映画『さよならくちびる』の動画を配信中のサブスクはここ！【小松菜奈主演】

映画『さよならくちびる』は2019年に公開されました。本作は、小松菜奈と門脇麦のダブル主演！主題歌は秦基博、挿入歌はあいみょんが務めます。

インディーズで注目を集めた女性二人の音楽グループ・ハルレオは、それぞれの道を歩むために解散することを決意。彼女たちは、マネージャーの志摩を含めた3人で、全国7都市を巡るさよならツアーに出発します。 しかし、3人の関係は複雑なもので、レオはシマ、シマはハルに思いを寄せていました。さらに、ハルもレオに対して友情以上の感情を抱いていたのです。 それぞれの思いをのせた曲「さよならくちびる」が3人の関係を変えていき......？

レオは、ハルに誘われて音楽活動をはじめ、ハルに強い憧れを抱いている人物。彼女は、ハルの自分に対する気持ちにも、志摩のハルに対する気持ちにも気づいていますが、それでも志摩のことを好きになってしまいます。 レオを演じるのは、女優の小松菜奈。本作の他にも、映画『ただいま。』や映画『恋は雨上がりのように』などでも主演を務めています。

ハルは、音楽グループ・ハルレオを作った人物。彼女は、ハルレオを大切な居場所だと感じており、レオには特別な感情を抱いています。 ハルを演じるのは、女優の門脇麦。彼女は、映画だけでなくテレビ番組やCM、舞台など幅広く活躍している人気女優です。

志摩は元ホストで、ハルレオのマネージャーであり付き人です。彼は、過去にバンド活動を諦めた経験があります。ハルには恋愛感情を抱います。 志摩を演じるのは、俳優の成田凌。彼は、本作の他にも映画『カツベン！』やアニメ映画『君の名は。』で声優としても活躍しました。

本作の主題歌は秦基博、挿入歌はあいみょんが務めます。秦基博が歌うのは、映画と同名の曲「さよならくちびる」です。この曲は、物語に関わる重要な曲となっています。 また挿入歌となるのは、あいみょんが提供する「誰にだって訳がある」と「たちまち嵐」の2曲。作中、音楽ユニット・ハルレオの曲として登場します。

本作で描かれているのは、それぞれ不器用な男女3人の三角関係。全員が全員片想いというまさに「一方通行」で、誰も報われない関係なので、終始切なくもどかしい気持ちを味わうことになります。 ハルもレオもシマも、3人ともが自分の気持ちをうまく言葉にできないタイプで、そのせいで泥沼にはまっていく姿が余計にやるせないです。同時に、彼らの人間臭さにいとおしさを覚えもします。ヒリヒリするようなラブストーリーを観たいときはぜひ手にとってみてください。

やはり特に印象的なのが、小松菜奈演じるレオが門脇麦演じるハルにキスをするシーンです。予告編の時点でお披露目されていたこともあり、本編が公開される前から話題を呼んでいました。 小松菜奈の「ハルのためならなんでもするよ」という台詞や、なかば奪うような強引なキスの仕方に、男女問わず釘付けになってしまうこと間違いなし。女優デビュー作である映画『渇き。』(2014年)ですでに複数人とのキスシーンを演じたということもあってか、さすがの美しさと艶っぽさを感じさせます。

レオとハルのキスシーンと対照的なのが、レオがシマにキスを迫るシーン。2人はまさに唇を重ねる寸前までいきますが、シマは「そんなことしたら俺たちのままでいられなくなる」と言ってレオを拒みます。 ハルのことが好きなシマ、シマのことが好きなレオ、レオのことが好きなハルという、切ない三角関係がよくあらわれたシーンといえるでしょう。キス“できなかった”からこその余韻が心に残ること間違いなしです！

映画『恋は雨上がりのように』は、月刊スピリッツにて連載されていた漫画を、実写映画化した作品です。本作は、小松菜奈と大泉洋のダブル主演で注目を集めました。 主人公のあきらは、怪我を原因に陸上への夢を諦めてしまった女子高生。彼女と同じく小説家の夢を諦めた正己は、彼女に優しい言葉を投げかけます。そんな正己に、あきらは徐々に恋心を募らせ始め……。

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