2023年9月11日更新

ドラマ「持続可能な恋ですか?(じぞ恋)」のあらすじネタバレを最終回まで!杏花と晴太の結末は?

このページにはプロモーションが含まれています

2022年春TBS系火曜ドラマ枠で、上野樹里主演の『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』が放送されました。ヨガインストラクターの娘と辞書編纂者の父が、ダブル婚活にチャレンジするオリジナルのラブストーリーです。 上野樹里は火曜ドラマ初主演!この記事では、本作の各話あらすじやキャストを紹介してきます。

AD

【ネタバレなし】「持続可能な恋ですか?(じぞ恋)」のあらすじ

ヨガインストラクターとして働いている杏花(上野樹里)は、2年前に母が他界した際に実家へ戻り、今は父の林太郎(松重豊)と2人暮らし。インストラクターとして生徒には「心身ともに穏やかな暮らし」を提唱しているものの、実は自身はいつも何かに追われる忙しい日々を送っています。 その上、大雑把な性格のため家事も雑で、辞書編纂者で細かい性格の林太郎とはケンカが絶えません。そんな父も、家のことは妻に任せきりだったため日常生活の能力も低く、いつも杏花をイライラさせていました。 そんな時、林太郎が妻の遺品整理で離婚届を見つけたことから、第二の人生を共にするパートナーを探すことを決意。結婚願望の薄い杏花まで巻き込み、父娘のダブル婚活が始まります。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ヨガインストラクターの杏花(上野樹里)は、2年前に母・陽子(八木亜希子)を亡くしました。今は辞書編纂者の父・林太郎(松重豊)と2人暮らしをしています。杏花は優雅な生活を送っているように振舞っていますが、実際はズボラ。 しかも結婚願望もなく、ヨガインストラクターとして独立することを夢見ていました。ある日杏花は起業セミナーを受講することにし、そこで偶然晴太(田中圭)という男性と意気投合します。 受講のたびにお茶や食事に行くようになり、杏花は「結婚を前提にせずお付き合いしてもらえませんか?」と晴太に告白。実は晴太には小学校2年生になる息子がいて、シングルファーザーであることを明かします。 しかし杏花は晴太が神社でお願いしたり七夕の短冊を書いたりすること、家族の幸せを願う姿を尊敬していました。晴太は「よかったら友達になりませんか?」と、LINEを交換したのでした。

AD

ネタバレ

ある日、林太郎は突然料理をするようになります。安心して杏花が結婚が出来るようにと言う林太郎は、杏花の結婚の心配ばかり。そして陽子の三回忌が行われ、杏花は林太郎と陽子がしっかりと恋愛をして結婚したことを知ります。 家に戻ると、林太郎は陽子の遺品を整理し始めました。すると離婚届が見つかり、林太郎はショックを受けます。同じくショックを受けた杏花は、晴太に連絡。晴太は息子の虹朗(鈴木楽)の迎えに来たところでしたが、杏花と会い穏やかな時間を過ごしました。 翌日、林太郎は突然「婚活する」と言い出します。杏花の分も婚活パーティーを申し込んでいて、杏花は仕方なく向かいました。会場には、なぜか晴太の姿が……。実は晴太の会社が主催で、林太郎は司書だという明里(井川遥)という女性に惹かれます。 杏花は「やっぱり帰る!」と言い、それを止めた林太郎と言い合いになり林太郎はぎっくり腰になってしまいました。明里は自分は整形外科医だと明かし、林太郎を介抱します。杏花は林太郎の鞄から離婚届を見つけ、そこにもう1通手紙があることに気付きました。 そこには、陽子はずっと幸せだったこと、プロポーズをしたのは陽子であることなどが書かれていました。杏花は「幸せだったんだ、お母さん」と涙していると、そこに虹朗の学童の指導員・颯(磯村勇斗)がやってきます。 「杏花ちゃん!」という颯は、いきなり杏花を抱きしめます。それを見た晴太は、驚きを隠せないでいたのでした。

AD

第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

婚活パーティー中にぎっくり腰になった林太郎(松重豊)を連れて、杏花(上野樹里)は帰宅します。林太郎には再び会いたいと言う女性がいたようで、林太郎は杏花を連れて結婚相談所に向かいそのまま入会することに。仕方なく入会した杏花は、その後晴太(田中圭)とランチに行きます。 杏花は晴太に林太郎にバレないように退会したいと伝え、晴太も颯(磯村勇斗)に杏花の連絡先を教えていいか確認。すると杏花は突然、退会する前にAIが選んだ相手と一度お見合いしてみると言い出したのです。 担当編集の児玉(武田玲奈)と話している林太郎は、「サム」という単語を知ります。サムとは友達以上恋人未満の関係のことで、林太郎はすぐにメモしました。 一方颯は、晴太に杏花とは幼馴染で初恋の相手だということを打ち明けます。そして杏花は、AIでマッチングした瀬川(じろう)という男性とお見合いすることに。瀬川はとてもハイスペックな男性で、途中まで同席した晴太は後ろ髪をひかれながらその場を退席しました。 後日、杏花の教室に颯がヨガ体験にやってきます。しかし瀬川は杏花の帰りを外で待っていて、偶然杏花と颯が話しているところ、手をひいてホテル街を歩いているところを目撃してしまったのです。

AD

ネタバレ

本当はラーメン屋に行っただけで、2人は昔話に花を咲かせていました。そして杏花は晴太に電話し、やはり相談所を退会することを伝えます。 すると翌日、瀬川は杏花に騙されたと騒ぎを起こし、杏花は急いで晴太の元へ。瀬川は杏花が男と一緒にいた、本当はサクラではないかと追及し、晴太は懸命に頭を下げました。杏花は既に退会したと言った瞬間、林太郎と鉢合わせしてしまったのです。 家に戻り、杏花は林太郎に「好きな人はいるの!」と言います。林太郎は、「サムか?」と学んだばかりの言葉を突き付けました。杏花は両親みたいな夫婦になりたいとは思わないとつい言ってしまい、話の途中で仕事に向かおうとした瞬間、林太郎は再びぎっくり腰に……。 杏花は整形外科に勤める親友の鈴(清水くるみ)に連絡し林太郎を見てもらうと、その病院の医師はなんと明里(井川遥)。2人は診察をしながら、結婚について語り合ったのです。 その後、瀬川はお詫びをしに晴太の元にやってきます。杏花と晴太は会って話をしていたのですが、その時颯が電話で杏花を食事に誘いました。気を利かせた晴太は予定があると立ち去り、杏花と颯は食事へ。その頃晴太のLINEに「今度の休み、お泊りOK。安奈」と届いていました。 帰り道、抱きしめようとする颯を交わして帰宅した杏花。林太郎に昼間のことを謝り、杏花は晴太に「友達。しんどいです」と送ろうとするも消してしまいます。バスに乗った杏花は晴太を見かけ、慌てて降りました。しかし晴太のそばには、見知らぬ女性がいたのです。

AD

第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

杏花(上野樹里)は、晴太(田中圭)が見知らぬ女性とマンションに入っていくところを目撃し落ち込みます。仕事や家事をしていても、上の空状態。 一方林太郎(松重豊)は、街中で偶然颯(磯村勇斗)と再会します。颯は家が水漏れで引っ越し先を探していて、林太郎は勝手に杏花の好きな人が颯と思い込み、颯を家に連れてきました。こうして杏花と颯は、同居することになってしまったのです。 林太郎は腰の検診に行き、明里(井川遥)にお見合い予定があることを知ります。杏花も、晴太に女性のことを聞き出せずにいました。 後日、杏花は颯と家の日用品を買いに買い物へ。すると偶然晴太と虹朗(鈴木楽)にばったり会ってしまい、晴太は2人が付き合っているのかと聞きます。杏花が事情を説明すると、今度颯の引っ越しを晴太が手伝うことになってしまったのでした。 引っ越しで林太郎は虹朗の遊び相手をしていると、再び腰を痛めまてしまいます。すぐ明里に連絡したものの、今日は明里のお見合いの日でした。林太郎は動けずに横になっていると、しばらくして明里から「これから会えませんか」と連絡が……。

ネタバレ

その頃杏花たちは引っ越し作業を終え、みんなでおにぎりを作ります。そこで、杏花は見かけた女性が晴太の元妻で、同じマンションの別部屋に住んでいることを知ったのでした。 明里はお見合い相手に真剣交際を提案されたものの、猫と同居はできないことを告げられたと言います。明里は迷っていましたが、林太郎は「大事なのは心に誰が住んでいるかということでは。できれば家族である猫も一緒に住まわせてくれる方と結婚することをお勧めします」と寄り添いました。 明里は「誰かに止めてほしかったのかも」と涙を流し、林太郎は巻いていたスカーフをかけて明里が周りから見えないようにしたのです。 その後晴太は、「口だけ優しい夫はいらない」と元妻に言われたことを杏花に明かします。シングルファーザーとしての子育ての苦労なども話し、杏花は虹朗を思う晴太に「いいパパだなぁ」と感じていました。 帰り道、晴太は虹朗に「奪われても嬉しい物ってなんだ?」、「心」とクイズを出します。その夜、颯の携帯に誰かから着信があったのですが、颯は出ようとはせずーー。

AD

第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

杏花(上野樹里)はヴァネッサ(柚希礼音)から、新しいヨガスタジオのマネージメントを任せたいとオファーされます。独立を目指していた杏花ですが、プライベートの時間を取りやすいということで独立を迷い始めてしまいました。 一方林太郎(松重豊)は、明里(井川遥)が骨フェチだということを聞かされます。治療は終了しましたが、明里から「一緒にウォーキングしませんか」と誘われ、笑みがこぼれました。 杏花と晴太(田中圭)は起業セミナーで、「自分の大事なもの」を1つずつ書き出すことに。セミナーの後、杏花は晴太を食事に誘います。しかし晴太は颯(磯村勇斗)に気遣って断り、杏花のために女性起業家のロールモデルを紹介すると約束。 颯は今日も食事を用意して杏花を待っていましたが、颯の携帯には頻繁に着信が……。しかし颯は出ようとしません。 後日杏花は晴太の紹介で、パーソナルジムを営む瞳(MEGUMI)に会います。カップルジムを経営する瞳は、杏花と晴太をカップルのように指導。2人の距離が縮んだところで、杏花は晴太に「実は起業を迷っている」と明かしました。

ネタバレ

しかし晴太は、「頑張ってください」と強い言葉をかけます。晴太は杏花が夢よりもプライベートを優先しようとしていることに驚き、独立を心から応援していました。そんな気持ちから出た言葉だったのですが、自分の気持ちを分かってもらえなかったと杏花は怒ってしまいます。 夜、晴太は「自分の大事なもの」に「杏花さん」と書いたメモを見つめます。 一方林太郎は、電話に出ない颯のスマホに「お母さん」と着信履歴があるのを見てしまいました。林太郎は「一度出たほうがいい」と言うも、颯は「たまに近況報告するくらいの距離感がちょうどいい」と出ません。 杏花は「面倒でも一度頑張って…」と言いかけますが、そこで口をつぐんでしまいました。杏花はヨガ教室でも「頑張るという言葉はヨガでは使わない」と教え、「頑張る」の意味を考えていたのです。 そして最後の起業セミナーの日。晴太は先日の言動を謝罪し、杏花の気持ちを晴太なりに理解していました。すると杏花は「独立することにしました」と宣言。晴太の言葉で決めたと言い、「頑張れって言葉が悪いわけじゃない。誰にどう言うかが大切」と晴太の言葉に感謝をしていました。 別れ際、晴太は杏花を抱きしめます。しかしその姿を、颯は見てしまったのでした。

AD

第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

杏花(上野樹里)は晴太(田中圭)にハグをされたものの、何事もなかったかのように帰宅します。一方林太郎(松重豊)は、明里(井川遥)とのウォーキングで陽子(八木亜希子)のことを話しました。陽子が再婚を望む手紙を残してくれたことも話し、2人は「一緒に頑張りましょう」と再婚に向けて意気込んだのです。 杏花はヴァネッサ(柚希礼音)にマネージメントの仕事を断り、代わりにフェスの仕切りを任されることに。その後鈴(清水くるみ)とランチ行こうとすると明里と再会し、3人でランチへ。 その頃晴太は颯(磯村勇斗)から杏花を抱きしめたことを追及され、「その程度の覚悟ならやめてください」と釘を刺されてしまいます。 林太郎は次のお見合いをすることにし、陽子の服を処分するため杏花のフェスのバザーで出品することを決めます。こうしてフェス当日、林太郎はお見合いに行き、杏花はバザーで服を出店。しかし売るはずではなかった陽子のオレンジのストールが、誤って買われてしまったのです。

ネタバレ

お見合いの帰りにフェスに来た林太郎は、オレンジのストールが売れたことを聞き焦ります。明里は買われたところを見たと言い、皆で探すことに。途中林太郎は諦めかけますが、何とか美容院で購入した姉妹を見つけ取り戻すことができました。 そして林太郎は、晴太にお見合いの断りの返事を入れます。しばらくお見合いはしないと言い、林太郎は「会いたいと思える相手に会える今を大切にしたいと思いまして」と晴太に伝えました。 レッスンを終えた杏花は、もう起業セミナーで晴太に会えないことを思い晴太と以前来た丘に向かいます。すると偶然晴太もそこにいて、杏花は林太郎と陽子のことを話しました。 林太郎の前で気丈に振舞うしかなかった杏花は、当時を思い出し涙が溢れます。陽子に会いたいという杏花は泣きじゃくり、晴太は背中をさすりました。杏花は晴太に「これからも会いたいです」と本音を言い、晴太は「ひどい顔してるんで」と顔を隠す杏花にキスをしたのでした。

AD

第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

杏花(上野樹里)と晴太(田中圭)は、キスをしたのに普通に会釈をして別れたことにモヤモヤしながら過ごします。杏花は颯(磯村勇斗)の紹介で、カレー屋さんでヨガ教室を開催。終わってからランチをしていると、偶然晴太と虹朗(鈴木楽)がやってきました。 虹朗は学童のキャンプイベントに杏花を誘い、颯が杏花を好きなことを知っていて応援しようとします。虹朗も学童に好きな女の子がいて、そのキャンプで告白すると決めていたのでした。 こうして杏花はキャンプに参加。晴太は仕事で来られない予定だったのですが、仕事を終えてキャンプ場に急いでやってきました。というのも、婚活で結婚が決まったカップルがキャンプで急接近したというのを聞き、晴太は杏花と颯のことを心配し急いでやってきたのです。 その頃明里(井川遥)は婚活の相手と2回目のデート中。相手との会話に違和感を感じ、明里は林太郎(松重豊)に相談。もう一度会ってみたらと言われた明里は、再びその相手と会うことにしたのです。 すると明里はデート中のタクシーで、林太郎が出演しているラジオを耳にします。明里は婚活相手から「美人すぎる女医」と言われたことに違和感を感じていました。すると林太郎はラジオでパートナーの呼び方について、「相手に敬意を持っていたらどんな呼び方でもいいのでは?」と話します。

AD

ネタバレ

それを聞いた明里は、「美人すぎる女医というのはちょっと……」と気持ちを伝え、タクシーを降りて相手と別れたのでした。 キャンプでの肝試し。虹朗は杏花と颯の手を繋がせます。それを偶然見てしまった晴太は、複雑な気持ちに……。そして虹朗は好きな子に告白し、OKをもらいます。晴太と杏花はその様子を見ていて、虹朗を褒めました。すると虹朗は好きな子のテントで一緒に寝ると言い、杏花と晴太は2人きりに。 晴太は「結婚を前提とせず僕とお付き合いしていただけませんか?」と告白し、「ただ好きっていうだけで付き合うのはダメですか?」と正直に気持ちを伝えます。杏花も「私も」と言い、2人は手を繋いでテントで2人きりで眠ったのでした。 翌朝、颯はテントから出てくる晴太と杏花を見てしまいます。ショックを受けた颯は、帰宅してから「家族になっちゃったな……」とつぶやきました。そして杏花と林太郎、2人分のご飯を作り、「お世話になりました」と書き置きをして家を出て行ってしまったのです。

第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

颯(磯村勇斗)が出て行ってしまい、杏花(上野樹里)と林太郎(松重豊)は心配します。その頃颯はフランスにいて、友人(森崎ウィン)から仕事を紹介してもらっていました。颯からようやく連絡をもらった杏花たちは、安心します。 そして杏花はヴァネッサ(柚希礼音)に独立の件を報告。快くコンサルタントを紹介してくれると言い、現れたのは晴太(田中圭)の元妻の安奈(瀧内公美)でした。杏花は安奈とどこかで会ったことがあると感じながらも、晴太の元妻とは知らず独立の協力をしてもらうことになったのです。 杏花は晴太に、交際におけるルールを決めようと話します。晴太は何があっても虹朗(鈴木楽)ファーストで、杏花は仕事ファースト。林太郎には心配をかけないために言わない、そして結婚したくなったら終わりにするというルールを決めました。 その頃明里(井川遥)はデートの練習のためと、林太郎をデートに誘ったのです。

AD

ネタバレ

虹朗を安奈に預ける日に、杏花と晴太はデートをすることに。その頃明里と林太郎もデートをし、明里は書道展でワクワクしている林太郎を見るのが楽しかった様子。明里は徐々に、林太郎に心を動かされていました。 杏花と晴太は公園デートを満喫し、杏花は「虹朗君がいる晴太さんが好きです」と寝てしまった晴太の頬にキスをします。その後2人とも寝てしまいましたが、晴太は急遽仕事の連絡が入った安奈から虹朗を引き取ることになりました。 虹朗は杏花の家のカレーが食べたいと言い、3人でカレーを食べます。写真を撮って3人で楽しい時間を過ごし、杏花は家に帰りました。 しかし杏花は晴太の家に携帯を忘れてしまい、それを届けた晴太と会っているところを安奈が目撃。安奈は「結婚を前提にしない付き合い」の相手が杏花だと知り、「これはルール違反かな……」と呟きます。 その頃颯は、マレーシアに開業するワーケーションホテルの支配人になり人材を探していました。明里は婚活の担当者に、お見合いしたい相手が見つかったと連絡。そして教室でヨガをしている杏花の元に、安奈がやってきてーー。

第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

杏花(上野樹里)と晴太(田中圭)の交際を知った安奈(瀧内公美)は、杏花との打ち合わせでそれとなく杏花の優先順位を聞き出します。杏花は仕事ファーストな付き合いをしていると言い、安奈は「無理のない付き合いのために、無理してんじゃないのかなぁ」と呟きました。 そんな時、明里(井川遥)は林太郎(松重豊)に正式にお見合いを申し込みます。林太郎は驚きますが、明里はお見合い当日に全て話すと電話を切ってしまいました。 こうして杏花と晴太は、仕事と虹朗(鈴木楽)ファーストで付き合うことを確認。しかし安奈は晴太に再婚しても構わないと伝えますが、晴太は「それはない」と否定。 安奈は「だったら虹朗を混乱させることはしないで」と言い、仕事で3年大阪行きを提案されたことを報告します。虹朗のこともあって悩んでいる安奈は、「彼女とのこともいろいろ考えてお返事ください」と晴太に伝えました。 一方颯(磯村勇斗)は日本に帰国し、マレーシアのホテルの支配人をすることを杏花に報告します。そして杏花に指輪をプレゼントしたかと思いきや、それはスマホリングでした。その後杏花は安奈から、カーボンニュートラルパネルの会社の犬飼(倉悠貴)を紹介されます。 杏花が独立に向け忙しくなる中、林太郎はついに明里とのお見合いを迎えました。明里は自分の気持ちを恋だと伝えましたが、林太郎は驚き答えを保留としたのです。

AD

ネタバレ

ある日、虹朗が学童で熱を出してしまい晴太にお迎えの連絡が来ます。晴太はちょうど川越にいて、安奈は留守電。ルール違反と分かりつつ晴太は杏花に連絡し、杏花は犬飼との打ち合わせ中でしたがすぐに虹朗を迎えに行くと言いました。 しかし犬飼は、「成功したいなら物事の優先順位を間違えてはいけないと思う」と伝え、杏花は颯に連絡。結局颯が虹朗を病院に連れて行き、杏花も駆け付けます。颯が帰ったあと、安奈も心配し虹朗の元へ。そこでついに杏花と安奈は鉢合わせし、安奈は杏花と晴太の交際を知っていたことを謝りました。 安奈は正直に、「母親になる気がないなら中途半端に虹朗に関わらないでほしい」と伝えます。「今のとこ、この国では女性の人生良いとこ取りは難しいんだよ。私にはできなかったから」と現実を悟り、「いろいろよく考えてみてください。お願いします」と安奈は杏花に頭を下げました。 晴太は大阪の仕事を受けるように安奈に伝え、「その代わりお願いがある」と言い出したのです。 帰宅した杏花は、自分が選ぶ新しい世界とは何なのだろうと悩みます。そして林太郎に、自分の好きな人が晴太であることを打ち明けました。そんな林太郎は明里の病院に行き、「交際はお断りします」と告げます。 夜デートをした杏花は、晴太に「結婚を前提としたお付き合いをしてくれませんか」と告白。しかし晴太は、「すみません、もう終わりにしましょう」と答えたのでした。

第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

晴太(田中圭)に「終わりにしましょう」と言われた杏花(上野樹里)は、虹朗(鈴木楽)の母になることも伝えますが「それでは杏花さんが杏花さんじゃなくなる」と言われてしまいます。林太郎(松重豊)も明里(井川遥)の交際を断り、父と娘は2人とも相手のことを思って別れを決意しました。 杏花はフラれたことを颯(磯村勇斗)に報告し、安奈(瀧内公美)にも伝えます。すると杏花は明里がクリニックで倒れたと鈴(清水くるみ)から聞き、林太郎に明里の入院を知らせました。 林太郎は慌てて病院に向かい、前言撤回し明里に交際を申し込みます。しかし明里は胸のしこりの結果次第では迷惑をかけると断りますが、林太郎は「日向さんと生きていきたいんです」と言い付き合うことに。検査結果は陰性で、明里には更年期の症状が出ていてそれを聞いた林太郎はどこか安心しました。 杏花は颯と林太郎のお祝いをし、杏花は1人で生きていく決意を語ります。しかし颯は「一緒に暮らさない?」と言い突然キス。颯は晴太に対しても、「中途半端に関わらないのが優しさじゃないんですか」強気な態度を見せました。

ネタバレ

夜、林太郎は陽子(八木亜希子)との出会いを初めて杏花に語ります。若かりし頃の林太郎は、恩師に「生きていないから」という理由で辞書編纂者は無理と言われていました。 「生きることは変化していくこと」と言われた林太郎は、後輩の陽子にいきなり「結婚してくれますか?」と言われ、「はい、結婚します」と答えます。当時の陽子は交際していた人と別れていましたが、お腹には子供が……。その子供は杏花で、実は林太郎は杏花の本当の父親ではありませんでした。 驚く杏花でしたが、林太郎は「幸せだった。何にも代えられない宝物に出会えた」と涙を流し、「杏花も目一杯生きてほしい」と伝えたのです。実は林太郎は、このことを先に晴太に話していたのでした。 晴太はSNSで杏花の満月のヨガイベントを知り、仕事終わりに急いで杏花の元に向かいます。元々誘われていた颯も遅れて向かっていて、先に到着したのは颯。 颯は杏花に「俺と本当の家族になろう。家族は恋より壊れにくいよ。ずっと大切にする」とプロポーズ。晴太はちょうどその場面に出くわしてしまい、そっと引き返していったのでした。

第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

颯(磯村勇斗)は杏花(上野樹里)にプロポーズし、杏花は颯がマレーシアに行く日までに返事をすると伝えます。颯は帰りに晴太(田中圭)と鉢合わせし、晴太に「もう遅いです」と冷たい言葉を突き付けました。 一方林太郎(松重豊)と交際する明里(井川遥)は、杏花と晴太が別れたと聞いて、改めて杏花に挨拶したいと言います。杏花は自分が何を求めているか分からなくなり、もう一度だけ晴太と会うことに。そして晴太も杏花が家を出るのは颯と結婚するからだと思い込み、結局何もなく2人は別れました。 明里は沢田家にやってきて、陽子(八木亜希子)の遺影に挨拶。明里は杏花に「林太郎さんと結婚させてください」と言い、杏花も承諾。2人はこれから家族になることを約束します。 明里の帰宅後、杏花は林太郎に陽子がなぜ離婚届を持っていたかを問いました。実は結婚したときに渡されたが、林太郎は受け取らなかったそう。杏花は離婚届を母の形見としてもらうことにしました。

ネタバレ

そして杏花は、颯のプロポーズを断ります。晴太とはしばらく会っておらずそれが理由ではないと言い、颯との結婚は考えられないと気持ちを伝えました。 そして迎えた林太郎と明里の結婚式。颯は晴太にプロポーズを断られたことを明かし、林太郎の結婚式の招待状を晴太に渡します。晴太は慌てて飛び出し杏花の元へ。なんと林太郎と明里の入場の前に式場に飛び込み、杏花にプロポーズ。杏花も承諾し、会場は拍手に包まれたのでした。 1年後、杏花は海辺のレストランで晴太とカレー屋を開いてました。虹朗(鈴木楽)はパソコンで颯と会話をし、颯は彼女にフラれた虹朗に「持続可能な恋は叶わなかった恋だけ」と伝えます。その後杏花は海辺でヨガ教室を開き、深く深呼吸をしたのでした。

「持続可能な恋ですか?(じぞ恋)」のキャスト

沢田杏花役/上野樹里

主人公のヨガインストラクター・沢田杏花(さわだきょうか)を演じるのは、『テセウスの船』(2020年)以来2年ぶりのTBSドラマ出演となる上野樹里。父に巻き込まれる形で始めた婚活ですが、そのうち「誰かと共に生きること」を真剣に考えるようになっていきます。 ヨガインストラクター役ということで、彼女が教える心を癒す呼吸法やヨガ哲学も見どころの1つ。この役柄を通して、ヨガは「心もほぐれていくような感じ」だと知ったといいます。現代の結婚観が描かれる中で、杏花がどのように変わっていくのかにも注目です。

沢田林太郎役/松重豊

杏花の父・沢田林太郎(さわだりんたろう)を演じるのは、『孤独のグルメ』の井之頭五郎役で知られる松重豊。フリーで辞書の編纂をしている日本語学者で、四六時中「言葉」について考えている日本語オタクです。 口下手なのに細かい性格で、口ゲンカでは負け知らずの杏花との父娘バトルも大きな見どころ。辞書編纂者という職業については、「「今」と向き合っている姿勢みたいなものが垣間見えて」興味がある仕事だと語っていました。慣れないおしゃれやSNSに奮闘する林太郎をどのように演じてくれるのか、楽しみなところです。

東村晴太役/田中圭

バツイチのシングルファーザー・東村晴太(ひがしむらせいた)を演じるのは、『おっさんずラブ』や『あなたの番です』など話題のドラマで主演を務めてきた田中圭。 7歳の息子と2人暮らしで再婚は考えていませんが、「自分と家族に優しい働き方」を見つけようと参加した起業セミナーで杏花と出会います。ともに結婚願望の薄い2人の関係は、どのように進展していくのでしょうか?

不破颯役/磯村勇斗

杏花の幼馴染み・不破颯(ふわはやて)を演じるのは、『ヤクザと家族 The Family』や『劇場版 きのう何食べた?』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した磯村勇斗。 杏花は颯より5歳年上で、初恋の相手。晴太の息子が通う学童保育で指導員として働いており、18年ぶりに杏花と再会します。晴太を巻き込んで三角関係になっていくのが、気になるところ!

日向明里役/井川遥

林太郎が婚活パーティで出会う日向明里(ひなたあかり)を演じるのは、『半沢直樹』や『おちょやん』など注目作で主要キャストを務める井川遥。 明里は開業したクリニックが軌道に乗り、時間も経済力も余裕のある生活で満たされている46歳・独身の整形外科医。そんな今だからこそ人生のパートナー探しを始めた明里は、どんな大人の恋を見せてくれるのでしょうか。

沢田陽子役/八木亜希子

杏花の母で、林太郎の妻・沢田陽子を演じるのは、女優としても定評のあるフリーアナウンサーの八木亜希子です。結婚前は通訳として働き、結婚後は専業主婦となっていた陽子は、2年前に他界。遺品の中に陽子が離婚届を残していたため、林太郎は一念発起して婚活することになります。

MIKAKO役/ゆりやんレトリィバァ

杏花と同じヨガスタジオで働くカリスマインストラクター・MIKAKOを演じるのは、実力派の女性ピン芸人・ゆりやんレトリィバァ。スタジオ1番人気のクラスを受け持ち、フォロワー10万人を誇るインスタグラマーでもあります。

変化の多い時代 見つけたい本当の幸せのカタチとは

自由で多様な生き方が求められ、それ故に多様な愛の形も生まれている現代。目まぐるしく変化する時代で見失いつつある「自分にとっての本当の幸せ」を、本作では父娘のダブル婚活を通して「持続可能な愛のカタチ」として探っていくようです。 自分が思い描く幸せに真っ直ぐ向かっていく杏花と、第二の人生に目標を定めて婚活にチャレンジする林太郎。そんな彼らを取り巻く、価値観も結婚観もバラバラな世代の人たちの「幸せのカタチ」にも注目していきたいですね。

TBSドラマを数多く手掛ける吉澤智子のオリジナル脚本

初めて恋をした日に読む話
(C)持田あき/集英社・TBS・K-Factory

本作の脚本を務めるのは、『ダメな私に恋してください』(2016年)や『あなたのことはそれほど』(2017年)、『初めて恋をした日に読む話』(2019年)など数々のTBS火曜ドラマを手がけてきた吉澤智子。 コメディからサスペンスまで幅広いジャンルを手がけ、特にハートウォーミングでありつつもブラックな要素を持つコメディを得意としています。記者として働いてきた経験を活かし、リアルな現実社会を切り取る手腕も。今作はオリジナルの脚本として執筆されています。

TBS火曜10時枠はヒット作連発!「持続可能な恋ですか?」にも期待

逃げるは恥だが役に立つ

TBS系火曜ドラマ枠では、これまで『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)や『私の家政夫ナギサさん』(2020年)など数々のヒットドラマが放送されてきました。傾向としてはラブストーリーが多く、『恋はつづくよどこまでも』(2020年)や『婚姻届に判を捺しただけですが』(2021年)といったヒット作も生み出しています。

ドラマ「持続可能な恋ですか?」の各話あらすじをネタバレありで紹介!主演キャストは上野樹里

「誰かと共に生きる」ことの意味を探るダブル婚活ラブストーリー『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』は、2022年4月から毎週火曜に放送されました。 上野樹里と松重豊の新しい父娘コンビがそれぞれの幸せを掴むために奔走します。