漫画『ゆびさきと恋々』最新話まで全話ネタバレあらすじ＆感想！アニメの最新情報まで紹介！

『ゆびさきと恋々』は、耳の聴こえない女子大生と広い世界を旅する先輩の恋を描く作品。徐々に親密になっていくふたりのやり取りに思わずほっこりしてしまいます。 この記事では本作品の配信状況とお得に読む方法を紹介していきます。あらすじや見どころもネタバレを交えて紹介しますので、気になった人は是非お得な方法で楽しんでくださいね！

耳の聴こえない女子大生・雪は、ある日電車の中で困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けられます。 雪の女友達・りんによれば、逸臣は海外を飛び回るバックパッカーで、りんがよく行くカフェバーで働いているのだとか。りんはそこの店長・京弥に想いを寄せており、雪も逸臣に会いたかったため一緒にお店に行ってみることに。それにしても雪とりん、ものすごく仲良しなのがやり取りから伝わってきて可愛いです。 雪は勇気を出して逸臣と連絡先を交換し、彼と仲良くなっていきます。やがて自分の恋心を自覚するようになるのですが、その過程の描き方がものすごく丁寧なんです。 また雪の幼なじみである桜志は雪につっかかっていますが、手話もばっちりですし、きっと彼女を想うゆえなのでしょう。それが恋心なのかまだわからないとはいえ、いずれにせよ逸臣とぶつかる展開はありそうです。

雪と逸臣はりんと京弥と一緒に買い物に行くことに。雪は待ち合わせ場所に向かう電車の中、桜志と遭遇しあれこれ聞かれます。このときの態度から察するに、やっぱり彼は雪のことが好きなんでしょうね……。雪にまったく気付かれていないのがかわいそうです。 雪に想いを寄せているらしい桜志だけでなく、逸臣に猛アプローチを仕掛けるエマの存在もあり、四角関係の予感がします。逸臣はエマをただの女友達といってはいますが、相手が同じように考えているとはとても思えません。 ちなみにこの巻でも逸臣は雪をドキドキさせる言動ばかりとっていて、読んでいるだけのこちらも振り回されてしまいました。

ついに雪と逸臣はお互いの気持ちを伝え合い、恋人同士となります！逸臣も最初に会ったときから雪にベタ惚れだったようで、ほっと一安心です。告白までの流れが完璧すぎて、もうずっとときめきっぱなしでした……。 そんな雪のことがとにかく心配な桜志。しかし素直じゃないせいでうまく伝えられず、雪に“同情しているだけ”と誤解されてしまっているのが切ないです。 その後逸臣はカンボジア旅行へ出かけますが、雪にメッセージや写真をまめに送ってきてくれます。やがて帰国してきた彼は、雪を親友の心に会わせたいと言い出すのでした！この段階で友達に彼女を紹介するだなんて、逸臣の真剣さが伝わってきてなんだか嬉しいですね。

逸臣の親友・心は、逸臣が雪に対して向ける優しい表情に驚いているようす。そしてここでもエマの話が出てきて、やはり彼女の問題は避けては通れないでしょうね。さらに心はエマに想いを寄せているようで、少々相関図が込み入ってまいりました。 そんな中、りんが手話を覚えたいと言い出したのをきっかけに、雪と逸臣、りんと京弥の4人で「手話合宿」をすることに。りんと京弥の関係も進展して、ますます幸せムードたっぷりです！2組でダブルデートとかできたら楽しそうですよね。

桜志が雪への想いをぶちまけ、逸臣に宣戦布告をしてきました！逸臣に雪と別れろと言うなど、雪の気持ちを無視したような言動は気になるものの、彼女のことを想っているのはほんとうです。 ふたりがそんなことになっているとは知らない雪ですが、スーパーで桜志と会った際に彼のようすがいつもとちがうことには気付きました。 一方、エマは心から逸臣に彼女ができたことを聞かされます。同時に心はエマに対する想いも打ち明けるのですが、この後彼女がどう動くのか読めませんね。

6巻では逸臣が海外へよく行く理由が少しだけ明かされていました。そのすべてを教えないところがまた彼らしいですね。いつか何もかもを話してくれる日が来るのでしょうか。 そんな中、ちょっとした出来事から雪は桜志の想いに気付き始めることになります。一方でエマは心にグイグイアプローチされ、少し心が動き始めたようす。桜志はまだまだこれからですが、エマは新しい恋を始めていくのかもしれません。心にはがんばってほしいですねー！ ちなみに逸臣がナンパされている雪を助けたり、逸臣の家でふたり甘い時間を過ごしたりと、ときめき要素もたっぷり盛り込まれていました！

ラブラブなやりとりの後、なんと逸臣が雪に一緒に住まないかと提案！そして同棲をするしないにかかわらず、彼女の両親に挨拶しに行きたいとも言います。ちょっと展開が速すぎてびっくりはしましたが、逸臣、本気で雪のことを愛しているんですね……。 逸臣は自分の夢のため、大学卒業後は2年ほど海外に行くつもりでいました。卒業までの時間を少しでも一緒にいたいという想いもあって、同棲の話を出したのでしょう。これを聞き、同棲をきっかけに関係が変わってしまうのではないかと恐れていた雪も、一緒に住みたいという結論を出します。

雪と逸臣は同棲を始めるにあたって、まずは雪の両親にきちんと話をすることにします。雪の家に現れた逸臣はなんと銀髪を黒髪に戻していました！普段とのギャップに思わず胸キュンです。 コミュニケーション上手な逸臣は、雪の両親ともあっという間に打ち解けました。当然彼らは娘の雪のことを心配していましたが、逸臣の誠実さに安心したようです。無事に同棲の許可も下りてめでたしめでたし！ 同時進行で心とエマの温泉旅行についても描かれ、ふたりの関係が変化していく様子にドキドキしました。

雪の両親への挨拶も済み、次は海外にいる逸臣の両親へオンラインで挨拶する約束をした雪。 りんの協力もあり、逸臣と雪は特に問題もなく物件を借りることができました。引っ越し作業のため雪は逸臣の家に泊まることになり、初めて一緒のベッドで夜を過ごすことになります。

とあることがきっかけで桜志がバイトする焼肉屋に出向いた逸臣。ここに心が合流することになるのですが、なんと心と桜志が意気投合する予想外の展開に！2人は結局逸臣を置いて、彼らだけで飲み直してしまいます。 そんななかひとりになった逸臣は、雪に話していなかった「自身の過去」を語ることを決意。家に戻り雪と仲睦まじい時間を過ごしていきますが、そこにお隣に住むイケメンなお兄さんが登場！ その隣人はどうやら雪に興味がありそうで、しかもそのあと現れた彼の弟は逸臣のバックパッカー仲間。気になる新キャラたちの登場で、物語に大きな動きがありそうな予感です……。

とにかく絵が繊細で美しくて、眺めているだけでうっとりとしてしまいます。ストーリーもやさしくあたたかく、登場人物の心情がていねいに描かれているので感情移入しやすいです。 逸臣にまっすぐな好意を寄せる雪、雪を大切に可愛がる逸臣の関係性が尊くて、読みながらニコニコしてしまうような作品でした！付き合ってからの進展の速さからして最終回では結婚とかしてそうですね。どんな結末が描かれるにせよ、可愛いふたりをずっと見守っていきたいです。

作者の森下suuについて簡単に紹介していきます。森下suuは原作担当のマキロと作画担当のなちやんのコンビ漫画家です。 作風は純粋でピュアな恋愛が特徴で、その物語を柔らかく繊細なタッチのイラストで描いています。 『ゆびさきと恋々』を読んで森下suuの作品にもっと触れたいという人には『日々蝶々』という作品がオススメなので、是非読んでみてくださいね！

Twitter とInstagramが開設されていて、描き下ろしイラストも楽しむことができます。是非見てみてくださいね！

漫画『ゆびさきと恋々』はアニメ化が決定していて、2024年1月から放送予定です。 PVやイラスト、雪と逸臣の声優も発表されており、雪役を諸星すみれ、逸臣役を宮崎遊が担当します。PVで少しだけアニメに触れることができるのですが、優しい声色が雪と逸臣にとても合っていると感じました。 作画も大変綺麗で、今から放送が待ち遠しいですね！

この記事では『ゆびさきと恋々』のあらすじネタバレとアニメ情報を紹介してきました。 胸キュンもありほっこりもありと贅沢な本作。絵そのものが美しく、物語の世界にすっと引きこまれます。2024年1月からアニメ化も決定している本作からまだまだ目が離せませんね！