2021年3月31日更新

『虚構推理』全巻ネタバレあらすじ解説!新感覚ミステリー漫画の魅力に迫る

虚構推理 ネタバレ

SFと推理を掛け合わせた新感覚ミステリー漫画『虚構推理』。2020年1月にアニメ化もされた本作は、アニメ2期の制作も決定している2021年現在大注目の作品です。そこで本記事では『虚構推理』の最新話までのあらすじを、全巻ネタバレありで解説していきます!

目次

漫画『虚構推理』を最新話までネタバレ解説!

恋愛×伝奇×ミステリーの新感覚漫画

主人公・岩永琴子(いわながことこ)が、化物と密接に関わりながら様々な謎を解く姿を描いたミステリー漫画『虚構推理』。小説を原作とする本作ですが、コミカライズ化に加え2020年にはアニメ1期が放送、その後アニメ2期の制作も決定された作品です。 本記事ではアニメ1期で取り上げられた「鋼人七瀬編」を中心に、最新話までの事件の見どころをネタバレありで解説していきます!

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「知恵の神」琴子と「不老不死」九郎

本作の主な登場人物は「知恵の神」岩永琴子と、「不老不死」桜川九郎(さくらがわくろう)です。それぞれ琴子は12歳の頃に化物に頼まれ、九郎は祖母に「予見」の化物と「不老不死」の化物の肉を食べさせられその力を得ました。 親族のお見舞いに来ていた九郎を病院で見た琴子は一目惚れ。一方的なアプローチで渋々付き合うこととなった2人は、その力を使って様々な謎に立ち向かっていくのでした。

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【1~6巻ネタバレ解説】鋼人七瀬事件編

①顔のない怪物出現?

真倉坂市で度々起きる傷害事件や不審者事件。その被害者は「2mくらいの長い鉄骨を携えフリルの目立つ赤と黒のドレスを見に纏い、リボンを付けた顔の無い女性」だったと話していました。 そしていつしかその加害者は、不慮の事故で死を遂げたアイドル・七瀬かりんの亡霊「鋼人七瀬」では無いかと噂になります。 ときを同じくして「知恵の神」岩永琴子は、真倉坂市の怪異達から鋼人七瀬という亡霊が暴れていて困っていると助けを求められていました。 実際に鋼人七瀬と対峙した琴子は、鋼人七瀬があまりにも人が喜びそうなオカルトである点、そして鋼人七瀬が「まとめサイト」の絵と酷似している点から、想像が生み出した亡霊であると突き止めるのでした。

②九郎の秘めたる能力発覚

琴子とは別で鋼人七瀬と戦っている九郎。九郎は鋼人七瀬に頭を潰されようと死にません。それもそのはず、九郎は祖母に“予見が可能な化物”「件(くだん)」と“食べると不老不死の能力が手に入る化物”「人魚」の肉を食べさせられており、その2つの能力を所持していたのでした。 2つの効果が打ち消し合い不老では無いものの、自然治癒と近くの未来であれば手繰り寄せられる能力を有する九郎。2人はこの能力を使い、虚構で鋼人七瀬の存在を否定することで、鋼人七瀬をこの世から消す策を思いつきます。 しかしそう簡単にはいきませんでした。鋼人七瀬のまとめサイトを作り、想像の怪物を作り出していたのは、九郎と同じ能力を持つ九郎の親類・桜川立花(さくらがわりっか)だったのです。 こうして立花vs九郎・琴子の「鋼人七瀬攻略議会」が幕を開けるのでした。

③事件解決のための4つの”虚構推理”

1つ目の“虚構推理”

琴子は鋼人七瀬の存在を否定する虚構推理を4つ用意していました。 1つ目が鋼人七瀬という亡霊の皮を被った犯罪者であるという虚構推理です。鋼人七瀬は唯一寺田という刑事を殺害していました。それが元々寺田を殺すために計画されたもので、鋼人七瀬をでっち上げたトリック殺人であるという説でした。 これで元々亡霊に懐疑的だった人間を一気に取り込むことに成功する琴子でしたが、やはり立花に違う未来を手繰り寄せられ、決め手とはならない結果に終わってしまいます。

2つ目の“虚構推理”

2つ目の虚構推理は、1つ目とは打って変わって亡霊を全肯定するものでした。 それは“七瀬かりんが殺したと言われていた父は、実際はかりんの犯行に見せかけるために計画した自殺だった。” “父の死を自分の犯行のように報じられた七瀬かりんは、その反響から田舎での隠居生活を余儀なくされてしまう。心身共に疲弊したかりんは、事故で落ちてきた鉄骨に身を委ね自殺に近い形で事故死を迎えた。しかし死後の世界で父に、罠にはめたと明かされ成仏できずにいる”という推理でした。 これにより、鋼人七瀬はあくまで亡霊だと認めた上で、成仏をさせてあげる方向に舵を切ります。

3つ目の“虚構推理”

3つ目の虚構推理は、かりんの死を信じられない姉・初美を利用したものでした。 “初美はかりんの死体が本物なのか疑っていた。そんな中初美に思いを寄せた男性が、かりんの死を信じ込ませ安心させるために、鋼人七瀬の亡霊を自ら演じていた。”という推理です。 そして虚構推理は最後の本命に突入します。

4つ目の“虚構推理”

最後の虚構推理はなんと、七瀬かりんは生きているという推理です。 それは“父の事件のせいで思い悩んでいたかりんは、ある日自分と同じ背格好の女性を見つける。その女性に声をかけたかりんが女性を殺し、自分の死体として鑑定させる。そして実際に死んだ女性と入れ替わる形で、今も普通に生活をしている”というものでした。 そして琴子はまとめサイトの管理人も鋼人七瀬を演じているのも、七瀬かりんの死をより確かにするために行っている七瀬かりん本人の仕業だと言ってのけるのでした。

④事件の解決、そして物語は次の展開へ

4つの虚構推理で徐々にサイトの住人達を納得させ、遂に管理人に目を向けさせることに成功した琴子。そしてその期を見逃さずに未来を手繰り寄せた九郎は、無事に鋼人七瀬を抹消します。 6巻分をかけた鋼人七瀬編が終わり、その後『虚構推理』は短編集のような形で物語が進んでいます。ここからは、7巻以降の見どころをネタバレ紹介していきます!

【7巻見どころネタバレ】大蛇からの依頼

琴子は沼に住む大蛇から不可解なことがあったと呼び出されます。大蛇の住む沼で起こった死体遺棄事件。 その事件の犯人として捕まった谷尾葵(たにおあおい)が死体を遺棄する際に放った「ちゃんと見つけてくれれば良いのだけど」という一言が、大蛇はどうしても気になるのでした。 様々な推理をしても穴を突いて反論してくる大蛇に、細かいなと考える琴子は、1つの虚構推理を打ち出します。 それは“葵の恋人をはめて浮気相手との無理心中に見せかけた男が、葵のもとに謝りに来た。その男を殺してしまう葵だが、彼女には1つ引っかかることが。それは裏切られたと思っていた男との子供の死体を、沼に沈めてしまったことだ。こうして葵は死体を見つけた警察が、凶器を探すため沼を捜索するように仕向けたのである”というものでした。

【8巻見どころネタバレ】電撃のピノッキオ

琴子と九郎は、魚の大量死が相次いで報告される港街・渡々水にやってきました。その現象を街の人々は、孫を観光客に殺され無念の内に死んでいった爺さん・善太の祟りだと話します。そこに現れた街の名土である多恵(たえ)から、電撃を吐く人形が魚を殺しているのを見たと聞く琴子と九郎。 その「電撃のピノッキオ」を破壊すれば全てが解決すると考えるも、孫を殺した犯人を直接攻撃しないことに疑問を感じる琴子。そして琴子が導き出した結論は、“直接攻撃するのではなく、壊されることで対象を攻撃する呪詛人形では無いか”というものでした。 破壊ではなく人形を拘束した九郎と琴子が人形の表面を確認すると、そこには事故を起こした4人と多恵の名が刻まれているのでした。

【9巻見どころネタバレ】ギロチン殺人事件

イラストレーターの女性・森野小夜子はある秘密を抱えていました。そんな森野の前に現れた琴子、九郎の2人に、絵を描かせて欲しいと話しかける森野。そして森野と九郎の話題は、昨今噂になっている宮井川が義弟をギロチンで殺してしまった「ギロチン殺人事件」へと移り変わりました。 宮井川が犯行時「これで大丈夫だろう」と呟いていたこと、そして警察に「ギロチンを使ってみたかった」と嘘の供述をしていることを疑問に思ったギロチンの付喪神・三四郎からの依頼で来たと話す琴子に、森野は顔面蒼白です。 実は宮井川は昔にギロチンで父を殺してしまった森野の犯行がバレないよう、殺してしまった義弟の死体にギロチンを入れていたのでした。

【10&11巻見どころネタバレ】妖狐殺人事件

ホテルグループの会長・音無剛一に呼び出される琴子。そこで琴子は剛一から「23年前に妻である澄を、妖狐の力を借りて殺した」という告白を受けました。そして剛一は琴子に、「罪を犯しての成功はあってはならない」とした上で、自身の遺産相続優先権を賭け「『澄を殺害したのは剛一である』という事実ではない結論に、相続権のある3人の子供達を到達させる」という奇天烈な課題を科します。 結局子供達3人は課題をクリアして見せますが、琴子はそれを否定します。なぜなら琴子は元々妖狐から「自分が手を下す前に誰かに殺されていた」と告げられていたのです。 そして琴子は真犯人の名前を呼ぶのでした。

【12&13巻見どころネタバレ】雪女のジレンマ

登山の最中雪山で突如友人から崖下へ突き落とされた男・室井昌幸(むろいまさゆき)は、雪女に助けられるという衝撃の経験をします。このことは誰にも話すなと雪女に告げられ、無事帰還を果たした昌幸はその後幸せで順風満帆な生活を送っていました。 地元にある古びた一軒家で一人暮らしを始めた昌幸の前に、ソフトクリームを食べる今時の格好をした見覚えのある女性が。それがあのときの雪女だと瞬時に理解した昌幸は、彼女に話しかけます。 そして昌幸から友達だけでなく、妻にも裏切られて殺されかけたと聞いた雪女は、いつしか昌幸の家に通うようになりました。 そんなある日、元妻の殺人事件の容疑者として名前が挙がってしまう昌幸。そして雪女は昌幸の無実を証明するべく、琴子に依頼を飛ばすのでした。

【14巻見どころネタバレ】キリンの呪い

山中で何かから必死に逃げる数名の男達。そこから1人の男が逸れてしまい、相当に焦っています。仲間の名前を呼ぶ男の後ろには、巨大なキリンが。キリンに追い詰められ、男は真っ逆さまに崖下へと落ちてしまいます。そして落ちていく中、男は「キリンの祟りは本当だったんだ」と呟きました。 琴子と九郎はキリンの亡霊の話をしています。キリンが手に負えなければ、力づくで制圧するため九郎の出番だと話す琴子。 ときを同じくして警察の取調室には、堂々とした態度で椅子に座る立花の姿があるのでした

『虚構推理』主要キャラをおさらい!

岩永琴子

岩永琴子は本作の主人公であり、「知恵の神」として霊や妖怪などの化物に崇められている存在です。外見はフワッと巻いた髪型が特徴的で、低身長で少々幼児体型なこともあり、作中では度々中学生に間違えられています。 12歳の頃に自ら承諾する形で、知恵の神の座に就きました。知恵の神となる代償として、片目と片足が失くなり、一眼一足となっています。そのため琴子の右眼と左脚は、それぞれ義眼と義足です。

桜川九郎

桜川九郎は琴子の彼氏です。大学院に通う院生で、思いやりに溢れる優しい性格をしています。外見は普通の好青年で、琴子曰く「ヤギのよう」。 九郎は2種類の化物の肉を摂取したことで、「未来を操作する能力」と「不死になる能力」を手に入れました。ただし「不死になる能力」は、怪我などを瞬時に治すだけであり老化はしているため、寿命を全うすれば死ねるのでは無いかという期待も抱いています。

桜川六花

桜川立花は九郎の従姉妹です。琴子と九郎が初めて出会った病院は、九郎が立花の見舞いに来てのことでした。毛先がはねた黒髪が特徴的で体は痩せ細っていますが、非常に綺麗な女性です。 彼女も九郎と同じく桜川家の生き残りであるため、「未来を操作する能力」と「不死になる能力」を使役できます。「鋼人七瀬編」では黒幕として登場した立花ですが、その狙いは「自身の能力を消せる亡霊を生み出すこと」です。そのため立花は今後も2人の前に立ち塞がる存在となるでしょう。

『虚構推理』はまだまだ盛り上がる!2期放送が待ちきれない

謎、怪異、陰謀が交錯する異色のミステリー漫画『虚構推理』。今回はそんな『虚構推理』のネタバレあらすじを最新話まで徹底解説してきました。 アニメ1期では「鋼人七瀬編」と「ヌシの大蛇は聞いていた」のみの放送となった本作。アニメ2期ではどこまでの話が映像化されるのか、放送のときを心待ちにしましょう!

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