Netflixドラマ『離婚しようよ』の全話あらすじネタバレ!最終回の結末やキャストも紹介
宮藤官九郎と大石静が共同脚本を務め、TBSが制作するNetflixシリーズドラマ『離婚しようよ』が、松坂桃李と仲里依紗主演で2023年6月より配信されました。 この記事では本作の各話あらすじをネタバレありで紹介していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。
Netflix『離婚しようよ』のあらすじ
別れたくても別れられない!「離婚」を目指して団結する夫婦のホームコメディ
三世議員の東海林大志と「お嫁さんにしたいNo.1女優」の黒澤ゆいは、結婚5年目の夫婦。世間ではおしどり夫婦として通っていましたが、実は夫婦生活は危機を迎えていました。 それぞれの仕事や世間体のため、仲の良いふりを続けていた2人。しかし家で会話するのは、SNSの生配信の時ぐらい。普段顔を合わせることもほとんどありません。 そんな冷めきった2人ですが、大志には実家からのプレッシャー、ゆいにはスポンサー契約といった“別れたくても別れられない”事情が!それでも厳しい離婚への道のりを、同じ目標に向かって歩み始めるのですが……。
第1話のあらすじ・ネタバレ
大志(松坂桃李)は、女優のゆい(仲里依紗)と5年前に結婚。しかし3年前に女子アナの桜子(織田梨沙)と不倫をし、1年前に週刊誌で報じられます。不倫を許したゆいの株は獏上がりするも、大志の株は下がりました。そして夫婦仲も完全に冷え切っていたのです。 2人は毎週末、大志の地元の愛媛へ。この日もゆいが遅れて行く予定でしたが、ゆいは偶然ぶつかった恭二(錦戸亮)と食事に行き、大志はずっとゆいの到着を待っていて……。 そんな大志は愛媛で、桜子にホテルに呼び出されます。翌日節分のイベントが行われ、ようやくゆいは愛媛にやってきました。そこで大志は「離婚しよう」と言い、ゆいも「私もそう思っていた」と返したのでした。
第2話のあらすじ・ネタバレ
ゆいは弁護士・ヘンリーK(古田新太)に離婚を相談。しかしゆいの母・富恵(高島礼子)は、毎月大志の家から援助をしてもらっているという理由で、離婚に反対します。一方大志は、弁護士の薫(板谷由夏)に離婚を相談。大志は家を出ることを決めます。 ゆいは恭二にいきなりキスされるも、「俺は不能なんだ」と言われます。ゆいは恭二が気になり、「私が不能を治してあげる」と伝え2人は親密に。 一方大志は、桜子と熱い夜を過ごします。翌朝ゆいは、大志の母・峰子(竹下景子)に「離婚します」と宣言。しかし峰子は「男ができたのね?大志とは仮面夫婦でいてちょうだい」と告げ……。その会話を、大志は聞いていたのでした。
第3話のあらすじ・ネタバレ
峰子は外に男がいても離婚するなと、ゆいに伝えます。そんな時、大志は「女子アナは脱ぐか政治家になるかしかない」と発言し、炎上してしまいました。そして大志とゆい、薫とヘンリーで話し合いの場を設けますが、なんと薫とヘンリーは元恋人同士と判明します。 ゆいは恭二とアトリエでキスをし、不能でもゆいは満足な様子。しかし大志の秘書・早乙女(尾美としのり)が、ゆいと恭二の不倫を激写。ゆいは早乙女に「離婚をやめてくれたら公表しない」と脅されるも、公表しても構わないと強気な態度を見せます。 そして解散総選挙が行われることとなり、想田(山本耕史)は怪しい動きを見せて……。
第4話のあらすじ・ネタバレ
ゆいは恭二のアトリエに行くも、「作業があるから」と冷たく追い返されます。一方改革の党の想田が、大志と同じ愛媛5区から出馬すると発表。ゆいは仕方なく、大志の選挙サポートと巫女ちゃんスペシャルの撮影を同時進行で行うことになります。 その頃想田は桜子に、「議員にならないか」とスカウトします。そして想田は妻の由衣と共に、愛媛で精力的に選挙活動を行いました。最初は不評でしたが、見事な話術と芸で想田は徐々に注目を集めます。 一方大志はゆいに「好きな人がいる」と言われ、自分だけゆいが不倫していたことを知らなかったとショックを受けたのでした。
第5話のあらすじ・ネタバレ
大志は桜子との密会のため、胡蝶蘭の大箱の中に隠れて桜子のいるホテルへ。しかしその誘いは嘘で、そこには想田の姿が……。想田は大志に、明日の公開討論の質問書を渡したのです。 その頃恭二は突然「愛媛に引っ越してきた」とゆいに言い、古民家に移り住んでいました。ゆいと恭二は古民家で盛り上がりますが、やはり恭二はすることができず……。そんな時、冨恵が刺されたと連絡が入ります。幸いかすり傷で済んでおり、ゆいは安心しました。 翌日の公開討論で、大志は何も答えられず想田に完敗。その後も大志とゆいは、共に選挙活動を行います。そしてゆいは試しに妊娠検査薬を使ってみると、妊娠していることが分かったのでした。
第6話のあらすじ・ネタバレ
ゆいは妊娠したことを大志に告げます。妊娠は、節分の時に大志に神社で抱かれた時と推測。ゆいは恭二にも妊娠を伝えますが、「ゆいの子は俺の子」と言い逆にゆいが混乱してしまったのです。 ゆいは峰子や早乙女、マネージャーの笹井にも妊娠を打ち明けます。恭二が不能のため、子供は確実に大志の子。その頃恭二は大志をアトリエに呼び出します。大志は恭二と話しているうちに、「俺にないものを全部持っている」と恭二に感動したのでした。 すると峰子は、公示日に合わせてゆいの妊娠を発表。しかし桜子は、節分の前日に大志がホテルに来た写真を週刊誌にリークしました。ゆいは自分の前に桜子を抱いていたと知って怒り、なんと自分と恭二の不倫を週刊誌に暴露したのです。
第7話のあらすじ・ネタバレ
峰子はゆいと恭二が「合体してないから不倫じゃない」と言い張ります。富恵の元にも週刊誌が押し寄せますが、富恵はホースで水を巻いてネットで話題になったのでした。 ゆいと大志はW不倫をしたとして、謝罪会見を開くことに。しかし大志はゆいへの気持ちが分からなくなり、「なんで離婚しなきゃいけないんだよ!」と泣き出す始末。ゆいも選挙が終わったらやり直すと言い、会見で2人は土下座をしたのでした。 大志の支持率はかなり下がったものの、大志はより愛媛の人の意見に耳を傾けるように。大志は桜子にも謝罪し、愛媛の人のために奮闘するのでした。
第8話のあらすじ・ネタバレ
再び大志と想田の公開討論が開かれ、大志はしっかりとウイルス研究所の必要性を訴えます。こうして大志とゆいは選挙活動をやり遂げ、2人は「何で別れるんだっけ?」と笑い合うように。こうして開票日を迎え、なんと想田の改革の党は過半数を獲得し、政権を獲得したのです。 さらに桜子も比例代表で当選。深夜にようやく結果が出て、大志は100票差で敗れてしまいました。大志とゆいはお互いもやもやを抱えながら、そのまま離婚届を出しに行きます。 こうして大志とゆいは、朝の4時に離婚届が受理され離婚が成立したのでした。
第9話のあらすじ・ネタバレ
大志が選挙に落選して、4ヶ月。ゆいは男の子を出産し、名前を陽自(ようじ)と名付けました。そして3年後。恭二はすっかり選挙にハマり、「パチプロ兼選挙ブロガー」となって日本を飛び回る生活を送っています。 ゆいは女優業も順調で、ベルリンで賞を獲得。陽自を富恵ではなく峰子に預けて働くことが増え、大志もよく陽自には会っていました。大志はゆいに復縁を匂わせますが、ゆいははっきりと「再婚しないほうがうまくいく」と断言します。 その後、想田は賄賂疑惑が出て議員を辞職。再び選挙となり、大志は無事に当選を果たしたのです。大志は週4日陽自と暮らしながら、キッチンカーでパンを売る想田夫婦に会います。そして国会で、大志は子育て支援を訴えていたのでした。
東海林大志役/松坂桃李
主人公の東海林大志を演じるのは、松坂桃李です。 2021年は『孤狼の血 LEVEL2』で主演を務め、第45回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞を受賞しています。ドラマ『あのときキスしておけば』では井浦新と共演し、異色のラブコメディで話題をさらいました。 東海林大志は女性にだらしない、温室育ちの三世議員。ヘタレな役柄でのコメディも経験済みな松坂桃李が、どんな演技を見せるのかが気になるところです。 大石静と宮藤官九郎の共同脚本によるオリジナルストーリーと聞き、「絶対に面白いだろう」と期待を膨らませていたそうで、実際に台本を読んだ時は「本当に傑作だな」と心の底から思ったとか!物語への期待も高まりますね。
黒澤ゆい役/仲里依紗
大志の妻・黒澤ゆいを演じるのは、仲里依紗。 2021年はドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』で高輪医師役で出演し、2023年公開予定の劇場版でも続投が決定しています。映画では、シリーズを通してヒロインの純奈を演じた『土竜の唄 FINAL』に出演しました。 黒澤ゆいは連ドラ『巫女ちゃん』で大ブレイクした「お嫁さんにしたいNo.1女優」。自身でアパレルブランドを立ち上げ、普段もハイセンスなファッションに身を包んでいる仲里依紗が、どんな女優像を作り上げるのかも見どころです。 今回の役柄については「女優らしくない私にできるか不安もありますが」とコメント!「宮藤さんの世界観と大石さんのスパイスが見事に盛り込まれたとても面白い台本ですが、演じるのは大変そうです」とも語っていました。
加納恭二役/錦戸亮
色気ダダ漏れの謎めいた自称アーティスト・加納恭二を演じるのは、錦戸亮。 元関ジャニ∞のメンバーだった彼は、2019年からはシンガーソングライターとして始動。自主レーベル「NOMAD RECORDS」とファンクラブ「NFC」を立ち上げました。 俳優としても活躍しており、『ラスト・フレンズ』(2008年)などの代表作があります。「素敵で個性豊かな共演者の方々と、お芝居出来ることが楽しみ」とコメントし、どんな色気を出してくれるか楽しみですね。
印田薫役/板谷由夏
ふがいない東海林を鍛え上げていく敏腕弁護士・印田薫を演じるのは、板谷由夏。 読者モデルとして活動中、映画監督の大谷健太郎の目に留まり、1999年に映画『avec mon mari』で女優として映画デビュー。『家庭教師のトラコ』(2022年)などに出演し、幅広い役柄を演じています。 「台本はもう爆笑です」とコメントし、とんでもない面白いドラマができると板谷自身もワクワクしています。
想田豪役/山本耕史
歌と話が上手い東海林に対立する議員候補・想田豪を演じるのは、山本耕史。 0歳のころから乳児モデルとして芸能界入りしており、『きのう何食べた?』シリーズ(2019年~)ではゲイ役を熱演し、主演、脇役ともに多数の作品位出演しています。 宮藤官九郎、大石静の脚本ということで、この場面はどちらが描いたのだろうと山本自身も予想しながら台本を読んでいるとのこと。東海林のライバルとして、熱演を期待したいですね。
石原ヘンリーK役/古田新太
うさんくさい雰囲気を漂わせていますが。敏腕な妻側の弁護士・石原ヘンリーKを演じるのは、古田新太。 1993年に俳優デビューし、『木更津キャッツアイ』(2002年)や『極道の妻たち』シリーズ(2005年~)の映画に出演。2023年にはドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』にも出演し、主に脇役として引っ張りだこです。 今作で板谷由夏とは初共演となり、古田の独特の雰囲気がどのように「うさんくささ」を出すのか注目です。
脚本はヒットメーカーの宮藤官九郎×大石静
共同脚本を務める宮藤官九郎と大石静は、誰もが知る人気脚本家。この2人が共作すること自体が事件です! 宮藤官九郎と松坂桃李は、『ゆとりですがなにか』(2016年)、錦戸亮とは『流星の絆』(2008年)と『ごめんね青春!』(2014年)でタッグを組んだ経験があります。 また、仲里依紗が出演する映画「土竜の唄」シリーズの脚本を担当したことも。主演の2人は「僕と大石さんが、大きな信頼を寄せる俳優さん」と絶賛しており、「絶妙なキャスティングと自負」しているそう! 大石静は、仲里依紗出演の『恋する母たち』(2020年)、松坂桃李主演の『あのときキスしておけば』で脚本を担当。初めてタッグを組む錦戸亮については「錦戸くんの色気が炸裂することを願っています」とのこと。 宮藤官九郎と書いた脚本は「2人で力一杯書いたせいか、押しの強いぶっ飛んだ台本」になったそうで、これまた期待が高まります。
「逃げ恥」など話題作を手掛けたスタッフも参加
プロデューサーを務めるのは、宮藤官九郎とのタッグで『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)や『木更津キャッツアイ』(2002年)など数々のヒットドラマを生み出してきた磯山晶。 そして、『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)や『俺の家の話』(2021年)といった話題作を手がける金子文紀がチーフ監督を務めています。
Netflixドラマ『離婚しようよ』のあらすじ・ネタバレを全話紹介
宮藤官九郎と大石静が共同脚本を務め、松坂桃李と仲里依紗が主演するNetflixシリーズドラマ『離婚しようよ』は、2023年6月より全世界同時配信されました。 大笑いできるコメディ作品を求めている人は、ぜひこの機会にチェックしてみてください!