nuroモバイルの通信速度は遅い！それでもおすすめできる理由を解説

口コミサイトやSNSで通信速度が遅い、といわれているnuroモバイル。一方、3GBで月額基本料金が業界最安値の792円(税込)という安さもあり、使い勝手を取るかお得な月額料金を選ぶかで悩む人も多いですよね。 口コミサイトにおいては、「ネット閲覧、画像の多いストリートマップ使用時は遅い」「他社の格安スマホと比べてもかなり遅いほう」と通信速度への不満がかなり目立ちました。 そこで今回は実際のところ通信速度が遅いというのは本当なのか、コスパを考えると選ぶべきなのか、nuroモバイルについて徹底解説していきます！

まず気になるのが通信速度の測り方ですよね。 実は「speedtest」という無料ネットワーク速度計測アプリを利用すれば簡単に確認できます。タッチ1つ、20秒で現在の通信速度を測定することができるので、とっても便利ですよ。 また「Kbps」や「Mbps」という通信速度の単位をよく聞きますが、速度の意味についてはあまり知られていません。「bps」は「Bit per second」の略で、1秒間に何bitのデータを転送できるかを表したもの。単位としては、「1,000bps＝1Kbps」「1,000Kbps＝1Mbps」となります。

以下では、nuroモバイルの普段時と制限時の通信速度を紹介します。

口コミを調査したところ、「nuroモバイルは通信速度が遅い」との声が目立ちました。

一方で、地域や時間帯によっては問題なく使えるという人もいました。

しかし、通信速度に関しては遅いという評価が多く、基本的にはnuroモバイルは速度に期待しない方が良いでしょう。

速度制限がかかってしまったときの通信速度も非常に遅いので、注意が必要です。 公式サイトでは、当月のデータ容量が超えてしまった場合も、最大200Kbpsまで利用できると記載されていますが、実際の口コミではそこまで期待できないという声も。 nuroモバイル速度制限は厳しいと考えておいた方が良さそうです。

nuroモバイルの速度に関する残念ポイントを紹介します。

nuroモバイルでは、「VSプラン」「VMプラン」「VLプラン」「お試しプラン」「データ使い放題プラン」の5つのプランから選ぶことが出来ます。 「データ使い放題プラン」は3日間で10GB以上使うと制限がかかるという縛り設定がありますが、それ以外のプランでは速度制限時のデータ量が明記されておらず、速度制限時にどれくらいの通信速度が出るのかがわかりません……。

UQモバイルやmineoなど、最近の格安スマホには手動で低速モードへ切り替えられる機能が付いていることが多くあります。 低速モードへの切り替えを上手く利用すれば、高速通信容量の消費を節約することができます。 しかし、nuroモバイルにはそういった低速モードへの切り替え機能が備わっていません。常に高速通信モード状態となるので、いつの間にか高速通信を使いすぎていた、なんてことがないように注意が必要です。

ここまでさまざまなデメリットを挙げてきましたが、それでもnuroモバイルをおすすめできる理由を以下3点に分けて解説していきます。

nuroモバイルをおすすめする最大の理由は業界最安値レベルの月額料金の安さです。 特に3GB、5GB帯の音声通話付きSIMは1,000円を切る破格の料金設定。ciatrで全20社の料金を比較したところ、両データ帯で最も安い料金となっていました。

料金重視でスマホを使いたい人なら、nuroモバイルを選んで間違いありません。 特にWi-Fiがある環境にいる時間が長く、データ通信を使わない人にはおすすめです。

2つ目のおすすめポイントがMNP転出が無料でできること。 MNPとは「Mobile Number Portability」の略で、スマホを他社へ変えても以前使用していた電話番号をそのまま使える仕組みのことをいいます。他の格安スマホではMNP転出料が発生することが多いですが、nuroモバイルでは無料です。 そのため、nuroモバイルを契約してみて速度が遅ければ、気軽に解約して別のSIMに乗り換えることができます。前述したように地域によっては速度が速い可能性もあるため一度試してみてはいかがでしょうか。

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は2019年5月に従来のソフトバンク回線、ドコモ回線に追加して新たにau回線を利用開始しました。 「気になる格安SIMがあるけど自分が使用したい回線がない……」ということがないので安心できますね。

あまり知られていないサービスですが、nuroモバイルのユーザー同士ではその月に使いきれなかったGBをプレゼントすることが出来ます。 nuroモバイルが他社と比べお得なのは他の回線の人にもGBをプレゼントできるところです。ソフトバンク回線を使っていたとしても、ドコモ回線・au回線ユーザーにGBをプレゼントできるのはとても魅力的ですよね。

5つあるプランのうち、どれを選べば良いのか悩む人もいるでしょう。 nuroモバイルの中で最もオススメなプランは「VSプラン」です。データ容量は3GB、データ+SMSの内容で月額料金792円(税込)と業界最安値のお得なプラン。 「3GBだとデータ容量が少ないかも？」と心配に感じるかもしれません。しかし、Wi-Fi環境下で利用することが多い人は、3GBで充分です。nuroモバイルのVSプランは低容量ユーザーにぴったりのプランと言えそうですね。 また途中でプラン変更もできるので、データ容量が物足りない場合は次の5GBへランクアップすることも可能です。

これまでに他社よりも通信速度が劣るというデメリットを挙げてきましたが、月額料金がどこの格安スマホよりも安いのは大きな魅力です。 制限時のデータ容量が不透明なことや低速モード・高速モードへの切り替えができないことなど、通信速度に関する残念ポイントは多く見られます。 しかし、安さを重視するなら圧倒的にnuroモバイルがおすすめ。さらに今なら通常3,300円(税込)の登録事務手数料が0円という嬉しいサービスも！ とにかく月額料金を少しでも安く抑えたい人には、業界最安値のプランを誇るnuroモバイルをおすすめします。

nuroモバイルの速度を改善する方法はあるのでしょうか。以下では2つの改善策を紹介します。

最も手軽な方法は、スマホの中身を綺麗にすることです。その中でも手っ取り早いのがキャッシュの削除。キャッシュというのは実際のお金のことではなく、アプリを使用すると自動的に作られてしまうデータのことで、定期的に削除することでスマホの中身は軽くなります。 意外と知られていないこのキャッシュというデータは、何もしなければどんどん溜まっていってしまいます。定期的にキャッシュを削除することで速度改善が期待できますよ。

そもそも端末が古い場合にも、速度が遅いと感じる可能性があります。気になる場合は、今持っている端末がいつから使っているものなのか確認してみてください。 古い端末であった場合、キャッシュ削除など他の方法を試してみても速度が改善されないことがあります。 そういった場合は、容量の多い最新機種の購入をおすすめします。

上の2つの改善策を試しても遅いままという人は格安SIMの乗り換えを検討した方が良いかもしれません。 以下の記事では格安SIM全13社の通信速度を調査・比較しています。ぜひ格安SIM選びの参考にしてください。

契約手続きはお家にいながらパソコンひとつですぐに完了します。今の電話番号をそのまま使って乗り換えたい場合は、以下の3つが必要です。 ・MNP予約番号 ・本人名義のクレジットカード ・本人確認書類 準備が出来たらnuroモバイルの公式サイトから申し込み画面へ。希望の通信回線・契約プラン・オプションを選択します。そして契約者情報を入力、決済方法を選択し端末の配達希望日を入力すれば申し込みは完了。事前に希望のプランが決まっていればすぐに手続きが完了します。 最後に入力情報が誤っていないかの確認を忘れないようにしてくださいね。

今回はnuroモバイルのメリット・デメリットについて紹介しました。通信速度の遅さには不満の声が多いようですが、「とにかくスマホ料金を安く抑えたい！」「毎月のデータ容量や通信速度はそこまで気にしていない」という人にはおすすめです。 余ったデータ容量をプレゼントできたり通信回線を自由に選べたりできる独自のサービスも豊富なため、気になる人はぜひ検討してみてください！

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