子供向け映画おすすめ7選!【子供目線で作られた名作4選も】
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- 子供と一緒に映画が観たい!おすすめ映画を紹介【子供の視点で描かれた名作も】
- 子供向けファミリー映画おすすめ7選
- 1. 『ファインディング・ドリー』(2016年)
- 2. 『ミニオンズ』(2015年)
- 3. 『ナイト ミュージアム』(2006年)
- 4. 『となりのトトロ』(1988年)
- 5. 『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)
- 6. 『E.T.』(1982年)
- 7. 『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』(2005年)
- 【ciatr厳選】子供の視点で描かれる名作映画4選
- 1. 『大人は判ってくれない』(1959年)
- 2. 『ミツバチのささやき』(1973年)
- 3. 『天才スピヴェット』(2013年)
- 4. 『スタンド・バイ・ミー』(1986年)
- 家族で映画を楽しもう!
子供と一緒に映画が観たい!おすすめ映画を紹介【子供の視点で描かれた名作も】
お子さんのいる家庭では、やはり家族みんなで映画を楽しみたいですよね。子供にとっても、家族で映画を観たことは、いい思い出になるのではないでしょうか。子供向けといわれるファミリー映画にも、大人が楽しめるものがたくさんあります。 そこで今回は、子供と一緒に観たいおすすめ映画を紹介します。また、子供の視点から社会を捉えたciatrおすすめ映画も併せてチェックしてみてください。
子供向けファミリー映画おすすめ7選
まずは、子供と一緒に観るのにおすすめのファミリー映画を紹介しましょう。 小学生までのお子さんと楽しめる、ストーリーが簡単でギャグがわかりやすく、暴力表現がない作品を選びました。 大人も一緒に楽しめるアニメから人気児童文学を原作とした作品、そして子供のころに観ておきたい名作を紹介します。大人と子供ではお気に入りポイントが違ってくる作品もあるので、子供のころに観たことがある映画でも、大人になって子供と一緒にもう一度観てみると違った感想を持つかもしれません。
1. 『ファインディング・ドリー』(2016年)
忘れん坊のドリーがたったひとつの記憶を頼りに家族を探す
2003年に公開されたピクサー映画『ファンディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』。なんでもすぐに忘れてしまうドリーが、離れ離れになった家族を探して、ニモ・マーリン親子とともに冒険の旅にでます。 「ニモ」よりもストーリーやギャグがわかりやすく、小さなお子さんと一緒に見ても楽しめるでしょう。 ピクサーの美しいアニメーションはもちろん、「家族」をテーマにした本作はお子さんと観るのに最適。ラストには、大人のほうが涙を流してしまうかもしれません。
2. 『ミニオンズ』(2015年)
おバカかわいいミニオンズが主人を探して大冒険!
『ミニオンズ』は、イルミネーションスタジオによる「怪盗グルー」シリーズの人気キャラクター、ミニオンたちを主人公としたスピンオフ作品。 悪党に仕えることを生きがいとするミニオンたちが、新しい主人を求めて「大悪党大会」に行くことから始まる本作。かわいく、おバカなミニオンたちの意外な活躍で、事態はあらぬ方向へと進んでいきます。 時系列としては「怪盗グルー」シリーズよりも前のお話なので、他の作品を観ていなくても楽しめます。 2020年にはミニオンズの映画第2作目『ミニオンズ フィーバー』が公開されるので、そちらもチェックしたいですね。
3. 『ナイト ミュージアム』(2006年)
夜の博物館では実はこんなことが起こっている!?
2006年に公開され、大ヒットとなった『ナイト ミュージアム』。 ニューヨークの自然史博物館の夜間警備員になったラリー。しかし、実は夜になると博物館の展示品たちが勝手に動き出し、大騒ぎをくり広げていました。そうとは知らない彼は、息子のニックとともにある事件に巻き込まれてしまいます。 「夜になると博物館の展示品が動く」という設定は、子供ならば一度は想像したことがあるのではないでしょうか。 出演者もベン・スティラー、ロビン・ウィリアムス、オーウェン・ウィルソンなど芸達者が集結しており、大人でも充分楽しめます。
4. 『となりのトトロ』(1988年)
ジブリが誇る不朽の名作!子供のときにしか経験できない出会い
言わずと知れたスタジオ・ジブリ不朽の名作『となりのトトロ』は、子供のころに一度は観ておきたい作品。映画を観たことがなくても、キャラクターは知っているでしょう。 田舎町に越してきたサツキとメイの姉妹は、ある日不思議な生き物トトロに出会います。豊かな自然の中での奇想天外な冒険や姉妹愛、病気の母への想いなどを通して成長するふたりの姿を描きます。
5. 『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)
心優しい少年と孤独なお菓子発明家の交流
ロアルド・ダールの小説を原作に、ティム・バートンが実写映画化した『チャーリーとチョコレート工場』。 世界中で大人気を誇るお菓子メーカーのウィリー・ウォンカは、ある出来事から誰も信用できなくなり、たったひとりで工場を運営してしました。しかしあるとき、人気商品「ウォンカチョコ」に彼の工場への招待券「ゴールデン・チケット」を封入することを発表。ウォンカチョコが大好きな貧しい少年チャーリーは、なんとかチケットを手に入れ、工場見学に行くことになります。 バートン監督らしい、かわいらしさと毒々しさが融合したビジュアルが見どころの本作。一部怖いシーンもありますが、小学校高学年なら問題なく楽しめるのではないでしょうか。
6. 『E.T.』(1982年)
あの名シーンも!子供の頃に観ておくべき名作
スティーブン・スピルバーグ監督の名作『E.T.』は、ぜひ子供の頃に観ておきたい映画です。宇宙人E.T.と子供たちの交流、大人には秘密のミッション、そんなワクワクするような冒険がくり広げられます。 地球にやってきた調査団から、ひとり取り残されてしまった宇宙人。近くに住む少年エリオットは、この宇宙人と出会い、家にかくまうことに。兄や妹とともにE.T.と名付けたこの宇宙人との交流を深めていきます。しかし宇宙船の飛来に気づいた政府の追跡が迫り……。 数多くの作品に引用されているあの名シーンや、名ゼリフも必見。何年経っても色褪せることのない不朽の名作です。
7. 『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』(2005年)
ユーモアあふれるストップモーションアニメの名作
イギリスのアードマン・アニメーションズの人気シリーズ「ウォレスとグルミット」初の長編映画。ストップモーションで撮影されたクレイアニメーションである本作は、そのかわいらしいキャラクターの造形と、驚きの展開が楽しい作品です。 年に一度の「巨大野菜コンテスト」を前に、ウォレスとグルミットは害虫駆除業者として野菜畑を荒らすウサギから野菜を守っていました。しかしあるとき、巨大ウサギが町を襲う事件が起こります。 生き生きとした表情や動きを見せるキャラクターたちがかわいい本シリーズは、そのほかの短編や中編映画もおすすめ。就学前や小学校低学年のお子さんなら、同じアードマン・アニメーションズの「ひつじのショーン」シリーズも楽しめるでしょう。
【ciatr厳選】子供の視点で描かれる名作映画4選
子供を主人公としている映画は、なにも子供向けの楽しい映画ばかりではありません。子供の視点からままならない現実、理不尽な社会を描いた作品も、名作がたくさんあります。 そこでここでは、ciatrがおすすめする子供の視点で描かれた名作を4作品紹介します。
1. 『大人は判ってくれない』(1959年)
愛に飢えた少年の日常の中にある悲劇
フランソワ・トリュフォー監督の初長編映画であり、幼少期の自叙伝とも言われる作品です。その斬新さと自由な表現で喝采を浴び、1959年にカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。1950年代末期から起こった「ヌーヴェルヴァーグ」の旗手として知られるようになりました。 学校では先生に目を付けられ、不仲な両親のいる家庭に嫌気がさしていた主人公アントワーヌ・ドワネル。親友のルネと不良の真似事をくり返していましたが、金に困って父親の会社のタイプライターを盗み出し、両親はついに息子を少年鑑別所へ入れてしまいます。 両親の愛や周囲の大人の理解を求め、彼らの注目を集めるためにしたイタズラがことごとく裏目に出るアントワーヌ。彼の切ない表情や佇まいに胸を締め付けられます。
2. 『ミツバチのささやき』(1973年)
純粋な少女の瞳に映る世界に、当時の政治的批判を織り交ぜた作品
主人公の少女アナが住むスペインの小さな村に、アメリカのホラー映画『フランケンシュタイン』の巡回映画がやってきます。怪物に魅せられたアナは、姉からその住処だと教えられた一軒家を訪れ、そこでスペイン内戦の負傷兵と出会って……。 ミツバチの研究に没頭する父親、誰かに宛てた手紙を書き続ける母親、アナをからかってばかりの姉。アナの家族や学校生活などの現実と空想が交錯する描写には、制作当時のスペインにおける独裁政権へのメッセージが随所に散りばめられています。
3. 『天才スピヴェット』(2013年)
天才少年がたった一人の大冒険を通して家族の絆を見つめ直す
モンタナの田舎で暮らす変わり者一家に誕生した少年スピヴェット。天才的過ぎる故に家族にも学校でも理解されなかった彼は、双子の弟の死後ますます居場所を失ってしまいました。そんな時、最も優れた発明に贈られるベアード賞受賞の報せが届き、たった一人で授賞式に旅立つことを決意します。 遥か遠いスミソニアン博物館を目指す旅の中、様々な冒険や人々との出会いを通して、少年が家族の絆を見つめ直す様子を描きます。 今作では、『アメリ』(2001年)などで知られるジャン=ピエール・ジュネ監督が3D作品に初挑戦。独特の3D表現で、天才少年スピヴェットの奇想天外な脳内イメージを見事に可視化させました。
4. 『スタンド・バイ・ミー』(1986年)
ひと夏の冒険を通して成長する少年たち
言わずと知れた不朽の名作『スタンド・バイ・ミー』。死体を探して冒険にでかけた少年たちが、数々の困難にぶつかりながらも友情を深め、将来への希望を見出していく姿を描きます。 本作には、その後も数々の作品で活躍をつづけるウィル・ウィートンや、テレビシリーズ『24 -TWENTY FOUR-』で世界的に人気を獲得したキーファー・サザーランド、そして名優として認められながらも若くしてこの世を去ったリヴァー・フェニックスなどが出演。 鑑賞後には、色褪せない子供時代の思い出が蘇ってくるかもしれません。
家族で映画を楽しもう!
ファミリー映画には、子供向けのものだけではなく大人も一緒に楽しめる、深いメッセージを持った作品も数多くあります。まずは、こちらの記事でおすすめした映画をぜひ観てみてください。 大人と子供、それぞれに楽しめるポイントを用意しているファミリー映画もたくさんありますので、ぜひ子供と一緒に、多くの作品を楽しみましょう!