漫画『愛も憎しみも沈黙の中で』最終話までの全話ネタバレ！無料で読む方法についても解説

漫画『愛も憎しみも沈黙の中で』は、無料漫画アプリ・comicoで連載中のBL漫画です。物語は、架空の古代中華を舞台に国王とその妾になった美青年の美しく切ないラブストーリー。中国のBL小説が原作になっている作品です。 この記事では、話題のBL漫画『愛も憎しみも沈黙の中で』を全巻無料で読む方法を徹底調査！あらすじや見どころ、ネタバレも含めて紹介していきます。

戦で負け知らずの鎮北親王は、女好きのうえに凶暴な性格で、今までに何人もの妾を殺してきたという噂のある人物でした。言葉が話せない奴隷の美少年・沈玉は、主人の娘の身代わりとして親王の妾にされてしまいます。 ｢男だとバレたらきっと殺されてしまうのだろう。｣ 恐ろしい噂の絶たない親王に嫁ぐことになり、沈玉はひとり思い詰めていました。そしてついに親王との対面の時。そこに現れたのは、噂とは違い美しく整った容姿の男性でした。親王は戸惑う沈玉のことを、そのまま抱き伏せてしまいます。 男だとバレてしまった沈玉の運命は……。

鎮北親王は、戦では負け知らずで、その上女好きで凶暴な性格の持ち主として、今まで何にもの妾を殺してきたと噂されており、周囲の人たちからとても恐れられていました。 そんな親王のもとへ、主の娘の身代わりとして言葉の話せない奴隷の少年・沈玉が差し出されることになります。凶暴な性格の親王に『もし男だということがバレてしまったら…』と考え震える沈玉。しかし、実際に親王と対面すると、噂で聞いていた人物とはまるで違っていました。 容姿端麗の美しいルックスで、戸惑う沈玉のことを優しく抱き寄せるのでした。沈玉は親王から酒を飲むように指示されます。身を守る為には断ることはできないと悟った沈玉は、差し出されたお酒を飲みます。すると親王は、これで自分たちは関係を持ったと言って、沈玉を押し倒して行為におよぶのでした。

カラダを温めるために、親王と沈玉は温泉へと向かいます。その道中で、親王は沈玉に黒い布を覆いかぶせて、彼をお姫様抱っこした状態で歩いていくのでした。ようやく温泉がある屋敷へ到着すると、親王は沈玉の洋服を脱がし始めます。 この時、沈玉は何とも言いいがたいドキドキした感情に見舞われて、頬を真っ赤に染めます。すると、親王は沈玉の足の裏をくすぐり始め、思わず笑い転げてしまう沈玉。そんなひと時を楽しみながら、2人は温泉へと入り、カラダを温めました。 温泉から上がると、沈玉はいつから自分が男だと気付いていましたかと、親王に尋ね始めました。すると、親王は『初めから気づいていた』と沈玉へ伝えます。沈玉は、『なぜその時話さなかったのですか？』と言うと、親王は『その方が面白いだろ？』と答えるのでした。

大きな声が聞こえてきた部屋の先に向かう沈玉。そこには、燿帝と鎮北王が何やら激しい口調で言い合っている様子でした。彼らにバレないようにこっそりその様子をのぞき込んでいた沈玉でしたが、燿帝に気付かれてしまいます。 すると燿帝は、『本当は墓場まで持っていくつもりだったが、話してやる。母親は大理寺の監獄の中だ』と沈玉に告げました。それを聞いた沈玉は急いで大理寺へ向かうのでした。 親王も沈玉の後を追い、大理寺へ向かおうします。そんな親王へ沈玉を自分のものにできなかった燿帝は、母親の命を失う様なことがあれば、沈玉はお前を憎むだろうと負け惜しみを言うのでした。それでも親王は構わず大理寺へと向かっていくのでした。 親王が大理寺へ到着したころには、自分が指示した兵隊たちが監獄に捕らえた人々の半数以上を殺していて......。

沈玉は親王に飲ませるために渡された毒を、自分自身で飲んでしまいます。心にひっかかっていたことが、全てすっきりと済ませることのできた沈玉は、悔いのないこの人生にピリオドを打とうと、決心していたのでした。そんな時に、沈玉は扁十四との過去のやりとりを回想します。 それは、沈玉が話せなくなった大きな要因は、沈玉の目の前で父親が死ぬところを目撃してしまった後天的なもののため、治療を続けていけばいつか話せるようになるというやり取りでした。 扁十四の自分を思う気持ちにありがたさを感じていましたが、それと同時に自分が死んでしまえば、そんな心配もいらなくなると沈玉は考えてしまいます。そんな中、親王の使いから親王が沈玉のことを呼んでいると聞かされます。親王の使いに連れ、親王の元へと向かいます。 そこには、激しく沈玉に怒っている親王がいて......。

宋青（そうせい）は部下の男に起こされ、目が覚めます。部下が心配する中、ゆっくりと起き上がる宋青。昨晩大量のお酒を飲んだせいなのか、宋青の頭にひどく痛みが走ります。 すると、その部下から紅蓮（ぐれん）が『宋青の元にはもう帰らないと』伝言を残して、皇宮を去ってしまっと聞かされるのでした。それを聞いた宋青はとても驚きます。宋青と紅蓮の間には、カラダの関係を持つほどの仲で、互いにとって大切な存在だと思っていた宋青。 しかし、2人の仲がこじれてしまった原因は、宋青の幼馴染でもある濂（れん）が関わっていました。宋青は行方しらずになってしまった濂のことをいつも探していましたが、それをよく紅蓮にからかわれていたのです。 そのことに我慢できなくなった宋青は、徐々に紅蓮との仲も疎遠になっていってしまい......。

ケガをしてしまった親王を、必死になって看病する沈玉。親王は沈玉を守るために匈奴たちと戦い、大きなケガを負ってしまったのでした。そんな中、親王から自分を恨んでいないかと問われます。 沈玉は親王に両親を殺されたことや、ひどい仕打ちを受けてきたことに対して、決して憎しみの気持ちが消えてないわけではありませんでした。そのため、すぐには恨んでいないと答えることは出来ませんでした。 少し間をおいて、気持ちが整理できた沈玉は、親王へ『恨んでいる』と告げるのでした。しかし、それ以上に大きな気持ちで愛していると、本当の気持ちを伝えました。どんなにひどい状況でも、親王の事が頭から離れることはなかった沈玉。 親王を愛する気持ちは、今になっても忘れることはできなかったのでした。

北部にある屋敷で、沈玉と親王は静かに生活していました。沈玉のお腹の中の子供は、順調に大きく成長していく反面、沈玉の自由は減っていきました。そんな気持ちの下がっている寂しい状況を紛らわそうと、沈玉は扁十四や紅蓮を屋敷に呼んで、彼らと語り合うのでした。 そんな中、北部では匈奴たちが怪しい動きをしており、中々沈玉との時間を過ごせない親王。匈奴たちを倒すため、休む暇もありませんでした。そしてある夜、仕事を終えた親王は、沈玉の眠る寝室へと向かいます。 いつも先に寝てしまっている沈玉ですが、親王はその顔だけでも見たいと思っていたのです。しかし、今日は沈玉が親王のことを起きて待っていたのです。昼間に眠りすぎたため、寝付けなかったと話、親王を待っていたようです。 起きて待っていてくれた沈玉の気持ちを嬉しく思う反面、沈玉のカラダが心配な親王は......。

本作の原作は中国のBL小説です。物語の舞台も中華風の古代王朝となっていて、中国ならではの壮大な世界観が魅力です。 長編作品ということもあり、ストーリーを通して徐々に世界観の壮大なスケールが見えてきますよ。とはいえ難しい設定はほとんどないので、中華系の知識が無くても楽しめます。 また、高い作画で描かれる、服飾や装飾品の美しさも圧倒的。キャラクターはもちろん、細かい部分までこだわりの感じる美しい作画に目を奪われます。

BL作品としての見どころは、ズバリ｢究極の受け｣と｢究極の攻め｣の絶妙なバランスです。受けの沈玉は、健気で可憐で一途。まさに受けの鑑といいたくなる受けの中の受けです。 それに対して攻めの親王は、強引でわがままで残酷だけど、沈玉にだけは心を乱されてしまうキャラクター。独占欲から必要以上に酷い仕打ちをするあたり、究極のツンデレ攻めと言っていいでしょう。 読めば読むほど、濃すぎるメインキャラふたりの魅力にハマってしまうこと間違いなしですよ。

『愛も憎しみも沈黙の中で』をアプリで読めるか調査した結果、残念ながら本作はアプリで配信されていませんでした。 そのため、本作を読むなら、コミックシーモアがオススメです。今すぐ1冊分を70%OFFでお得に楽しむことができますよ！