2020年6月4日更新

おすすめリモートドラマ6選 ソーシャルディスタンスを活かした話題作が続々と誕生

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『2020年 五月の恋』

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リモートで撮影されたおすすめドラマを紹介 逆境をアイデアで解決!

新型コロナウイルスの影響によって、人が集まる状況を防ぐために、2020年の4月から5月まで、ドラマや映画の撮影が次々と中止されていました。そこで様々なクリエイターが行ったのが、リモートで作品を撮影するという新たな試み。 今だからこそ撮れる、普段観ることのできない一風変わった作品が話題になりました。そこで本記事では、おすすめのリモートドラマを紹介。さらに一部がコロナウイルスの状況下で新たに撮影された、大人気ドラマもお届けしましょう。

『リモートドラマ Living』

「Living」はパソコンやスマートフォンで撮影された、坂元裕二の脚本によるリモートドラマです。阿部サダヲ演じる作家の頭の中で作られる、4つの物語が描かれます。 特徴としては、実際に兄弟・姉妹・夫婦の関係である俳優たちが、ドラマの中でも同じ関係の家族を演じている点です。1話では広瀬アリスと広瀬すず、2話では永山瑛太と永山絢斗、3話では中尾明慶と仲里依紗、4話では青木崇高と優香が出演しています。

テレビ電話ドラマ『せーの』

放送作家や脚本家として活躍する鈴木おさむが手掛けた、全編テレビ電話のドラマ『せーの』。鈴木が監督・脚本を担当する映画『八王子ゾンビーズ』(2020年)の久保田悠来、『左様なら』(2019年)に主演した芋生悠(いもうはるか)が出演しています。 緊急事態宣言下を舞台にした、二人が演じるカップルの会話劇です。テレビ電話ならではの要素もあり、心温まる作品となっています。

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『家政夫のミタゾノ』特別編

2020年4月からシリーズ4作目が放送がスタートした、松岡昌宏主演の人気ドラマ『家政夫のミタゾノ』。第3話以降の新作が放送できず、傑作選が放送される中で、出演者が顔を合わせないリモート撮影委に酔て、60分の特別編が放送されました。 「むすび家政婦紹介所」のミーティングもリモートで、依頼もリモートでこなすという徹底ぶり。さらにお馴染みの家事テクニックまで盛り込まれており、ミタゾノらしさと特別感の両方を味わえます。

『今だから、新作ドラマ作ってみました』

『今だから、新作ドラマ作ってみました』は、“今だからこそ”作られたテレワークドラマです。全3夜となっており、それぞれ1話で完結する物語が展開されます。 第1夜には満島真之介と前田亜季、第2夜には小日向文世と竹下景子、第3夜には柴咲コウとムロツヨシと高橋一生が出演。不安な日々にぴったりな、三者三葉のストーリーを楽しめます。

『ホーム・ノット・アローン』

完全リモートで製作された『ホーム・ノット・アローン』。外出できない二人の男女が偶然出会い、オンラインでの交流を通して、リモートのまま距離が縮んでいく様子が描かれます。 連続テレビ小説『スカーレット』(2019年)で注目を集めた、桜庭ななみと松下洸平が出演しました。朝ドラ「スカーレット」のTwitterでは第0話も配信されているため、あわせてお楽しみください。

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『2020年 五月の恋』

WOWOWが手掛けるドラマ『2020年 五月の恋』には、吉田羊と大泉洋がW主演します。 主演ドラマ『コールドケース3 〜真実の扉〜』の撮影が中止となり、「お芝居で日本を元気にしたい」という思いを抱いた吉田をきっかけに、本作の企画がスタート。『真田丸』(2016年)でも共演した大泉が参加することとなりました。 二人が元夫婦を演じる、笑いあり涙ありのショートドラマです。

新型コロナウイルスの影響を受けた撮影が話題のドラマ

リモートでドラマが製作されるほど、新型コロナウイルスの影響を受けている日本のドラマ界。再放送や総集編を放送するなどの対応に追われていますが、そんな中でも新たな映像を撮影している人気ドラマがあります。 ソーシャルディスタンスやリモートといった、時勢を鑑みた撮影方法に注目です。

『美食探偵 明智五郎』6話

2020年4月から日本テレビで放送されている『美食探偵 明智五郎』は、新型コロナウイルスの影響によって通常の撮影が行えなくなりました。 そのため第6話の一部では、ソーシャルディスタンスに配慮した環境で撮影を決行。真っ黒の背景の中、椅子に座ったまま登場人物が思いをぶつけます。 状況を逆手に取った演出で、視聴者からはより演技やセリフに引き込まれたという声が上がりました。

「逃げるは恥だが役に立つムズキュン!特別編」2話~

TBSでは2016年の大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が、未公開カットを含んだ「ムズキュン!特別編」として、再編集されたものが放送されています。 新垣結衣主演の本作は、星野源が歌うエンディングテーマ『恋』に乗せてキャストが踊る、「恋ダンス」が当時話題に。 そして今回の特別編では、エンディングの一部で、キャストがリモートで踊った映像が挿入されています。“今”のキャストによる、「リモート恋ダンス」が再び反響を呼びました。

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今だからこそのリモートドラマを自宅で楽しもう

業界に様々な影響が出る中でも、新たな作品を撮ろうという思いによって製作されたリモートドラマ。こんな状況だからこそ、多くの人を楽しませたいという製作陣の思いが詰まっており、心温まる作品が揃っていました。 配信されている作品も多いため、ステイホームで観てはいかがでしょうか。