漫画『夫を社会的に抹殺する5つの方法』最新話ネタバレ・全話あらすじ！結末はどうなる？

『夫を社会的に抹殺する5つの方法』は、夫からDVやモラハラを受けて流産してしまった女性がある日謎の手紙を受け取ったことをきっかけに、夫に社会的制裁を加えていく姿が描かれています。 この記事では2023年1月にドラマ化された本作のあらすじを最新話までネタバレありで徹底解説！ドラマ最終回は原作のどこまでを描いたのか、感想やレビューもあわせて紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

結婚生活1年目の専業主婦・奥田茜。本来であれば幸せに過ごしているはずの彼女でしたが、気付けば夫の大輔によって絶望の底に叩き落とされていました。結婚する前は優しかったものの、日ごとに大輔からの暴力やモラハラ、性暴力は増えていきます。 日常的に暴力を受けているせいでいつの間にか心が壊れてしまい、大輔の言いなりとなってしまった茜。「子どもさえできれば彼も変わってくれる」と信じていましたが、ある日流産させられてしまい……。

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専業主婦の奥田茜は出社する夫・大輔に手作りの弁当を手渡しますが、「いらない」と突き返されてしまいます。さらに落ち込む彼女の元に義母から電話がかかってきて、「早く子どもを作れ」と催促されてしまうのでした。 その日泥酔して帰宅した大輔から、抵抗できずに半ば強制的に抱かれてしまう茜。彼女はそのような仕打ちを受けながらも大輔のことを信じていましたが、家に遊びにきた後輩から大輔が浮気しているという事実を突きつけられてしまいます。 しかしその後茜の妊娠が発覚し……。

大輔からお腹を蹴り飛ばされてそのまま気絶してしまった茜が目を覚ますと、あたりは自身の血で染まっていました。そのまま病院に運ばれたものの、茜は流産してしまいます。 何も手に付かない日々の中で、大輔が浮気しているという決定的な証拠が茜のスマホに届きます。その時茜の中で、「大輔を道連れにしてやる」という気持ちが芽生えるのでした。 そんな時郵便ポストに届いたのは、「夫を社会的に抹殺する5つの方法」と記された奇妙な手紙。茜は藁にもすがる思いで、その手紙通りに大輔を追い詰めようと決意します。

茜は手紙をくれた謎の人物と、ビデオ通話をします。彼の話を聞くうちに信用した茜は、彼とチャットを重ねながら復讐の計画をねっていくのでした。 しかしチャットをするためにメイクをする茜の姿を見た大輔からは、浮気を疑われてしまいます。彼からの理不尽な暴力に耐え抜き翌朝を迎えると、ポストには復讐の指示が書かれた手紙が。 そうして茜は流産した子どもの月命日に、計画を実行することに。買い物兼デートを計画していた日の朝食に、茜は大量の下剤や利尿剤を混ぜ込みます。

大輔の母親へのプレゼントも購入し、昼食へ向かった茜と大輔。茜は大輔に薬を盛った時間を確認し、タイミングを見計らって彼を無理やり映画へと連れていきます。 次第に体調が悪くなった大輔は、映画が終わった瞬間にトイレにダッシュ。しかし茜の策略によりどこのトイレも使えない状況になっていました。 電車で帰宅途中、ついに大輔は限界を迎え電車内で脱糞してしまいます。その状況に、プライドの高い大輔は絶望するのでした。 後日茜は後輩の早苗と飲みに行きますが、かつて大輔と訪れたことのあるその肉バルは何者かによって嫌がらせを受けていて……。

大輔がシャワーを浴びている最中に、手紙の男から聞いたパスワードを入力した上で彼のスマホに浮気調査アプリを仕込む茜。その後家に登山道具一式が届き、茜はすべて男の言う通りになっていることに驚きます。 後日男友達と登山に行くと言って家を出た大輔ですが、その相手は浮気相手である麻里佳でした。登山中に行為を始める2人に吐き気を催した茜ですが、なんとか復讐に集中。山の中で迷い険悪なムードになる大輔と麻里佳に対して、茜は追い打ちをかけて……。

茜から驚かされたせいで崖から落ち、大怪我を負った大輔。自分を置いて逃げようとした彼に幻滅した麻里佳は、彼を置いて1人で帰ってしまいます。そのまま意識を失った大輔が次に目を覚ますと、そこは病院でした。 そのまま麻里佳との関係も終わってしまった大輔が仕事に復帰したタイミングで、茜は次の復讐に取り掛かります。茜は早苗に近況を報告して自身の状況を整理し、解散したあとは手紙の男から受け取ったUSBメモリを使って大輔の秘密を探ります。 仕事はうまくいっているように見えた彼ですが、実は後輩である安藤純のデザインを盗用していて……。

「体調が悪い」という茜からの連絡を受けて、大輔は一緒に飲んでいた後輩たちを連れて帰宅します。その中には、過去に茜を心配してくれた青年・純の姿もありました。 後輩たちの目の前で茜を弄ぶ大輔の姿に腹がたった純は、他の後輩たちも連れて彼の家を出ることに。純の連絡先を聞いた茜は彼と連絡を重ね、後日手紙の男からもらったUSBを渡します。 決定的なデザイン盗用の証拠を手に入れた純は、大輔が出張に行っている間に会社の法務部にあることを告げ……。

デザイン盗用が表沙汰となり、大輔は退職。再就職も決まらず、DVはエスカレートします。茜を心配した純が助け舟を出そうとしますが、茜は復讐を優先するのでした。 一時期は気弱になった大輔ですが、父親に頼んで家業を継ぐことになります。そのために茜を連れて実家に戻ることに。それを知った大輔の姉・和美が茜のことを心配してくれますが、茜は復讐のために実家へ引っ越します。 両親を味方につけた大輔はより我が物顔になり、茜を見下し、性生活も強要しようとする始末です。

性交渉は離婚という言葉を出すことで逃げられたものの、相変わらず状況は茜にとって最悪です。一方で大輔は家業の役員をしながら、SNSでインフルエンサーとして成功しはじめます。 そこに仮面の人物から、大輔の学生時代のいじめ動画を収めた古いガラケーが届いたのです。茜は動画の中でいじめられていた榊達也という人物と会ってみることに。 臨床心理士の資格を持つという榊は、DVで心に傷を負った茜のカウンセリングを申し出ます。茜は次第に榊に惹かれていくのでした。

茜は榊に惹かれていきますが、復讐劇に巻き込まないため別れを告げます。帰宅すると、家では大輔が慌てていました。 例のいじめ動画がSNSで拡散され、大輔のアカウントは大炎上。フォロワーが増えて有名動画配信者からコラボ依頼が舞い込むものの、それもすべて茜の仕組んだことだったのです。 コラボ配信で釈明しようとしていた大輔の思惑とは裏腹に、配信者の狙いは大輔に真相を暴露させることでした。配信でデザイン盗作やいじめが大々的に取り上げられ、大輔は逃げ場を失います。

インフルエンサーとしても終わった大輔は、騒ぎを知った父親の計らいで海外の新規事業を任されることに。国内では立場が悪くなったため海外に逃げようとしていました。 出国の朝、茜は義母から大輔と離婚してほしいと言われます。性行為を拒んでいることが義母にバレており、あろうことか浮気まで疑われる始末。するとその晩、今度は義父が義母の発言を謝りたいと茜のもとを訪ねてきて……。

大輔の海外出張の裏で、茜は大輔の会社資金の不正利用について調べ始めます。和美の紹介で取締役の1人・長澤光太郎に取り次いでもらうと、彼は経理課の小村という女性がカギを握っていることを調べてくれました。 ところが茜は小村との話し合いの場に、光太郎に恋人として同席してほしいと言われてしまいます。小村も大輔と不倫しているのかと思いきや、大輔の父(社長)の愛人だと発覚。その後、臨時取締役会で光太郎が大輔の不正を暴きました。

大輔は常務を解任、父親も社長辞任へ追い込み一息ついたところで、茜は光太郎から告白されます。茜はまだ復讐があるため、これを断りました。 一方、奥田家では大輔の母が精神的に追い詰められ、家に火を放つ事態に。突然の修羅場を前に動けずにいる大輔に対して、茜は母親を止めるよう喝を入れます。ところがそれを見た母親が余計に逆上してしまい、茜に刃物を向けたのです。 茜をかばってくれたのは大輔でした。大輔は入院、母親は精神錯乱で施設へ入所となり、父親は蒸発。実家も燃えてすべてを失った大輔に茜は離婚届を叩きつけ、ついに復讐は終わりを告げます。 1年後、大輔との離婚調停が成立して安堵する茜のもとに、1通の手紙が届き……。

久々に届いた仮面の男からの手紙ですが、相変わらずその差出人の正体はわかりません。茜は純・榊・光太郎とこれまで好意を寄せてくれた男性たちに順に会いに行きますが、3人とも違いそうです。 そんな折、大輔が失踪したという一報が届き、茜は手紙を読み返しました。ある確信を持って公園に向かうと、そこには茜の予想通り大輔がいます。茜が「仮面さん」と呼びかけた相手は、大輔の別人格・大輔Bでした。 大輔Bは父親の虐待で生まれた人格で、仮面の男として本物の大輔に制裁を加えるべく茜に手紙を出していたのです。大輔Bは茜への愛を告げ、プロポーズをするのでした。

ドラマは原作未完のまま最終回を迎えました。ドラマでの仮面の人物の正体は、解離性同一性障害により現れた大輔のもう1つの人格だったという展開が描かれましたが、これは原作ではまだ描かれていない内容です。 ドラマと漫画の大筋は同じですが、大輔にいじめられていた人物の設定など、細かな部分が違っているのも気になります。 この後、連載のなかでドラマと同じ内容が描かれる可能性もゼロではありませんが、漫画には漫画の結末が待っているのではないでしょうか。

『夫を社会的に抹殺する5つの方法』は、最初の方はただひたすらに茜が可哀想で辛いです。大輔から毎日のようにあたり散らされ、義母からも子どものプレッシャーをかけられ、味方がいない状況で辛さに耐える茜に感情移入をしてしまいます。 しかし茜の復讐劇が始まってからは、少しだけ爽快な気分になります。まだ復習は途中ですが、5つの制裁が済んだ時に茜と大輔はどうなってしまうのでしょうか。少なくとも茜には幸せになってもらいたいものです。

奥田茜は本作の主人公で、大輔との結婚を機に仕事をやめて専業主婦となりました。大輔とは結婚1年目で幸せな時期のはずですが、日頃から暴力やモラハラ、性暴力などを受けて絶え続けています。ある日大輔との間に念願の子どもをもうけますが、彼の暴力によって流産してしまい……。 奥田茜役を演じるのは、女優やモデルとして活躍する馬場ふみか。彼女はこれまでにドラマ『3Bの恋人 絶対に付き合ってはいけない男たちとの危険な恋物語』やドラマ『恋と弾丸』などで主演を務めています。今作でのこれまでの彼女と違う演技に、期待が高まります。

奥田大輔は茜の夫で、茜とは彼女を痴漢から救ったことをきっかけに交際をスタートさせました。プライドが高い上にモラハラ気質であり、自身は外で好き放題浮気をしながら家の中では暴力や暴言で茜のことを苦しめます。しかし会社ではうまく立ち回っているようで……。 奥田大輔役を演じるのは、爽やかな役柄を演じることが多い俳優の野村周平。そんな彼の代表作には、映画『ちはやふる』や映画『ビブリア古書堂の事件手帖』、ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』などがあります。本作で彼が演じる「最低な男」の演技は必見です！

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『夫を社会的に抹殺する5つの方法』の原作漫画ネタバレ、2023年1月に放送された実写ドラマの情報などを紹介しました。原作未完のままドラマ化されて、ドラマはドラマで一応の決着を見ましたが、果たして原作での茜の復讐劇はどう終わるのでしょうか。 ドラマを観て気になったという人も、ぜひ連載中の原作を追ってみてください！