漫画『テンカウント』最終回まで全話ネタバレあらすじ&感想!潔癖症主人公×カウンセラーの濃厚BL
2023年にアニメ映画が公開予定の『テンカウント』。本作は、潔癖症の城谷が心療内科のカウンセラーである黒瀬と惹かれ合う話です。累計発行部数は280万部を超え、完結した今でも人気があります。 本記事では、そんな『テンカウント』を最終回までネタバレ込みで紹介!映画の情報も紹介しているので、ぜひチェックしてください。 『テンカウント』を読むのにおすすめのサービスはコミックシーモアです!コミックシーモアでは、70%オフクーポンを利用することで本作をどのサイトよりもお得に読むことができます!
1巻ネタバレ感想
潔癖症の主人公・城谷は、心療内科のカウンセラー・黒瀬に出会います。城谷は黒瀬と話した際、潔癖症を見抜かれた挙句「早めに治療すれば良くなる」と言われ激昂してしまいました。 激昂した城谷ですが、言われた通り心療内科に行きます。ですが、ハードルが高く入れません。そこに、黒瀬が通りかかり、喫茶店で問診することになります。 問診が終わった後、2人は10個のリストを作りました。この10個のリストを達成できれば、症状が良くなるというのです。ですが、城谷は10個目が決まりません。決まらないまま、リストを達成する日々が始まります。 黒瀬と一緒にリストをクリアしていく城谷。ですが、ある日、黒瀬から「もう会うのはやめましょう」と突き放されてしまいます。
頑張って潔癖症を克服しようしていたのに、黒瀬に突き放される城谷が可哀想……
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2巻ネタバレ感想
黒瀬に突き放された城谷は、ショックのあまり音信不通になります。会社の同僚や上司が黒瀬に連絡し、黒瀬と城谷は会うことになりました。黒瀬は城谷のことが好きになっているから突き放したと、理由を告げます。黒瀬と会えなくなることが嫌な城谷は、黒瀬の気持ちを知っても会いたいと告げました。 2人はまた会うようになるも、以前と違って徐々に距離が近づいていきます。ある日、服の上からですが、城谷は黒瀬に触れられ達してしまいました。城谷は触れられるのが嫌なのに、黒瀬のことばかり考えてしまいます。 黒瀬にその気持ちを伝えたところ、ベットに押し倒されてしまいました。城谷自身も直接触れられることを許し、今度は黒瀬と一緒に達してしまいます。
急接近する2人にドキドキさせられっぱなしです!早く結ばれてほしい!
3巻ネタバレ感想
黒瀬の家で一晩過ごした2人は、ショッピングセンターに行きます。ですが、出先で欲情してしまう城谷。再び黒瀬の自宅に戻り、2人はイチャイチャします。これでまだ付き合ってないのは、すごいですよね。 しかし、ある日、城谷は風邪をひいてしまいました。黒瀬がお見舞いに行きます。黒瀬に口を開けてと言われてなすがままの城谷。キスするのかと思いきや、黒瀬は城谷の口に飴玉入れて帰ってしまいました。 その晩、城谷は父親の夢を見ます。それは、父親と女性の情事を目撃したときのこと。このことが原因で潔癖症になったのでしょうか? その後、元気になった城谷は、黒瀬と映画を見に行きます。しかし、城谷の一言に黒瀬の嫉妬心に火がつきました。映画は中止され、黒瀬のお仕置きが始まるのです。
城谷に衝撃的な過去が発覚ですね!父親の情事している姿なんてトラウマです。
4巻ネタバレ感想
黒瀬のお仕置きの中で城谷は「お父さんごめんなさい」と呟きます。異変に気付いた黒瀬は手を止めました。城谷は黒瀬になぜこんなことをしたのかと問うと、「傷つけたくない気持ちとぐちゃぐちゃにしたい気持ちの両方がある」と言われ、怒った城谷は帰ってしまいます。 そして、城谷が潔癖症になった原因が明かされました。城谷は、父親と父親の塾に通う少女の情事を目撃してしまったのです。そして、情事を通して、自分がお父さんに恋心を抱いていたことに気づいてしまいました。それから、潔癖症になったのです。 黒瀬と会わなくなった城谷ですが、偶然にも城谷の会社のエレベーターに2人とも閉じ込められてしまいます。黒瀬に助けを求めるも、黒瀬の手にキスを要求されました。城谷は黒瀬の手にキスをして、仲直りします。
2人が仲直りして良かったです!でも、黒瀬もなんだか歪んでますね……。
5巻ネタバレ感想
黒瀬と仲直りした城谷。城谷は黒瀬に「一緒に汚れてもらいたい」と言います。黒瀬は「いつかそう言ってくれると思っていた」と告げ、2人は黒瀬の自宅に向かいました。そして、初めて体をつなげるのです。ここまで長かったですね! 5巻では、黒瀬の過去も明かされました。黒瀬は幼い頃、潔癖症の西垣という男性に誤ったことをし、西垣は失踪してしまうのです。失踪後、黒瀬は不安恐怖症の苦悩を描いた本を読み、西垣に誤ったことをしたと実感します。そして、今度はちゃんと救いたいとカウンセラーの道を歩んだのです。 体をつなげた城谷と黒瀬は、デートに行きます。デート中、黒瀬のペースに見出される城谷。しかし、2人の後方に謎の美女がいました。
せっかく幸せそうなのに迫りくる謎の美女!今後の展開が気になって仕方がありません。
6巻ネタバレ感想【最終巻】
謎の美女は城谷の父と性行していた少女・植田でした。植田は「今度は黒瀬が父親の代わりなのか」と言います。城谷は近くにあったグラスを飲み干し、「黒瀬は父の代わりではない」と断言して、その場から去ってしまいました。黒瀬が追いかけます。 城谷が落ち着くと、黒瀬が自分のコーヒーを飲んだことを指摘しました。先ほど城谷が飲んだグラスは、黒瀬のものだったのです。「回し飲みができたらキスをする」と以前に言っていた黒瀬。2人は初めてキスをします。そして、城谷は初めて自分から「好きだ」と告白しました。 気持ちが通じ合った2人ですが、黒瀬は病院を辞めてしまいます。城谷に出会ったことで、臨床心理をさらに学ぼうと思い、大学院の博士課程に進むことにしたのです。結ばれた2人は、城谷が黒瀬にしてほしい10の項目、「テンカウント」を作るのでした。
体だけでなく、ちゃんと心も結ばれて安心しました!末長く幸せになってほしいですね!
『テンカウント』の見どころ
本能と理性のせめぎ合いが生む駆け引き
『テンカウント』の見どころは、本能と理性のせめぎ合いです。 城谷は父と植田の情事を見て潔癖症になります。潔癖症になった原因は、城谷が父に欲情してしまったこと。父親に汚されたい願望があり、そんな自分に嫌悪していたのです。一方、黒瀬は西垣のことがあり、潔癖症の人を救いたいと思う一方で、城谷のことをぐちゃぐちゃにしたいと思っていました。 この2人の本能と理性のせめぎ合いが、2人の駆け引きを生んでいるといってもいいでしょう。ですが、本能に負けて結ばれたのではなく、おたがい過去に向き合って成長しました。そんな2人の関係は素敵ですね。
アニメ映画『テンカウント』2023年公開決定!
今回ご紹介した『テンカウント』ですが、2023年にアニメ映画が公開決定しています!2020年にアニメの放送が中止されたので、今回の映画化は本当に嬉しいですね。なお、公開日はまだ未定です。 声優は、城谷役を『神様はじめました』で巴衛役を務めた立花慎之介が、黒瀬役を『はたらく細胞』で白血球(好中球)役を務めた前野智昭が務めます。どちらもドラマCDの頃からそれぞれの役を務めているので、安心感がありますね。今から待ち遠しいです!
『テンカウント』あらすじをネタバレ解説しました!
本記事では、漫画『テンカウント』の最終回までネタバレ込みで紹介しました。 完結した今でも人気を誇る『テンカウント』。潔癖症の城谷がどんどん黒瀬に惹かれていく姿は、BL好きにはたまりません。過激な描写もありますし、濃厚BL作品が見たい人にはおすすめです!