2018年1月15日更新

おすすめファンタジー映画ランキング33!【リアルでは満足できないあなたに!】

ちょっとそこまで大冒険、いかがですか?ファンタジー映画には、心踊る魔法の国から希望に満ちた未来都市、ちょっとグロテスクな悪夢の中までさまざまな「異世界」が広がっています。ここではそんな旅にもってこいの名作・傑作33本を厳選。それぞれの魅力やおすすめのポイントをランキング形式でご紹介しましょう。

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おすすめファンタジー映画ランキング!たまには知らない世界で大冒険を!

どんなにリア充な生活を送っていても、時には違った世界を旅してみたくなるもの。そんな時は、たとえば海外旅行に出かけたりするのもいいでしょう。けれどもっと手軽で効果抜群なのが、実はファンタジー映画をじっくり楽しむこと。 行き先や体験できることは、まさによりどりみどり。魔法使い気分を満喫したり楽しい仲間と旅してみたり、時には命がけで世界を救ってみるのも悪くありません。 もしも行き先に迷った時は、ここにご紹介する33作品から選んでみてください。そこからまた次の「旅」につながる、素敵なヒントを見つけることができそうです。

33位:冴えないヴァンパイアが落ちぶれた子孫とともに一念発起【2012年】

ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のコンビはたくさんの傑作を生み出してきました。『ダーク・シャドウ』はその8作めで、200年の時を経て蘇ったヴァンパイアが落ちぶれた子孫たちとともに、名家としての栄光を取り戻すべく呪いをかけた魔女と対決するファンタジー映画です。 ジョニー演じる資産家の息子パーパナスが、召使いのアンジェリークを弄んだことが発端。実は彼女が魔女だったことから恋人も人生も失い、2世紀に渡って地面の下に埋められるハメに。 パーパナス目線で見れば、蘇った「現代」はまさにファンタジーの世界。家業復興を賭けた水産工場の再生や失った恋人と瓜二つの女性との恋模様など、彼は次第に生きる希望を取り戻していきます。それを阻もうとする魔女を演じるエヴァ・グリーンがとびきりキュートで憎みきれないところにも、ティム・バートンらしい茶目っ気を感じます。

32位:生まれた瞬間から80年後の死が決められていた男の幸せとは【2008年】

80歳の老人の身体で生まれ年々若返っていく男性の奇妙な人生を描いた『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。劇場用映画としてかなり長めの165分ですが、初めから期限が切られている一生の物語を描き切るには必要な尺だったのかもしれません。 主役のブラッド・ピットとともに巧みな演技で切ないヒロインの思いを伝えたのが、オスカー女優のケイト・ブランシェットです。公開当時は40代を間近に控えていましたが、バレー学校に入学したばかりの頃にははちきれんばかりの若さを見せつけます。ブラッド・ピットとは別の意味で、彼女もまたファンタジー的存在と言えるかもしれません。 やがて人並みの幸せを手に入れた時、ベンジャミンはあらためて自分の数奇な運命を思い知ることになります。それはデイジーにも辛く悲しい決断を迫ります。切なさとともにいろいろなことを考えさせられる、稀有な作品と言えるでしょう。

31位:70年代の名作感動ファンタジー!天国のうっかりミスから始まった、新たな自分探しの旅【1978年】

ファンタジーの舞台といえば非日常的な世界が定番。一方でこの『天国から来たチャンピオン』のように、自分の生活スタイルが変化してことでそれまでの日常がいきなりファンタジーに変わってしまう場合もあります。 死を司る天国側の手違いで寿命を残したまま生身の身体を失ってしまった主人公ジョーは、新たな人生を歩むことに逡巡しています。しかし偶然新たな恋を見つけたことから彼の不思議な物語がさらに急展開、身体を二度も取り替えながら最後は大切なものを手にします。 1978年に公開された作品ですから、現代のファンタジーのように凝ったCGを駆使するものとは根本的に違っています。それでも主演のウォーレン・ベイテイの自然体な演技は見応え十分。『Heaven Can Wait』という原題どおり、天国はジョーを待ってくれたのでした。

30位:不幸せになることが実はもっとも幸せに近いのかも【2004年】

『レモニー・スケットの世にも不幸せな物語』は、アメリカ人の小説家レモニー・スニケットが発表し世界的なベストセラーを記録した小説を、ファンタジー映画として実写化したものです。 児童文学らしく主人公は美しい姉を筆頭にする3人兄弟。両親と住む場所を火事で失った彼らが、後見人である貧乏伯爵の陰謀に力を合わせて立ち向かいます。 なんといってもそのキャストの豪華さには、目を見張るものがあります。遺産目当てに3人を暗殺しようとする伯爵役のジム・キャリーをはじめ、メリル・ストリープ、ダスティン・ホフマン、ジュード・ロウなど名優ぞろい。ティモシー・スポール、キャサリン・オハラといった個性派がブラックなユーモアで脇を固めます。 全編を通してミステリアスな雰囲気が漂うダーク系ファンタジーですが、兄弟の機知に富んだ「戦いぶり」は笑いを誘いつつ心躍る楽しさに満ちています。

29位:ちょっと奇想天外に物語るぐらいが人生も話もきっと面白い【2003年】

「ビッグフィッシュ』というタイトルどおり巨大魚を釣ったり巨人と旅をしたり、まるでファンタジーのような波乱万丈の人生を語り続けてきた父と、その奇想天外な物語が嘘であることを知り裏切られた気持ちで反発する息子との確執を軸に、本当に素敵な人生の送り方とはなにか、を問いかける物語です。 ティム・バートン監督としては珍しく現実世界を主な舞台にしていますが、現実と嘘の曖昧な境界をまさに「ファンタジー」として見事に映像化しました。 死出の旅立ちを迎えた時、悪意のない想像の翼を広げ続けてきた父親が現実に積み重ねてきた人生の素晴らしさに、息子は初めて気づきます。ちょっとくらい荒唐無稽でもいいのです。 それもまた父が前向きに生きてきた証。そこに生まれた大切な「つながり」と「輪」が、ラストシーンで深く胸を打ちます。

28位:究極の選択。生き返るか、それとも大切な人の願いを叶えるか【1995年】

キュートで心優しいお化けの少年『キャスパー』が、人間の少女に恋をします。次第に仲良くなっていくふたり。やがてキャスパーは生き返る方法を見つけますが、それを横取りしようとするゴーストが出現。大切な人の幸せを守るためにキャスパーは、自らの夢を諦めようとします。 公開は1995年。現代ほどCG製作の環境はハイスペックではありませんでしたが、2年間という時間をかけて膨大なデータを処理してゴーストの登場シーンを製作したのだそうです。結果、『レモニー・スケットの世にも不幸せな物語』を製作したブラッド・シルバーリング監督の出世作となりました。 当時15歳で名子役と言われていたクリスティーナ・リッチが、「CG」を相手にとても自然かつ魅力的に演じています。だからこそよけいに、キャスパーの切ない思いが心に響くのかもしれません。

27位:不思議な力を持つ子供たちはなぜ、同じ1日を繰り返すのか【2016年】

大好きだった祖父の悲惨な死の謎を解くために、少年が不思議な孤児院を訪れることから『ミスペレグリングとき奇妙なこどもたち』の世界が姿を現します。そこでは奇妙な能力を持った子供たちが彼を待っていました。 同じ一日をずっと繰り返しながら生き続けている彼らとともに少年はやがて、邪悪な存在との戦いに巻き込まれていきます。 ハヤブサに変身できて同じ日を毎日リセットし続けているミス・ペレグリンは、たたずまいからして怪しい雰囲気がぷんぷん漂っています。空に浮かぶ美少女や大人でも平気で持ち上げる怪力幼女、無機物に生命を与えることができる少年に透明人間など、奇妙なキャラクターのオンパレードです。 全編を通じてややダークな雰囲気やグロい表現など、ティム・バートン監督らしいブラックな演出もふんだんに盛り込まれているおすすめのファンタジー映画です。

26位:何かを犠牲にしてしまったら、そこはもう夢の街ではない【2015年】

理想の先進都市を、人類の英知を集結して具現化した世界“トゥモローランド”。ふとしたことからその存在を知った少女は、実はそれが人類の未来を脅かす恐ろしい場所であることに気づきます。彼女は破滅の運命を回避するために、美少女ロボットと謎の男とともに困難な戦いに挑むことに。 ブラッド・バード監督は『アイアン・ジャイアント』で初監督、アカデミー賞を受賞した『レミーのおいしいレストラン』も、ファンタジックな夢をかなえる物語です。 そんな彼が、本作ではあらためて夢をかなえることの大切さと難しさを問いかけています。ディズニー映画初出演となるジョージ・クルーニーが演じる夢の街=トゥモローランドに裏切られた男フランクは、まさにそのテーマを象徴するキャラクター。それでも再び、明るい未来を信じて歩き出す姿から勇気と希望をもらえる壮大なファンタジー作品です。

25位:海賊船も少年も、空を舞飛ぶ姿が抜群に美しい【2015年】

孤児の少年ピーターが、海賊や妖精たちが住む謎めいたネバーランドで大冒険。さまざまな出会いと戦いを経てやがて、永遠の少年ピーター・パンに成長するまでを描いた物語です。 ピーターを演じたリーヴァイ・ミラーは当時「今、もっとも美しい少年」と評判に。その美少年ぶりもさることながら、注目すべきは冷酷非情な海賊、黒ひげ役ヒュー・ジャックマンの熱演でしょう。ちょっと大げさなくらいの傍若無人かつ傲慢な支配者ぶりが、本当に黒ひげがいたらこんな感じ? と思わせる迫真の演技です。 ネバーランドの美しい風景も、ファンタジーならではの醍醐味をたっぷり味わわせてくれます。海賊船が空を舞うように進んでいくシーンは、思わず息を飲むほどの美しさ。巧みな演出によって、存在していないはずなのに不思議なリアリティが感じられる世界が生み出されました。

24位:初々しい少年・少女が紡ぐ青春ファンタジー映画!ふたりで作った夢の国は、きっとずっと永遠に【2007年】

原作者はアメリカの作家、キャサリン・パターソン。『テラビシアにかける橋』では、5人兄弟の中で唯一の男の子として生まれ、学校でも家でもいじめられる内気で想像好きな少年ジェスが、魅力的な少女との出会いと切ない別れを通して成長していく姿を描いています。 ジェスの日常を変えたのは、元気な転校生レスリー。男の子のように活発な彼女とやがて意気投合し、川向こうの森に想像の国をともに作ります。ふたりのイマジネーションが生み出す王国「テラビシア」は、ナルニア国物語に登場する島の名前からつけられたものです。 夢の世界、そこに生きる生き物たちを映像化したのは、ニュージーランドのWETAデジタルです。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ナルニア国物語』、『アバター』などを手がけた実力あるVFX製作会社だけに、本作でも壮大でファンタジックな想像世界を見事に描き出しています。

23位:奇妙奇天烈、それでもそこに彼女の居場所がある【2010年】

世界的に有名なおとぎ話『不思議の国のアリス』の後日談、というユニークな設定で、美しく成長したアリスが不思議の国で再び繰り広げる冒険を描くのが『アリス・イン・ワンダーランド』。チョッキを着たホワイトラビットやチェシャ猫など、奇妙なキャラクターたちももちろん勢ぞろいします。 もっとも、キャラクターたちの個性は原作をはるかに凌ぐインパクト。その筆頭がジョニー・デップの帽子屋です。メイクや衣装の奇抜さもさることながら、重要なキーマンとして活躍しています。赤の女王を演じたヘレナ・ボナム・カーターも不気味かわいく魅力的です。 ティム・バートン監督はこの作品でも、非常に凝った演出によって想像を超えた不思議の国を作り出しました。実写映像とモーションキャプチャーを組み合わせることで、その映像美はかつてない華やかさを感じささせています。

22位:闇の魔法使いが仕掛ける悪夢のような罠【2005年】

魔法使いを育てる3つの魔法学校がさまざまな競技で対抗戦を繰り広げる、シリーズ第4弾。ちなみに『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のタイトルは、代表選手を選ぶ魔法の杯からつけられています。 ヴォルデモートの不気味な存在感が次第に強まる中、ホグワーツの4年生になったハリーは思いも寄らず代表選手に選ばれてしまいます。ドラゴンから卵を奪ったり水魔がさらった仲間を救うなど、危険な課題をクリアしながら、ハリーたちは優勝を目指します。しかしそこには、ヴォルデモートが仕掛けた恐ろしい罠が待っていました。 シリーズを通して毎回、「防衛術」の教授には個性的なゲストが就きます。本作ではかつて強力な闇祓いとして知られたマッドアイ・ムーディが登場。レギュラーメンバーでは、エマ・ワトソンが演じるハーマイオニーが、美少女を通り越して美女に成長しつつあることに驚かされます。

21位:グロテスクな連続殺人でさえも芸術的に見えてくるファンタジー!?【1999年】

原作は、ニューヨーク北部で語り継がれてきた「首なし騎士」の都市伝説を題材にした小説。ジョニー・デップ演じる刑事イカボッドが、19世紀末のハドソン川沿いの村で連続して起こる、不気味な首なし殺人事件の謎に挑む物語が『スリーピー・ホロウ』です。 ティム・バートンの脚色によるプロットはミステリーやホラーに近いものですが、いかにも彼らしい圧巻の映像美がダークファンタジーとしての作品性を確立しています。19世紀末のニューヨークを舞台に描かれた「幻想的」と評されるシーンの数々によって、アカデミー美術賞を獲得しました。 役者陣の熱演にも要注目です。母親をめぐる過去のトラウマに悩まされるイカボッドを、ジョニー・デップが好演。さらに彼が愛する村の娘クリスティーナ・リッチの、コケティッシュな魅力がひときわ光っています。

20位:不思議で奇妙なのはチョコレート工場だけじゃない!【2005年】

アミューズメントパークのように奇妙な趣向がこらされたチョコレート工場を舞台に、ひとりの少年が不思議な出来事を体験し、やがて家族揃って幸せを手にする物語が「チャーリーとチョコレート工場』です。ティム・バートンが児童向け小説をもとに、コミカルなミュージカル・ファンタジーに仕上げました。 主人公はお菓子作りで財をなした大金持ちウィリー・ウォンカ。実業家でありながら子供っぽさを残した変人ぶりは、ジョニー・デップの真骨頂とも言える演技です。フレディ・ハイモアが演じる少年チャーリーが、彼の抱えたトラウマを純粋無垢な家族思いの力で解消してくれます。 チョコレート工場を見学する親子は揃ってひと癖ある面々ばかり。けれど共通しているのは親が子供を大切にしていること。そこに、この作品のメッセージが強く込められています。ほかにウンパ・ルンパと呼ばれる小人の部族の奇妙な踊りは必見です。

19位:ジェットコースター以上に刺激的な仲間たちとの大冒険ファンタジー!【2012年】

J.R.R.トールキンの原作小説をもとに作られた『ロード・オブ・ザ・リング』の物語から遡ること60年、故郷をこよなく愛する妖精、ホビットのもうひとつの冒険を描いた物語第一幕が『ホビット思いがけない冒険』です。「思いがけない」という邦題どおり、主人公のビルボが望まないトラブルに突然巻き込まれてしまうところから壮大な物語が始まります。 無理やり旅に引っ張り出す魔法使いや頑固で尊大なドワーフなど、旅の仲間たちはくせ者揃い。ですが、さまざまな危機をくぐり抜けるなかでビルボは、少しずつ使命感に目覚め冒険する楽しさを知り始めます。 まさに”一難去ってまた一難”の連続で、3時間近い長丁場もアッと言う間。ドワーフの王国を滅ぼした邪悪なドラゴンとの直接対決を迎える第二部に向けて、ジェットコースターのような冒険は息つく暇もありません。

18位:古典ファンタジーを実写化!その国の住人はみな言葉を話す。ただしほぼ動物【2005年】

原作は1950年代にC.S.ルイスによって執筆された『ナルニア国ものがたり』。古典ファンタジーの名作として、世界中の人々に愛されてきました。その映画化第一弾となる『ナルニア国物語第1章ライオンと魔女』では、魔女によって支配された異世界の王国ナルニアを4人の王と女王が救い新たに統治するまでの顛末を綴っています。 主人公は、第二次大戦下のイギリスから不思議な洋服ダンスを通ってやってきた異邦人の4人姉妹。冷静な長男ピーター、慈愛深い長女スーザンともに、一途な次男エドマンドと無邪気なルーシィが王国を牛耳る白い魔女に挑みます。 巨大なライオンの姿をしたアスランをはじめ、さまざまな動物がみな人の言葉を話す世界は、それだけでとてもワクワクするような舞台設定です。神話の生物も数多く登場。なかでも山羊との半獣人タムナスのキャラクターが際立って魅力的な王道ファンタジー映画です。

17位:金貨の海から現れるドラゴンが驚くほどリアル【2013年】

凶悪なドラゴンに奪われたドワーフの国を取り戻すための、旅の第二幕。『ホビット竜に奪われた王国』では、変身能力を持つ獣人や凶暴な人食いクモなど、第一部にも増してさまざまなモンスターがビルボたちを翻弄します。 『ロード・オブ・ザ・リング』の前日談として、第一部のゴラムや指輪のように関連性を窺わせるアイテムやキャラクターが登場します。第二部の注目株はやはり、人気俳優オーランド・ブルームが演じるエルフ、レゴラスでしょう。ダイナミックなアクションシーンも見所のひとつです。 全編を通して採用されている「ハイ・フレームレート」と呼ばれる手法を駆使した最先端映像は、さまざまなシーンで圧倒的な映像美を楽しませてくれます。それまで秒間24コマで撮影していたところを倍の48コマで撮影しただけに、映像の生々しさは強烈。中でも王国地下でドラゴンと対峙するシーンの緊迫感は、圧倒的です。

16位:最終決戦に向けて深まる絶望。見えてきた最後の希望【2008年】

原作は、英国の小説家J.K.ローリングが執筆した児童文学。1997年の第1巻発売以来、主人公ハリーと仲間たちの魔法学校での不思議な大冒険を描いたシリーズは8冊が刊行され世界的な大ヒットを記録しました。2001年に第一弾が公開された劇場用映画は、それをほぼ忠実に再現。本作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、その第6巻を実写化したものです。 子供向けのイメージが強かった第1作から巻を重ねるにつれて、本シリーズは邪悪な魔法使い軍団との熾烈な戦いを軸としたダーク・ファンタジー的な要素が強まっていきます。本作はまさにそんな死闘のクライマックスに向けて、大転換を遂げるエピソードが描かれています。 とても大切な人物を殺されて絶望の淵に立たされながらもハリーは、仲間たちとともに最後の反撃のカギを握るアイテムを探し求めて旅立つのでした。

15位:「人間に支配されてしまった」ナルニアを取り戻せ!【2007年】

映画化第2弾となった『ナルニア国物語第2章カスピアン王子の角笛』では、さらに激動の時代がナルニアに訪れています。ピーターたちがナルニアを去ってから実に1300年が経ち、かつて動物たちの王国だったナルニアは戦闘を好む人間族に支配されています。 そんなナルニアに4人兄弟が再び招かれます。助けを求めたのは王座をめぐる争いの渦中で命を狙われたカスピアン王子。かつて王国で暮らしていた動物や妖精たちの世界を取り戻すために、ピーターたちは王子を支え再び戦いに臨みます。 第1作から3年を経て公開された本作では、アナ・ポップウェルが演じる長女スーザンとカスピアン王子との、原作にはない切ない恋が描かれるなどファンタジーとしての面白さがさらに進化しています。長兄ピーター役のウィリアム・モーズリーとともにシリーズ最後の登場となるふたりの熱演に、要注目です。

14位:正義も悪も、本当の戦いに向けて集い備え始める【2007年】

シリーズ第5弾となる『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では、前作で復活した邪悪な魔法使いヴォルデモートとの戦いに備えて、主人公ハリーが仲間たちと秘密の自衛団を作ることになります。それとともにハリーにとって唯一の親族であるシリウスを中心とした正義の魔法使いたちも、「不死鳥の騎士団」という秘密結社によって結束を図ります。 正と悪の戦いがますます激化する中、それでもホグワーツ魔法学校を舞台にした若者たちの青春群像がしっかり描かれていることも、このシリーズの魅力のひとつと言えるでしょう。 本作ではハリーが、いったんは振られてしまった美少女チョウとの恋を実らせ、付き合うエピソードが描かれています。ハリーの親友、ロンとハーマイオニーの関係も、ますます微妙に進んでいるようです。一方でハリーは、とても大切な人を失ってしまうのでした。

13位:ホグワーツ版学校の怪談。解けた謎の先に見えた真実【2002年】

ハリーとロン、ハーマイオニーら魔法使いを目指す少年たちの冒険を描くシリーズ第2弾は、ホグワーツ魔法学校の2年生となった3人が遭遇する「学校の怪談」を巡る謎解き物語です。 3人は、マグルと呼ばれる人間の血を引く生徒が次々に石にされてしまう事件を通して、学校の伝説となっている「秘密の部屋」の正体に迫っていきます。やがて明らかになったのは、闇の魔法使いヴォルデモートとホグワーツの隠された関係でした。 学内を蠢く不気味な生き物の気配といった、ホラー的な雰囲気はやや濃厚。まだまだあどけないハリーが自分の出自に疑問を持ち始めるなど、人間ドラマとしての掘り下げも深まっていきます。注目の新キャラは、屋敷しもべの妖精ドビー。ラストの靴下のエピソードは痛快です。

12位:すべてのスケールがケタ違いの一大冒険叙事詩、開幕【2001年】

英国の作家J.R.R.トールキンが1950年代半ばに発表した伝説的ファンタジー文学『指輪物語(The Lord of the Rings)』を、カルトムービーの巨匠ピーター・ジャクソンが映画化。三部作の第1作『ロード・オブ・ザ・リング』は2001年に公開され、世界中で記録的な大ヒットを収めました。 物語の舞台は「中つ国」と呼ばれる架空の世界です。その一角にある平和な村で暮らしていたホビット族の青年フロドが手にした魔法の指輪を巡って、魔神に従う凶悪なオークたちと、人と妖精そしてドワーフとの世界の運命を賭けた戦いが繰り広げられます。 中つ国にはローハンやアイゼンガルド、ゴンドールやモルドールといった国家が点在しています。その都市の構造は中世ヨーロッパの城塞都市を思わせるものですが、スケール感がまさにケタ違い。舞台芸術のような世界観もまたこの作品の醍醐味のひとつです。

11位:未来を守るために捨てなければいけない命がある【2010年】

原作では第7巻で語られた最終章ですが、映画では前後編に分けて公開されました。『Part.1』ではヴォルデモートを滅ぼすために必要な「分霊箱」を求めてハリーとロン、ハーマイオニーが苦難の旅を続けます。一方、闇の魔法使いたちの勢力はますます拡大し、ホグワーツそのものが乗っ取られることになってしまいます。 親友との仲違い、大切な仲間の死など前編でハリーたちは容赦なく追い詰められていきます。『Part.2』では再び固い絆を取り戻しますが、ほどなくハリーは自身に科せられた運命を知ります。ヴォルデモートを倒すためには、彼が命を捨てなければならないことを。 劇場公開の流れで言えば、作り手も作品も観客までともに過ごしてきた8年間が迎えた大団円。悲しみも喜びもすべて含めて、若者たちの壮大稀有な冒険物語は幸せな未来を予感させながら、その幕を閉じます。

10位:4兄弟の物語は終幕へ。ナルニアの物語は新たな世代へ【2010年】

第2章から3年後に映画化された『ナルニア国物語第3章アスラン王と魔法の島』では、再びカスピアンが登場します。今度は王子ではなく王として。キャストは前作と同じベン・バーンズが起用されています。再びナルニアを訪れるのがジョージー・ヘンリー演じるルーシーとスキャンダー・ケインズが演じるエドマンドです。 新たにいとこのユースチスが彼らとともにやってきて、邪悪な魔法によって光を奪われたナルニア救うために魔法の島を巡る旅に臨みます。底意地が悪く小心者の彼の成長は、第3章の重要な軸のひとつ。そうした意味でやはり本作でも、ファンタジーとしての物語に厚みが加わっています。 ルーシー、エドマンドともにシリーズ最後の出演となるのは寂しい限り。4人の兄弟を演じた彼らは実生活でも非常に仲良しなのだそうです。この三部作の魅力は、そんな「リアル」にあるのかもしれません。

9位:本当に夢の国の王女様だった。そう思いたいラストシーンが待ち受ける傑作ダークファンタジー【2006年】

『クロノス』や『ミミック』、『ヘルボーイ』など個性的なホラー映画を得意とするメキシコ出身の監督、ギレルモ・デル・トロが手がけたホラーファンタジーが『パンズ・ラビリンス』です。 全編が暗くグロテスクな雰囲気に包まれた演出。厳しい現実世界はもちろん、ヒロインが現実を逃れて自ら作り出した冒険世界ですらも恐ろしく痛ましく、胸が締め付けられるようなシーンが続きます。 舞台は、激しい内戦が繰り広げられ人権も人格も否定されるような荒廃した20世紀半ばのスペイン。現実の不幸に苦しみながら生きる童話好きの少女オフェリアが、実は自分が妖精や神が生きる夢の王国の王女であることを知ったことから迎える運命を描きます。厳しすぎた現実からの永遠の解放をイメージさせるラストシーンは切なく、感動的です。

8位:「ハリーポッター」シリーズのスピンオフ!人間の仲間と奇妙な魔法生物+悩殺美女で新境地【2016年】

J.K.ローリングの魔法物語の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、1920年代半ばのアメリカ、ニューヨークが舞台。闇の魔法使いの策略によって、魔法使いと人間との関係が悪化しています。そんな時期にイギリスからやってきた魔法生物学者が、誤って危険な魔法生物を逃がしてしまい大騒動が巻き起こります。 主人公ニュート・スキャマンダーを演じるのは、オスカー俳優エディ・レッドメイン。『リリーの世界』では、世界で初めて性別適合手術を受けた男性を感動的に演じました。本作では魔法生物たちを愛してやまない変人ぶりが見事にハマっています。 人間なのに事件に巻き込まれるコワルスキーの存在も、この物語の重要なポイント。魔法生物に怯えながらも魔法鞄の中の世界に魅了される「人間らしい感情」には共感を覚えます。悩殺系美人魔法使いクイニーとの恋も素敵なアクセントです。

7位:迫るオークの大群。援軍は間に合うのか【2002年】

『指輪物語』を、壮大なスケールで実写映画化した三部作の第2弾。『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』は前作ラストで散り散りになってしまった旅の仲間たちが、互いの生死を気に病みながらもそれぞれに強大な危機に立ち向かう姿を描いています。 本作では、前作を超えるスケールの戦闘シーンを展開。とくにローハンの民が立てこもる石の要塞を巡る攻防は圧巻です。1万人以上と言われる凶悪なオークたちの軍勢を前に誰もが絶望しかけたその時、ガンダルフが援軍を連れて一気に形勢を覆します。朝日の輝きを背に雪崩のように敵を飲み込んでいく軍団の迫力は痛快!のひと言です。 シリーズ全編を通して物語に重厚感を与えているのが、騎士の生き様を見事に体現した俳優陣。アラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセンをはじめ、エオメル役のカール・アーバンやファラミア役のデビッド・ウェナムなど、この作品から有名になった俳優たちも少なくありません。

6位:よりダークな世界観へとシフト!?「ハリー・ポッター」シリーズ第3弾!【2004年】

魔法学校の3年生になったハリーのもとに、両親を殺すきっかけを作った犯罪者シリウス・ブラックの不気味な影が迫ります。第3部『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、いろいろな意味でシリーズの世界観が深まっていくエピソードが満載です。 たとえばハリーたちと仲良しで森番を務めていた巨人と人間のハーフ、ハグリッドが魔法生物の飼育学の教授に就任します。魔法生物ヒッポグリフを育てていますがこれが大騒動の原因に。巨大グモや危険なドラゴンなど、ハグリッドの魔法生物好きはトラブルのもと。それが物語をさらに面白くしてくれます。 シリウスの事件を通して孤独だったハリーは「名付け親」という深いつながりのある人物と出会います。人の生命エネルギーを吸い取る妖魔「吸魂鬼」が登場するなどダーク感はますます濃厚になっていきますが、ハリーにとってはとても幸せな時間が訪れた1年間でもあるのです。

5位:仲間たちとの別れが寂しくなる!『ロード・オブ・ザ・リング』前日譚の最終章!【2014年】

シリーズ最後の『ホビット決戦のゆくえ』ではドワーフの王国復活を賭けたホビットとドワーフ、魔法使いそしてエルフたちの1年を超える熾烈な戦いがいよいよ佳境へと向かいます。第二部で怒りに燃えて飛び去った邪悪なドラゴンは、復讐のために多くの人々が住む街を襲います。 しかしドワーフの国にはもうひとつ、恐ろしい危機が迫っていました。冷酷なリーダー、アクゾらに率いられた闇のオークの大軍団が、まさに悪夢のような威容で画面を覆い尽くします。 本シリーズは全編に渡ってドワーフ、妖精、ホビットなど種族が違う者たちが諍いを繰り返してきました。 しかし、激しい葛藤を経て最後に生まれた友情や愛が、より深い感動に結びついていきます。エンドロールが流れ始めた時、不思議な寂しさに包まれてしまうかもしれません。それもまた本シリーズならではの、魔法のような魅力なのです。

4位:ジョニー・デップ主演の名作ファンタジー映画!触れれば傷つく。人間以上に切なく伝わる想いがある【1990年】

「雪はどうして降るの?」そんな孫娘の素朴な疑問に、祖母が語るおとぎ話。それがこの『シザーハンズ』です。両手が鋭利なハサミになっているために触れるすべての物を傷つけてしまう人造人間の青年と、彼の純粋さに惹かれた美しい少女との悲恋を描いた物語です。 主人公エドワードを演じるのは俳優ジョニー・デップ。愛する人まで傷つけてしまうつらさと切なさを、人ではない者としてひたむきに演じきっています。監督のティム・バートンとは、この作品の後たくさんの作品でタッグを組むことになりました。 エドワードと心を通わせる少女キム役は、ウィノナ・ライダー。撮影当時はまだ十代です。溢れんばかりに輝く若さと生命力に、エドワードが魅了されるのも当然でしょう。アイスダンスに代表される芸術的に美しいシーン作りも含めて、ティム・バートン流ファンタジーの魅力がふんだんに詰まっています。

3位:世界中に大旋風を巻き起こしたファンタジー映画シリーズ第1弾 !ハリー・ポッターの冒険はここから始まった!【2001年】

記念すべき大人気ファンタジーシリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』。原作者J.K.ローリングが精魂込めて生み出した一大ファンタジー物語が、ここから幕を開けます。 孤独な日々を送っていた少年ハリーが魔法使いになるという生きる目標を見つけ、仲間と出会い困難に立ち向かう冒険談は、ファンタジーのひとつの理想形として記憶に残る作品となりました。彼らが学ぶホグワーツ魔法学校をはじめ、凝りに凝った舞台がまさに夢のような世界観を生み出していました。 主人公のハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフ、親友ロン役のルパート・グリントとハーマイオニー役のエマ・ワトソンは、まだあどけないままです。元気な子役たちを脇から支えるリチャード・ハリス、マギー・スミス、アラン・リックマンといった名優たちの演技にも注目してください。

2位:永遠に愛されるラブストーリーを美しく忠実に実写リメイク!新たな傑作ファンタジー映画の誕生!【2017】

1991年公開のディズニーアニメ映画『美女と野獣』を、20年の時を経てついにディズニーが実写リメイク。オリジナルのイメージを重視した演出やストーリー展開が徹底されています。 アニメ版とのシンクロ率が非常に高いことも、この作品の特徴です。たとえばキャラクター。ハリー・ポッターシリーズでおなじみのエマ・ワトソンがキュートな村娘ベルを見事に体現しました。 ホビットシリーズで弓の達人を演じたルーク・エヴァンス演じるガストンがまた「そっくり」だと話題に。 ルミエールやコグスワース、ポット夫人など道具にされてしまった屋敷の使用人たちもしっかり実写化。なにより『Beauty and the Beast』をはじめとする劇中歌がしっかり再現されていたことも、ファンにとっては嬉しいポイントでした。ちなみに実写版では、アニメ版よりも3曲ほど多いのだそうです。

1位:これぞファンタジー映画の最高峰!名作の息吹をリアルに再現した名優たちに拍手!【2003年】

シリーズの第3弾にして完結編『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』では、邪悪なオーク軍団との戦いが、ますます熾烈を極めていきます。一方で、世界の命運を左右する指輪を破壊するために滅びの山に向かうフロドとサムの旅もまた、最後の最後まで過酷です。指輪に正気を奪われたフロドを、狂気に駆られたゴラムや巨大なクモたちが襲います。 絶望的な状況の中でフロドを救ったのは、ずっとともに旅をしてきたサムでした。この物語の中でもっとも活躍したのは、実は人にあらざる者たちです。フロドを演じたイライジャ・ウッドをはじめ、サム役のショーン・アスティンやピピン役のビリー・ボイド、メリー役のドミニク・モナハンたちの巧みな演技には本当に脱帽です。 ほかにもオーランド・ブルーム、リヴ・タイラー、ケイト・ブランシェットの艶やかなエルフぶりやイアン・マッケランとクリストファー・リーたち魔法使いの重厚な存在感など、すべてのキャスティングが見事に『指輪物語』に本物の息吹を与えています。歴史的にもスケール的にも、この一大叙事詩を超えるファンタジー映画は当分見つかりそうにありません。

おすすめファンタジー映画ランキングでした!

名作から新作まで網羅したおすすめのファンタジー映画ランキングを紹介しました。 生み出された世界観はもちろん、登場するキャラクターからストーリー展開やエンディングに至るまで、ファンタジーには無限の可能性が秘められています。 なにしろ想像する力がある限り、現実の制約を受けることなく自由に世界を作り出すことができるのが、このジャンルの面白さであり強みなのです。その醍醐味をとことん気ままに、味わってみませんか?