2020年9月20日更新

こんなご時世だから映画で旅行しよう!世界各国を訪れた気分になれる映画5選

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『ミッドナイト・イン・パリ』
©Sony Pictures Classics/Photofest/zetaimage

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世界旅行した気分になれる!自粛生活にピッタリな映画5選を紹介

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、2020年はGWも、夏休みも旅行どころではなかった!という人が多いのでは?先の見えない自粛生活が続き、旅行好きの人はもちろん、インドア派も出かけたくてウズウズしているはずです。 この記事では、家の中でも世界各国を訪れた気分になれる映画5選を紹介します。自粛で息が詰まりそうな時期だからこそ、映画を通じて旅に出ましょう!

『ミッドナイト・イン・パリ』(2012年)

場所:パリ/フランス

『ミッドナイト・イン・パリ』
©Sony Pictures Classics/Photofest/zetaimage

ウディ・アレンが監督・脚本を務め、パリを舞台に描いたファンタジック・ラブストーリー。第84回アカデミー賞では4部門でノミネートされ、脚本賞を受賞しました。 ハリウッドで脚本家として成功しながらも、作家への夢も捨て切れないギル。彼は婚約者とその両親とパリへ旅行に出かけますが、彼女との心の距離は離れるばかりです。ある夜、泥酔したギルはなんと憧れの1920年代のパリへ迷い込み、画家のピカソや小説家のフィッツジェラルドらと出会います。 本作は2000年代の現代と、海外から集った芸術家集団「エコール・ド・パリ」の熱気に包まれた1920年代、2つの時代の風景を堪能できるのが見どころ!特に、雨の日のパリの美しさは格別です。ギルと一緒にパリの黄金期で偉人たちやカルチャーと出会い、時空を超えた旅に出かけてみませんか?

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『ダージリン急行』(2008年)

場所:ジョドプール/インド北西部

ダージリン急行
© Fox Searchlight/zetaimage

絶縁状態だった3兄弟が、父親の死をきっかけに寝台列車「ダージリン急行」へ乗り込み、インドの広大な大地をめぐる旅へ出かけるロードムービー。監督を務めたのは、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソンです。 兄弟の絆を取り戻すはずの旅は殴り合いの喧嘩あり、乗務員との一夜の関係ありと問題続き!そんなシュールな道中を、山頂付近から見渡す絶景に線路を歩く動物、鮮やかな色彩と模様が施された寺院や民家などの風景が彩ります。 本作のモデルは、世界最古の山岳鉄道として世界遺産に登録された、ダージリン地方を走る「ヒマラヤ鉄道」。ただし、実際の主なロケ地はインド北西部ラジャスタン州のジョドプールです。 撮影用の車両を現地の線路で走らせているため、本当にインドを旅している気分になれますよ!

『イントゥ・ザ・ワイルド』(2008年)

場所:アラスカ州/アメリカ

ショーン・ペン監督の最高傑作と称された『イントゥ・ザ・ワイルド』。ジャーナリスト、登山家、作家のジョン・クラカワーが、綿密な取材をして書き上げた『荒野へ』が原作です。 クリスはニューヨークの裕福な家庭に生まれ、何不自由なく育ちました。しかし彼は、友人も家族も捨ててアラスカへ旅立ち、死体となって発見されることに。 彼は道中で様々な人と出会い、大自然の美しさも厳しさも知って、最後に一つの答えにたどり着いたのでした。 文明的な生活から離れ、本当の名前すら捨ててアラスカの荒野を目指した旅。生きる意味と本当の自由を求めた、“究極の自分探しの旅”だったのでしょう。そんなクリスの旅を追体験しつつ、自分の人生にも思いを馳せてみるとより作品を楽しめるかもしれません。

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『マイレージ、マイライフ』(2010年)

場所:デトロイト、オマハ、ラスベガスなど/アメリカ

マイレージ、マイライフ
©︎Paramount Pictures/Photofest/zetaimage

ジェイソン・ライトマン監督が、ジョージ・クルーニーを主演に迎えて描く心温まる人間ドラマ。原作は2001年にウォルター・カーンが発表した同名小説です。 雇用主に代わって、社員に解雇を宣告するリストラ宣告人として働くライアン。彼は1年の大半を主張に費やし、“余計な荷物を背負わない”が人生のモットーでした。マイレージを貯めることだけが目標だった彼は、2人の女性と出会いを機に人との繋がりを見直していくのです。 ライアンは飛行機に乗り、アメリカのデトロイトやラスベガス、マイアミといった気候も文化も違う各都市を飛び回ります。空の旅が好きな人、空の上から地上の風景を見るのが好きという通の人に特におすすめです。 『マイレージ、マイライフ』を観て、飛行機に乗れないストレスを解消してみては?

『ザ・ビーチ』(2000年)

ピーピー諸島/タイ

ザ・ビーチ
©︎Twentieth Century Fox/Photofest/zetaimage

アレックス・ガーランドの小説を、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化した『ザ・ビーチ』。1997年に『タイタニック』で一躍スターとなったレオ様が、100本以上のオファーを蹴って出演したという話題作です。 放浪の旅を続けるリチャードは、タイで出会った男から“どこまでも美しく、日常のすべてから開放される”伝説の楽園の話を聞きます。半信半疑に思いながらも、道中で知り合った2人組と共に島を探すリチャード。彼はやがて、その島に隠された恐ろしい真実を知ることになり……。 伝説の楽園のモデルとなったのは、タイのピーピー諸島にあるマヤベイ。岩山で囲まれた海、熱帯に生きる動物や植物たちが織りなす絶景は、息を呑む美しさです。ビーチは環境保全のため現在は閉鎖されているので、本作の映像を観て疑似体験しましょう。

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映画を通した世界旅行が人生すら変えてしまう……かも?

今回は、観るだけで家から世界旅行へ連れ出してくれる映画5選を紹介しました。 それぞれの国の美しい風景や文化だけでなく、主人公たちが旅を通じて自分の人生を見つめ直し、成長していく姿も印象的です。あまりに映画が素敵すぎて、観た後は舞台となった国へ実際に行ってみたくなってしまうかもしれません。 今は少しだけ我慢をして、映画を参考に旅行の計画を立ててみると面白いでしょう!