【バーチャルお宅訪問】おうちが舞台のおすすめ映画5選
おうち時間の参考に!家が舞台のおすすめ映画5作品を紹介
コロナの影響でおうち時間が増え、たくさん映画を観たという人もいるのではないでしょうか。 今回は、おうちが舞台で家での過ごし方のヒントになる、または家を通して人々の人生が変わっていく様子を描いた映画を紹介します。
『ホーム・アローン』(1990年)
家を守るための仕掛けが満載!子供が夢見る家での過ごし方も
クリスマス映画として不動の人気を誇る『ホーム・アローン』。家族旅行から1人取り残されてしまった少年ケビンと泥棒2人組の攻防をコミカルに描いた本作は、おうち時間の参考にも。 大人たちのいない家で、ケビンは普段は観せてもらえない映画を観たり、夕食に宅配ピザを頼んだり。さらにアイスクリーム食べ放題と、子供のころ誰もがあこがれた夢の時間を過ごします。 一方で、泥棒避けに鉄道模型を使って家に人がいるように見せたり、家に侵入しようとする泥棒をさまざまな仕掛けで撃退したりと、楽しみながらも子供なりに家を守る責任感も。 ケビンのように、1人でも楽しく過ごす方法が見つかるかもしれません。
『海辺の家』(2001年)
一緒に家を建てる時間が離れてしまった家族をつなぐ
長年勤めてきた建築事務所を突然クビになり、さらにガンで余命いくばくもないことを告知されたジョージ。離婚した妻と彼女に引き取られた息子との間には、深い溝ができていました。彼は病気をきっかけに家族の絆を取り戻すため、息子に無理やり家を建て直す手伝いをさせます。 家の再建と家族の再生を重ね合わせた本作は、家が完成に近づくとともに、心が離れていた父と息子の関係が少しずつ修復していく様子が見どころ。設定はベタな感動モノに思えるかもしれませんが、見事な脚本や俳優陣の演技でリアリティのある物語を見せてくれます。
『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』(2014年)
これまでの人生がつまった家を手放すべき?
ニューヨーク、ブルックリンに住むアレックスとルースのカーヴァー夫妻は、40年間暮らしてきた眺めのいい部屋を売りに出すことにします。その建物にはエレベーターがなく、5階の部屋は2人にとって不便なものになっていました。しかし愛犬の急病で2人の気持ちに変化が訪れ、近隣でのテロで不動産交渉は厳しくなっていきます。 本作では、夫婦が長年かけて育ててきた見事な家庭菜園も見どころ。屋上のスペースは居心地良く整えられています。ニューヨークという都会の一角で、のんびりとくつろげる家を作り上げているのが素敵ですね。
『ホリデイ』(2006年)
ホーム・エクスチェンジが運命を変える!
人生に行き詰まったアメリカ在住のアマンダと、イギリスに住むアイリスが、休暇中にお互いの家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」での新たな出会いを通して、人生を切り開いていくロマンチック・コメディ。 穏やかな天気に恵まれたロサンゼルスに建つアマンダの開放的な家と、イギリスの片田舎に佇むアイリスのコテージは、対照的ながらそれぞれに魅力的です。住む場所が変わったことで、彼女たちの考え方や行動にも変化が起こっていきます。
『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(2014年)
シェアハウスではルールや家事分担も重要!
ヴァンパイアたちが暮らすシェアハウスでの面白おかしい日々を描いた『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』。『マイティ・ソー バトル・ロイヤル』(2017年)などで知られるタイカ・ワイティティが脚本、監督、主演を務めた作品です。 シェアハウスでは快適な生活をおくるために、お互いが協力しあわなければいけないのは人間もヴァンパイアも同じ。また、それぞれの個人的な時間を尊重することも大切になってきます。そのルールを破ってしまうと大騒動に発展することも? ドタバタのホラー・コメディに笑いつつ、1つ屋根の下に暮らす者たちの不思議な絆を感じさせる作品です。
家で過ごす時間が人生を変える?
住む場所によって人の暮らし方は変わり、人生も変わっていくのかもしれません。今回はそんなふうに考えさせてくれる、家が舞台の映画を紹介しました。 気になる作品があればぜひチェックしてみてください!