2023年6月6日更新

漫画『サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~』全話ネタバレあらすじ&感想!“心を読まれてしまう”少女の青春物語

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あの〜
心の声、全部ダダ漏れですが。

とある特殊な体質の持ち主を主人公とする青春漫画『サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~』。SNSでよく広告が流れてくるため、なんとなく気になっているという人も多いのではないでしょうか。 本記事ではそんな『サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~』のあらすじを全巻紹介していきます。ネタバレや感想も交えつつざっくりとストーリーを解説していくので、どんな作品か知りたい人はぜひチェックしてみてください!

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『サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~』のあらすじ【ネタバレ注意】

女子高生の海崎千景は、周囲に思考のすべてを読まれてしまう「サトラレ」という厄介な体質の持ち主です。しかし彼女は自身がサトラレであることに気付いていないため、平凡な学校生活を送っていました。 千景の日常を守っているのは、吉田透をはじめとする「サトラレ対策委員会」の面々。彼らは千景の「普通」のため日々奮闘していましたが、あるとき新人対策委員・神内甚がやってきたことで大きな変化が訪れて……!?

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あの〜
心の声、全部ダダ漏れですが。

1巻(1話〜12話)ネタバレ感想

自分の考えたことがすべて周囲に筒抜けになってしまうという特殊体質の人間「サトラレ」。彼らはIQ160超えの天才で国家の財産として扱われています。だからこそその体質を不用意に自覚し精神崩壊に至らないよう、サトラレは「サトラレ対策委員会」によって保護され、何も知らないまま生きていました。 女子高生の海崎千景は、高校生に扮した対策委員・一之瀬香と吉田透、戸叶伊助に守られながら学校生活を送っています。彼女はお世辞にも性格がいいとはいえず、かつ心の中では超毒舌で、周りのストレスは半端なさそうです。 そこに新人対策委員・神内甚も加わるのですが、彼はチャラい言動で千景に嫌われてしまいます。しかし香や透が少々過保護すぎるなか、無神経な甚が意外と千景の日常を変えていきそう……?

あの〜
心の声、全部ダダ漏れですが。

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2巻(13話〜26話)ネタバレ感想

友達になろうとして口説いたり勢いでキスしたりと、千景に対していろいろやらかしてきた甚ですが、彼のおかげで千景の世界は少しずつ広がり始めています。 そんな中、千景と甚は成り行きで学祭委員を一緒にやることに。もともと行事に参加するタイプではない千景ですが、相田というクラスメイトとも仲良くなっていて微笑ましかったです。口が悪いのは相変わらずでも、ツンデレ属性を発揮しだしているのがカワイイ……! しかしラストでは千景が“考えた”ことが原因でちょっと雲行きが怪しくなってしまい、心配です。

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心の声、全部ダダ漏れですが。

3巻(27話〜41話)ネタバレ感想

甚の活躍のおかげで、千景と相田はよりいっそう関係を深めることになりました!これまで孤立しがちだった千景がどんどん人間関係を広げていく姿にはほっこりします。 充実した学校生活を送り始める千景ですが、その一方で家庭環境は最悪。彼女は冷たい父親とふたり暮らしで、離婚して家を出ていった母親のことを恋しく思っていました。しかし話はそんなに単純ではなく、両親ともにいろいろ事情があるところが切ないです。 そんな中、千景が家出をするという事件が発生!彼女はすぐに見つけられ、甚の家に連れていかれることになります。神内家は祖母と母、長女に次女、長女の娘2人というにぎやかな女系家族で、いつもにぎやか。愛情に飢えている千景は甚のことをうらやましく思ってしまうのでした。

あの〜
心の声、全部ダダ漏れですが。

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4巻(42話〜最終話)ネタバレ感想

実は吉田の父親はサトラレで、その事実を知った直後事故に遭って以来、意識のないまま寝たきりの状態になっていました。父親は周りにずっと嘘をつかれていたことを恨んでおり、意識不明の状態でも心の中で恨むような言葉をつぶやいています。 周りのサポートもありお見舞いに行った千景は、彼の父親に対し心の中で「大好きだから嘘ついてたんだよ」と語りかけます。もちろん千景は自身がサトラレだとは気づいていないわけですが、この言葉には周りの人間も少なからず救われるのでした。 物語開始時点とはまるでちがう人間になった千景。最終話では5年後の姿も描かれていますが、サトラレだと知ったうえでしあわせに生きていることがうかがえます。

あの〜
心の声、全部ダダ漏れですが。

『サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~』の感想&レビュー

「他人の心を読める能力」ではなく、「他人に心を読まれてしまう体質」という発想の転換に驚かされました!ラストが少々駆け足気味だったので、もっと千景と仲間たちの物語を見たかったというのが正直なところではあります。 最初はただの嫌なやつだった千景が、周りとの交流を通じて成長していくのがとても良かったです。サトラレという異色な設定はあるものの、基本的には王道の青春モノとして楽しめました。

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『サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~』登場人物紹介

海崎千景

海崎千景は周囲に考えていることがすべて伝わってしまう「サトラレ」の少女。非常にすぐれた頭脳の持ち主で、全国1位の成績を誇ります。 ひねくれ者かつ毒舌で、脳内でしょっちゅう悪口を言っているため孤立しがちです。趣味が官能小説を読むことというのも、周りから避けられている原因のひとつなのかも……?しかし根は悪い子ではなく、友達思いな一面もあります。

神内甚

神内甚は千景のもとに新しくやってきた「サトラレ対策委員」。着任早々ヘマをやらかすなど危なっかしくはありますが、熱血で心優しいタイプです。 見た目はチャラチャラしていますが、いつもまっすぐで周りに対する心遣いも欠かしません。しかし千景からの第一印象は最悪で、いろいろな失敗が重なった結果「変態」呼ばわりされてしまっています。女系家族で育ち、母や姉には頭が上がらないようすです。

『サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~』あらすじをネタバレ解説しました

この記事では、『サトラレ~嘘つきたちの憂鬱~』のあらすじを全巻ネタバレ解説してきました。 サトラレの少女・千景をめぐる人間模様を描く本作。王道の青春モノで、きらきらした感情を味わうことができます!記事内で紹介した内容はほんの一部なので、作品が気になった人はぜひ実際に読んでみてくださいね。

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