2021年6月22日更新

『ヴァニタスの手記』を全巻ネタバレあらすじ解説!【2021年7月アニメ放送開始】

ヴァニタスの手記

吸血鬼と人間が共存する世界で、運命に立ち向かう謎の男と1人の吸血鬼を描いた『ヴァニタスの手記(カルテ)』。本作は2021年7月にTVアニメも放送される、今大注目の作品です。そこで本記事では『ヴァニタスの手記』を、全巻ネタバレあらすじ解説していきます!

目次

『ヴァニタスの手記』を全巻ネタバレあらすじ解説【2021年7月アニメ始動!】

吸血鬼と人間が共存する世界で、謎の男と1人の吸血鬼が戦う姿を描いた『ヴァニタスの手記』。本作は2016年より『月刊ガンガンJOKER』にて連載中で、2021年7月にはアニメ化もされる今大注目の作品です。 そこで本記事では『ヴァニタスの手記』を、全巻ネタバレあらすじ解説していきます!

『ヴァニタスの手記』1巻ネタバレあらすじ解説

主人公であり吸血鬼のノエは、先生から「“ヴァニタスの書”が発見された、今すぐパリに飛んで欲しい」という旨の手紙を受け取ります。言われる通りに飛行船でパリへと向かうノエ。「ヴァニタスの書」とは「蒼月の吸血鬼」と呼ばれる童話に登場する、呪われた本の名前です。 「蒼月の吸血鬼」は不吉の象徴である蒼月に1人の吸血鬼、ヴァニタスが生まれる場面から始まります。吸血鬼が本来生まれるはずの無い蒼月に生まれたため、村から追い出されてしまうヴァニタス。それを恨んだ彼は、他の吸血鬼達に復讐を誓います。ヴァニタスが作った“吸血鬼の真実の名前に干渉する本”、それが「ヴァニタスの書」でした。 しかしそんなヴァニタスの書を探しに出たノエに、飛行船の中で話していた女性、アメリアが輩に襲われるトラブルが起きます。突如ノエの首を噛むアメリア。輩は「俺は吸血鬼専門の医者だ、彼女を治しにきた」と話しました。そして彼は「ヴァニタスの書」を使い、アメリアを人間に戻します。 彼の名はヴァニタス、蒼月の吸血鬼より「ヴァニタスの書」と名を受け継いだ人間です。

『ヴァニタスの手記』2巻ネタバレあらすじ解説

ノエとヴァニタスが行動を共にすることとなり、無事人間に戻ったアメリアも2人が滞在してるホテルにやってきます。アメリアに「呪持ちだと自覚した2ヶ月前までの間に、シャルラタンを見たか」と尋ねるヴァニタス。そこでアメリアは身に覚えが無いと話すものの、他人の記憶を見れる「血を暴く牙(アルシヴィスト)」のノエが彼女の記憶を辿ります。 吸血鬼を呪持ちにする「シャルラタン」の正体を見て、ノエは悲鳴をあげてしまいました。ノエにはそのシャルラタンによって、大切な人を奪われた過去があったのです。そんな彼の前に、突如ノエの婚約者だと名乗る人物が現れます。 婚約者であるドミニクと共に、ノエは吸血鬼の世界へと戻りました。しかしそこに危険な方法で同行して来てしまうヴァニタス。そして吸血鬼の世界で開催される舞踏会に出席した3人は、そこでシャルラタンと相対するのでした。

『ヴァニタスの手記』3巻ネタバレあらすじ解説

呪持ちとして凶暴化してしまった女の子を救うため、彼女をヴァニタスの書で灰化してしまうヴァニタス。もう手遅れだったからとそうしたヴァニタスに、ノエは「救いとは何ですか」と迫ります。その問いにヴァニタスは「知るか、自分で考えろ」と突き放しました。その時2人を「女王の牙(ビスティア)」と呼ばれるベロニカが襲います。 絶体絶命のヴァニタスを救ったのは、黒い眼帯をしたルスヴン卿でした。しかし直後に周囲の輩が「ヴァニタスの蒼月の呪いのせいでこうなった」と話し、今度はルスヴン卿に命を狙われるヴァニタス。しかしノエがそれを制止したことで、ルスヴン卿は2人を気に入り自宅に招待しました。 ルスヴン卿の自宅にはルカとジャンヌがおり、ルカは「以前のジャンヌへの不貞行為を謝れ」と言います。ノエからジャンヌのどこが好きなのかと聞かれ、「俺のことを絶対に好きにならなそうな所」と応えるヴァニタス。 そしてヴァニタスはルスヴン卿に「女王陛下に会わせろ」と要求します。それを聞いたルスヴン卿に、ヴァニタスとノエは城から追い出されてしまうのでした。

『ヴァニタスの手記』4巻ネタバレあらすじ解説

ルスヴン卿に追い出された2人は、ここ一週間で起きている吸血鬼連れ去り事件の真相を暴くため、「狩人(シャスール)」と呼ばれる人間達のアジトへ向かいます。 狩人のアジトの地形に詳しいヴァニタスを、不思議に思うノエ。その表情を察したヴァニタスは、自分の過去を語り始めます。「俺はずっとここいた」と話すヴァニタス。「あんたは吸血鬼を憎んでいないんですか」と尋ねるノエに、ヴァニタスは「俺に言わせれば人間も吸血鬼も醜悪で身勝手な生き物だ」と応えます。 狩人を束ねる隊長の1人、ローランを仲間に引き入れた2人は、事件の首謀者と思われるドクターモローの元へ向かいました。吸血鬼についての恐ろしい研究をしていたモローと対面し、再会を喜ぶヴァニタス。そしてヴァニタスを「No.69(ロクキュー)」と呼ぶモロー。遂にモローとの戦闘が開始し、ヴァニタスは逃げようとするモローを阻止します。 しかしモローに「No.71はどうしてるんだい?」と聞かれたヴァニタスは、呆然としてしまうのでした。

『ヴァニタスの手記』5巻ネタバレあらすじ解説

18世紀の過去に起き、歴史上で初めて狩人と吸血鬼が手を組んだ「ジェヴォーダンの獣事件」。100人以上の人間が惨殺される事件が起こり、人々はその獣のような容姿の犯人を「ジェヴォーダンの獣」と呼び恐れていました。 この呪持ちの吸血鬼だと思われるジェヴォーダンの獣を救うため、ジェヴォーダン地方に訪れたノエとヴァニタス。町人から「白銀の森」には魔女が住んでいるから近付かない方が良いと言われ、2人は早速その森に足を踏み入れます。 そこに「竜騎士」と呼ばれる人間がやって来て、物陰に隠れる2人。その話の内容から、ヴァニタスは自分達が18世紀の過去に来てしまったことを悟ります。そして想定よりも強大だったジェヴォーダンの獣に襲われたヴァニタスを危機一髪で助けたのは、なぜか現れたジャンヌでした。

『ヴァニタスの手記』6巻ネタバレあらすじ解説

ヴァニタスを過激な方法で介抱したジャンヌは、彼と会うと少し動揺してしまいます。ノエは魔女に連れて行かれたと話すダンテは、ヴァニタスに何か隠し事をしている様子。一方ノエは少女、クロエに「なぜ自分の名前を知っているのか」と尋ねます。そして「彼女から聞いたのよ」と答えるクロエの後ろから、不気味な笑みを浮かべるシャルラタンが登場しました。 友人のルイを奪われたネーニアを前に、激昂し暴れ回るノエ。意識を失った彼は、ジャックが用意したご飯を美味しそうに平らげます。 クロエは過去、父に軟禁される生活を送っていました。そんな彼女の元を訪れたのが、後のルスヴン卿とジャンヌです。クロエに「あなたは吸血鬼の味方?それとも人間の味方?」と問われ、「私は吸血鬼が好きだ、それと同じように人間も好きなんだ」と話すルスヴン卿。 当時のルスヴン卿は吸血鬼と人間の和平を本気で願っており、ジャンヌはクロエを外に連れ出します。

『ヴァニタスの手記』7巻ネタバレあらすじ解説

クロエが望んで呪持ちになったと知り、ヴァニタスは彼女を突き放します。しかしノエの望みを聞き入れ、再び行動を共にすることに。ノエは狩人の聖騎士であるアストルフォと交戦します。先の戦いとは違いしっかりと攻撃していくノエは、アストルフォに吸血鬼を嫌う理由を尋ねました。過去の記憶がフラッシュバックし、錯乱しながら攻撃して来るアストルフォ。 一方クロエは自分の凄惨な運命を呪っていました。吸血鬼として狩られる立場にあった彼女は、人間から追われてしまいます。そして自分を追い詰める処刑人として現れたのは、彼女が想いを馳せていたジャンヌでした。ジャンヌの姿を見たクロエは、「疲れた」と崖から飛び降ります。しかしクロエはネーニアによって、人間達への恨みを掻き立てられていました。 ヴァニタスはクロエにヴァニタスの書を返すように言います。しかしクロエは「この部屋のどこかにある」と話し、その途方も無い本の数に立ち尽くすヴァニタス。そして世界式を改竄したクロエはジャックの真名を汚したネーニアを実存させ、首を締め上げるのでした。

『ヴァニタスの手記』8巻ネタバレあらすじ解説

ヴァニタス達はクロエを救う方法を模索し、ジャックは「僕を1人にしないでくれ」と彼女を抱きしめます。クロエはヴァニタスの書では救えず、彼女自身が変わらなければなりませんでした。そして生き延びることを選ぶクロエ。 戦いが終わり、ノエは右手を失いながらも勝利に安堵します。クロエとジャックも仲睦まじげに喧嘩を始める始末。ジャンヌもルカのもとへ帰還し、彼女に事の顛末を話しました。その様子を見てルカは不思議に思います。ジャンヌはヴァニタスを本気で好きになってしまっていたのです。 そしてドミニクはルイが死んだ日から、どうして自分ではなかったのかをずっと考えています。ミハイルの膝の上で、泣きながら過去に想いを馳せるドミニク。そんな彼女の頭をミハイルは優しく撫でます。 そしてノエを呼び出したミハイルは、彼にもう1冊の「ヴァニタスの書」を見せました。

『ヴァニタスの手記』9巻ネタバレあらすじ解説

「ヴァニタスの書」が一冊では無かったことに驚きを隠せないノエは、ドミニクを人質に取られある要求をされます。それは「ヴァニタスの血を吸うこと」でした。ミハイルはなぜヴァニタスが蒼月の吸血鬼を殺したのか知りたかったのです。その事実すら知らなかったノエをバカにしたミハイルは、まずはヴァニタスのことを教えると自身の血を差し出しました。 過去で母親を吸血鬼に殺されたミハイルは、輩に連れ去られてしまいます。そこで彼の面倒見役として選出されたのが、「ロクキュー」ことヴァニタスでした。そこから2人は想像を絶する人体実験に耐える日々を送ります。この実験の目的は「人間に蒼月の吸血鬼の血を摂取させ、ヴァニタスの書を使える『擬似蒼月の吸血鬼』を作ること」です。 遂に成功体として実験の最終段階を迎える2人。しかし突如謎の人物が乱入し博士達を皆殺しにしてしまいます。 そして彼らを助けた謎の人物こと蒼月の吸血鬼と、ヴァニタス、ミハイルは共に暮らすのでした。

『ヴァニタスの手記』ネタバレあらすじをアニメ放送前にチェック!

種族間の争いや残酷な運命が闇を生む、ダークファンタジー作品『ヴァニタスの手記』。今回はそんな本作を、全巻ネタバレあらすじ解説してきました。 ミハイルとヴァニタスの過去が明らかになり、いよいよ核に近づいて来た本作。2021年7月放送開始のTVアニメと共に、原作も見逃せません!