【2021年最新版】電子書籍サービスのおすすめ17社を徹底比較！選び方からクーポン・サブスク情報まで紹介

出先でもスマホやタブレットで読める電子書籍ですが、最近では種類が豊富でそれぞれ特徴や魅力が異なっています。 そんな電子書籍サービスの中で、総合的に最もおすすめなサービスをciatr編集部で調べたところebookjapanであることが判明。 そこで本記事は「電子書籍サービス選びで迷っている人」のため、おすすめのサービスを総合・漫画・小説といったジャンルごとに徹底紹介していきます！

※記事中の金額は全て税込表記となっています。 ※本記事の情報は全て10月12日時点のものです。

まず初めに、あなたにとって最も「使える」電子書籍サービスを選ぶために、以下のようなポイントをチェックしておきましょう。

用意されているラインナップが少ないと、読みたい書籍がなく不便を感じることがあります。購入・レンタルできる冊数はもちろん、読みたいジャンルの取り揃えが豊富かどうかもチェックしておきましょう。

多くの電子書籍サービスでは、定期的にお得なキャンペーンを実施しており、これらを上手に利用することで圧倒的に安く好きな本が読むことができます。種類や頻度などを事前に調べておくと良いでしょう。

最近の電子書籍サービスは、本棚やメモといった便利な機能が用意されています。ページのめくりやすさなど、試し読み機能などを利用し、読書のしやすさをチェックするのがおすすめです。

ここでは、今回紹介する17サービスの基本情報と、どのジャンルにどれくらいの作品数があるのかを一覧で紹介します。 自分が重視したいポイントを軸に、どのようなサービスがあるのか見てみましょう。

各サービスの紹介に入る前に、たくさんの種類があるサービス全てに目を通す手間を省くためにも、それぞれの読みたいジャンルや目的別におすすめのサービスを先に確認しましょう。 気になるものはサービス名をクリックすると、詳しい紹介見出しにジャンプできるので、ぜひ自分に合った電子書籍サービスを見つけてください！

いよいよ、目的別のおすすめに登場した計17つの電子書籍サービスを、総合ランキング順で紹介します！ ランキングは「総書籍数とジャンルのバランス」「お得度(キャンペーン等)」「機能性」などの観点でciatr編集部で独自に採点し、作成しました。 機能性に関しては、普段から電子書籍サービスをよく利用するciatr編集部で実際に全てのサービスを使用し、各機能の「使い方のわかりやすさ・使いやすさ」を軸に評価しています。 実際の使用感には個人差があることと、あくまで総合的なランキングのため、各ジャンルに特化したランキングは順位が変動する点にご注意ください。

ebookjapanはYahoo!のグループ会社である株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営する電子書籍サイトで、なんと2000年からサービスを提供している老舗です。 2019年2月からはYahoo!ブックストアと合体したこともあり、サイトがリニューアルしてより魅力的なサービスとなっています。

ebookjapanでは初回ログイン時にもらえる「50%OFFクーポン」があり、全ての漫画・書籍が対象で最大500円まで割引されます。しかも枚数はなんと6枚！ 他にも様々なキャンペーンがありますが、常設のものでは以下のように曜日ごとのお得なキャンペーンが開催されているため、要チェックです。

ebookjapanにおける漫画の取り揃えは業界トップクラスであるため、どんな漫画でも見つけやすいところが魅力の1つです。有料の漫画の取り揃えももちろんですが、無料の漫画もなんと2,000冊以上楽しめます。 さらにサービス独自のオリジナルコンテンツや特集もあるため、漫画好きなら満足できること間違いなしです！

ebookjapanには他の電子書籍ストアにはない独自のサービスとして、本を背表紙表示で管理できる「背表紙表示機能」というものがあります。 背表紙を並べることで絵がつながる作品や、背表紙がカラフルで綺麗な作品などを購入した時に、特に嬉しい機能です。

上述の通り、本サービスでは普段からPayPayを使っている人にお得な、曜日ごとのポイント還元サービスがあります。 加えてPayPayのキャンペーンは常設のもの以外にも開催されることがあり、キャンペーンや時期によってはなんと50％以上還元することも！

ciatr編集部の中で、機能性に最も高い評価を集めたのがebookjapanでした。シンプルでわかりやすいホーム画面、検索と本棚の使いやすさはトップクラスです。 唯一難点を挙げるとすると、読書時のカスタマイズ機能が簡素である点。 しかしそれ以外ではマイナス要素が見当たらず、誰にでも使いやすい、万人受けする機能性が備わっています。

コミックシーモアは、NTTの子会社であるNTTソルマーレ株式会社が運営する、総合電子書籍ストア。 本サービスはなんと2004年にサービスを開始しており、ebookjapanに次ぐ老舗電子書店とされています。

コミックシーモアの配信数は70万冊以上で幅広いジャンルの書籍を取り扱っていますが、特にBL作品やTL作品をはじめとした女性向けジャンルの作品を数多く取り扱っているところがポイントです。 無料作品や試し読みできる作品がたくさんあるため、購入するか迷う場合もじっくりと作品を選ぶことができますよ。

コミックシーモアでは、初回キャンペーンとして以下の2つを用意しています。

加えて、定期的に手に入るポイントや不定期で実施されるセールのお得度は、他のサービスと比べてみても圧倒的にお得です。特に注目すべきは以下の4つ。

溜まったポイントは作品購入の際に利用できます。こまめなログインやレビュー投稿でポイントを貯めて、毎回の作品購入金額から割引することが可能です。 この他にも最新作品が1~3巻まで無料で読めるキャンペーン、人気作品の大幅値引きセールなど多くのサービスが定期的に実施されており、お得に様々な作品を楽しむことができます。

コミックシーモアは買い切りと読み放題のどちらかを選択することが可能で、自分の利用頻度に最も適した方法でお得に利用することができます。

読み放題プランには2種類あり、あらゆるジャンルの作品を読みたい場合には「読み放題フル」、読みたいジャンルがピンポイントの場合は「読み放題ライト」と、シーンに合わせてプランを選べるので安心です。

さらに読み放題コースはどちらも初回登録の場合、7日間の無料お試し期間があるので、ぜひその期間に使用感などを確かめてみてくださいね。

コミックシーモアでは有料作品を買う際はポイントが必要で、1ポイント＝1円で支払いをします。 このポイントは都度購入の「ポイントプラス」と毎月自動購入の「月額メニュー」から購入方法の選択をすることが可能で、どちらの選択肢でも一定額以上の購入をするとポイントの還元サービスがあります。 以下の表で還元率を確認してみましょう。

特に人気のある2,000〜3,000ポイントのコース以降では、月々にして漫画だと1冊分前後のポイントが還元される「月額メニュー」の方が圧倒的に還元率が高いことがわかります。 毎月必ず何かしらの書籍を購入する予定の人は、月額メニューの利用がおすすめです。

漫画に力を入れているサービスだけあってとにかく漫画が読めればOK、という人には十分な機能が備わっています。 初心者でも使いやすいのがポイントですが、背景色や縦読み横読みの変更など、読書時にカスタマイズできる要素を求める人にはやや物足りない印象も。 無料期間を利用して使用感を確認するのがおすすめです。

ブックライブ は大手出版会社である凸版印刷グループ会社・株式会社BookLiveが運営する、国内最大級の電子書籍ストア。 親会社が2003年からスタートさせた携帯電話向け電子コミックストアが起源なため、電子書籍ストアの中でも老舗です。

ブックライブでは常に100万冊以上の書籍が揃っており、ジャンルは漫画やラノベだけでなく、小説やビジネス書まで多岐にわたります。 中でも特に品揃えが豊富なのは漫画！なんと無料漫画は常に16,000冊以上もあるので、毎日飽きることなく色々な作品を楽しむことができるのも嬉しいですよね。

ブックライブでは、初回特典として全作品対象の70％オフクーポンを配布しています。 このクーポンは取得後24時間以内しか利用できないため、読みたい作品が決まってから登録すると良いでしょう。 登録後にも様々なお得なキャンペーンを実施しているので、代表的なものを2つ見てみましょう。

毎日回せるクーポンガチャでは1日1回クーポンが必ず貰えるだけでなく、割引率は基本10％と高め。 稀に20%や50％のクーポンが出ることもあるため、なかなかお得度が高いです。 激安セールは不定期開催ですが、例えば2021年10月現在は、人気漫画『3月のライオン』がなんと50％オフになっています。 激安セールの内容は入れ替わるため、目当ての作品がある場合はできるだけ早く購入するようにしましょう。

読書時のカスタマイズ機能が豊富で、自分にあったスタイルでの読書ができるのがブックライブの大きな利点です。 幅広いジャンルでの見やすさを考慮しており、漫画から小説までどんな作品も読みやすいことが強みです。 一方で、漫画読者からはやや機能が物足りない、という声も。特定のジャンルではなく色々読みたいというユーザーに最も適したサービスだと言えそうです。

BOOK WALKERは大手出版社であるKADOKAWA直営の電子書籍ストアで、数ある電子書籍ストアの中でも特にライトノベルに強いところが特徴。 運営元は株式会社ブックウォーカーですが、出版社が直接電子書籍ストアを運営しているのは珍しく、それだけに豊富なラインナップが魅力です。

本サービスの最大の特徴は角川が運営していることもあり、ライトノベルの品揃えがどの電子書籍ストアよりも圧倒的なところです。 名作や話題作だけでなく、少しマイナーな作品まで幅広く揃っているのも嬉しいポイント。同人誌や個人出版の品揃えも豊富で、他のサービスにはない魅力が詰まっています。

BOOK WALKERでは読み放題プランと買い切りプランがあるため、自分のニーズに合わせてプランを選択できます。

「文庫・ラノベ読み放題」プランには、アニメ化された作品を始めとした話題の作品が一通り揃っていますよ。

BOOK WALKERは初回限定のキャンペーンがなんとも太っ腹で、初回購入金額からなんと半額がコインで還元されます。 しかも驚きなのが、この時の購入金額に上限がないところ！つまり、例えば10万円分の書籍を購入した場合、5万円分がポイントで返ってくるのです。 さらにKADOKAWA直営の電子書籍ストアというだけあり、KADOKAWA系の作品がセールで安くなることが多く、お得に電子書籍を読むことができます。

全体的にバランスよく機能性が整っており、どのジャンルの本を読むにも不便を感じない使いやすさが魅力です。 気になるのは検索から読書に至るまでの導線が長い点、無料作品への導線が少ない点。 無料作品をサクサク読みたい人にはやや不便かもしれません。

Kinoppyは、全国主要都市に68店舗ある大型書店の紀伊國屋書店が運営する電子書籍ストア。実際の書店と同じような幅広いラインナップが魅力です。 定期的に「全作品25倍ポイントキャンペーン」を実施しているため、普段から紀伊國屋書店を利用する場合は、よりお得に利用できますよ。

Kinoppyで電子書籍を購入する場合、webと実店舗共通のポイントカードが利用可能です。 そのため紀伊國屋書店で買い物をすることが多い人は、どんどんポイントを貯めることができます。 貯まったポイントはウェブストアだけでなくもちろん実店舗でも利用できるため、書籍だけでなく文具などを購入する際にも使えます。

本サービスは洋書の取り扱いも多く、まだ日本語に翻訳されていない最新の書籍も読むことができます。さらに洋書を購入すると、なんと付与されるポイントが5倍に。 そのため洋書をよく読む場合や、英語学習に洋書を活用したい場合にはもってこいのサービスです。

本棚やしおりが使いやすい、スタッフのイチオシ作品が興味深いなど、様々な面で便利という意見が多く、誰にでも使いやすいサービスとなっています。 ただし縦読みモードや夜間モードに対応していない点には注意。自分の読書スタイルとマッチしているかしっかり見極めましょう。

kindle unlimitedは大手通販会社であるAmazonが運営する電子書籍ストアで、月額980円(税込)で対象書籍が無制限で読み放題になります。 月額料金も本1冊分ぐらいの値段なので、普段から本をたくさん読む人にとっては魅力的なサービスと言えます。

kindle unlimitedで配信されている書籍は圧倒的に豊富で、読み放題のサービスの中でも群を抜いています。 おすすめのビジネス書や話題の自己啓発本なども読み放題にラインナップされているため、色々な作品をまんべんなく楽しみたい場合にはおすすめ。 ベストセラーの「ハリー・ポッター」シリーズも配信されているため、子どもから大人まで楽しめるサービスとなっています。

kindle unlimitedで読める作品のジャンルを見てみると、文学・人文・歴史・ビジネス、その他たくさんのものがあり、目当てのものが見つけやすいです。 他のサービスでは取り扱っていないような作品も読み放題となるので、ぜひ1度チェックしてみてくださいね。

月額980円(税込)で様々な書籍が読み放題になるkindle unlimitedは、読書好きにとっては最強のコスパを誇ります。 普通に1冊本を買うと安くても500円以上しますが、kindleはその2冊分の料金で読み放題が利用可能。 普段から月に2冊以上読書をする場合は、それだけでもう元が取れてしまいます。

電子書籍での読書時にあると嬉しい基本的な機能は全て揃っており、使いやすさも好評。まさに幅広いジャンルの読者に対応したサービスです。 その中で出たマイナス意見は「読みたい本が決まっていない場合に使いにくい」という点。 他サービスのようなおすすめ機能が充実していないため、ピンポイントで欲しい作品が決まっている人向けと言えるでしょう。

dブックは大手携帯会社のdocomoが運営する動画配信サービスで、dアカウントさえ作ればドコモユーザー以外でもサービスが利用可能。dアカウントへの登録もそんなに難しくありません。 dブックへの登録が初めての場合、新規登録から30日間、電子書籍を購入する際に50％オフになるクーポンが配布されます。 最大500円も割引されるため、1,000円前後の書籍を購入すると最もお得です。

dブックの1番のメリットは、dポイントが貯まること。特にdocomoユーザーの場合は日頃からdポイントを貯めている人も多いため、よりお得にdブックを利用できます。 さらに、dブックでは様々なキャンペーンを実施しているのが特徴。特にお得なものは以下の2つです。

貯まったポイントはdブックだけでなく、dポイントが利用できるサイトや場所であればどこでも使えるので、普段からdポイントをよく利用する場合は見逃せません。

dブックの作品ラインナップは約64万冊以上で、ジャンルも漫画から実用書まで幅広いです。 そのため様々なジャンルの作品をこのサービス1つで楽しむことが可能。 またdブックには無料作品もあり、最大3,500冊もの作品が登録不要で楽しめます。 「dブックを少し試してみたい」という場合はまず無料作品から読んでみるのもいいかもしれませんね。

ガイドが最初に用意されているなどの仕様が功を奏して、全体的に使いやすさの面ではまずまずの評価。 細かな点ではログインしないと使えない機能がいくつかあったり、しおりやマーカーなどの一部主要機能が備わっていないので、無料の範囲で気軽さと便利さを求める場合は注意です。

まんが王国は株式会社ビーグリーが運営する電子書籍ストアで、漫画特化のサービスとなっています。 サイト内はポップなレイアウトで誰でも親しみやすく、漫画の品揃えは約10万冊と圧倒的。 有名作品以外にはオリジナル作品などにも力を入れているため、他のサービスにはない漫画を読みたい場合などにおすすめです。

まんが王国では有料作品を購入する場合1ポイント＝1円のポイントを購入する必要があり、都度購入する方法と、月額を払って毎月自動でポイントを購入するコースを選択することができます。 都度購入は100ポイントという少額からの購入ができるため、購入は滅多にしないという人などにおすすめです。 一方の月額コースには様々な特典があるのが大きなメリット。代表的な特典を2つ紹介します。

ポイントバッククーポンはコースに応じてクーポンの使える回数が増えるため、月額料金に伴ってお得度が増していきます。 この他にも月額コース登録者限定のキャンペーンが定期的に開催されています。最近では、還元率最大80%になるキャンペーンも！ 毎月一定額の漫画を購入する人には、圧倒的に月額コースがおすすめと言えるでしょう。

まんが王国では、毎日ログインすることで「来店ポイント」を貰うことができます。

これらのポイントは月額1,100円以上のコースに登録しているとポイントが毎日2倍になるので、月額コースに登録する場合は特に忘れずに毎日ログインしたいところ。

まんが王国では都度購入と月額コースでポイントが購入できることを紹介しましたが、実はどちらでも一定額からお得なポイント還元キャンペーンが適用されます。 そして還元率が圧倒的に高いのは月額コース！以下の表で差を比較してみましょう。

例えば月額2,200円コースに登録して2,000ポイントを購入すると、単体でポイント購入した場合よりもなんと10倍の還元が！ 諸々のお得な条件を考えると、毎月漫画を必ず購入する人ならば、月額コースの利用が圧倒的にお得に漫画を読むことができるようになっています。

まんが王国には「じっくり試し読み」という機能があり、この機能を使うとなんと人気作や話題作も1冊まるごと試し読みできます。 会員登録なしでもこの機能は使えますが、無料会員登録をするとさらに試し読みできる漫画の作品数が増えます。

普段から電子書籍で漫画をよく読むciatr編集部の中でも、機能性の評価が突出していたのがまんが王国。これといったマイナス点が見つからない、バランスの良さが魅力です。 特に好評だったのは検索機能の使いやすさです。検索画面の見やすさはもちろん、検索から読むまでの流れが非常にスムーズで、ストレスなく読書を開始することができます。 また、具体的に読みたい作品が決まっていない時でも魅力的な作品を見つけやすいという点で、他サービスを圧倒していました。たくさんの無料漫画の中から、自分好みの作品に出会いやすくなっています。

hontoは大手印刷会社である大日本印刷株式会社が運営するハイブリット型総合書店で、丸善やジュンク堂などの大型書店と提携しているところがポイントです。 そのため電子書籍だけでなく、紙の本の通販なども行っていますよ。 また、hontoでは初回登録するだけで、hontoにあるすべての電子書籍が対象の50％オフクーポンが配布されます。ちょっと値段のする書籍をこの機会に購入するのもおすすめです。

hontoは「ハイブリッド型総合書店」であるため、電子書店・紙の通販・提携するリアル書店のいずれで書籍を買っても、共通する「hontoポイント」がどんどん溜まっていきます。 またhontoのサイトやアプリを利用すると電子書籍と紙の書籍の同時検索ができるため、普段自分が使っている書店に欲しい本の在庫があるかどうかの確認などもできますよ。

hontoアプリでは、ビジネス書などを利用する際にマーカーで書き込んだりコメントを入れたりできるので、気になる部分を後で見返す時などにも便利です。 その他にも文字サイズの変更や背景色の変更など、個人の好みにあったカスタマイズ機能が豊富なので、自分好みのスタイルで読書をすることができます。

hontoでは無料で配信されている作品がなんと15,000冊以上もあり、中には1巻から数巻無料で読めるものも。 マイナーな作品だけでなく話題作や人気作の中にも無料のものがあるため、気になる場合は試し読みをしてから購入することができます。

読書時に必要な機能が豊富に揃っている一方で、全体的に使いにくいという評価が多かったのがマイナスポイント。 本の購入と読書用に2つのアプリを利用しなければならない点も、少々不便さを感じそうです。 良かった点として上がっていたのは、書店での在庫がアプリで確認できること。ポイントが貯まることも踏まえ、実店舗と電子書籍の両方を使う人にはメリットの多いアプリと言えそうです。

U-NEXTは日本最大級の動画配信サービスですが、本サービスに登録すると電子書籍も同時に楽しむことができます。 書籍の配信数は57万冊以上と、比較的多いのもポイント。無料で楽しめる作品も常時500冊以上ありますよ。 初回登録の場合、登録後31日間は無料でサービスが利用できる上、登録時と初回以降に以下のようなお得なポイント付与制度があります。

このポイントはメインコンテンツである動画だけでなく、有料の電子書籍の購入にも利用できます。1,200ポイントは漫画であれば2冊程毎月購入できるので、大変お得です。

U-NEXTの「ビデオ見放題プラン」会員の場合、80誌近くの雑誌が無料で読み放題になります。 本サービスの月額料金は2,189円(税込)と他のサービスに比べると高めですが、人気雑誌である『MEN’S NON-NO』 や『Seventeen』 といった有名雑誌も読み放題になることを考えるとお得ですよね。

U-NEXTのメインコンテンツはやはり動画なので、電子書籍はもちろん映画やドラマも楽しめます。U-NEXTの動画配信数はその他の動画配信サービスよりも多く、その規模は国内最大級。 そのため電子書籍だけでなく動画もあわせて楽しみたい場合には、ぜひ登録することをおすすめします。

メインの配信が動画のため電子書籍の機能は最低限で、使いやすさの面ではイマイチという印象。 あくまで動画配信を楽しみつつ、ついでに電子書籍も読みたいという人におすすめのサービスと言えそうです。

楽天koboは、楽天市場などで有名な楽天株式会社の子会社が運営元の電子書籍ストア。電子書籍ストアの中でもその歴史は比較的古く、2012年にサービスを提供開始しました。 本サービスでももちろん楽天ポイントが利用できるため、日頃から楽天をよく利用している人に特におすすめです。 また楽天koboではポイントが貯まるお得なキャンペーンを度々実施しています。固定で実施されているものだと以下のようなキャンペーンがあります。

加えて不定期のものでは、様々な条件を達成することでポイントが何倍にもなるお得なキャンペーンを度々実施しています。 例えばこれまでには、キャンペーン期間中に3,000円以上買い物をすると5倍、5,000円以上であれば8倍のポイントが貯まるものなどがありました。 楽天ユーザーであればさらにお得になるサービスなどもあるため、普段から楽天を利用している人は必見です。

楽天Koboの配信数はなんと400万冊以上で、漫画や小説、実用書や雑誌など幅広いジャンルの書籍を取り扱っているところがポイントです。 無料の作品も比較的多く、漫画であれば3,000冊以上の作品を無料で読むことができます。 中には3巻まで無料のものなどもあり、マイナーな作品だけでなく有名な作品も無料で読めるものがあるところも嬉しいですよね。

楽天Koboではサイト内で書籍を購入すると、基本的には100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。 それだけでなく貯まっているポイントを書籍の購入に利用することもできるため、楽天ヘビーユーザーの場合はより使いやすいサービスなのではないでしょうか。

他の電子書籍サービスの場合1つのアカウントにつき1台の端末しか利用ができなかったり、もしくは端末の同時利用制限があったりしますが、なんと楽天Koboは同時利用端末が無制限！ そのためアカウントを共有して、1つの書籍を楽しむこともできますよ。

全体的に合格点と言える使い心地の中で、検索機能がやや使いにくい印象でした。 特に読みたい本が決まっておらず、新しい作品に出会いたいという人に魅力的な機能が少ないのは注意点でしょう。 読書画面や本棚については無難にまとまっていています。必要最低限の機能で、使いにくさは感じたくない、という人にはぴったりのサービスかもしれません。

DMMブックス(旧・DMM電子書籍)は、女性を中心に高い人気を集めるオンラインゲーム『刀剣乱舞』やアダルトコンテンツで有名な合同会社DMM.comが運営する電子書籍サイトです。 電子書籍は漫画が豊富で、それ以外にも様々なジャンルの作品が揃っているため、「漫画がメインで時々他のジャンルの本も読みたい」という人にぴったりのサービスとなっています。

DMMブックスでは毎年GW・夏・冬の3回、サイト全体で「DMMブックススーパーセール(ポイント還元セール)」という大型セールが開催されます。 スーパーセール中は、DMMブックス内すべての商品が50％ポイント還元対象になるだけでなく、購入ポイントは即日付与。 そのポイントで購入した商品にもまた50％の還元ポイントが付いて……という具合でどんどんお得に書籍を買うことができる、本好きは要チェックのセールです！ またDMMブックスは毎月独自のキャンペーンやセールを行っています。これまでに実施されたものには以下のようなものがありました。

他に類を見ないお得なキャンペーンが豊富に実施されているため、定期的に書籍を購入する人にとっては非常に嬉しいサービスとなっています。

DMMブックスはポイントで支払った場合にもポイントがつくため、他のサービスに比べるとポイントが貯まりやすいです。 例え全額ポイントで書籍を購入した場合でも、すべてポイントがつくのは驚きですよね。 上述の通り、還元率がアップするセールなども頻繁に行われているため、ポイント還元率の高さは業界トップクラスだと言われていますよ。

現状のDMMブックスのアプリは使い勝手があまり良くないため、ブラウザ版での使用をおすすめします。 ブラウザ版では読書に必要な機能は一通り揃っており、使いやすさの評価もまずまずといったところ。 ただし全機能を通してログインが必要なものが多いので、気軽に使ってみたいという人よりは、登録をしてしっかりポイントを貯めて使っていきたいという人におすすめです。

2019年にリニューアルされサービスが開始したAbemaマンガは、株式会社サイバーエージェントが運営する電子書籍サービス。 その名の通り漫画をメインに配信するサービスで、実写化された漫画や人気の作品などが多数配信中です。基本無料のサービスのため、気軽に登録しやすいのもポイントの1つです。

2021年10月現在、Abemaマンガへの登録が初めての場合、すべての電子書籍がなんと合計100冊まで半額になるクーポンが付与されます。 通常1冊500円の漫画を100冊購入すると50,000円しますが、このクーポンを利用するとなんと25,000円で購入可能！ クーポンの有効期限は登録後1週間なので、あらかじめ大人買いしたい作品を決めておきましょう。

Abemaマンガは「毎日更新で無料マンガが楽しめるサービス」というコンセプトを掲げており、主に漫画を無料で楽しみたい人に向けたサービスとなっています。 サービスにログインすると1日1枚チケットが付与されるため、そのチケットを使って毎日1話ずつ新しい話を読むことができますよ。

Abemaマンガは比較的若者向けのサービスですが、特にティーンズラブ作品やボーイズラブ作品を始めとした女性向けコミックに力を入れています。 人気作や有名作だけでなくここでしか読めない作品も配信されているため、漫画好きの女性はぜひ登録してみてくださいね。

Amebaマンガは現状アプリが使用しにくく、ブラウザ版での利用をおすすめします。 ブラウザ版の機能は特別使いやすい！という評価はないものの、無難な機能が揃っているため使いにくさを感じることはまず無さそうです。 ただし読書の際のカスタマイズ機能はあまり充実していないため、読書時に使える追加機能が欲しい人には物足りない可能性があります。

ブック放題は株式会社ビューンが運営する電子書籍サービスで、雑誌をメインで取り扱っています。他のサービスよりは少ないものの、漫画も3万冊以上配信されています。 本サービスでは登録後に雑誌が読み放題になるため、普段から月に数冊雑誌を読む人にとっては非常にお得ですよ。

本サービスの月額料金はなんとたったの550円(税込)で、500誌以上の雑誌と35,000冊以上の漫画が読み放題になります。 雑誌は1冊買うと安い場合でも500円程度、ファッション誌なら1,000円近くするものもあるため、約1冊分の値段で色々な雑誌が楽しめるのはいいですよね。

ブック放題では、国内外を旅行する際に利用できる「るるぶ」も読み放題で、その数はなんと100冊以上！ あらかじめダウンロードしておけばネット環境のない場所でも読むことができるため、旅行時に役立ちます。 意外とかさばる旅行雑誌を持ち歩かなくて良いところも、嬉しいポイントです。

ブック放題では雑誌の最新号だけでなく、バックナンバーも読み放題であるところが特徴の1つ。 すべてのものを無制限で読めるわけではありませんが、気になっていた号をいつでも見返すことができますよ。 なお、バックナンバーの数は雑誌によって異なります。

漫画と雑誌に特化したサービスのため、読書時の機能性についてはあまり充実していません。 また本棚は整理をする機能が整っていないため、たくさんの漫画を購入して管理したい場合は要検討でしょう。

FODは民放キー局が運営する動画配信サービスですが、月額976円(税込)で雑誌も読み放題になります。 雑誌と動画をどちらも楽しみたい場合に、特におすすめな本サービス。フジテレビ系のドラマの配信数が特に多いです。

FODには常時2万冊以上の漫画が揃っており、無料で読めるものも1,500冊以上。 漫画は基本有料のためポイントでの購入が必要なのですが、FODでは毎月最大1,300円分のポイントを獲得することが可能になっているため、毎月漫画も数冊楽しめてしまうのは魅力的です。

FODプレミアム会員になると、動画だけでなく130誌以上の人気雑誌も読み放題で利用できます。 配信されている雑誌のジャンルは幅広く、女性・男性ファッション誌はもちろんのことゲーム雑誌やサブカル系の雑誌などもあります。

FODプレミアム会員の場合、漫画や書籍を購入した際に20％のポイントが還元されるようになっています。 例えば漫画などをまとめ買いするとそのポイントでまた書籍を買うことができてしまうため、読み放題にない書籍の購入を検討している人に嬉しいサービスです。

メインのコンテンツは動画配信のため、残念ながら読書用としての使いやすさはあまり良い評価を得られませんでした。 あくまで動画配信を観たい、更に漫画や雑誌も楽しめたら嬉しい、という人向けのサービスとなっています。

楽天マガジンは楽天が運営する雑誌読み放題サービスで、月額料金に対して雑誌の配信数が豊富なところがポイントです。 初回登録の場合登録後31日間は無料でサービスが利用できる上、1,000円分の楽天ポイントがプレゼントされます。 このポイントは楽天ポイントを使えるところであればどこでも利用できるため、普段から楽天ポイントを貯めている場合は特にお得です。 ぜひ無料期間で使用感などをチェックしてみてくださいね。

他サービスと比べてみても圧倒的に安い月額料金で利用できる本サービスですが、安いだけではなく取り扱い雑誌数も非常に豊富です。 700冊以上の雑誌の中には、メジャーなものから少しコアなものまで幅広いジャンルのものがあり、読み放題なら普段買わないような雑誌も、気軽に試せるところがいいですよね。

本サービスは月額払いでも十分すぎる程安いのですが、年間プランを利用するとさらにお得にサービスを利用できます。 毎月料金を払うと418円(税込)の本サービスですが、年間プランで契約すると1年で3,960円(税込)。こちらを月額に換算すると1ヶ月で330円という非常に魅力的な料金設定となっています。

幅広いジャンルの雑誌が配信されている楽天マガジンですが、その中でも特に取り扱い数の多いものは女性誌。 様々な年齢層に向けた人気ファッション誌が一通り揃っているため、今まで読んだことのない雑誌に出会うことができるはずです。

雑誌に特化してるサービスのため、雑誌を読むために必要な機能のみが揃っています。全体的にどの画面も見やすい仕様で、初心者でも扱いやすいサービスと言えるでしょう。 本棚に関しては用意がなく、お気に入りやダウンロードとして一覧表示される仕組みです。

dマガジンも楽天マガジンと同じく雑誌読み放題サービスで、大手携帯会社のdocomoによって運営されています。 月額は440円(税込)と読み放題サービスの中でも安く、ワンコイン以下で700冊以上の雑誌が楽しめるのは非常にお得ですよね。

dマガジンのアプリには優れた検索機能が備わっているため、目当ての雑誌や記事が探しやすいのがポイント。 調べたいキーワードを入れると、取扱雑誌の全ての記事の内容まで横断して検索してくれます。 ちょっと調べ物をしたい時やビジネス的な使い方をしたい時にも便利ですよ。

バックナンバーを含めるとなんと1,600冊以上もの雑誌を配信している本サービスですが、特にスポーツ系の雑誌が豊富です。 『Number』や『週間ベースボール』などの人気雑誌はもちろん、相撲やバドミントンの雑誌なども配信されています。

本サービスではダウンロード機能が充実しているのが大きなメリットの1つ。 あらかじめ読みたい雑誌をダウンロードしておくことで、データ通信量が気になる場合やネット環境のない場所でも安心して楽しむことができます。 そのため、長時間のフライトなどの際にはいい暇つぶしになること間違いなしです。

楽天マガジンと同じく、雑誌を読むための必要最低限の機能が揃っています。 楽天マガジンとの違いは、付箋機能がないこと。 代わりに「クリッピング」という機能があるのですが、これは気に入ったページを切り抜いて保存するイメージなので、慣れないと使いにくさを感じることもありそうです。

今回はおすすめの電子書籍サービスについてそれぞれの特徴などを交えながら紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 ひとくちに電子書籍サービスといっても、サービスによって内容や得意な取り扱いジャンルなどは大きく異なります。 どのサービスを利用するか悩んでいる場合はぜひ本記事を参考にして、自分に合った電子書籍サービスを見つけてみてくださいね。