漫画『サレタガワのブルー』最終回(145話)まで全話ネタバレあらすじ＆結末感想！全巻無料で読む方法は？

「読んだら必ず不倫したくなくなるマンガ」としてバズった『サレタガワのブルー』。愛妻家の夫が身勝手な妻に裏切られ、彼女に復讐するため四苦八苦する物語です。 本記事ではそんな『サレタガワのブルー』について、ストーリーを最終話まで解説していきます！

田川暢は優しくて可愛い妻・藍子を一途に愛し、仕事に家事に忙しくしながらも充実した人生を送っていました。しかしそんな中、藍子が浮気をしていることを知ってしまい、彼の幸福な日々は一瞬で崩れ去ります。 はじめはただただショックだった暢。しかし妻の身勝手さやサイコパスぶりを目の当たりにするうち、彼女に復讐したいと思うようになり……。果たして彼は願い通り、悪女すぎる妻と離婚することができるのでしょうか。

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優秀なグラフィックデザイナーである暢は、妻でアパレル系の会社員の藍子とふたり暮らし。在宅で働く彼は家事も完璧にこなし、幸せな日々を送っていました。 暢が藍子を一途に愛する一方で、藍子は会社の上司・森和正(既婚者)と浮気をしています。最初はそんなこと思いつきもしなかった暢ですが、あるとき彼女の裏アカを見つけすべてを知ってしまうのでした。 復讐のため証拠集めに乗り出した暢は、藍子と和正を尾行している途中、自分と同じように変装している女性と出会います……。 まだ序盤ですが、優しい夫を騙して平気で浮気する藍子のサイコパスっぷりがヤバいです。復讐を決めた暢ですが、果たしてうまくいくのでしょうか。

変装していた女性の正体は和正の妻・梢でした。それにしても和正には藍子以外の浮気相手もいるようで、そのクズっぷりに吐き気がします。藍子も藍子で、浮気している立場で暢に無神経なことばかり言っていますが……。 暢の過去も明かされ、なぜハイスペックイケメンな彼が藍子のような女性と結ばれたのかも判明しました。 最愛の彼女を亡くしたのがトラウマになっていたところに、自身も婚約者を亡くしたと語る藍子と出会い惹かれてしまったんですね。これまでの言動を見ていると、藍子の婚約者云々の話は嘘なのでは？と疑ってしまいますが、それはさすがにないですよね……。 暢が自分への復讐心を燃やしていることなどつゆ知らず、藍子は暢をキープしつつ、和正の家庭を壊し彼と結婚しようと目論み始めます。

藍子の態度に我慢ならなくなった暢が「浮気」というワードを出すと、彼女は悪びれるようすもなく開き直り始めます。謎の理論で逆ギレし、ひとりで論破した気になって別居宣言。ここまでくると逆に笑えてきます。 一方、梢は水無瀬葵という名の保育士志望の青年に出会い、彼のおかげで仕事や息子の拓人の保育園を見つけることができました。そしてついに夫に離婚届を突きつけます。 暢も藍子と彼女の両親に離婚の話を切り出しますが、親子ともども思考回路がぶっ飛んでいて呆れるしかありません。和正も今更梢とやり直そうなどと都合よく考えていますが、もうほんとこのふたりお似合いですよね。シタガワ同士早く結婚しましょう。

梢はまっすぐな好意を寄せてくる水無瀬と仲良くなります。そのようすをたまたま見た暢は、離婚に不利になるのではないかと心配しつつ、ほっこりとした気持ちになるのでした。 和正は梢とやり直すため藍子や他の相手と別れようと決意。すると焦った藍子は、なんと暢と住むマンションに彼を呼んで行為に及ぶことにします。いくら暢が留守にしているとはいえ、どうしてそうなった……？ 全裸のふたりを前にブチ切れた暢は、記念写真と称して彼らの写真を撮りまくります。そこに暢の姉・穂奈美と呼ばれてやってきた梢も加わり、地獄の五者面談がスタートしてしまいました。 結局、2組の夫婦の離婚は成立するのですが、藍子はその流れで和正と結婚したいと言い出す始末。しかも和正に拒まれると、なんと死んでやると騒ぎ始めます！

責任転嫁をしながら自殺をほのめかす藍子ですが、暢はどうぞご勝手にという対応。藍子としては引きとめてほしかったのでしょうが、これまでのおこないを考えれば無理な話です。 その後図々しくも復縁を申し出てくる藍子を、暢は迷うことなく追い出します。ついにここまで来たかと感慨深いものがありますね……。 ようやく暢も梢も新しい生活を始められるというそのとき、今度は水無瀬が梢を好きすぎるあまり大暴走！盗撮・盗聴をしたり梢と仲良さげな暢に脅迫文を送ったりと、完全に犯罪者と化します。まったく、次から次へと大変なことが起こり気が休まる暇がないですね。

水無瀬はひょんなことから梢に「運命」を感じ、以前からずっとストーカーじみた行為をしていました。そもそも梢を助けてくれたのも、ずっと彼女のことを狙っていたからだったのです。 梢の後をつけ、暢と話しているのをものすごい形相で見ている姿には恐怖を感じました。好青年風だっただけになんだかショックですね。 梢が暢の亡き彼女・茉拓と友人だったことは以前から描かれていましたが、ようやくその事実が暢にも知れることとなりました。なんだか運命じみていて、今後このふたりが結ばれる可能性もあるのでは……。

暢から脅迫文の件を聞いた梢は、水無瀬を疑い彼を直接問いつめることにしました。すると彼は愛ゆえの行動だとまったく悪びれず、以降もストーカー行為を繰り返します。 結局、水無瀬とは暢がきっちりと話をつけ、今後一切梢に近付かないよう約束させました。そうすれば警察には届け出ないというあたり、梢はあまりにも優しすぎです。 一方、藍子はまた不倫で痛い目に遭っており、いつになったら懲りるのやら。また藍子ではないほうの不倫相手・ともみと結婚した和正も、また若い女の子に手を出そうとしているようです。このふたりには呆れるしかありません……。

慰謝料を手渡しするため暢に会いに来た藍子は、彼と梢がデキていると勝手に勘違いしたうえ、ふたりは合わないと謎のアドバイスをしてきます。相変わらずのマイペースぶりで逆に安心感すらありますね。 梢は金銭的に厳しくなり実家に頼ることを考えますが、和正と結婚して以来絶縁状態だった両親は、彼女のことを突っぱねます。そんな彼女を助けてくれたのは暢でした。彼は相談のうえ、友人であるタミを自分の家に居候させ彼のアパートを空けてもらうことにします。 その後水無瀬による梢誘拐事件(！)を乗り越え、暢は梢に対する想いをはっきりと自覚するように。梢は以前から彼に惹かれていたので、いよいよふたりがくっつくのでしょうか。

両想いの暢と梢ですが、お互い自分の立場や相手の事情を考え想いを胸の奥にしまっていました。しかし紆余曲折のすえに暢が梢にキス！しあわせな未来しか想像できませんね。 一方で藍子はとんでもないDV男にハマってしまっており、次第に追い詰められていました。身も心もボロボロにされた挙句、最終的に捨てられてしまったのを見ると、さすがに可哀想です。いくらあの藍子だからといって、ざまあみろと笑うことはできません……。

ひどい経験をして打ちのめされた藍子。彼女は実家から追い出された身でしたが、暢の口添えのおかげもあって両親と和解することができました。どうやら本気で反省して人生を立て直そうとしているようで、これまでの彼女とは一味違います。 暢と梢はめでたく再婚し、茉由紀という名の娘を授かりしあわせな人生を送り始めます。お互いにつらい想いをしてきたふたりが、最後にハッピーエンドを迎えることができてほんとうによかったです！

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この記事では『サレタガワのブルー』のあらすじを全話ネタバレ解説してきました。 シタガワの身勝手さにイライラしたり、サレタガワがしあわせを掴めるのかハラハラしたりと、読みながらいろいろな感情が渦巻く本作。実写ドラマ版も制作されているので、ぜひそちらもあわせて楽しんでみてくださいね。