インテリアの買い替えタイミングは今かも。家具や内観がおしゃれな映画5選
快適な部屋作りの参考に!家具や内観がおしゃれな映画を紹介
おうちで過ごす時間が増えると、インテリアが気になったり模様替えがしたくなったりするもの。そんなときにヒントを与えてくれるのは、おしゃれな部屋をたくさん見られる映画です。 今回は、部屋づくりの参考になる内観やインテリアがおしゃれなおすすめ映画を紹介しましょう。
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001年)
ウェス・アンダーソン長編監督第3作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』は、彼の作品で初めて日本劇場公開された作品です。 テネンバウム家の3人の子供たちは、長男はビジネスマンとして、長女は劇作家として、次男はテニス・プレイヤーとして10代のうちに成功を収めていました。しかし父の裏切りによって家族は崩壊。それから20年が経ったある日、死期が迫った父は子供たちと一緒に暮らすため彼らを呼び集めます。 ポップでおしゃれな世界観に定評のあるウェス・アンダーソン作品は、インテリアのアイディア源として最適。特に本作では、豪華な家具がそろえられたリビングよりも子供たちの部屋に注目したいところ。長女マーゴの大好きな本に囲まれた部屋からは、物が多くてもおしゃれに見せるヒントが見つかるでしょう。
『タイピスト!』(2012年)
あこがれの秘書になるため、故郷の田舎町を飛び出し保険会社に就職したローズ。しかし彼女はすぐにクビを言い渡されてしまいます。クビを免れる条件は、彼女の唯一の特技であるタイプライターの早打ち大会で優勝すること。彼女は上司のルイとともに特訓をはじめます。 1950年代のフランスを舞台にした本作は、当時の流行を再現したかわいらしいファッションやインテリア、小物も見どころ。重要アイテムであるタイプライターも、叩く指ごとにキーボードが塗り分けられていたりとディテールにも注目です。 レトロでかわいいインテリアの参考にどうぞ。
『パディントン』(2014年)
マイケル・ボンドによる児童文学作品『くまのパディントン』を原作とした2014年の映画は好評を博し、2017年には続編『パディントン2』が公開されました。 ある冒険家を頼ってペルーからロンドンにやってきたクマ。彼はパディントン駅でブラウン一家と偶然出会い、駅名をとって「パディントン」と名付けられます。パディントンは冒険家が見つかるまでブラウン一家とともに暮らすことになりますが、都会の生活を知らない彼は次々と騒動を起こしていき……。 アンティーク家具を中心に、長い時間をかけて暮らしやすく整えてきたイギリスの一般家庭のインテリアが素敵な本作。思い思いにデコレーションされた子供たちの部屋も、ポップな部屋づくりの参考になりそうです。
『たかが世界の終わり』(2016年)
街69回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『たかが世界の終わり』は、自らの死期が迫っていることを伝えるため12年ぶりに実家に戻った劇作家のルイと、その家族のすれ違いを描いた作品です。 シリアスな内容ではありますが、映像や美術の美しさに定評があるグザヴィエ・ドラン監督の魅力が存分に発揮されています。フランスの田舎町に佇むルイの実家は、落ち着いた色合いで統一されたリビングやキッチンをインテリアの参考にしたいところ。また、緑あふれる開放的なバルコニーにもあこがれてしまいますね。
『アメリ』(2001年)
「おしゃれ映画」の定番ともいえる『アメリ』は、2001年に公開された作品です。世界中で大ヒットを記録し、日本でもフランス映画に興味を持つ人を増やしました。 子供のころから空想が大好きなアメリ。彼女はカフェで働きながら、周りの人々をしあわせにする、ちょっとしたイタズラを仕掛けることに喜びを見出していました。一方で自分のしあわせは無頓着だったアメリは、ある日不思議な青年ニノに出会い、初めての恋に戸惑います。 『アメリ』は画面に映るすべてのものが「おしゃれ」の一言。もちろん赤い壁が印象的なアメリの部屋も個性的なかわいらしさがあり、インテリアの参考にしている人も多いようです。
映画はインテリアのアイディアの宝庫!
おしゃれな家具や内観で、すべてを完全に再現することはできなくても、自分の部屋を快適に整えようという意欲が湧いてくるのではないでしょうか。 ぜひお気に入りの映画を参考に、居心地のいい空間を作り上げてみてください。