2020年10月17日更新

『糸』が大ヒット上映中!菅田将暉と小松菜奈の共演映画を振り返ってみた

『糸』ポスター
(C)2020映画『糸』製作委員会

映画『糸』が興行収入21億円を突破!本作でW主演を務めた菅田将暉と小松菜奈のこれまでの共演作を振り返り、二人のキャリアや作品ごとの演技にも触れていきます。

目次

『糸』で3度目の共演!相性ぴったりの菅田将暉と小松菜奈の共演作を振り返る

『糸』小松菜奈、菅田将暉
(C)2020映画『糸』製作委員会

2020年8月21日に公開され、興行収入21億円を突破した映画『糸』。この作品で3度目の共演を果たした菅田将暉と小松菜奈の演技力にも注目が集まっています。 2020年は熱愛報道やCM共演などでも、その相性の良さを見せつけてきた二人から目が離せませんね。 そこで今回は、これまで二人が共演した作品を振り返り、それぞれの俳優人生や作品ごとに変化を見せる演技についても触れていきましょう。

『ディストラクション・ベイビーズ』(2016)

2016年に公開された柳楽優弥主演の映画『ディストラクション・ベイビーズ』で、初めて共演した菅田将暉と小松菜奈。菅田将暉は、柳楽優弥演じる主人公の泰良に興味を抱いて行動をともにする高校生の裕也を演じました。 日々暴力に明け暮れる泰良と裕也が盗んだ車に乗っていたのが、小松菜奈演じるキャバクラ嬢の那奈。このメインキャスト3人が全員凶暴で、劇中では暴力の応酬が当たり前に行われます。初めは被害者だった那奈が、実は一番「凶悪」かもしれません。 暴力をテーマにした作品で、しかも裕也と那奈は恋に落ちるでもなく驚愕のラストを迎えるという強烈な初共演でした。

共通点は変幻自在な演技力

『糸』菅田将暉
(C)2020映画『糸』製作委員会

菅田将暉は2009年に『仮面ライダーW』で鮮烈なデビューを飾ってから一時アイドル路線に行きかけますが、転機となった2013年の映画『共喰い』への出演を経て演技派へ。それ以来、テレビ・映画とジャンルを超えた数多くの出演作を誇り、作品ごとに変幻自在な姿を見せています。 一方、小松菜奈は2008年にモデル活動をスタートした後、2014年の『渇き。』で衝撃的な役どころで映画デビューを果たしました。『渇き。』での凶悪女子の演技が本作でも活かされているようです。

『溺れるナイフ』(2016)

少女漫画を原作とした映画『溺れるナイフ』で、2016年に再び共演を果たした二人ですが、今作でも一筋縄ではいかない役柄を演じています。 菅田将暉演じる主人公のコウは地方の有力者の息子で、かなりエキセントリックな存在。小松菜奈は、コウと恋に落ちる夏芽を演じました。暴力的な部分もあるコウは『ディストラクション・ベイビーズ』の裕也とも似たところがあります。 元モデルで女優を目指す夏芽は、小松菜奈自身にも被る役柄。奔放な性格でも周囲に認められているコウというキャラクターは、菅田将暉のイメージにも繋がります。 東京から来た夏芽の“浮いた”感じが小松菜奈の圧倒的な存在感にぴったりで、コウと夏芽の激しい恋の行方は見ているだけでハラハラします。危なげな十代のヒリヒリした感覚を、見事に映画化した作品です。

圧倒的な存在感に釘付け

『糸』小松菜奈
(C)2020映画『糸』製作委員会

『渇き。』の後は『近キョリ恋愛』(2014年)や『バクマン。』(2015年)などヒロイン役が多かった小松菜奈ですが、2016年にハリウッド映画デビューを果たした『沈黙 -サイレンス-』が一つの転機に。ホラー映画『来る』(2018年)では、再び強烈なキャバ嬢役を演じて強い印象を残しました。 菅田将暉は2017年にさらなる転機を迎え、『あゝ、荒野』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。同年にはソロ歌手としてもデビューし、『帝一の國』や『銀魂』など漫画原作の映画化でも原作ファン納得の仕上がりを見せるなど多岐にわたる活動を展開しました。

『糸』(2020)

『糸』場面写真
(C)2020映画『糸』製作委員会

『溺れるナイフ』から5年、満を持して3度目の共演を果たした映画『糸』では、再び恋人同士となる役柄を演じました。しかも平成30年史を背景にした壮大なラブストーリー!年齢の幅も演じ分けなければならない難しい役どころです。 映画『糸』は中島みゆきの名曲「糸」をモチーフに、人と人との縁ある出会いを織物の「糸」のように紡いだヒューマンドラマ。菅田将暉が主人公の漣を、小松菜奈が13歳で漣と出会う葵を演じました。中島みゆきの故郷でもある北海道を舞台に、二人の十数年に渡る愛の行方を描いています。 激動の平成時代を、北海道に残ってチーズ作りに精を出す漣と、キャバ嬢からシンガポールでメイルサロン経営を始める葵の人生と並走しながら描き、時代の変遷と二人の成長も追っています。二人の強い絆に、感動必至の作品です。

今後の共演作も楽しみな二人

小松菜奈
© Photoshot/zetaimage

2019年には主演作『さよならくちびる』で歌声を披露し、『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』では不登校で精神病院に通院する少女という難役にも挑んだ小松菜奈。主演作が続く菅田将暉は、映画『アルキメデスの大戦』で天才数学者、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』で生徒を人質に取る高校教師と、相変わらず独特な役柄を演じています。 小松菜奈は2020年10月に行われた『糸』舞台挨拶イベントで、菅田将暉へ向けて「違う作品でともに戦えることを楽しみにしている」とメッセージを送っています。今後また二人の共演が見られる日が待ち遠しいですね。

映画だけじゃない!CMでも共演している菅田将暉と小松奈々

映画では度々共演している菅田将暉と小松菜奈ですが、2020年にはファッションブランド「niko and ...」のCMでも共演しています。 一年を通して春、夏、秋と共演CMを展開してきた二人。それぞれの季節に合わせて、二人のキャラクターに合った自由でスタイリッシュなコーディネートで魅せています。

また、ファッションブランドだけに「糸」とも関連するためか、映画『糸』とのコラボレーションも展開。『糸』の運命の二人のように、縁が続く菅田将暉と小松菜奈にも「赤い糸」が繋がっているような気がしますね。