ドラマ『信長協奏曲』を配信中のサービスを紹介！映画版の動画も無料で観られるのは？

2014年にフジテレビで放送されたドラマ『信長協奏曲』。石井あゆみ原作の同名漫画を実写化した本作では、織田信長が実は現代からタイムスリップした高校生だった、という斬新なストーリー設定が見どころです。主演の小栗旬をはじめとする豪華キャスト陣も大きな話題になりました。

高校生のサブローは修学旅行で訪れていた時代村で転倒し、その瞬間戦国時代へとタイムスリップしてしまいます。目を冷ましたサブローが近くにいた侍に声をかけると、なんと彼は自分と全く同じ顔をしていました。 戸惑うサブローに対して、「自分の代わりに織田信長として生きてほしい」と声をかける織田信長。状況を察したサブローは信長の頼みを快諾し、高校生でありながら殿として国を治めることに。しかし信長となったサブローには様々な困難が待ち受けていて……。

主人公のサブローは、本物の織田信長と全く同じ顔を持つ高校生。修学旅行中にタイムスリップした戦国時代で、病弱な本物の織田信長に後を託され「織田信長」として生きています。おおらかで平和を愛するサブローの性格は、家臣達に影響を与えていきます。 本物の織田信長は、病弱なため織田家を抜け出した末に明智家の養子となっていました。その後、サブロー扮する織田信長の台頭を知り、サブローの元へ馳せ参じて明智光秀として家臣に下ります。映画では秀吉と結託して信長の座を取り戻そうとしている様子が見えますが……。 サブローと織田信長の2役を演じているのは、俳優の小栗旬。多くのドラマや映画に出演している人気俳優です。モデルの山田優と2012年に結婚しました。

羽柴秀吉は織田家の家臣の1人。幼少期に住んでいた村を本物の信長の兵に焼き討ちにされたことから、信長を憎んでいます。今も忠誠を誓うふりをしながら、狙うは織田信長の失脚。そのために明智光秀に近づきますが……。 羽柴秀吉を演じているのは俳優の山田孝之。映画『荒川アンダーザブリッジ』の星役や、「闇金ウシジマくん」シリーズの丑嶋役で知られている人気俳優でありながら、ミーアンドスターズ株式会社の設立やバンド活動も行うマルチタレントです。

斎藤道三の娘で本物の信長の妻・帰蝶。本物の信長とはうまくいっている夫婦ではありませんでしたが、信長サブローに代わってからはうまくいっています。お市(水原希子)の思いつきから一悶着の後、サブローと祝言をあげることになりますが……。 帰蝶を演じているのは女優の柴咲コウ。2017年にNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に主演し、数々の映画やドラマに出演している人気女優であり、歌手活動や衣食住のプロデュースを行う会社のCEOも務め、実業家の顔も持っています。

ドラマ『信長協奏曲』の見どころは、原作・アニメよりも色濃く描かれた主人公・サブローの人間性です。ドラマ版のサブローは原作に比べると逃げ癖や強がりといった人間的な弱さが出ていたり、自害しようとしている人間に対して熱い声掛けをしていたりと、より人間臭さにあふれています。 また、そんな現代っ子らしさ全開なサブローと戦国時代の人々の絶妙に噛み合わない会話も本作の見どころの1つ。思わず吹き出してしまうようなシーンも多数あるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

「歴史物」と言われると、史実に沿っていて先が読めるというイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかし本作は、タイムスリップという一風変わった要素が取り入れられていることで、ストーリーがどこへ転がっていくのか予測できずハラハラドキドキさせられます。 特に、史実でも重要な存在である明智光秀には驚きの設定が。実際の歴史をなぞりつつ意外な展開が繰り広げられるので、歴史に詳しい人も思わず見入ってしまうこと間違いなしです！

本作は、歴史が苦手な人にこそ観てほしい作品。というのも、戦国時代にタイムスリップしてしまったサブロー自身が、ほぼまったく歴史を知らないからです。織田信長や徳川家康が何をしたか知らないというくらいですから、筋金入りだといえるでしょう。 そんなサブローを中心に繰り広げられる物語は、笑いあり涙ありで観る者を退屈させません。「歴史」という言葉が持つ堅苦しいイメージとはかけ離れた、新感覚の作品だといえるでしょう。

映画「信長協奏曲」ではドラマ版では描かれなかった織田信長の最期、本能寺の変が描かれます。日本史に疎いサブローは信長の最期を詳しくは知りません。日本史の教科書を読んだ松永に知らされてから、死を意識し始めます。 歴史上では明智光秀が謀反を起こし、織田信長を本能寺で殺害。羽柴秀吉が明智光秀を追い詰めて秀吉が天下を取ります。果たして、本作でのサブローと本物の信長である明智光秀の運命はどう描かれるのでしょうか。 本能寺焼き討ちのシーンはCGでなく実際の火を使って撮影されました。本物の噴煙の中で撮影された見ごたえのあるシーン・信長の最期をお見逃しなく。

「信長協奏曲」のもう一つの見どころは、サブローと帰蝶の恋の行方です。本物の信長とはうまくいっていなかった帰蝶も、サブローとは良い関係を築いていました。本作ではお市が帰蝶とサブローの祝言を提案します。 しかし死ぬ運命にある信長としては祝言をすることはできない、とサブローは考えていました。納得のいかない帰蝶とすれ違う内に、帰蝶が敵に囚われてしまいます。 2人は無事に祝言をあげられるのでしょうか。

漫画原作とドラマ版を比べてみると気づくのが、主人公・サブローの性格のちがいです。原作のサブローが飄々としていてドライな印象すら与える一方で、ドラマ版のサブローは非常に表情豊か。逃げ腰だったり虚勢を張ったりと、人間臭さを感じさせます。 ドラマ版ではサブローだけでなく、ほかのキャラクターにもいくらか改変がほどこされていますが、どちらが悪いというわけでもありません。むしろそれぞれに異なる魅力があるため、別物として楽しむことができるのです。

ドラマ版は月9枠で放送されたということもあり、恋愛要素が際立つようにストーリーが組み立てられているようです。そのため、どうしても原作とはちがう雰囲気を感じさせます。 一方で、アニメ版はドラマ版よりも原作を忠実に再現しているので、原作ファンの人はこちらも必見。時間があれば両方を見比べて、それぞれの魅力を味わってみるのもおすすめです！

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、北条義時を主人公に、平安末から鎌倉前期に繰り広げられた権力争いを描いた作品です。 弱小豪族の次男として生まれた北条義時。彼の人生は、姉の政子が源頼朝と結婚したことをきっかけに、大きく変わっていきます。やがて激しいパワーゲームに参加することになった彼の行く末とは……。 脚本・三谷幸喜、主演・小栗旬をはじめとして、豪華なメンバーの参加が決定しています。放送前から期待が高まりますね！

2017年公開の映画『本能寺ホテル』は、京都の本能寺ホテルから1592年の戦国時代にタイムスリップしてしまったOL繭子と、信長や森蘭丸との交流を描いた作品。 OLの繭子(綾瀬はるか)は、婚約者の両親の金婚式に出席するために京都へ向かいます。しかし手違いで予約していたホテルに泊まれず、街を彷徨う羽目に。 そして、路地裏にひっそりと建つ本能寺ホテルを見つけました。そのエレベーターは戦国時代へタイムスリップする不思議なエレベーターで……。 綾瀬はるかと堤真一の熱演が素敵な作品です。ぜひ観てみてくださいね。

2014年公開された映画『幕末高校生』は、幕末の世界へタイムスリップしてしまった高校生が偉人たちと出会う作品。 優等生の沼田(千葉雄大)とギャルの恵理(川口春奈)、そして授業中は居眠りばかりの高瀬(柄本時生)は、新米教師の川辺未香子(石原さとみ)と「体感ヒストリー江戸時代」というスマホアプリをきっかけに幕末へタイムスリップしてしまいます。 そこで勝海舟(玉木宏)や、西郷隆盛(佐藤浩市)などの歴史上の偉人や江戸時代の人々の生き様に影響を受ける4人でしたが、歴史もまたタイムスリップの余波を受けていて……。

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