2017年10月11日更新

映画『信長協奏曲』のネタバレあらすじ・キャスト【小栗旬がタイムスリップして織田信長に!?】

『信長協奏曲』

松山博昭監督による映画『信長協奏曲』は2016年1月23日に公開されました。ドラマの人気を受けて映画化までされた人気シリーズの『信長協奏曲』。今回は映画のあらすじ、キャスト、ネタバレを含む感想・評価などを紹介していきます。

目次

映画『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』人気コミックを豪華キャストで実写化!

2014年にフジテレビの月9にて連続ドラマ化された『信長協奏曲』の劇場版が、2016年1月23日に公開されました。原作は小学館「ゲッサン」にて連載中で、累計売上300万部を突破した石井あゆみによる大人気歴史コミック。2014年にはドラマ『信長協奏曲』がフジテレビ系で放送されており、今作はドラマのその後を舞台に描かれています。

主演はドラマに引き続き小栗旬が務め、そのほかにも豪華キャストが集結しています。監督は2012年公開の『ライアーゲーム-再生-』を手掛けた松山博昭が務めます。

『信長協奏曲』とは?作品のあらすじ

勉強嫌いな高校生のサブロー(小栗旬)はひょんなことから戦国時代にタイムスリップをしてしまい、自分と姿形がそっくりな織田信長と出会います。

サブローは織田信長に「病弱な自分と入れ替わって織田信長として生きてほしい」と頼まれてしまい、織田信長として裏切りや陰謀・死の臭いが渦巻く戦国時代で生きていくことになりました。

ドラマ『信長協奏曲』あらすじをおさらい【ネタバレ注意】

ひょんなことから信長として生きていくことになったサブロー。しかし体が弱く物静かだった信長が突然、活発で破天荒な姿になったことで側近である池田恒興(向井理)らは戸惑いを隠せません。

はじめはドラマで見る舞台セットのような世界に心躍らせるサブローでしたが、目の前で繰り広げられる“生きるか死ぬかの戦い”を前に戦国時代の厳しさを思い知ります。

何度も訪れる身の危険にたじろぐ姿を見せていた彼も、負けん気が強い妻の帰蝶(柴咲コウ)の助言もあってか、天下統一に向けて家臣を率いていく決意を固るのでした。一方、サブローに信長の座を渡した“本物”の織田信長(小栗旬)は明智光秀を名乗り始めます。

妹の市(水原希子)を嫁がせた浅井家と同盟を結んだものの裏切られてしまい、対立することになってしまった織田勢。家臣は織田家を守るために身を粉にして忠誠を誓います。

しかし側近の恒興(向井理)は、あることがきっかけで、サブローが“偽物”の信長であることを知ってしまいます。恒興から「城を出ていけ」と言われたサブロー。しかしそのとき、織田信長暗殺を企て失敗した朝倉軍と、合流した浅井軍が攻め入ってくるということを家臣に知らされます。

戦いに向けて気合いが入る家臣たちでしたが、サブローは「話し合いで和睦を結び、長引いた戦に終止符を打とう」と諭します。

一度はその提案を受け入れた浅井勢でしたが、これまで犠牲になってきた多くの兵のためにここで戦を終わらせることはできないという家臣の必死の訴えで心を入れ替えます。浅井長政(高橋一生)は戦を続ける決意をサブローに告げるのです。

浅井軍の城に攻め入った織田軍は、市を助け、サブローはついに長政を討ちます。時のリーダーとして生きるということを、身をもって学んでいくサブロー。家臣を欺いていたサブローに怒っていた恒興ですが、家臣を力強く導いたサブローを認め、共に「戦のない平和な世の中」を目指すことを誓います。

天下統一に向けて再び進みだした織田陣営に見えましたが……。

ドラマのその後を描く!映画のあらすじ

記事後半では映画の結末をネタバレで解説!

天下統一に向けて結束を固めたサブロー(小栗旬)率いる織田軍でしたが、家臣であった秀吉(山田孝之)が、実は今川義元が送り込んだスパイであり、浅井との戦も彼が仕掛けた罠であったことが発覚します。秀吉は信長を恨んでおり、彼を討つ機会を窺っていたのです。 また、自ら信長の座をサブローに渡した明智光秀(小栗旬)も、サブローの躍進を快く思わず信長の寝首をかこうと企んでいました。 そして、ついに秀吉と明智は信長を討つために結託します。“本能寺の変”。サブローの運命はどうなるのでしょうか?物語はついに最終章をむかえます!

映画『信長協奏曲』の主演キャストは小栗旬

主人公サブロー・明智光秀(本物の織田信長)役/小栗旬

主役のサブロー役はドラマに引き続き小栗旬が努めます。大人気ドラマ『花より男子』で花沢類役や、映画『ルパン三世』で主演でルパン役を演じたことで知られている大人気俳優です。

本作では織田信長のフリをするサブロー役と本物の織田信長であり後の明智光秀役を一人二役で演じるとのことで、その演技力にも注目が集まります。

ヒロインには柴咲コウ

信長の正室、帰蝶役の柴咲コウ

織田信長の正室、帰蝶役は柴咲コウが演じています。周囲からは“綺麗でおしとやかな姫”と思われているものの、実際は気が強く、サブローとは喧嘩してぶつかることも多い元気な姫を好演しています。

2007年にドラマ『ガリレオ』でヒロインの内海薫役を演じた柴咲コウは歌手でも活躍しており、2015年6月にはカバーアルバムを発売するなど才能豊かな演技派女優です。

サブローの良き理解者には正統派イケメンの向井理

信長の乳兄弟、池田恒興役の向井理

織田家の家臣、池田恒興役には甘いマスクで人気俳優の向井理です。サブローの良き理解者であり、一番の味方である“つねちゃん”を魅力的に演じています。

2015年には連続ドラマ『永遠の0』で主演で宮部久蔵役を演じ、戦時中を生き抜いた人々の人生模様や家族愛を熱演しました。

個性的なキャラを演じてきた山田孝之が歴史上の重要人物・豊臣を演じる!

信長を恨む羽柴秀吉役に山田孝之

信長を恨む羽柴秀吉役には山田孝之です。2004年に連続ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』で主人公・松本朔太郎役や、2010年に映画『闇金ウシジマくん』の主演で丑嶋馨役を演じるなど数々の人気ドラマ・映画で主演を務めてきた個性派俳優です。

ドラマ版から秀吉役を務める山田孝之ですが、原作漫画を読んだ主演の小栗旬が「この役はぜひ彼に」と直接オファーし、山田も出演を快諾したそうです。

監督は松山博昭監督

監督は、2012年に公開された映画『ライアーゲーム -再生-』を手掛けた松山博昭です。2014年に放送された連続ドラマ『失恋ショコラティエ』では演出を担当しているなど、今注目されている監督です。

豪華キャスト陣をまとめあげる手腕が注目されます。

映画『信長協奏曲』3つのみどころ

1.主役級ばかりの豪華キャスト!

なんといっても主演の小栗旬をはじめとした華々しいキャスト陣の共演が見どころ!

ドラマ版にも出演していた柴咲コウ、山田孝之、向井理など映画やドラマに引っ張りだこの人気俳優陣がスクリーンに集結!豪華な共演が見逃せません。

2.エンターテインメント性溢れるストーリー!

人気コミックを原作としたこの映画。史実に忠実な時代劇というよりは、歴史エンターテインメントとして楽しめる作品になっているようです。

歴史的には信長に気に入られて家臣になった秀吉ですが、この作品では今川軍のスパイとして描かれているなど、おなじみの人物が一味違ったストーリーで描かれているのも本作の面白さです。歴史好きの方も、歴史に詳しくない方も、すべての方が楽しめるエンターテインメント性の高い作品になっています。

3.こんなオシャレな袴アリ?!サブローファッションに注目!

映画『信長協奏曲』でもう一つ注目したいのが、現代からタイムスリップし、信長を務めることになった高校生・サブロー(小栗旬)の斬新な着こなしの数々!

着物をそのまま着るのではなく、現代風にアレンジしていてオシャレ。ドラマ放送時にも話題になりました。サブローならではの「戦国ファッション」も要チェックです。

その他のキャストも豪華俳優が集結!

信長が信頼する家臣、前田利家役に藤ヶ谷太輔

信長に信頼されている家臣であり、前田犬千代としてドラマでも活躍した藤ヶ谷太輔が映画でも続投。血気盛んな性格で槍の名人として知られているキャラクターであり、ドラマでは阿部進之介と相撲をするシーンが話題となりました。

藤ヶ谷は、『美男ですね』『理想の息子』『仮面ティーチャー』などで印象的な活躍をしている若手ジャニーズ俳優です。

お市役の水原希子

小栗演じるサブローの妹的な立ち位置で、ドラマ版の中盤から活躍したお市役として、水原希子が続投しています。容姿は皆が認めるほど美しいけれど、お転婆で落ち着きがないというギャップのあるキャラクターです。日本人離れした顔立ちの水原が着物を着ているということで話題になりました。

水原希子はモデルとして一線で活躍しつつ、女優としての活動の幅も年々増えてきています。2015年には『進撃の巨人』のミカサ役がかなりのハマりようだとして話題になりました。

徳川家康役には濱田岳

歴史上では織田信長に代わって天下統一を成し遂げた戦国武将・徳川家康役を、コミカルな演技からシリアスな役どころまで幅広くこなす人気実力派俳優の濱田岳が務めます。

本作での徳川家康は、人質として織田家にいた幼少期にサブローの良き遊び相手となり、サブローを尊敬してやまないというキャラクター。憎めない性格で、女の子が大好きなんだとか。

松永弾正久秀役に古田新太

史実では暗殺などの数々の悪業で名の知られる癖のある武将、松永弾正久秀。本作ではサブローと同じく現代からタイムスリップしてきた人物という設定。サブローに彼の死期が近いことを知らせます。

劇団☆新感線の舞台などでも活躍する個性派俳優、古田新太が演じています。

ドラマ『信長協奏曲』のキャストもかなり豪華だった!

主演の小栗旬や柴咲コウ、山田孝之をはじめとした多くのキャスト陣はドラマ『信長協奏曲』にも出演していました。

映画版の出演とはいきませんでしたが、ドラマシリーズのみに出演していたキャスト陣も個性的で話題となっていました。

信長の弟・信行を演じた柳楽優弥

信長と跡継ぎ争いを繰り広げた弟の信行を演じたのは子役時代から活躍する実力派俳優の柳楽優弥。その存在感あふれる演技がドラマ放送当時、話題となりました。

信長に対して挙兵した末に、その座を奪えずに切腹してしまいました。なので今作への新たな出演はなさそうです。

侍女・ゆきを演じた夏帆

夏帆

帰蝶の身の回りの世話をする侍女のゆきを演じたのは女優の夏帆。

織田家で孤立していた帰蝶の身を案じながらも、自身は織田家と敵対する朝倉の間者として信長の命を奪うことを命令されているという難しい役どころを演じました。

斎藤道三を演じた西田敏行

西田敏行

美濃の蝮(まむし)とよばれた強力な戦国大名・斎藤道三は西田敏行が演じていました。帰蝶の父であり、自身もタイムスリップしていたことから、サブローと打ち解けます。

村娘・お春を演じた前田敦子

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戦国時代の厳しさを感じながらひたむきに生きる村娘・お春を演じたのは元AKBのあっちゃんこと前田敦子。

ひょんなことからサブローと出会い、交流していきます。

映画『信長協奏曲』主題歌

2016年1月公開の映画『信長協奏曲』の主題歌もドラマ版と同じく、Mr.Childrenの「足音 〜 Be Strong」です。前向きな歌詞が物語にもぴったりな歌となっています。

映画『信長協奏曲』の感想・評価は?【ネタバレ注意】

『信長協奏曲』の結末は?【ネタバレ注意】

史実ではご存じのとおり、織田信長は本能寺の変で死に、秀吉は約10日後の山崎の戦いで光秀を討つことになります。

映画のラストではサブローの勇士に心を打たれた明智(本物の織田信長)は、サブローの家臣として忠誠を誓いました。しかし秀吉に脅されたことで本能寺に火を放ってしまいます。明智はその後、サブローを逃がしますが、秀吉によって明智が殺されてしまうのです。

そしてサブローと秀吉が対峙することに。最終的にはサブローは捕まってしまい、首を落とされますがその瞬間現代に戻ってくることができたのでした。

しばらくして現代のサブローに1通の手紙が届きます。そこには帰蝶からのメッセージがあり、サブローは秀吉によって殺されたこと、サブローの想いは継承され平和な世界になっていること、サブローが贈った指輪によっていつまでも繋がっていると書かれていたのです。

感想・評価をチェック!【ネタバレ注意】

本作の感想・評価をチェックしてみると、「サブロー死ななくて良かった!」「タイムスリップしても結局現代に戻れるんだな~」という声が多く、サブローは暗殺されるのを免れて現代に戻ってきているラストに納得のようです。

また、映画を鑑賞した方の多くが「帰蝶(柴咲コウ)と信長のラブストーリーが泣けた!」と評しており、歴史物語だけでなく、現代人・サブローと信長の正室・帰蝶との純愛ストーリーの評価も高かったようです。