おすすめファンタジー映画ランキング33!【リアルでは満足できないあなたに!】

2017年8月21日更新

ちょっとそこまで大冒険、いかがですか?ファンタジー映画には、心踊る魔法の国から希望に満ちた未来都市、ちょっとグロテスクな悪夢の中までさまざまな「異世界」が広がっています。ここではそんな旅にもってこいの名作・傑作33本を厳選。それぞれの魅力やおすすめのポイントをランキング形式でご紹介しましょう。

おすすめファンタジー映画ランキング!たまには知らない世界で大冒険を!

どんなにリア充な生活を送っていても、時には違った世界を旅してみたくなるもの。そんな時は、たとえば海外旅行に出かけたりするのもいいでしょう。けれどもっと手軽で効果抜群なのが、実はファンタジー映画をじっくり楽しむこと。 行き先や体験できることは、まさによりどりみどり。魔法使い気分を満喫したり楽しい仲間と旅してみたり、時には命がけで世界を救ってみるのも悪くありません。 もしも行き先に迷った時は、ここにご紹介する33作品から選んでみてください。そこからまた次の「旅」につながる、素敵なヒントを見つけることができそうです。

33位:冴えないヴァンパイアが落ちぶれた子孫とともに一念発起【2012年】

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のコンビはたくさんの傑作を生み出してきました。『ダーク・シャドウ』はその8作めで、200年の時を経て蘇ったヴァンパイアが落ちぶれた子孫たちとともに、名家としての栄光を取り戻すべく呪いをかけた魔女と対決するファンタジー映画です。 ジョニー演じる資産家の息子パーパナスが、召使いのアンジェリークを弄んだことが発端。実は彼女が魔女だったことから恋人も人生も失い、2世紀に渡って地面の下に埋められるハメに。 パーパナス目線で見れば、蘇った「現代」はまさにファンタジーの世界。家業復興を賭けた水産工場の再生や失った恋人と瓜二つの女性との恋模様など、彼は次第に生きる希望を取り戻していきます。それを阻もうとする魔女を演じるエヴァ・グリーンがとびきりキュートで憎みきれないところにも、ティム・バートンらしい茶目っ気を感じます。

32位:生まれた瞬間から80年後の死が決められていた男の幸せとは【2008年】

80歳の老人の身体で生まれ年々若返っていく男性の奇妙な人生を描いた『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。劇場用映画としてかなり長めの165分ですが、初めから期限が切られている一生の物語を描き切るには必要な尺だったのかもしれません。 主役のブラッド・ピットとともに巧みな演技で切ないヒロインの思いを伝えたのが、オスカー女優のケイト・ブランシェットです。公開当時は40代を間近に控えていましたが、バレー学校に入学したばかりの頃にははちきれんばかりの若さを見せつけます。ブラッド・ピットとは別の意味で、彼女もまたファンタジー的存在と言えるかもしれません。 やがて人並みの幸せを手に入れた時、ベンジャミンはあらためて自分の数奇な運命を思い知ることになります。それはデイジーにも辛く悲しい決断を迫ります。切なさとともにいろいろなことを考えさせられる、稀有な作品と言えるでしょう。

31位:70年代の名作感動ファンタジー!天国のうっかりミスから始まった、新たな自分探しの旅【1978年】

ファンタジーの舞台といえば非日常的な世界が定番。一方でこの『天国から来たチャンピオン』のように、自分の生活スタイルが変化してことでそれまでの日常がいきなりファンタジーに変わってしまう場合もあります。 死を司る天国側の手違いで寿命を残したまま生身の身体を失ってしまった主人公ジョーは、新たな人生を歩むことに逡巡しています。しかし偶然新たな恋を見つけたことから彼の不思議な物語がさらに急展開、身体を二度も取り替えながら最後は大切なものを手にします。 1978年に公開された作品ですから、現代のファンタジーのように凝ったCGを駆使するものとは根本的に違っています。それでも主演のウォーレン・ベイテイの自然体な演技は見応え十分。『Heaven Can Wait』という原題どおり、天国はジョーを待ってくれたのでした。

30位:不幸せになることが実はもっとも幸せに近いのかも【2004年】

『レモニー・スケットの世にも不幸せな物語』は、アメリカ人の小説家レモニー・スニケットが発表し世界的なベストセラーを記録した小説を、ファンタジー映画として実写化したものです。 児童文学らしく主人公は美しい姉を筆頭にする3人兄弟。両親と住む場所を火事で失った彼らが、後見人である貧乏伯爵の陰謀に力を合わせて立ち向かいます。 なんといってもそのキャストの豪華さには、目を見張るものがあります。遺産目当てに3人を暗殺しようとする伯爵役のジム・キャリーをはじめ、メリル・ストリープ、ダスティン・ホフマン、ジュード・ロウなど名優ぞろい。ティモシー・スポール、キャサリン・オハラといった個性派がブラックなユーモアで脇を固めます。 全編を通してミステリアスな雰囲気が漂うダーク系ファンタジーですが、兄弟の機知に富んだ「戦いぶり」は笑いを誘いつつ心躍る楽しさに満ちています。

29位:ちょっと奇想天外に物語るぐらいが人生も話もきっと面白い【2003年】

「ビッグフィッシュ』というタイトルどおり巨大魚を釣ったり巨人と旅をしたり、まるでファンタジーのような波乱万丈の人生を語り続けてきた父と、その奇想天外な物語が嘘であることを知り裏切られた気持ちで反発する息子との確執を軸に、本当に素敵な人生の送り方とはなにか、を問いかける物語です。 ティム・バートン監督としては珍しく現実世界を主な舞台にしていますが、現実と嘘の曖昧な境界をまさに「ファンタジー」として見事に映像化しました。 死出の旅立ちを迎えた時、悪意のない想像の翼を広げ続けてきた父親が現実に積み重ねてきた人生の素晴らしさに、息子は初めて気づきます。ちょっとくらい荒唐無稽でもいいのです。 それもまた父が前向きに生きてきた証。そこに生まれた大切な「つながり」と「輪」が、ラストシーンで深く胸を打ちます。

28位:究極の選択。生き返るか、それとも大切な人の願いを叶えるか【1995年】

キュートで心優しいお化けの少年『キャスパー』が、人間の少女に恋をします。次第に仲良くなっていくふたり。やがてキャスパーは生き返る方法を見つけますが、それを横取りしようとするゴーストが出現。大切な人の幸せを守るためにキャスパーは、自らの夢を諦めようとします。 公開は1995年。現代ほどCG製作の環境はハイスペックではありませんでしたが、2年間という時間をかけて膨大なデータを処理してゴーストの登場シーンを製作したのだそうです。結果、『レモニー・スケットの世にも不幸せな物語』を製作したブラッド・シルバーリング監督の出世作となりました。 当時15歳で名子役と言われていたクリスティーナ・リッチが、「CG」を相手にとても自然かつ魅力的に演じています。だからこそよけいに、キャスパーの切ない思いが心に響くのかもしれません。

27位:不思議な力を持つ子供たちはなぜ、同じ1日を繰り返すのか【2016年】

大好きだった祖父の悲惨な死の謎を解くために、少年が不思議な孤児院を訪れることから『ミスペレグリングとき奇妙なこどもたち』の世界が姿を現します。そこでは奇妙な能力を持った子供たちが彼を待っていました。 同じ一日をずっと繰り返しながら生き続けている彼らとともに少年はやがて、邪悪な存在との戦いに巻き込まれていきます。 ハヤブサに変身できて同じ日を毎日リセットし続けているミス・ペレグリンは、たたずまいからして怪しい雰囲気がぷんぷん漂っています。空に浮かぶ美少女や大人でも平気で持ち上げる怪力幼女、無機物に生命を与えることができる少年に透明人間など、奇妙なキャラクターのオンパレードです。 全編を通じてややダークな雰囲気やグロい表現など、ティム・バートン監督らしいブラックな演出もふんだんに盛り込まれているおすすめのファンタジー映画です。

26位:何かを犠牲にしてしまったら、そこはもう夢の街ではない【2015年】

理想の先進都市を、人類の英知を集結して具現化した世界“トゥモローランド”。ふとしたことからその存在を知った少女は、実はそれが人類の未来を脅かす恐ろしい場所であることに気づきます。彼女は破滅の運命を回避するために、美少女ロボットと謎の男とともに困難な戦いに挑むことに。 ブラッド・バード監督は『アイアン・ジャイアント』で初監督、アカデミー賞を受賞した『レミーのおいしいレストラン』も、ファンタジックな夢をかなえる物語です。 そんな彼が、本作ではあらためて夢をかなえることの大切さと難しさを問いかけています。ディズニー映画初出演となるジョージ・クルーニーが演じる夢の街=トゥモローランドに裏切られた男フランクは、まさにそのテーマを象徴するキャラクター。それでも再び、明るい未来を信じて歩き出す姿から勇気と希望をもらえる壮大なファンタジー作品です。

25位:海賊船も少年も、空を舞飛ぶ姿が抜群に美しい【2015年】

孤児の少年ピーターが、海賊や妖精たちが住む謎めいたネバーランドで大冒険。さまざまな出会いと戦いを経てやがて、永遠の少年ピーター・パンに成長するまでを描いた物語です。 ピーターを演じたリーヴァイ・ミラーは当時「今、もっとも美しい少年」と評判に。その美少年ぶりもさることながら、注目すべきは冷酷非情な海賊、黒ひげ役ヒュー・ジャックマンの熱演でしょう。ちょっと大げさなくらいの傍若無人かつ傲慢な支配者ぶりが、本当に黒ひげがいたらこんな感じ? と思わせる迫真の演技です。 ネバーランドの美しい風景も、ファンタジーならではの醍醐味をたっぷり味わわせてくれます。海賊船が空を舞うように進んでいくシーンは、思わず息を飲むほどの美しさ。巧みな演出によって、存在していないはずなのに不思議なリアリティが感じられる世界が生み出されました。

24位:初々しい少年・少女が紡ぐ青春ファンタジー映画!ふたりで作った夢の国は、きっとずっと永遠に【2007年】

原作者はアメリカの作家、キャサリン・パターソン。『テラビシアにかける橋』では、5人兄弟の中で唯一の男の子として生まれ、学校でも家でもいじめられる内気で想像好きな少年ジェスが、魅力的な少女との出会いと切ない別れを通して成長していく姿を描いています。 ジェスの日常を変えたのは、元気な転校生レスリー。男の子のように活発な彼女とやがて意気投合し、川向こうの森に想像の国をともに作ります。ふたりのイマジネーションが生み出す王国「テラビシア」は、ナルニア国物語に登場する島の名前からつけられたものです。 夢の世界、そこに生きる生き物たちを映像化したのは、ニュージーランドのWETAデジタルです。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ナルニア国物語』、『アバター』などを手がけた実力あるVFX製作会社だけに、本作でも壮大でファンタジックな想像世界を見事に描き出しています。

23位:奇妙奇天烈、それでもそこに彼女の居場所がある【2010年】

世界的に有名なおとぎ話『不思議の国のアリス』の後日談、というユニークな設定で、美しく成長したアリスが不思議の国で再び繰り広げる冒険を描くのが『アリス・イン・ワンダーランド』。チョッキを着たホワイトラビットやチェシャ猫など、奇妙なキャラクターたちももちろん勢ぞろいします。 もっとも、キャラクターたちの個性は原作をはるかに凌ぐインパクト。その筆頭がジョニー・デップの帽子屋です。メイクや衣装の奇抜さもさることながら、重要なキーマンとして活躍しています。赤の女王を演じたヘレナ・ボナム・カーターも不気味かわいく魅力的です。 ティム・バートン監督はこの作品でも、非常に凝った演出によって想像を超えた不思議の国を作り出しました。実写映像とモーションキャプチャーを組み合わせることで、その映像美はかつてない華やかさを感じささせています。