『ドラゴンボール』クウラの全形態を紹介!正体は悪の帝王の兄だった
クウラは、映画版『とびっきりの最強対最強』『激突!!100億パワーの戦士たち』でボスを務めています。初登場は、前者の映画でした。コルド大王一家の長男で、フリーザの兄にあたります。 先述した映画2作品の他にも登場。アニメ『ドラゴンボールGT』では地獄から蘇った戦士として、カードアーケードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』では悪役として登場しています。 軍隊を用いて惑星の支配を行っていますが、上記2作の映画には軍隊は登場しません。親衛隊である「クウラ機甲戦隊」を率いており、メンバーのサウザー、ドーレ、ネイズ、そしてコルドの4人だけでも7つの惑星を1日で制圧出来る実力を持っています。 ※本記事では『ドラゴンボール』シリーズのネタバレ情報を扱っています。読み進める際は注意して下さい。
クウラはフリーザ以上に極悪非道!?プライドが高く、残忍な性格
クウラの性格は、フリーザ以上に残忍かつ非情です。相手の息の根を完璧に止めることにこだわり、倒したように見えても一切油断をしない用心深さも持ち合わせています。 プライドが高くて、「宇宙最強」を誇りに思っています。サイヤ人を軽蔑しており、弟のフリーザを殺した悟空を倒そうとしましたが、それは我が一族が貶められたと感じたからでした。弟への弔い合戦という訳ではありません。 フリーザやコルドが、強い戦士はスカウトする場合もあるのに対して、クウラは抹殺するのにこだわります。その点についてフリーザを「まだまだ甘い」と言っており、厳しい性格が伺えます。 ゲームの描写ではフリーザとの兄弟仲は悪いようで、競い合っていました。父親のコルド大王が破れた際も「我が一族の恥」と罵っています。
クウラの形態一覧 最終形態のインパクトは絶大!
クウラは、弟のフリーザと同じく形態変化してパワーアップします。普段から第4形態で過ごして体を慣らしており、第1~3形態は作中に登場しません。
第4形態
クウラの第4形態は、フリーザの最終形態にあたる姿です。『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』で、クウラはフリーザが地球のサイヤ人に殺されたと耳にし、悟空を抹殺するため地球に向かいました。悟空達が、クリリン、ウーロン、ハイヤードラゴンと一緒にキャンプをしていたところに、クウラ機甲戦隊が来襲し、悟空たちは応戦します。 クウラ機甲戦隊に続いて主将のクウラも登場。サイヤ人を罵りながら強力な力でキャンプ場を破壊し尽くしました。第4形態での戦闘力は悟空に一歩及ばずなようで、苦戦します。 悟空に致命傷を負わせるなど、互角以上の戦いを繰り広げていましたが、仙豆で回復してパワーアップした悟空には敵わなくなってしまいました。そして、次の変身を余儀なくされます。
第5形態
クウラの第5形態は、『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』時点での最終形態です。見た目は一回り巨大化し、声にも恐ろしげなエフェクトが掛かります。 この形態は、フルパワーの界王拳を使う悟空を圧倒しました。しかし超サイヤ人に変身した悟空に逆転され、最終的にはかめはめ波で太陽まで吹き飛ばされて消滅します。 第5形態を見せた相手はいないらしく、悟空に対する発言「光栄に思うがいい……俺の究極の変身を見られるのはお前が最初で最後だ!」が印象的。 悟空は第5形態のクウラを「フリーザ以上のすげえ気」と評しています。そして、フリーザ戦後さらにパワーアップした悟空の、界王拳を使った状態ですら圧倒しました。しかし超サイヤ人に覚醒した悟空には押し負け、先述の通りかめはめ波と太陽に挟まれて敗北します。
実は生きていた!?さらに進化して帰ってきたメタルクウラとは?
メタルクウラは、『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』に登場しました。前作で消滅したと思われたクウラでしたが、実は脳だけが生き残っており、運よく「ビッグゲテスター」というマシンの惑星に流れ着きます。そこでコンピューターと融合し、サイボーグのメタルクウラとして復活を果たしたのでした。 悟空とベジータが辛くも倒しましたが、メタルクウラはコンピューターを核として量産が可能なサイボーグでした。最初のメタルクウラを悟空とベジータが倒した直後に数百体のメタルクウラが現れ、あわや全滅……というところで悟空の気弾が核のコンピューターを破壊します。マシンの惑星「ビッグゲテスター」を作ったコンピューターチップはベジータが回収し、破壊しました。
劇場版「ドラゴンボール」でクウラを演じた声優は中尾隆聖(なかおりゅうせい)
なんと #中尾隆聖 さんから頂いてしまいました????。皆さんも是非お読みくださいまし❣️???? pic.twitter.com/hwHTA1C3ci
— 石野竜三????語り芝居プロジェクト (@Ryuzou_Ishino) July 30, 2019
クウラの声優は、フリーザと同じく中尾隆聖(なかおりゅうせい)が務めました。フリーザよりも声を低くして演じ分けています。中尾隆聖は「クウラはフリーザの延長線上にいるキャラクター」と解釈して、自由に演じました。 中尾隆聖は、81プロデュース所属の声優です。『アンパンマン』のばいきんまん役、子供向け番組『ドレミファ・どーなっつ!』のれっしー役などで広く知られています。『ドラゴンボール』のフリーザ役も、はまり役として挙げられることが多い役です。
今後の「ドラゴンボール」作品でのクウラの復活、そして新たな形態が登場する可能性は?
クウラは、ブロリーと並んで映画版『ドラゴンボール』に2作品以上へ登場したキャラクターです。ドラゴンボールシリーズキャラクターの中でも有名なフリーザの兄ということもあってか、知名度は比較的高め。 「フリーザ以上の強さ」というインパクトもあり、ファンからの人気も博しています。アニメ『ドラゴンボール超』の最終回ではフリーザも復活しましたし、今後クウラが復活を遂げる可能性もありますね。