漫画『26番目の殺人』全話ネタバレあらすじ&感想!記憶喪失の殺人犯は無罪?
悪魔と言える所業を重ねた連続殺人鬼は、記憶を失っていれば果たして無実なのか。そんな思わず先が気になるテーマで物語が進む『26番目の殺人』。 今回は話題作であるそんな『26番目の殺人』のあらすじや感想を、ネタバレありで紹介していきます!
『26番目の殺人』のあらすじ【ネタバレ注意】
『26番目の殺人』は「ピッコマ」にて連載中の作品です。 とある国で起こった女性を標的とする、連続殺人事件。惨すぎる手口に警察は犯人を捕まえようと必死になりますが、中々手がかりが掴めません。 そんな中ある男が献血を受けていると、看護師が驚愕の表情を浮かべます。なんとその男の顔が、献血車に貼られているポスターと一致していたのです。 犯人逮捕に注目を集める男ですが、事態は思わぬ方向に進みーー。
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1巻(1話~9話)ネタバレ感想
ある国で巻き起こった惨すぎる連続殺人事件の犯人が、ついに逮捕されます。その犯人であるピルデュは、まったく反省の色がなく、死刑が決まっても平気な様子です。 被害者家族にも非道な発言を繰り返し、その悪知恵で刑務所内でも生き残っていく彼。しかし突如死刑の執行が決定し、さすがのピルデュも大慌てです。暴れた挙句にバナナの皮で足を滑らせ、気を失ってしまいました。目を覚ました彼は、自分が誰かわかっていない様子です。 残酷な事件を起こしてもまったく反省していないピルデュの、残虐性がよくわかる1巻でした……。
2巻(10話~18話)ネタバレ感想
なんとピルデュは記憶喪失になってしまったのです。もちろん国民もそれを信じませんが、弁護士の依頼によっておこなわれた脳検査で、科学的に記憶喪失が証明されます。 弁護士は記憶喪失だと訴えますが、検事は科学的根拠として認めないと主張します。その裁判に現れたのが、事件の被害者の父親であり脳科学の権威であるミョンハン教授でした。そして彼が、残念ながらピルデュの記憶は永遠に戻らないと証言したのです。 記憶が戻るまでの死刑執行停止が言い渡され、事実上の釈放となった彼。優しいときと悪魔なときの、ギャップが凄まじいです……!
3巻(19話~27話)ネタバレ感想
ピルデュは数年後、海辺の田舎町で「キム・ギス」と名前を変え平和に暮らしていました。 数年前ふと海辺の田舎町の崖に惹かれたピルデュは、その崖に足を運びます。そこで自分を助けてくれたのが、キムと名乗る老人でした。 キムはピルデュに、自分の息子の名前であった「キム・ギス」の名と、戸籍をあげます。そしてギスは誰からも慕われるようになり、今や村長に選ばれるほどです。そんな中彼はジウォンと名乗る女性と出会い、恋に落ちるのでした。 ジウォンが何かを企んでいるような描写もあり、ギスに過去の代償が降りかかりそうな予感です。
4巻(28話~36話)ネタバレ感想
ピルデュの死刑執行をなんとしても果たしたチェ検事は、ギスが住む町までやって来ます。そこでの暮らしぶりに驚く彼は、あることを思いつきました。チェ検事は保護観察期間が終わったピルデュでも、余罪があれば再び逮捕できると考えたのです。仲間に声をかけたチェ検事は、早速それらしい事件を洗います。 一方のギスは悪夢にうなされる日々に疲れており、精神科を受診していました。彼の診察結果を秘密で聞きにきたジウォンは、やはりギスの過去を知っているようでーー。 昔の記憶が悪夢となっているギスが、記憶を取り戻すのかが気になります!
5巻(37話~45話)ネタバレ感想
ピルデュの遠い親戚であり、彼の冤罪を主張したソヨン。彼女とジウォンは繋がっていました。 数年前のジウォンは、愛する夫と娘と暮らす幸せな女性です。しかし娘であるソヒが、無惨な方法で殺される事件が起こります。そのジウォンの夫・ヨンチョルの父であり、ソヒの祖父であるのがなんと弁護士のジャンウォンだったのです。 ジウォンはソヒを殺したのもピルデュだと考え、彼に復讐するために近づいていたのでした。それでもジウォンは今のギスに情が移っているようで、葛藤する姿が泣けます……。
6巻(46話~54話)ネタバレ感想
猫に餌をあげているギスを、ソヒの殺人事件がピルデュの仕業だと確信したチェ検事がみています。ギスの指紋を採取した彼はギスとピルデュが同一人物だと証明し、ついに逮捕状を発行させました。 一方のギスは指輪を作り、ジウォンにプロポーズをします。婚約者となった2人を、2人の子供が訪ねてきました。2人はキムの本当の息子であるギスの、子供であるとのこと。ギスはジウォンと共に2人を育て、本当の家族のように幸せに暮らそうと決意しました。 幸せいっぱいのギスに、逮捕状を持つ警察が忍び寄ります……!
55話~63話ネタバレ感想
ついに始まったギスとジウォンの結婚式。幸せそうなギスが誓いのキスのため唇を重ねようとすると、警察のサイレンが鳴ります。そしてギスはピルデュとして、逮捕状を読まれてしまうのでした。 村人は驚いたものの、ギスの人柄を信じ逃亡の手助けをします。村人に阻まれた警察は、ギスとジウォンの逃亡を許してしまうのでした。 2人は保健所の所長に助けられ、廃屋となったペンションに身を隠します。しかしチェ検事に居場所を知られてしまい、再び追い詰められてしまいました。 一緒に逃げたと思ったら意味深な言葉を口にしたりと、ジウォンの真意が読めません。
64話~72話ネタバレ感想
ペンションにやって来たのはソヨンです。彼女はトラックの荷台にギスとジウォンを隠し、自分のマンションへと連れ帰ります。パトカーのサイレンが近づいているのを察し、計画を実行できるのは今しかないとジウォンに言うソヨン。 しかしジウォンはギスを殺せず、ソヨンもジウォンの幸せを応援する決意を固めました。外にはすでに警察がおり、ギスは2人は人質だったことにして1人で逃げようとします。ジウォンがそれを追うも、そこにはやはり警察が。ジウォンは自分が残り、ギスを1人で逃す選択をしたのでした。 ついにジウォンの真意が明らかになりました!
73話~81話ネタバレ感想
ジャンウォン弁護士に匿われたギスは、1人で待機します。そこでジャンウォン弁護士とミョンハン教授が、自分たちの手でピルデュを殺すために動いていたと明かされました。 ギスは自分の姉を名乗る女性に騙され、捕まってしまいます。女性はギスを縛り、被害者たちにいくらで彼の命を買うかオークションを始めました。高値で買われたギスの命ですが、そこにジウォンが助けに来ます。 ジウォンが自分のせいで犯罪を犯した事実や、これまでの生活に疲れたギスは、海辺の町に戻りすべてを終わらせたいと考えているのでした。 ソヒの事件を公にしたチェ検事の執念が怖いです……。
82話~90話ネタバレ感想
ジウォンが初めてピルデュの顔をみたとき、冷たい眼差しを感じたと語ります。必ず復讐すると誓った彼女ですが、海辺の町でみたギスは別人でした。そしてジウォン自身の感情も共に暮らす中で、上書きされてしまったのです。記憶を失ったギスを殺せないと思った彼女は、記憶を戻すために故郷や事故現場を巡ります。 一方オークションを開催した女性も、ピルデュが殺した被害者の遺族でした。彼女は自分が迎えに行かなかったことで殺されてしまった妹を考え、復讐を決意していたのです。 恨んでいる人物がどんどんでてくる一方で、今のギスは何も知らないので不思議な気持ちに鳴ります……。
『26番目の殺人』の感想&レビュー
『26番目の殺人』は、殺人鬼が記憶を失うとこうなるのかと次が気になってしまう作品です。 読者は1巻でピルデュが、どれだけ残虐な人間だったのかをみています。その彼に大切な人を殺された遺族は、耐えられないほどピルデュを恨んでいるでしょう。 しかし作中ほとんどで描かれるギスは、何も知らない無垢な青年なのです。その絶妙なギャップのうえで、過去の代償を払う姿に何かを感じてしまいます……! ギスの記憶はおそらく戻らないと思うので、ラストがどうなるかが気になりますね!
『26番目の殺人』あらすじをネタバレ解説しました
『26番目の殺人』はドラマ化も決定している人気作です。 本記事を読んで気になった人は、ぜひドラマはもちろん原作も楽しんでみてください!