【300人に聞いた】「ネクスト鬼滅」に輝くのは?ヒットするアニメには共通点があった
タップできる目次
- 『鬼滅の刃』に続け!ネクストブレイクしそうなアニメ・漫画は?
- 質問1:『鬼滅の刃』がヒットした理由は?
- 理由1:鬼(敵キャラ)のストーリーにも共感できる
- 理由2:恋愛ではなく兄弟愛・家族愛がテーマ
- 理由3:簡潔に終わった・一気読みできる長さ
- 理由4:話題の連鎖・タイミングの良さ
- 鬼滅ヒットは必然だった?
- 質問2:『鬼滅の刃』の次にヒットすると思うアニメ・漫画作品は?
- 1位:『呪術廻戦』57.7%
- 2位:『東京卍リベンジャーズ』4.3%
- 3位:『チェンソーマン』3.7%
- 4位:『SPY×FAMILY』3.0%
- 5位:『僕のヒーローアカデミア』2.0%
- 「鬼滅ブーム」の次は「じゅじゅブーム」が起こるのか!?
- 「ネクスト鬼滅」に輝いたのは『呪術廻戦』!劇場版は12月24日公開
『鬼滅の刃』に続け!ネクストブレイクしそうなアニメ・漫画は?
2021年6月16日には劇場版のDVD&Blu-rayが発売され、一時は落ち着きを見せていた人気が再熱している『鬼滅の刃』。一世を風靡した神アニメの1つと言えるでしょう。 『鬼滅の刃』はなぜここまで爆発的にヒットしたのか?そして「鬼滅」の次にヒットしそうな作品はどれなのか?今回はその疑問を調査する為、鬼滅の刃ファン300名にWebアンケート調査を行いましたので、結果を発表いたします。 ※今回の調査内容をご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット「ciatr by 1Screen(https://ciatr.jp/topics/318482)」を表記いただくようお願い致します。
質問1:『鬼滅の刃』がヒットした理由は?
今回は自由回答式で集まった「鬼滅ヒットの理由」の中から特に多かった4つの理由を紹介していきます。
理由1:鬼(敵キャラ)のストーリーにも共感できる
回答理由: 「悪役にも過去の物語があり、それぞれのキラクターの良さがあるところ。」(20代) 「敵キャラにも悪人で終わらせずバックグラウンドをしっかり作ったことだと思います。」(20代) 「悪役である鬼にも、人間だったときの苦悩や弱さがあり、単なる悪で片付けられないところが深いと思います。」(40代)
理由2:恋愛ではなく兄弟愛・家族愛がテーマ
回答理由: 「兄弟愛、家族愛を感じられて感動した。敵である累も最後には家族の愛を思い出すことが出来て良かった。」(20代) 「家族愛、兄弟愛に感動します。恋愛のような駆け引きのない純粋な愛が描かれている作品だと思います。」(30代) 「外出自粛期間中に普段アニメに触れない人が視聴し、家族愛が主軸の那田蜘蛛編が大人にも刺さり家族で楽しめたからだと思います。」(30代)
理由3:簡潔に終わった・一気読みできる長さ
回答理由: 「人気絶頂のタイミングで連載を終えたため潔かった」(30代) 「エピソードをあまり引き伸ばさず、わかりやすかった」(30代) 「名残り惜しいくらいすぐ終わってしまったので、“中だるみ”せず好印象のまま終わった」(20代)
理由4:話題の連鎖・タイミングの良さ
回答理由: 「コロナで在宅になり、皆テレビを見る時間が増えた時に、ちょうど盛り上がってきたコンテンツだったから。」(30代) 「ストーリーが面白いことはもちろんですが、コロナ禍だということ、人気の中の終了、映画化、全てのタイミングが重なったためだと思います。」(40代) 「芸能界でも注目されておりハマっているアニメで度々紹介されていたことに加え、コロナによる巣ごもり、何よりも人間愛を描きながら戦い殺し合わないといけない様々なエピソードに引き込まれた。」(30代)
鬼滅ヒットは必然だった?
今回の調査によると、『鬼滅の刃』のヒットには大きく4つの要素が関係していることが分かりました。 まずひとつは「人VS鬼」というシンプルな構図を描きつつ、敵として描かれている鬼をただの悪役として終わらせていないこと。隊士だけでなく、鬼側の過去や背景も描くことで、登場している全てのキャラクターに共感できるようになっています。 次に上がった意見は、「家族愛」というテーマが描かれていたことでした。コロナ禍で家族や親しい人と過ごす機会が増えた中、純粋な家族の絆や愛情を描いた作品を観て自分たちの絆も再確認したという声が挙がりました。作品自体も子供から大人まで感動できるストーリーになっているので、家族共通のエンタメという位置付けになっているのかも知れません。 また本作は原作全23巻、アニメは現在放送している回までだと全26話とジャンプ作品としてはかなり短め。最初から最後まで綺麗な映像が楽しめることは勿論、“中だるみ”がないという点も評価されているようです。 そして最後に、様々な面で「タイミングが完璧」だったことも大きな一因でした。多くのVODサービスで配信されていたことや、映画公開時にライバルになりそうな作品が他になく観客が集中したこと、芸能界で注目され話題を呼んだことなど、作品の魅力を最大限伝える「環境」が備わっていたと言えるでしょう。
質問2:『鬼滅の刃』の次にヒットすると思うアニメ・漫画作品は?
「鬼滅」ヒットについて考えた後、次に気になるのは『鬼滅の刃』を超えていける作品があるのか、ということでしょう。そこで今回は「ネクスト鬼滅」になりうるアニメ・漫画作品を調査しました。
1位:『呪術廻戦』57.7%
回答理由: 「人間が死というものと向き合ってどう生きるのか、どう人生を過ごして行くのかということが戦いの中で描かれているので色々と考えさせられる作品だから」(10代) 「今は少し落ち着きを見せていますが、映画公開で、また人気が再燃すると思うため。」(20代) 「鬼滅が鬼退治に対し、呪術廻戦は妖怪退治。どちらも応援したくなるキャラがいることが似ているから。」(30代) 「現代の日本人が多く抱えるストレスなどが敵となって現れ、今どきの学生が立ち向かい退治してくれることでスカッとするから」(40代)
2位:『東京卍リベンジャーズ』4.3%
回答理由: 「人を大事にすることの大切さを教えてくれる作品だから。」(20代) 「ストーリーが飽きなくて面白い。続きが気になって仕方ない。」(20代) 「キャラクターがみんなそれぞれかっこいいので、アイドルみたいに推しができてきて大人気になると思います。」(20代) 「最近のおすすめアニメで、いろんな人から勧められるのと、これからの展開が楽しみだからです。」(30代)
3位:『チェンソーマン』3.7%
回答理由: 「派手なアクションとダークな話が魅力」(10代) 「ファイアパンチ、チェンソーマンと話題になり、第2部も始まるそうなので。話の展開も良い意味でブッ飛んでいると思う。」(20代) 「構図や設定がすごく、スタイリッシュだから。」(30代) 「アニメの放送が始まると大きな盛り上がりとなりそうだとおもいます」(40代)
4位:『SPY×FAMILY』3.0%
回答理由: 「どこか安心感をもって読めるし愛着がわくキャラクターが多いので、魅力的な俳優で実写化されたらヒットしそうだと思うからです。」(30代) 「キャラクターの可愛らしさというわかりやすさと国家間の諜報活動という小難しい部分があり、幅広い層に人気が出そうだなと思います。実写化などのメディアミックスもしやすそうな作品だと思います。」(30代) 「絵がかわいくストーリーも分かりやすい。すでに人気があるのでアニメ化したらヒットすると思う。」(60代)
5位:『僕のヒーローアカデミア』2.0%
回答理由: 「生徒たちの成長を見届けている気持ちになり感情移入できて素晴らしい作品だと思います。」(20代) 「キャラが多彩で好きなキャラが1つくらいは出てきそう。」(30代) 「1人1人の個性豊かな力を使いこなすバリエーションが面白い。」(30代) 「落ちこぼれの主人公デクがこれからどうやってヒーローになっていくのか、展開に目が離せません。」(30代)
「鬼滅ブーム」の次は「じゅじゅブーム」が起こるのか!?
今回のアンケートでは実に57.7%が「NEXT鬼滅」作品として『呪術廻戦』をあげました。アニメーションのクオリティ、キャラクターの奥深さ、生と死が交錯する臨場感など、確かに『鬼滅の刃』に通じる点が多い本作。 2021年12月24日からは劇場版『呪術廻戦 0』の公開も決定しているので、映画公開のタイミングで「鬼滅ブーム」ならぬ「じゅじゅブーム」が巻き起こるかも知れませんね。 第2位に選ばれたのはヤンキー×タイムリープものというこれまでにない設定が話題を呼んでいる『東京リベンジャーズ』(原作:『東京卍リベンジャーズ』)でした。北村匠海主演で実写映画の公開も決まっており、2021年6月現在アニメも放送中の本作。今回選ばれた中で唯一の『少年マガジン』作品ということもあり、ジャンプ漫画に対する下剋上という意味でも期待が募る作品です。
「ネクスト鬼滅」に輝いたのは『呪術廻戦』!劇場版は12月24日公開
今回は「鬼滅の刃がヒットした理由」「ネクスト鬼滅作品」という2つのテーマでアンケート調査を行ってきました。 ciatr編集部では他にも「鬼滅の刃で1番感動したエピソード」「実写化が成功したと思う作品」などをテーマに様々なエンタメに関する調査を実施していますので是非そちらもチェックしてみてください。 ※今回の調査内容をご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット「ciatr by 1Screen(https://ciatr.jp/topics/318482)」を表記いただくようお願い致します。