2019年11月11日更新

アニメ「俺ガイル」の魅力解説!ぼっち主人公が送るラブコメな日常【3期放送日は?】

八幡、結衣、雪乃、いろは

原作が『このライトノベルがすごい!』に2年連続で1位に選ばれたアニメ「俺ガイル」。実はただのラブコメじゃない意味深アニメと話題に?本作の魅力を紹介します。

目次

アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の魅力を解説!3期の放送日はいつ?

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』は、ガガガ文庫(小学館)から出版されている渡航(わたりわたる)によるライトノベルシリーズです。『このライトノベルがすごい!』に2年連続で1位に選ばれている大人気作品で、アニメ版も『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』と第2期まで過去に放送されており、第3期の放送も2020年春に決定しています。 「俺ガイル」は、総武高校に通うとにかく根暗な性格の比企谷八幡(ひきがやはちまん)が、「奉仕部」で部員の雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)、由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)と織り成していく”まちがった”青春ラブコメです。また、メインキャラクターは全員神奈川県の地名が由来の名前となっているという裏設定などもあります。 今回は、そんな本作の魅力やヒロインについて解説します。 ※この記事は、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のネタバレを含んでいます。読む際は気をつけてください。

「俺ガイル」のあらすじを紹介!「奉仕部」の活動を描く青春ラブコメ?

総武高校に通うとにかく根暗な性格の比企谷八幡(ひきがやはちまん)。彼は入学初日に交通事故に遭ってしまい、それがきっかけで友達を作るタイミングを見失ってしまいます。元々ひねくれた性格なのもあり、ぼっちになってしまう八幡。登校から下校まで誰とも会話せず、放課後も真っ先に帰ってパソコンに向かう生活を送り続けます。 そんな彼に転機が訪れるのは、2年生の春のことです。これまでの高校生活を振り返る作文を課題に出された彼は、「青春とは嘘であり、悪である。」という書き出しで作文を書いてしまいます。それにより、生活指導担当教師の平塚静(ひらつかしずか)に目をつけられてしまい、結果的に「奉仕部」に入部させられるのでした。 「奉仕部」は、生徒の問題を解決する手助けをする部活。そこで八幡は、校内一の美少女である雪ノ下雪乃に出会います。また、リア充女子の由比ヶ浜結衣も入部してきて奉仕部は3人に。ラブコメが展開されるのかと思いきや、誰にも予想のつかない、まちがいだらけの青春が始まるのでした。 「俺ガイル」の特徴は、八幡の卑屈っぷりにあります。彼のひねくれた人柄が、学内の問題を解決に導いていく様は見どころです。また、それによって巻き起こる様々な人間関係のねじれにも目が離せません。

「俺ガイル」の魅力1:比企谷八幡は今までにない「ぼっち主人公」!

比企谷八幡(ひきがやはちまん)は、物語の主人公ならぬ立ち位置、“ぼっち”です。この作品は主人公がぼっちであるという、今までにない主人公の在り方を取っています。この“ぼっちだからこそ”というのが本作の魅力の一つでもあり、それを起点に様々な出来事が巻き起こっていくのです。 「奉仕部」での彼は、活動を通して様々な問題と対面していきます。そこで注目すべきは彼のぼっちならではの考え方や発言です。一見卑屈ですが、的を射ているものが多く、妙に共感できるものばかりです。 例えば、キャンプのエピソードではそれが顕著に描かれています。ある時、「奉仕部」は小学生のキャンプのお手伝いに駆り出されることに。ですが、その小学生の中に仲間外れの子がいることがわかります。そんな時、普通ならみんなで仲良くするように促しますが、八幡はこう言い放つのです。 「人間関係に悩みを抱えるなら、それ自体を壊してしまえば悩むことはなくなる。負の連鎖ならもとから断ち切る。それでいいのだ。逃げちゃダメだなんて強者の考え方でしかない。それを強いる世界こそが間違っている。」 つまり、仲間という概念を無くすことで、仲間外れ自体をなかったことにしようとするのです。非常にひねくれています。だけど、どこか核心をついている一言です。 彼なりの角度から問題を見て、場合によっては解決ではなく、”解消”する。ぼっちの彼だからこそなし得る方法で、「奉仕部」を活躍に導いていく様は「俺ガイル」の魅力の一つです。 比企谷八幡の苗字比企ヶ谷は、鎌倉市にある古い地名が由来で、本来の読み方は“ひきがや”です。有力武士比企谷氏の館があったことに由来していて、比企氏は北条氏との対立により孤立し、滅びています。本作の八幡の孤立しているイメージによく合っている名前です。

「俺ガイル」の魅力2:可愛いヒロインたちを紹介!

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』この題名で目を引くのは、”まちがっている”というワードです。その名の通り、この作品はただの青春ラブコメではありません。原因は主人公の比企ヶ谷八幡。恋愛経験の乏しい彼が主役だからこそ、正統派ラブコメにはならないのです。そんなラブコメで活躍するメインヒロイン三人を紹介します。

雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)

彼女は八幡と同じ「奉仕部」の部員で、才色兼備という言葉が正に似合うキャラです。非常に頭が良く、美少女で言うことなしなのですが、性格はとても気難しいです。人に同調せず、容赦無く正論を突きつけることも。最初は、奉仕部の二人ともぶつかることもありましたが、活動を通し、徐々に打ち解けていきます。特に八幡に対して、物語が進むにつれて少しずつ惹かれていく様子には注目です。 雪ノ下雪乃の雪ノ下は、鎌倉市の現在鶴岡八幡宮や源頼朝の墓などがある場所に由来しています。夏に備えるために、雪などを蓄えておく氷室を、頼朝がそこに作ったことが地名の由来です。冷たく美しい雪乃のイメージにぴったりの名前となっています。

由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)

彼女も「奉仕部」の部員で、クラスカースト上位のリア充女子高生。見た目も正にギャルです。空気を読んで周囲に合わせることを重視していますが、それにより自分の考えを出せずにいるところもあります。雪乃とは真逆の性格で、そんな雪乃に興味を持って「奉仕部」に入部しました。 高校初日に犬を散歩させていた彼女。しかし、犬が道路に飛び出してしまい、車に轢かれそうになってしまいます。そこに偶然居合わせた八幡は犬をかばい、事故に遭ってしまうことに。この時の飼い犬の恩人であることが後に発覚し、結衣は八幡に感謝の念を抱きます。そして、それは徐々に好意へと変わっていくのでした。 由比ヶ浜結衣の由比ヶ浜は、鎌倉市の由比ヶ浜という有名な浜が由来です。ここのビーチには毎年大勢の人が集まり、とても賑わいます。いつも明るい結衣のイメージにぴったりです。

一色いろは

そして、三人目が一色いろはです。彼女は八幡たちの一個下で、サッカー部のマネージャーをしています。アニメでは2期から登場し、一言で言うと”あざと可愛い”子です。それゆえに、他の女子から嫌がらせを受けてしまい、その悩み相談がキッカケで「奉仕部」と関わる事に。最初は八幡のことを嫌っていますが、物語が進むにつれて彼に惹かれていきます。 一色いろはの一色は、三浦郡葉山町にある地名です。作中では、いろははサッカー部の葉山という先輩のことが好きと明言しているので、それに由来していると考えられます。

ヒロインは可愛いけどただのラブコメじゃない!

卑屈ながらも生徒の問題を解決していく八幡。時に独特な行動をとる彼に振り回されつつも、関係を深めていく雪乃。八幡に惹かれているも、アプローチが苦手な結衣。関わっていくうちに、嫌いが好きになっていってしまういろは。この4人の複雑な人間模様が、作品のラブコメ要素です。 また、タイトルの通り、ただのラブコメではなく、人間関係の読み合いと言った方が正しいかもしれません。可愛いヒロインと八幡が繰り広げるこの読み合いも魅力の一つです。

「俺ガイル」の魅力3:2期最終話が意味深!

「私は全部欲しい、今もこれからも。私ずるいんだ、卑怯な子なんだ。私はもうちゃんと決めてる。もしお互いの思ってることがわかっちゃったら、このままっていうのもできないと思う。私たちの最後の依頼は、あたしたちのことだよ。ゆきのんの今抱えている問題、私答えわかってるの。たぶんそれが、私たちの答えだと思う。それで、私が勝ったら全部もらう。」 これは、2期の最終話のクライマックスシーンでの結衣のセリフです。非常に抽象的な部分が多く、どう意味なのかと、放送当時も話題になりました。 このシーンは3人で水族館に遊びに行った帰りに彼女が「これからどうしよっか?」と切り出すところから始まります。その意味は、「奉仕部」の3人の関係についてどうするのかと言うこと。実はこの頃、雪乃は八幡に惹かれ始めています。結衣も彼のことが好きなので、三角関係にある状態での出来事でした。 結衣は「奉仕部」の今の雰囲気がとても好きで、壊したくないと考えています。ですが、同時に八幡と付き合いたいとも思っている様子。これがセリフ中の「全部欲しい」の意味です。ですがどっちもと言うわけにはいきません。片方を取れば、どちらかが崩れてしまいます。 そして、この状況は雪乃にとっても同じです。彼女が八幡を取れば、「奉仕部」の関係は壊れます。「奉仕部」もなくなり、雪乃と彼が付き合う。結衣としては、それを一番避けたいのです。そこで、彼女は彼ではなく「奉仕部」を選び、それを雪乃にも強います。彼女も八幡を諦めるように。 最終的に、その提案を受け入れてしまいそうになる雪乃ですが、「そんなの欺瞞(ぎまん)だろ」と八幡が止めます。結局3人の関係はうやむやなまま、2期は終わりを迎えます。非常に気になる展開で終わったため、3期では果たしてどのように関係が進むのか気になるところです。

第3期の製作が決定!気になる放送日は?

2019年3月、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のアニメ第3期の制作が発表されました。アニメはこれまでに、第1期が2013年、第2期が2015年に放送されており、1期と2期が一年間隔だったのに対し、今回は実に4年ぶりです。そのため、俺ガイルファンは歓喜しています。 また、原作者の渡航もツイッターで「第3期も変わらぬ愛を…より一層の愛と応援、よろしくお願いしますね!」と発言していて、喜びを見せています。2期の終わりが気になる展開だっただけに楽しみです。 気になる放送日は、2020年春放送と発表されました!

3人の関係はこれからどうなる?今後も「俺ガイル」は見逃せない!

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』その名の通りちょっと変わったラブコメの「俺ガイル」。ぼっちな八幡と、奉仕部の2人で繰り広げられる物語、ヒロイン3人の魅力、2期の最後などについておさらいをできたでしょうか。 アニメ第2期は、非常に意味深な終わり方をしました。八幡の心情はどう変化するのか、これから「奉仕部」の3人の関係性はどうなっていくのか。第3期に期待が高まります。3期に関する続報を待ちましょう。