2022年12月31日更新

「First Love(ファーストラブ) 初恋」あらすじと全話ネタバレ!感想・評価は?【満島ひかり×佐藤健】

このページにはプロモーションが含まれています
First Love 初恋
©Netflix

宇多田ヒカルの名曲「First Love」と「初恋」をモチーフとした「First Love(ファーストラブ) 初恋」。この記事では、佐藤健と満島ひかりでW主演を務める本作のあらすじと全話ネタバレを紹介していきます!

AD

「First Love(ファーストラブ) 初恋」のあらすじ

「忘れられない初恋」をテーマにしたドラマ「First Love(ファーストラブ) 初恋」。1990年代後半からゼロ年代、そして現在に渡る3つの時代を背景に、男女2人の20年に及ぶ人生を追う壮大なラブストーリーです。 舞台は1990年代後半の北海道。高校生の野口也英(八木莉可子)は、並木晴道(木戸大聖)と出会い、恋に落ちます。しかしその後、運命に翻弄された2人は別々の道を歩むことになります。 それから約20年が経ち、大人になった也英(満島ひかり)と晴道(佐藤健)は再会しますが――。

1話のあらすじ・ネタバレ

2018年、北海道の札幌でタクシー運転手として働く30代の女性・野口也英。彼女は初恋の男性・並木晴道と交差点ですれ違いますが、どちらも相手に気づきません。 也英の同僚・占部旺太郎は、なんとか彼女の気を引こうとしてから回ってばかり……。 一方、晴道は航空自衛隊パイロットを目指していたはずが、現在は警備会社に勤めています。ふと思い出の曲「First Love」が聴こえてきて、あの頃の日々を思い出していました。 高校時代、也英は校内でモテモテでしたが、本人は通学時に出会った晴道に一目惚れ!屋上で告白されてると、タバコを吹かしていた晴道が偶然に居合わせます。両片思いの末、也英はバイト帰りの雪道で「ずっと好きだった」と彼から告白され、2人の交際が始まったのでした。 そして時は現代へと戻り、也英が運転しているタクシーを見かけた晴道。飛び乗ったタクシーに追いかけさせますが、そのまま見失ってしまいました。

AD

2話のあらすじ・ネタバレ

也英は脳外科医の元夫・行人との間に、ひとり息子の綴が生まれていました。ある日、愛する息子から届いた青いセーターの贈り物に大喜びします。 晴道は同僚のコッシーに無線傍受の方法を聞き、付近のタクシー無線を片っ端から傍受して、也英が勤めるタクシー会社を特定しました。その後、婚約者の恒美が『タイタニック』で泣いているのを見て、也英との高校時代の思い出を回想して……。 映画を観てタイタニックごっこをしたり、「First Love」を聴きながらタバコの香りの初キスをしたりと、2人の交際は順調そのものでした。 也英は旺太郎とボーリングに行きますが、彼は事前の練習で右手が腱鞘炎に。ネガティブ思考の旺太郎を励まし、居酒屋で酒を飲むことになります。 晴道が警備するビルの前に来て、ストリートダンサー・詩の練習を見学する綴。彼は晴道と友だちになり、迎えに来た也英にも紹介しようとします。也英は晴道のことを知らない様子で、「初めまして」と挨拶をして去っていくのでした。

3話のあらすじ・ネタバレ

2001年、也英は都内の大学に進学し、晴道はパイロットを志して自衛隊へ。遠距離恋愛になりましたが、定期的な電話が2人の安らぎの時間でした。 也英は厳しい訓練に励む晴道と対照的に、ミスキャンパスに選ばれ充実した日々を送ります。CA(客室乗務員)を目指してバンクーバー大学への海外留学も決めました。 綴は晴道と買い物をしている間、憧れの詩のことで頭がいっぱい。話を聞き流す晴道でしたが、也英の家の洗濯機が壊れたことは無視できません。洗濯機を修理してあげると、也英は夕食をご馳走すると言って好物を聞いてきました。 晴道は高校時代と同じように「ナポリタン」と答え、遠距離恋愛が8ヶ月続いた頃を思い出します。 東京のレストランで也英と会った日。店に偶然也英の先輩が居合わせており、晴道はバカにしてきた先輩を殴ってその場を去りました。思い直して也英に電話をした直後、彼女は交通事故に遭って逆行性健忘症を患ってしまいます。

AD

4話のあらすじ・ネタバレ

也英は晴道に好印象を抱き、彼が好きなナポリタンの店を食べ歩いてはメールで報告するようになり、初恋の相手と知らずに惹かれていました。 かつての交通事故の後、実家に戻った也英は直近の記憶から失ってしまいます。高校時代に親友だったノン子のことすらも思い出せません。晴道は也英の母・幾波子にそっとしておいてほしいと言われ、山口県の自衛隊基地から2年間、返事のこない手紙を送り続けました。 その後、パイロットとしての初飛行を終え、北海道にある也英の実家へ。応対したのは幾波子で、也英は脳外科医と婚約して妊娠もしていると知らされます。也英に渡していなかった手紙も突き返され、晴道は手紙を燃やしてしまいました。 時が過ぎて2018年、火星探査機「のぞみ」の打ち上げ失敗から十数年ぶりに火星が地球へ接近。也英は札幌展望台の火星観覧会で晴道と出会い、一緒に望遠鏡で火星を眺めます。しかしその帰り道、2人が一緒にいるところへ恒美がやってきました。

5話のあらすじ・ネタバレ

高校生の也英は晴道の自宅に招かれ、耳が不自由な彼の妹・優雨のために手話を覚えました。優雨は戸惑った様子でしたが、也英の優しさに次第に心を開きます。 晴道が警備するノーザンライツビルでは盗難事件が発生。その流れで、コッシーから小牧基地の401飛行隊に所属していた時のことを尋ねられます。戦闘機を見た也英が「かっこいい」と言ったので、彼女を守れる人になろうと自衛官を目指したものの、当時はハメを外したことも……。 ある日、綴は詩の誘いでパーティに参加し、彼女に彼氏がいると知ってしまいました。 数日後、也英は客の忘れ物を届けにノーザンライツビル内へ入りますが、実は窃盗事件の犯人だったその男性に階段で突き飛ばされます。 晴道は也英を庇って古傷の腰を痛めてしまい、病院で緊急手術を受けることに。病室で也英が傍に付き添っていると、優雨と彼女の娘・愛瑠が入ってきます。也英はとっさに手話で「家族?」と聞きますが、なぜ手話ができたのかと首を傾げるのでした。

AD

6話のあらすじ・ネタバレ

也英は晴道が早々に職場復帰をしたため、家から職場までの送迎を買って出ました。晴道は車内で高校時代と同じ飴をもらい、也英とデートした日を回想します。 彼女が英語のスピーチコンテストに出るか悩んでいると知り、ピクニックの予定を変更して彼女の父・昭比古が棲む小樽へ向かうことに。也英は再会を喜びながらも昭比古を「嘘つき」だと言い、自分が生まれる前、父は他の女と子どもを作って出て行ったと語りました。 晴道は寂しさを抱えてきた也英にずっと一緒にいると誓い、2人はその夜に結ばれます。 紆余曲折の末に東大を中退して医者と結婚し、誰もが羨む生活を送る也英。家柄を重んじる義母や夫の浮気に悩まされ、彼女の心はすり減っていました。 リハビリの最終日、晴道は也英を天狗山のロープウェイに誘い、スピーチコンテストで称賛される高校生の彼女の姿を回想します。美しい夜景に涙して、「何かとてつもなく大事なものをなくしてるんじゃないか」と語る今現在の彼女に思わずキスをしてしまいました。

7話のあらすじ・ネタバレ

也英は晴道とのキスを思い返していた間にICを通り過ぎ、客を怒らせてしまいます。一方、恒美は結婚の準備を進めながらも、晴道の心の変化を感じ取っていました。 数年前、晴道は物資輸送パイロットとして「イラク戦争」の現地へ。同じ頃、也英は義母に女手ひとつで育ててくれた母を悪く言われ、行人との離婚を決意します。綴を北海道の実家へ連れ帰り、母と同じように工場で働いたり空港の掃除をしたりして、日夜休みなく働き始めました。 しかし工場をリストラされた矢先、元夫から綴にちゃんとした教育を受けさせるため引き取りたいと説得され、泣く泣く親権を譲渡するのでした。 その後、任務から帰還した晴道は、CAの仮装をしている也英が少女と話す姿を目撃します。何とか近づこうとするも、人混みにのまれて見失ってしまいました。晴道は東京・府中基地へ着任しますが、イラクで攻撃を受けていたので、恒美のカウンセリングを受けることになります。

AD

8話のあらすじ・ネタバレ

晴道と恒美はカウンセリングを通じて距離が縮まり、身体の関係を持っていました。 約1年後の2011年、タイムカプセルを開けに北海道へ向かう晴道。その道中、東日本大地震が発生したのをきっかけに恒美と正式に交際を始めました。一方、也英は綴と会う時間を増やすために引っ越した札幌でタクシー会社に就職します。 2012年8月、晴道は腰を故障して地上勤務となり、恒美と一緒に北海道へ移り住みました。 時は流れ現代、也英にフラれた旺太郎は「(自分の本心から)逃げるな!」と叱咤します。「最期に会いたいのは誰?」と晴道に尋ねた恒美も、気丈に彼を送り出しました。 晴道は也英からナポリタンの店に誘われますが、当日は窓越しで彼女に電話をかけ、海外エアラインに挑戦するので日本を離れると伝えます。也英は思わず「好きです」と告白し、ひとり泣きながらナポリタンを食べるのでした。 綴が晴道から譲り受けたCDプレイヤーを使い、「First Love」を聴いていた也英。過去の映像が脳内に流れていき、初恋の相手との思い出に涙が溢れました。

9話(最終話)のあらすじ・ネタバレ

記憶が戻った也英は、晴道とライラックの下に埋めたタイムカプセルを掘り出しました。 ある夜、也英は会社に来た詩から、ワールドツアーのために翌朝日本を発つと聞きます。すぐに綴と連絡を取り、彼をタクシーに乗せて早朝の空港へと急行。詩は綴の告白とプレゼントにキスで応え、彼氏と別れていたことを明かしました。 也英は有給を使って晴道を探しに行こうとするも、新型コロナの影響で叶いませんでいた。 3年後、有名なトラックメーカーへ成長した綴と帰国した詩が再会。そして、詩が綴に見せた画像には晴道の姿が映り込んでいました。 時は遡り1997年12月、中学生の也英は模試を受けに電車で北見へ。晴道は彼女に一目惚れをし、志望校を特定して必死で同じ学校に進学したのです。それから約20年後、也英はタイムカプセルに入っていた過去と現在の晴道からの手紙と共にアイスランドへ向かっていました。 現地の老人から得た情報を頼りに、飛行場で客を乗せていた晴道と再会します。数ヶ月後、操縦席で笑う晴道とCAになった也英の姿がありました。

AD

「First Love(ファーストラブ) 初恋」の感想・評価

First Love 初恋』の総合評価
4.5 / 2人のレビュー
吹き出し アイコン

20代女性

一言で言うならクセがマイルドになった岩井俊二(伝われ)。映像も脚本もめちゃくちゃお洒落で、映画を観たような没入感がありました。会話とか行動とか、宇多田ヒカルの曲から過去へ場面転換するのもエモい。少女漫画レベルのベタはちょっとむず痒いけど、ポエミーな台詞が全然浮いてない。何となくだけど、韓ドラっぽい?と感じる演出がちょこちょこあった気がしました。

吹き出し アイコン

30代男性

タイトルの初恋ってそういうことか!と納得。「今から思ってることと違うこと言いません?」のシーンがすごく好きで、満島ひかりちゃんが可愛いです。一方、息子の将来を考えた結果とはいえ、実父と同じように浮気した元夫に親権を譲るシーンは胸が苦しかった……。高校時代を演じた子役も良かったし、夏帆はこういう報われない役が本当に似合いますね。

「First Love(ファーストラブ) 初恋」のキャスト一覧

野口也英役 満島ひかり
並木晴道役 佐藤健
行人役 向井理
恒美役 夏帆
旺太郎役 濱田岳
優雨役 美波
凡二役 中尾明慶
綴役 荒木飛羽
古森詩役 アオイヤマダ
昭比古役 井浦新
幾波子役 小泉今日子

野口也英役/満島ひかり

First Love 初恋 満島ひかり
©Netflix

野口也英を演じるのは、唯一無二の存在感で魅せる女優・満島ひかり。 2018年にそれまで所属していた事務所「ユマニテ」から独立してフリーランスに。本作のオファーを受けたのはその頃で、意気込みより不安が大きかったそうです。 しかし監督の熱意に触れ、「脚本を自分で書いて自分で撮るということや、私と年齢が近いことも含めて、寒竹さんと共にやってみたいなと思いました。」と出演にいたる経緯も語っています。

AD

並木晴道役/佐藤健

First Love 初恋 佐藤健
©Netflix

航空自衛隊パイロット・並木晴道(なみき はるみち)を演じるのは佐藤健です。 2020年はドラマ『恋は続くよどこまでも』でドSイケメン医師を演じて大きな話題に。同年3月にはYouTube公式チャンネルを開設し、3日後には登録者数が100万人を突破するという人気ぶりも見せました。 佐藤健を並木晴道役に、と提案したのは実は満島ひかり。スタッフもこの組み合わせは新しい!と絶賛したようです。佐藤健のほうも満島ひかりを「レアポケモン」に例えて、「本気度の高い作品じゃないと満島ひかりは出てこない」とやはり絶賛しています。

行人役/向井理

向井理 『10の秘密』

行人は也英と晴道にとってのキーマンとなる脳外科医です。彼らの運命を左右する手がかりをもたらします。 そんな行人を演じるのは、ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(2019年)などで知られる向井理。最近では『着飾る恋には理由があって』(2021年)で大人の男性の魅力を見せ、話題を集めました。

恒美役/夏帆

恒美は晴道を担当するカウンセラーです。 そんな恒美を演じるのは実力派女優として知られる夏帆。代表作としては、映画『天然コケッコー』(2007年)や『海街diary』(2015年)などが挙げられます。

AD

旺太郎役/濱田岳

First Love 初恋
©Netflix

(画像左)

旺太郎は也英の同僚です。彼女に対して一途に想いを寄せています。 そんな旺太郎を演じるのは個性派俳優の濱田岳。過去には映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(2006年)をはじめとして、伊坂幸太郎原作・中村義洋監督の作品に数多く出演してきました。

優雨役/美波

優雨は晴道の妹です。 そんな優雨を演じるのは女優でモデルの美波。映画『バトル・ロワイアル』(2000年)やドラマ『有閑倶楽部』(2007年)などの作品で知られています。

凡二役/中尾明慶

凡二は晴道の学生時代からの友人です。切っても切れない腐れ縁的な関係で、今でも仲良くしています。 そんな凡二を演じるのは俳優の中尾明慶。代表作はドラマ『3年B組金八先生(第6シリーズ)』(2001-02年)、『ROOKIES』(2008年)などです。

綴役/荒木飛羽

は男子中学生で、自分が出会った初恋をまだ自覚することができていません。 そんな綴を演じるのは俳優の荒木飛羽。ドラマ『死神くん』(2014年)で芸能界デビューを果たし、その後も藤ヶ谷太輔や山﨑賢人が演じる役の幼少期を務めました。

AD

古森詩役/アオイヤマダ

古森詩は綴がひょんなことから出会うダンサーです。 そんな詩を演じるのはダンサーでモデルのアオイヤマダ。ドラマに出演するのは今回が初めてとなります。

昭比古役/井浦新

昭比古はストーリーの鍵を握る重要人物です。 そんな昭比古を演じるのは実力派俳優として知られる井浦新。ドラマ『アンナチュラル』(2018年)や『最愛』(2021年)など、さまざまな作品で活躍し、豊かな表現力が評価されています。

幾波子役/小泉今日子

First Love 初恋
©Netflix

(画像左)

幾波子は也英の母親です。也英と晴道の運命をかき乱していきます。 そんな波子を演じるのは女優の小泉今日子です。伝説のアイドルとして知られ、現在は女優としても活躍しています。代表作は『最後から二番目の恋』(2012年)などです。

もとになるのは宇多田ヒカルの楽曲「First Love」と「初恋」

『初恋 First Love』
©️Netflix

これまで自身の楽曲を数々の映画やドラマに提供してきた宇多田ヒカルですが、実は楽曲をモチーフにドラマが制作されるのは初めて。 エグゼクティブ・プロデューサーを務める坂本和隆によると、本作の企画を思いついたのは「初恋」がリリースされた2018年。 その年、タクシーで聴いた「First Love」が時代を経ても多くの世代に愛されていることを実感し、改めて歌詞に触れて2曲をつなぐラブストーリーを作りたいと考えたそうです。

AD

「First Love」

「First Love」は宇多田ヒカルの3枚目のシングルで、1999年にリリースされたファーストアルバム「First Love」からのシングルカット曲。同年に放送されたドラマ「魔女の条件」の主題歌としてもよく知られています。 これまでも桑田佳祐や宮本浩次、渋谷すばるやジェジュンといった幅広い世代とジャンルのアーティストにカバーされてきた不朽の名曲です。 ドラマ『First Love 初恋』は、この楽曲がリリースされた1999年より少し前の90年代後半から始まります。 監督・脚本を務める寒竹ゆり曰く、「First Love」は宇多田ヒカルと同世代の自分が当時“私たちの時代が始まった”と感じた曲だとか。歌詞からは、この物語を書く必然性も感じたそうです。

「初恋」

10作目の配信限定シングルとしてリリースされ、2018年のドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』のイメージソングとなった「初恋」。7枚目のオリジナルアルバム「初恋」に収録されています。 奇しくもドラマのモチーフとなるこの2曲はどちらもアルバムのタイトル曲となっており、「初恋」はいわば宇多田ヒカルにとって“2度目の初恋”。 宇多田ヒカルは「OKMusic」のインタビューで、この楽曲は“恋の始まりとも終わりとも取れるように”書いたと語っています。恋の始まりか終わりか、これはドラマにリンクする大きな要素となっているかもしれません。

AD

「First Love」と「初恋」の歌詞を紐解く

First Love 初恋
©Netflix

ここからは作品のもととなった2曲について紐解いていきます。 「First Love」は「最後のキス」や「悲しいlove song」という言葉からわかる通り、今はもう終わってしまった初恋を歌っています。 一方で「初恋」の主人公は、自分が今初恋をしていると気づき始めた人物です。宇多田ヒカル自身も語っている通り、その恋がこれから始まっていくのか、もう終わってしまったのかははっきりとはわかりません。 現時点で発表されている情報のなかでは、“悲運の末に、別々の道を歩む”也英と晴道が運命に翻弄されていくとされています。これらを踏まえると悲恋ものに仕上がりそうではありますが、実際どうなるのかは作品を観て確かめるしかないですね!

「First Love(ファーストラブ) 初恋」の監督は寒竹ゆり

ドラマ「First Love(ファーストラブ) 初恋」の監督・脚本を務めるのは、寒竹ゆり。日本大学藝術学部に在学中、岩井俊二監督にシナリオを送った縁から同監督に師事し、映画やCFの監督助手を経て、2009年に佐々木希主演の映画『天使の恋』で監督デビューしました。 2010年には岩井俊二が製作総指揮、秋元康が企画のAKB48ドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』で監督を務めています。寒竹ゆり監督の特色といえば、両作ともに少女を魅力的に描いている点。 寒竹ゆり監督と満島ひかりは10代の頃に一緒に仕事をしたことがあるそう。打ち合わせのため監督の自宅で脚本を読んで一場面を演じた時には、監督がポロポロと泣き出したとか。 何年も前から1人で脚本を書いてきた監督が、このとき初めてキャラクターが生きた場面に遭遇し、感動したのかもしれません。 「恋愛ドラマはカップリングが一番大事。恋が動き出しそうな2人じゃないと、ドラマを見たいと思わないですから。」とも語っており、満島ひかりと佐藤健の組み合わせには確信を持っているようです。

Netflixドラマ「First Love(ファーストラブ) 初恋」は号泣必至

佐藤健と満島ひかりという実力派俳優の新鮮な組み合わせにも注目したい、Netflixオリジナルドラマシリーズ「First Love(ファーストラブ) 初恋」。90年代から現在への20年にも渡る壮大なラブストーリーは、号泣必至です。 もちろん、インスパイア源の宇多田ヒカルの楽曲「First Love」と「初恋」にも改めて耳を傾けたくなる本作。『First Love 初恋』は、Netflixで2022年11月24日から配信開始されています