする始末屋(スリーパー)の冴羽獠。 この魅力的な主人公をテレビアニメの頃から一貫して演じ続けているのが、実力派声優の神谷明です。 1946年生まれの神谷は、1970年に声優デビュー。『宇宙戦艦ヤマト』の加藤三郎や『勇者ライディーン』のひびき洸、『ドカベン』の里中智などを演じます。80年代に入ると、『キン肉マン』のキン肉スグル、『北斗の拳』のケンシロウなど、週刊少年ジャンプ連載漫画のアニメ版で主役を演じることが増えました。 その他にも、『名探偵コナン』の「眠りの小五郎」こと毛利小五郎を演じていたことでも知られます。

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槇村 香(まきむら かおり):伊倉一恵

シティーハンター、冴羽 獠(さえば りょう)、槇村 香(まきむら かおり)
(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

槇村香は獠の親友・槇村秀幸の妹でしたが、兄を殺されてからは獠の同僚になりました。美人でありながらもなぜか獠から手を出されないため、純粋に仕事上のパートナーとして共に成長していきます。依頼人の女性に手を出そうとする獠を香が100tハンマーで撃退する様は、毎回おなじみの情景ですね。 そんなヒロイン・香を演じてきたのが、声優の伊倉一恵です。 1959年に長野県で生まれた伊倉は、1979年に声優としてデビューします。同時期に舞台女優としての活動も開始。声優はあくまでアルバイト的なものとしての活動であり、女優を本業として考えていました。 しかし、1985年に所属していた劇団「-劇舎(SHIBAIYA)-燐」を辞めてからは声優として本格的に活動。『シティーハンター』での香役で出世します。その他の有名な役に、『三つ目がとおる』の写楽保介、『ママは小学4年生』の島村いづみなどがあげられます。 伊倉は、今回の制作発表に伴うインタビューで「えっ、また100tハンマーを振り回せるんですか⁉」と感激した様子で答えています。

制作はサンライズ!実力派スタッフ陣が集結

原作:北条司

劇場版シティーハンター
(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

原作を手掛けた北条司は1959年、福岡県小倉市で生まれました。九州産業大学在学中に週刊少年ジャンプに掲載された『おれは男だ!』で漫画家デビュー。 翌1981年から連載を開始した『キャッツ♥アイ』は、『シティーハンター』と並ぶ代表作として知られます。 2000年代に入ると週刊コミックバンチと月刊コミックゼノンで『エンジェル・ハート』を連載。アニメ・テレビドラマ化もされる人気を博しました。

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総監督:こだま兼嗣

今回、総監督を務めるのが、こだま兼嗣です。 1949年北海道出身のこだま兼嗣は、70年代にアニメーターとして活動後、「キャッツ♥アイ」シリーズでチーフディレクターに。そして1987年から放送開始された「シティーハンター」シリーズで監督デビューを果たします。 こだまは過去三回作られた「シティーハンター」シリーズの劇場版全てでも監督をしており、今作での起用は必然ともいえるでしょう。 また、1996年から2002年にかけて「名探偵コナン」シリーズのテレビアニメ版・劇場版の監督を手掛けていることでも有名です。

脚本家:加藤陽一

脚本を手掛けるのは、加藤陽一です。 1979年生まれの加藤は、立教大学在学中に放送作家として活動しました。後にアニメ脚本家として活動をスタート。『アイカツ!』や『妖怪ウォッチ』、『モンスターストライク』、「デュエル・マスターズ」シリーズなど、2010年代を代表するアニメのシリーズ構成や脚本を手掛けました。 『妖怪ウォッチ』の「もんげー」や『アイカツ!』の「穏やかじゃない」、『デジモンユニバース アプリモンスターズ』の「ノレる?ノレない?超ノレる!」など、印象的で耳に残る数々の台詞を発案することでも知られています。

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大ヒットを受け、神谷明氏や原作者が喜びのコメントを発表

冴羽獠/(声)神谷明氏、「ファンの連鎖」に感謝と驚き

シティーハンター、冴羽獠(さえばりょう)
(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

冴羽獠の声を担当する声優・神谷明は、全てのスタッフ、そしてファンに感謝の思いを述べるとともに、ファンが何度も劇場に足を運び、さらに新しい来場者も続いてくれたことに対して、「シティーハンター愛の連鎖」が大きな結晶となった、と喜びのコメントを発表しました。

原作者/北条司氏「良い意味で予想を裏切ってくれた」

この大ヒットに原作者である北条司も、来場者へ感謝の意を表すとともに、公開1週目はファンだけでもきてくれたら嬉しい、と少し不安だった思いも吐露。それがまさかの2ヶ月超えのロングランなど、良い意味で予想を裏切ってくれた、と込み上げる喜びを明かしました。

「劇場版シティーハンター」は絶賛公開中!

シティーハンター、冴羽獠(さえばりょう)
(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

オリジナルシリーズの声優陣と監督が再結集し、現代の新宿を舞台に新たな物語が展開される『劇場版シティーハンター 』は、全国大ヒット上映中です!