2023年12月8日更新

月9「女神(テミス)の教室」の最終回ネタバレ・全話あらすじ!嫌がらせの犯人は?

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【ネタバレなし】「女神(テミス)の教室」あらすじ

ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』はロースクールを舞台に、北川景子演じる新米教師の柊木雫と彼女を取り巻く人々が価値観をぶつけ合い、法曹界の在り方を問うリーガル×ヒューマン×サスペンス作品です。 東京地裁の刑事部裁判官として活躍していた柊木雫(北川景子)は、ある日裁判所の所長に命じられ実務家教員としてロースクールへ派遣されることに。ロースクールで柊木が出会うのは、5人の生徒たち。彼女がロースクールで目の当たりにしたのは、「司法試験合格」のみを目指した学校や生徒たちの現状でした。 裁判官時代「人を知らなければいい法律家にはなれない」を信念に職務を全うしていた柊は、生徒たちに「まずは人を知ること、知ろうとすることが大切」という信念を教え込みます。教科書には決して載っていない「気づき」を柊木から与えられる未来の法曹界を担う生徒たちは、これからどのように成長していくのでしょうか。 新米教師・柊による、不足していた「人」を知るための授業が今始まります。

「テミス」ってどういう意味?

本作のタイトルに使用されている「テミス」という言葉は、ギリシャ神話に登場する女神・テミスが由来。 「テミス」はギリシャ語で「不動、安固」「自然の法則」などの意味があり、その意味が転じて「掟(おきて)」「法」を指すようになったことから、「法の女神」と呼ばれるようになりました。

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第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

東京地方裁判所で裁判官をしている雫(北川景子)は、突然青南大学法科大学院へ出向を命じられます。張り切って教壇に立った雫でしたが、いきなり学生の照井(南沙良)から「司法試験に関係ない話は結構です」と冷たく論破されてしまいました。 廊下には学生たちの成績順が張り出されています。どうやら、藍井(山田裕貴)という教員が考えた方法で、この法科大学院からの司法試験合格者は全て藍井ゼミの学生とのこと。雫は藍井の授業を見学し、藍井の司法試験に受かるためだけの効率主義な考えた方に驚いたのでした。 そして学院長の守宮(及川光博)の提案で、雫と藍井は学生たちと模擬裁判をすることに。

ネタバレ

優秀な照井と真中(高橋文哉)は藍井の検察側に、成績下位の桐矢(前田旺志郎)、水沢(前田拳太郎)、天野(河村花)は雫の弁護側につきました。事件は主婦Xが、夫をアイスピックで殺害したというもの。Xは夫からDVを受けており、正当防衛が成立するかが焦点となります。 桐矢たちは悪戦苦闘するも、徐々に被告人の気持ちになって事件と向き合いました。そして模擬裁判当日、検察側はもちろんDVを理由にXが夫を殺害したと発言。一方弁護側は、なんとXは殺人を犯しておらず、知人Bという男性が犯人ではないかと無罪を主張し始めたのです。 天野は、Xと夫が事件前日に映画を見に行っていたことがおかしいと証言。照井は「そんな妄想に付き合いきれない!」と怒りますが、雫は「実際の裁判ではよくあること」と一蹴。こうしてXは無罪となり弁護側が勝利しましたが、雫は模擬裁判の体を成していなかったと軽く注意されてしまいました。 雫は5人の学生を連れ、弁護士の安藤(佐藤仁美)の元へ。被告は皆自分を守るために嘘をつく、弁護士はそれでも寄り添っていかなければならないことを教えたのでした。 そして雫は、自分が青南の法科大学院卒であることを明かします。その後雫は、卒業生で司法試験合格を目指す田辺(田村健太郎)が倒れているのを発見したのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

救急車で運ばれた田辺(田村健太郎)は、疲労とストレスが原因で倒れたとのこと。退院後、田舎へ帰ってしまいました。 雫(北川景子)に対して藍井(山田裕貴)は、このままでは成績のよくない桐矢(前田旺志郎)、水沢(前田拳太郎)、天野(河村花)も、田辺の二の舞になると告げます。 そんな水沢は、学費のために夕方からはアルバイト生活を送ります。一方雫は生徒たちに志望動機書を配り、将来何を目指しているのかを記入し提出を求めました。その後実務演習の時間に、「銭湯とタトゥーの客」についての課題を出します。 タトゥーを入れた男性xが、銭湯で入店を拒否されます。xは無理に入ろうとし、店主に押されて左手首を捻挫。xは治療費と慰謝料で一千万円を店主に請求したという事案です。 照井(南沙良)と真中(高橋文哉)は、請求金額が多すぎてそもそもxからの依頼を受けるべきではないと言い出しました。

ネタバレ

結局その場で結論はまとまらず、翌週に持ち越しに。そんな時真中は、水沢がタトゥーを入れた男性にお金を渡している姿を目撃します。真中は付き合う友達は選んだ方がいいと言い、それにカッとなった水沢は真中の胸ぐらを掴んでしまいます。 翌週の実務演習で、照井は治療費30万、慰謝料10万が妥当と事前に水沢以外で結論を出していました。しかし雫は、「憲法13条に個人が尊重されると書かれているから、人は思っていることを口に出していい」と伝えます。 翌日、水沢は照井たち4人を呼び出してもう一度実務演習を内容を検討したいと提案。水沢はバイトをしていること、タトゥーを入れた友達にお金を借りて返していたことを説明。 こうして5人は請求額は40万円、しかし過去の判例を持ち出して、タトゥーだけでは入店拒否の理由にはならないから店側も工夫すべきという結論を出しました。 里崎(小堺一機)や藍井は、司法試験にこんな問題は出ないと呆れますが、桐矢は検察官、水沢は弁護士と志望動機書に記入し、天野も弁護士の父親に学校を続けたいと自分の気持ちを伝えられるようになりました。 しかし真中は3年で司法試験を受けるため、学園長・守宮(及川光博)に気に入られるためだけに真面目に取り組むふりをしていたのです。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

雫(北川景子)は、刑事の風見(尾上松也)と食事へ。風見は雫に、自分が担当した女子高生の強制わいせつ事件で、容疑者の塾講師が無罪になったことについて意見を求めましたが、雫は実際に裁判を見ていないからと意見を控えます。 翌日雫は実務演習の授業で、黙秘権について肯定派と否定派に分かれてディベートすることを提案。 真中(高橋文哉)、水沢(前田拳太郎)、天野(河村花)が肯定派、照井(南沙良)と桐矢(前田旺志郎)が否定派でディベートが進められました。すると照井は珍しく、「黙秘権は行き過ぎた加害者擁護」と声を荒げたのです。 勝敗を決める藍井(山田裕貴)は否定派を勝ちとしたものの、感情的な発言に釘を刺します。翌週は肯定派と否定派が逆になってディベートを行うことに。 その後照井が検察官志望だと知った桐矢は、照井を無理やり誘い雫とともに雫の同期検事・横溝(宮野真守)の裁判の見学に行きます。

ネタバレ

横溝は照井と桐矢に、検事と弁護士は敵であり味方であると伝えます。そして迎えた2回目のディベート。真中は1人で、被害者のために黙秘権は必要ないと訴えますが桐矢は反発。 実は裁判見学のあと、照井と桐矢は意見をまとめていました。そして桐矢は、「黙秘権が必要ないというのは、無能な法律家の言い訳に過ぎない!」と強く訴えます。 藍井の判決は、肯定派の勝利。雫も黙秘権は必要だと考えを表し、藍井も雫の意見に同意。その後雫が「何か悩みがあったらいつでも来てほしい」と生徒たちに伝えたところ、なんと照井は「実務演習授業を辞めます」と宣言したのです。 その後藍井は急に、「来週藍井ゼミの選抜テストを行う」と発表したのでした。

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第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

藍井(山田裕貴)ゼミの選抜テストが始まる中、雫(北川景子)は実務演習の授業で新たな課題を出します。それは、とび職Aが建設会社Bから依頼を受け仕事をしていましたが、Aは仕事中に落下し1ヶ月後に急死。Bが転落防止ネットを設置しなかったとして、Aの親族が訴えたという事例です。 この頃真中(高橋文哉)は、友人たちが大手企業で仕事に打ち込む姿を見たり、妹が自分が落ちた外資系企業から内定をもらったりと複雑な心境。 藍井の選抜テストでも集中できず、つい水沢(前田拳太郎)、天野(河村花)、桐矢(前田旺志郎)に向かって「君たちとはレベルが違うんだ!」と発言。 水沢は、真中が笑顔を取り繕っていることを見透かし、2人は険悪に……。

ネタバレ

雫はこの状況を見て、今回の課題でも模擬裁判を行うことに。水沢、桐矢がAの原告側、真中、天野がBの被告側になって裁判をします。 真中は会社の立場になって事例を考える天野を見て、B社にも社員がたくさんいることに気づきました。そして真中は雫に、裁判に勝つ以外の弁護士の必要性を考えるよう、言われたのです。 模擬裁判当日。裁判長は里崎(小堺一機)が務めます。原告側は1億8000万円の損害賠償を求め、天野はAがすぐに病院に行かなかったことを追及。しかし、状況は原告側有利でした。すると、真中は突然「裁判の中断を要求します。和解を提案します」と発言。 真中は勝つだけではなく、依頼人の為に出来ることを考えました。結果、7000万円をBが支払うことで和解。 この事例は、5年経った現在も解決していないとのこと。真中は周りを見返すために企業法務の弁護士を目指していましたが、今回のことで人に寄り添う弁護士になりたいと感じました。そんな時、学校の入り口には何やら紙袋が置かれていて……。

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第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

真中(高橋文哉)や天野(河村花)、桐矢(前田旺志郎)たちは、最近起こっている嫌がらせについて雫(北川景子)に相談します。しかも全て鳥にちなんだ悪戯で、雫は学生たちが勉強に集中できるようこの件を調査することに。 一方照井(南沙良)は、他の生徒が痴漢に遭ったという話を聞いて過呼吸を起こしてしまいます。そんな照井も、本の中にモズの写真を入れられていたことがあり、真中たちに報告。そんな時、雫は男性Xが小学生を盗撮しXはそれでも盗撮を辞めなかったことから逮捕された事案を課題として出します。 刑法では盗撮は犯罪ではなく、Xにはどのような弁護が必要か真中たちは話し合います。そして真中と桐矢は、照井を心配し一緒に帰ることに。しかし翌日、照井は再び痴漢の話を聞いて自分で犯人を捕まえると電車に向かったのです。

ネタバレ

照井は電車に乗ろうとしますが、痴漢されたことが蘇り電車には乗れませんでした。そんな照井の元に雫が駆け寄り、「法律は生きているんだよ。あなたは1人じゃない」と声をかけます。 照井は皆に心配かけたことを謝り、実務演習の授業に戻ることを決意。Xの事案について、生徒たちはXは不起訴が妥当とし、Xにカメラを持たせないなど盗撮ができないような工夫をすることも大切とまとめました。藍井(山田裕貴)も、「再犯を防ぐ意味でこの結論は正しい」と告げます。 雫は生徒たちの嫌がらせを風見(尾上松也)に相談。しかしこの嫌がらせは法律ギリギリのラインで、法に詳しい人物が犯人ではと予想します。そして藍井ゼミ選抜テストの結果、照井と天野の入塾が決定。本来は10名の枠なのに、藍井は今年は5名しか合格者を出しませんでした。 翌日、crowというアカウントが生徒たちを狙っていると分かり、crowのSNSには雫が写った写真が……。風見は雫に「狙われているのはあなたかも」と告げ、そんな雫の背後には怪しい人物が近づいていたのでした。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

雫(北川景子)の背後には誰もいませんでしたが、荷物の中にはカラスの羽が入れられていました。雫は風見(尾上松也)に報告し、風見はcrowの正体を探すことに。 一方真中(高橋文哉)は藍井(山田裕貴)ゼミに落ちてショックを受けていたものの、桐矢(前田旺志郎)や水沢(前田拳太郎)と飲み会をして徐々に前向きになります。 雫は落ち込む生徒たちのために、自分で藍井ゼミのテスト問題を解き、生徒1人1人の答案にコメントを書き加えて返却。藍井ゼミのテストは実際の司法試験より難しいことを、雫は生徒たちに示し自信を取り戻させたのでした。

ネタバレ

そして風見は、crowの正体を突き止めます。crowは津山(安井順平)という男で、5年前雫の裁判で5年の懲役刑が科された人物。津山は服役中にずっと法律の勉強をしており、法に触れない嫌がらせを雫や生徒たちに続けてきたのです。 雫は当時の裁判で津山に、「罪を償ったら一からやり直して下さい」と告げていました。その言葉が津山の怒りを買った可能性が高く、雫は津山と会うことに。雫はその言動を謝罪し、「あなたの学んだ法律が、今はあなたを守ってくれる」と伝えます。 しかし津山の怒りは収まらず、風見も津山がボロを出すまで見張り続けると宣言。津山は「やってみろよ!」と言い残し去っていきました。 新年、真中や照井(南沙良)たちは皆で初詣に。雫や生徒たちへの嫌がらせもぴたっと止み、雫は安心していました。すると風見から雫に、「津山が死にました。自殺と思われます」と連絡が……。雫は衝撃を受けたのでした。

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第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

津山(安井順平)が自殺し、雫(北川景子)や生徒たちは大きなショックを受けます。特に桐矢(前田旺志郎)は、自分の進路を思い悩むようになっていました。 水沢(前田拳太郎)はそんな桐矢を見て、桐矢と同じく検事志望の照井(南沙良)に「励ましてほしい」と相談。しかし照井も、桐矢にかける言葉が見つかりません。 雫も実務演習の課題を藍井(山田裕貴)に頼むほど落ち込んでいましたが、安藤(佐藤仁美)や横溝(宮野真守)ら友人の支えもあり、少しずつ回復。水沢たちは悩んでいる桐矢を誘って、皆でファミレスへ。友人の支えで、雫も桐矢も前向きになっていきました。

ネタバレ

そんな中、照井は「相談がある」と雫に声をかけます。その後の実務演習の授業で、雫は「裁判の判決をAIに委ねるべきか否か」という課題を出しました。生徒たちは議論を行い、桐矢は人が人を裁くのはリスクがあるとAIの判決を推奨します。 すると照井は桐矢に、「あなたの夢はそんなもの?」と発言。生徒たちは、「人を理解するために、判決は人が行うのが望ましい」と結論を出しました。雫もこの結論に同意し、「人が責任を負うからこそ、裁判は成り立つ」とまとめます。 雫は、津山の死を痛みとして受け入れていくと宣言。雫は桐矢に対し、「怖いのは向き合っている証拠。そういう人に検事になってほしい」と寄り添います。実は照井は、桐矢のことを雫に相談していました。桐矢は仲間の温かさに、涙を流します。 次の司法試験は、照井だけが受験することに。仲間たちの応援を受け、照井はいざ司法試験会場へと向かったのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

照井(南沙良)の司法試験の結果は、不合格。そんな中、藍井(山田裕貴)は大手予備校から引き抜きの話を受けます。焦った里崎(小堺一機)は雫(北川景子)に、それとなく探りを入れるよう指示。 すると藍井は雫に、「私がここに居るのは報酬が目的。あなたのように夢や希望を持っているほうが珍しい」と一蹴しました。 雫は照井に寄り添いますが、照井はまだ青南ローに戻れない様子。そんな時、真中(高橋文哉)は妹・美羽(山口まゆ)のことを雫に相談します。美羽は入った会社で1回ミスをしただけで、仕事を回してもらえなくなったとのこと。雫は真中に、もう一度美羽とよく話し合ってみたらとアドバイスしました。

ネタバレ

雫は瞑想し、あることを思いつきます。 雫は桐矢(前田旺志郎)や照井を誘い出し、街中で数字を見たら憲法や民法の該当する法律は何かを答えるゲームをすることに。真中や天野(河村花)と交代しながら皆で街を進み、ゴールは青南ロー。このゲームのおかげで、照井は青南ローに戻ることができたのでした。 次の実務演習の授業で、雫は美羽の件を課題に出します。雫は生徒たちに「働く意味は忘れないでほしい」と伝え、真中も皆が「働く権利」について真剣に考えてくれたことに、感謝を伝えました。 その後、藍井は引き抜きの話を断ります。藍井は、「自分との真逆な同僚がおり、飽きずに済むから」と、微笑んで理由を語ったのでした。 そんな藍井が予備校のパンフレットを捨てようとした時、なんと合格者の名前の中に「津山邦彦」(安井順平)の名前があり……。そして、風見(尾上松也)は業務外で問題を起こし、停職処分を受けていたのでした。

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第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

風見(尾上松也)は、以前無罪判決を受けた松下(渡部秀)を見張っていました。それを女子生徒へのストーカーと通報され、風見は停職処分を受けてしまいます。 松下は教え子である杏奈(中村守里)への強制わいせつで逮捕されましたが、杏奈は法廷で証言する前日に自殺。松下は無罪となり、今も塾講師として生活しているのです。 藍井(山田裕貴)は、なぜ風見がこれほど過去の事件に執着するのか気になります。すると風見は、風見の妹が過去に学校の先輩から同様の被害を受け、今も入院していることを藍井と雫(北川景子)に明かしました。

ネタバレ

杏奈の事件を知った天野(河村花)たちは、実務演習の授業でこの件を取り上げてほしいと雫に頼みます。しかし授業で「疑わしきは被告人の利益に」を知った天野は、「法律が嫌いになりそう」と将来について悩むように……。 藍井は津山(安井順平)の件が気になり、調べます。すると津山の最後のSNS更新が、風見の妹が入院している病院の写真と発覚。藍井は、風見が津山の死に関連していると疑いますが、風見は「関係ありません」と去っていきました。 翌日、なんと杏奈の母親が松下への誹謗中傷のビラを配ったとして、逮捕されました。そこで雫は課外授業として、天野たちを連れて安藤(佐藤仁美)の元へ。雫は風見の頼みで、杏奈の母の弁護を安藤に依頼していました。 そこで天野は、なぜ杏奈の母が逮捕されなければならないのかと、気持ちをあらわにします。 しかし安藤は、「まずは加害者としてのあなたを救います。その後一緒に戦いましょう」と、杏奈の母に声をかけます。それを見た天野は、被害者に寄り添える弁護士になると決意しました。 夜、風見は松下を尾行します。実は風見は女子高生に松下に近づいてもらいましたが、レコーダーで録音していることがバレ、女子高生は松下から脅されてしまい……。 風見はナイフを持って松下を襲いますが、それを止めた藍井が代わりに刺されてしまったのでした。

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第10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

藍井(山田裕貴)が刺されてしまい、雫(北川景子)は急いで病院へ向かいます。藍井は一命は取り留めましたが、意識不明とのこと。 雫は藍井の研究室から、松下(渡部秀)に関する資料を見つけます。そこで雫は、捕まった風見(尾上松也)が松下と誤って藍井を刺してしまったのではと気づきました。 照井(南沙良)たちは動揺し、松下の学習塾の前でビラを配って風見について情報を集めようとします。すると、1人の女子高生が話しかけてきて……。 その女子高生・花恋(安藤美優)は、風見に頼まれて松下の性的暴行の証拠を集めようとしましたが、逆に松下の被害に遭ったことを打ち明けたのです。 その後雫と照井たち5人は、風見の元へ。黙秘を貫く風見に、花恋が辛い話を打ち明けてくれたこと、さらに栞(桜川博子)のことを話し……。栞は急に兄がお見舞いに来なくなり、不安がっていました。さらに花恋も風見の罪を軽くしようと、法律で松下と戦う決意を固めました。

ネタバレ

そして栞からの「お兄ちゃんに会いたい」という手紙を見た風見は、涙を流します。ようやく風見は、松下を殺害しようとしたこと、津山(安井順平)を自殺に見せかけて殺害したことを認めたのでした。 雫は照井たちが、風見のために自分たちで考え行動したことに感心します。そして照井は雫に、裁判官になりたいと進路希望を提出しました。藍井も無事、意識を取り戻します。 迎えた卒業式前、雫の最後の講義の日。雫は「皆は私の自慢の学生です」と伝え、藍井も職場復帰を果たします。藍井は学生たちに、「君たちの学力は確かに向上している。司法試験まであと4ヶ月。ゴールはそこではない、いい法律家になれ!」とエールを贈りました。 雫は、張り出された成績表を見つめます。なんと、照井、天野(河村花)、真中(高橋文哉)、水沢(前田拳太郎)、桐矢(前田旺志郎)の5人全員が、成績上位に入っていて……。こうして無事卒業式を迎え、雫と藍井は学生たちを送り出したのでした。

最終話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

雫(北川景子)の教え子、照井(南沙良)、天野(河村花)、真中(高橋文哉)、水沢(前田拳太郎)、桐矢(前田旺志郎)の5人が青南ローを卒業します。水沢は弁護士、真中は保険会社のインハウスローヤーになりました。しかし2人とも仕事に追われ、思い描いていた法律家になれずにいます。 天野は司法修習生として研修を受けています。照井は東京地裁の裁判官となりましたが、この2人も実務に追われ、見習い扱いを受けたりと悔しい気持ちを抱えていました。そして桐矢だけが司法試験に不合格で、今年の合格発表を待っていたのです。 そんな中守宮(及川光博)は、雫に次の法科大学院等特別委員会に出席してほしいと頼みます。ロースクールの存在意義が問われ、青南ローは生き残りが難しくなっていました。守宮は雫に、ロースクールの具体的な成果を示してほしいと期待したのです。

ネタバレ

桐矢は司法試験を終え、4人の仲間の元をそれぞれ訪ねます。しかし皆せっかく夢を叶えたのに、「忙しい」や「こんなはずじゃなかった」と愚痴をこぼし……。翌日、桐矢は照井の裁判を傍聴します。照井も「実務では効率的に数をこなす人物が評価される」と、暗い表情をしていました。 桐矢は4人を居酒屋に集めますが、桐矢だけが来ません。4人はそれぞれ愚痴を言い合った後、桐矢の元に向かいます。すると桐矢は、「4人とも全然楽しそうじゃない。贅沢なんだよ。頼むから乗り越えてくれよ!」と訴えました。 雫は藍井(山田裕貴)の助言で、ロースクールの意義を見つけます。そして特別委員会で、「法律家に最も重要なのは、人を知ろうとする姿勢です」と告げました。さらにロースクールでは素晴らしい仲間や恩師に出会え、机での勉強以外のことがロースクールでは学べると訴えたのです。 特別委員会は、ロースクールについてもう少し見守る決断をしました。水沢、真中、天野、照井も今の自分の状況で、自分のできる行動をしてみることに。そして4人は、桐矢とともに合格発表を見に行きます。 桐矢は見事合格。雫にも合格の連絡が入り、雫は藍井に桐矢の合格を伝えようとします。すると「どうせ合格でしょう。あなたが大丈夫と言っていたから」と言い、藍井は笑みを浮かべながら歩き出したのでした。

「女神(テミス)の教室」最終回はどうなる?結末を予想!

生徒たちの進路は?

実務演習の授業に参加している、5人の生徒たちの進路は注目ポイントですね。 5人の生徒たちが明らかにしている進路は、照井雪乃(南沙良)→裁判官、真中信太郎(高橋文哉)→弁護士、水沢拓磨(前田拳太郎)→弁護士、桐矢純平(前田旺志郎)→検事、天野向日葵(河村花)→弁護士。 5人の生徒たち、必ずしも全員が司法試験に合格し希望の職に就くというのは難しいかもしれません。しかし頑張っている姿を毎週見ていると、全員合格してほしいなと感じますね。

★最終回の結末が知りたい方はこちら

「女神(テミス)の教室」キャスト一覧

柊木雫役/北川景子

北川景子演じる『女神の教室~リーガル青春白書~』の主人公・柊木雫は、豊かな感受性と気さくさが魅力の新米教師。裁判官時代は職業柄、優秀かつすべて完璧にこなすタイプと思われがちでしたが、実際は完璧とは程遠いよう。 そんな柊木が、目先の「司法試験合格」しか見ていないロースクール生の教師となり、法曹界の未来をよりよくするため「人」を知るための授業を行っていく、人間味あふれる役どころです。 主演を務めるのは、映画『大河への道』(2022年)での一人二役の演技が記憶に新しい女優・北川景子。ドラマ『美少女戦士セーラームーン』(2003年)の火野レイ役で女優デビュー後、『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年)やドラマ『謎解きはディナーのあとで』(2011年)などに出演し、その美貌と役に入った迫真の演技で人々を魅了しています。

藍井仁役/山田裕貴

藍井仁は青南大学法科大学院で柊木と同僚になる、研究家教員にしてエース教員。東大法学部在学中に司法試験をパスした天才で、担当生徒も圧倒的な合格率を誇ります。 人を見て指導する柊木とは対照的に、「実力と効率」を重視して生徒を切り捨てることも……。 そんな藍井役にキャスティングされたのは、近年の活躍が目覚ましい若手実力派俳優・山田裕貴!2011年に特撮ドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』で俳優デビュー後、「HiGH&LOW」シリーズの村山良樹役や朝ドラ『なつぞら』の小畑雪次郎役で注目されました。 2023年放送の『どうする家康』では本多忠勝役に抜擢され、2度目の大河ドラマ出演を果たします。

照井雪乃役/南沙良

照井雪乃は、検察官を目指すしっかり者のロースクール生。自分にも他人にも厳しい性格ゆえに、柊木に強く反発する場面も。周りの学生からも冷たい印象を持たれている雪乃ですが、その強すぎる正義感の原因は、過去の出来事にあるようです。 そんな照井雪乃役を演じるのは、南沙良。南はモデルとしてデビュー後、映画『幼な子われらに生まれ』(2017年)、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年)、ドラマ『ドラゴン桜』(2021年)、『鎌倉殿の13人』(2022年)などに出演。その高い演技力と圧倒的な透明感で人気を集めています。

真中信太郎役/高橋文哉

ロースクール生たちのリーダー的存在である真中信太郎。コミュケーション能力が高く、学生たちや先生からも信頼の厚い信太郎ですが、内心では本当に弁護士になれるのかと焦りを抱えています。さわやかで「いい子」な印象が強い反面、何を考えているか読めない、暗い一面も。 真中信太郎を演じるのは、『仮面ライダーゼロワン』(2019年)で俳優デビューを飾った高橋文哉。その後、ドラマ『最愛』(2021年)、『ドクターホワイト』(2022年)などにも出演。 『君の花になる』(2022年)では、ドラマのストーリーと並行し、アイドルグループ「8loom」として実際にデビューを果たしました。高い演技力はさることながら、マルチな活躍を見せる、いま最も注目される俳優のひとりです。

桐矢純平役/前田旺志郎

前田旺志郎演じる桐矢純平は、元気で明るいムードメーカー的存在。ロースクール生たちの前ではおどけた態度ですが、成績が原因で卑屈になることも。周りには明るく振舞いながらも、心の中ではさみしさを抱えているようです。

水沢拓磨役/前田拳太郎

一匹狼のクールなロースクール生・水沢拓磨を演じるのは、前田拳太郎。裕福な環境に育った学生が多い中、水沢は異なる環境で育ってきました。そんな経済的境遇の違いに周りと距離をとる一方で、家族を助けるため弁護士を志す、情に厚い一面を持っています。

天野向日葵役/河村花

河村花が演じるのは、半強制的に弁護士の道を歩まされながらも、やる気が出ず怠惰な毎日を送るロースクール生・天野向日葵。向日葵はある悩みをかかえており、ロースクールの学生としてもいまいち本気になれないでいます。しかしそれだけに、周りにただ流されないという強い心を持ちあわせている様子。

安藤麻理恵役/佐藤仁美

北川景子演じる柊木の同期・安藤麻理恵役を務めるのは、佐藤仁美。柊木とは年齢が離れていますが、ロースクール生時代から切磋琢磨した同志です。現在安藤は、小さな事務所の「マチベン」として一般民事を専門にしています。普段の物腰は柔らかですが、毒舌な一面も。

横溝太一役/宮野真守

宮野真守が演じるのは、安藤と同じく柊木と同期である検察官・横溝太一。現在は、東京地検公判部に所属しており、温厚で優しい性格は昔から変わらない様子。性格が真反対の柊木といるときは、基本的に聞き役に徹しています。

守宮清正役/及川光博

青南大学法科大学院の学院長を務めるのは、及川光博演じる守宮清正。雫とは青南大学法科大学院で学んでいた時の教え子と教員の関係で、雫の良き理解者でもあります。 優しい一面もありますが、「これは学院長命令です」と雫や藍井に指示を出す場面も。なんとか青南ローの合格率を上げたいと動いているしっかり者です。

里崎健一郎役/小堺一機

教務主任を務めるのは、小堺一機演じる里崎健一郎。とても優しく、雫や生徒たちを温かく見守っているように見えます。しかし下位ローと言われている青南の合格率には元々あまり期待しておらず、藍井などの力を借りて国からの助成金を確保することに期待しています。

風見颯役/尾上松也

警視庁捜査一課の刑事、風見颯を演じるのは尾上松也。たびたび青南ローにやってきて、ある事件を捜査している様子。その事件とは、風見が担当した人気塾講師のわいせつ事件に無罪判決が下ったというもの。この事件が今後、物語の大きなキーポイントになることでしょう。 風見が雫を巻き込み、この事件とどう向き合っていくのかが楽しみですね。

「女神(テミス)の教室」の見どころと感想を紹介!

ロースクールのメンバーの成長は必見!

ドラマでは、ロースクールの5人の生徒たちについて丁寧に描かれています。5人の生徒たちがなぜ司法試験を目指すのか、その過去にも注目ですし、なんといっても生徒たちが人として成長していく姿が必見です。雫が教員になったことが生徒たちにどのような影響を与えていくのか、生徒1人1人のこれからに注目してみていきたいですね。

吹き出し アイコン

ロースクールのみんなが、毎週見るたびに成長しているのを見るのが楽しい!バイトと勉強を両立する水沢も応援したくなるし、純粋な桐矢は何とか試験に受かってほしいと思う。一方で、いつも冷たい照井や裏がありそうな真中は、勉強はできるけれどちょっと冷たいような……。2人の成長した姿を、早く見てみたいと思います。

(40代男性)

登場人物はみんな訳アリ?過去が気になる!

登場人物たちが、それぞれ訳アリな過去を抱えているのも気になりますね。藍井はなぜそこまで司法試験のノウハウしか教えないのか、照井はなぜ検事という仕事にこだわるのか。真中も裏の顔を持っているのが気になりますし、守宮と風見が関わる塾講師わいせつ事件の詳細も注目ポイントです。 今後は、登場人物たちの過去が徐々に明らかになっていくことでしょう。1話1話、見逃せませんね。

吹き出し アイコン

登場人物たちが、みんなそれぞれ何らかの過去を抱えているのが気になります。しかし生徒たちは、雫と接するうちに自分自身と向き合い、将来について考えるようになっています。雫という存在が、訳アリな登場人物たちの変える大きな存在になるのかな~と感じ、期待ですね。

(40代女性)

脚本・プロデューサーは月9常連陣が固める!

脚本は、ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」シリーズ(2019年~)、ドラマ『ナイト・ドクター』(2021年)の大北はるかと、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」シリーズ、『競争の番人』(2022年)の神田優。 プロデュースは『競争の番人』『ナイト・ドクター』の野田悠介が務めます。主演の北川とプロデューサーの野田は『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』以来のタッグになるそう。 プロデューサーの野田は本作について「北川さんともう一度絶対にお仕事したいと思っていたので、受けてもらえて本当にうれしかった。ロースクールのリアルな日常と北川さん演じる柊木と学生たちの成長を描くリーガル青春群像劇をお楽しみに!」とコメントしました。 近年の月9作品を作り上げてきた常連陣が参加する『女神の教室~リーガル青春白書~』。本作も月9らしい仕上がりになりそうですね!

「女神(テミス)の教室」あらすじネタバレを最終回まで紹介!

2023年1月期よりドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』が放送開始。ロースクールの新米教師である主人公・柊木雫を演じる北川景子は、本作で月9初主演を果たしました。 この記事では、あらすじとネタバレを最終回まで紹介。ぜひ本記事を読んで、「女神の教室」を振り返ってみてください!