漫画『光が死んだ夏』ネタバレあらすじ&最終回の結末予想!注目のアニメ化情報も
「このマンガがすごい!2023」のオトコ編で1位に輝いた『光が死んだ夏』。田舎の集落を舞台に描かれた斬新なホラーとして注目を浴び、2024年6月に放送された『アメトーーク』の「マンガ大好き芸人」の回でも紹介されるなど、その勢いが全く衰えない大人気作品です。 今回はそんな『光が死んだ夏』のあらすじをネタバレありで徹底解説!さらに、これまでの展開から結末について考察するなど、様々な角度から本作の魅力に迫っていきます。
タップできる目次
『光が死んだ夏』のアニメ化はいつ?どこで観られる?
『光が死んだ夏』は、2025年夏に日本テレビで放送がスタート。またNetflixで世界独占・ABEMAで無料独占配信も予定されています。 そしてアニメ化で最も重要となるのは、キャラクターを演じる声優陣。 ナニカと入れ替わった男子高校生・忌堂光は、『負けヒロインが多すぎる!』の温水和彦を演じた今アツい声優・梅田修一朗が担当します。さらに辻中佳紀を演じるのは、数多くのアプリゲームでキャラクターを担当している小林千晃です。
『光が死んだ夏』のあらすじ
物語の舞台となるのはどこか閉鎖的な雰囲気が漂う田舎の集落。男子高校生のよしきは幼なじみの光が、少し前に行方不明になって帰ってきて以来、別の「ナニカ」とすり替わっていることに気づきます。 よしきは以前とまったく同じに見える、けれど確実にちがう光を「ヒカル」と呼び、それでも彼とともに今まで通りの日々を送ることに。しかし平和に見える毎日の裏では、着実に何か恐ろしいものが動き始めていて……。
『光が死んだ夏』の登場人物を紹介【ネタバレ注意】
忌堂光(いんどう ひかる)

佳紀の幼馴染。頭は悪いですが、運動神経抜群で誰に対しても分け隔てなく接する優しい性格です。またお調子者でバカな一面もあり、いつも佳紀を振り回しています。 本編第1話の時点で、別の「ナニカ」と入れ替わっていることが明らかに。光ではなくヒカルとして普通に生活しており、佳紀に強く執着しています。 さらに痛みを感じることはなく、傷も瞬時に回復するという特殊能力持ち。それゆえに命の重さや痛みに鈍感です。
辻中佳紀(つじなか よしき)

光の幼馴染で親友。前髪で目元を隠しており、嘘や冗談を言うのが苦手な素直な男子高校生です。頭は良いですが、運動神経は悪くて人と関わるのが好きではありません。友達も少なく、光とは正反対のタイプ。 山で行方不明となった光を探しに行った際に、彼の死体を発見しています。そのため第1話の時点で、光が別人になっていることに気付いていました。 しかしヒカルから離れることはせず、むしろ助けようと行動を起こしています。
山岸朝子(やまぎし あさこ)

よしきとヒカルの中学からの友人。ふわふわの癖っ毛と、170cmと高めな身長が印象的な女子高生。 明るくあっけらかんとした性格をしていますが、実は霊感が強め。幼い頃から“聞こえる”体質です。そのため、ヒカルにも違和感を抱くように。直球で「あなたは誰?」とヒカルに尋ねたことで、殺されかけたこともあります。 彼女のなかでは、ヒカルは幽霊に取り憑かれていて、その幽霊はよしきを守ってくれるという認識です。
暮林理恵(くればやし りえ)

彼女は自称「ただの主婦」ですが、実は人ではないものが“視える”主婦です。よしきからヒカルの存在を感じ取って以降、よしきの相談役のような存在に。穴から出てきたあの世のケガレを戻して、小さな穴であれば閉じることができます。 彼女自身も過去に亡くなった夫がケガレとして戻ってきて、一緒に暮らしていたことがありました。2人のよき協力者となりますが、同時にヒカルにはこれ以上よしきを「混じり物」にしないよう忠告もします。
田中

村のお偉いさんからの依頼で都会からやってきた正体不明の男。民俗学者を自称していますが、とある会社に所属しており、結界を張ったりケガレを扱ったりすることが可能です。視力がほとんどなく、普段からサングラスを付けています。 彼は人の願いを叶える人知を超えた「落とし子」=ヒカルを会社に利用させないため、2人に村に災厄をもたらす「穴」を閉じる手伝いを頼みます。
『光が死んだ夏』1巻ネタバレ感想
よしきと光は同じ集落で生まれ育った幼なじみ同士。いつも一緒に過ごしてきましたが、あるとき光は山で行方不明になった後、別の「ナニカ」にすり替わられて戻ってきます。姿も態度も光そのもので、他の人間は気づいていないようでしたが、よしきにはそれがわかりました。 よしきがそう指摘すると、光は“誰にも言わんといて…”“お前のこと大好きやねん…”と涙を見せます。それを目の当たりにしたよしきは、今自分の前にいる光を「ヒカル」と呼び友達として扱うことに。 いろいろ葛藤を抱えつつも、よしきはヒカルと楽しい日々を過ごします。しかし同じ頃、村では変死体が出たり化け物が現れたりと、少しずつおかしなことが起こり始めていました。 そんな中、よしきは“人よりちょっと見える”という通りすがりの主婦から、ヒカルとこれ以上一緒にいてはいけないと忠告を受けます。その言葉を証明するように、あるときヒカルは化け物のような姿でよしきに覆いかぶさってきて……。
終始不穏な雰囲気が漂ってはいるのですが、よしきと光(ヒカル)のやり取りが軽妙でところどころクスリとしてしまいます。ヒカルの正体が一体何なのか、徐々に明かされていくのが楽しみです。
『光が死んだ夏』2巻ネタバレ感想
よしきはヒカルに襲いかかられ、その場はなんとかおさまったものの、彼の異端ぶりを改めて思い知ります。しかし後日泣きながら謝る彼を見ると、なんだか可哀想に思う気持ちが芽生えてくるのでした。そしてついには自分が彼を導いてあげようとまで考えるように。 夏祭りの日、よしきとヒカル、よしきの妹であるかおるは仲良く一緒に出かけます。かき氷を食べながら話すうち、よしきは山で光の死体を見たことをぽつりとこぼしました。彼がヒカルが光ではないことに気づいたのは、そのせいだったのです。 その後思わず泣いてしまうよしきに、ヒカルは光の代わりになれないことは承知のうえで、“おまえのこと絶対守る”と約束するのでした。 そんな中、よしきの家のお風呂場に髪の毛の塊のような妖怪が出るように。早速現場に向かい退治しようとするヒカルですが、なぜかよしきが目を離したすきに湯船に沈んでいます。慌てて彼を引き上げようとしたよしきは、何かが自分の内に入ってくる感覚を味わい……。
1巻よりホラー度が増した内容になっていました。光が山に行ったのは家に伝わる「儀式」のためだった、というような描写もあり、予想以上にいろいろと絡まり合っているようです。3巻からは登場人物も増えそうでワクワクしますね。
『光が死んだ夏』3巻ネタバレ感想
よしきの中に入り込んだ怪異を追い出し、何とか窮地を脱したヒカル。しかしその一方で、村の異変に勘付いた一部の住民が不穏な動きを見せ始めます。彼らは「田中」と呼ばれる謎の人物に、光が死んだ山の調査をさせている様子。 田中は早速山へと入り、そこで「かつて人の頭だった」という小さな生首のようなものを発見します。これは強力な魔除けになっており、もともとは光の家で管理していた物のようでした。様々な手掛かりを得た田中は、少しずつヒカルの存在に近付いていきます。 そんななか、ヒカルが自身の正体に勘付いた同級生の朝子を殺そうとする事件が発生。ショックを受けたよしきは「ヒカルをどうにかしなければ」と思い悩み、最終的に「ヒカルの正体を探り共存の道を探す」ことを決意するのでした。
思い悩んだよしきはヒカルを殺そうと考えていました。そのとき見せた表情が切なくて、今でも目に焼き付いています。
『光が死んだ夏』4巻ネタバレ感想
村の歴史を調査し始めたよしきたちは、「山に住むノウヌキ様に供物を捧げると願いを叶えてくれる」という伝承に辿り着きます。これにより、「ヒカル=ノウヌキ様」という説が浮かび上がることに。 そんななか、2人はろくろ首のような謎の怪異に遭遇します。逃亡に失敗し万事休すか……と思われたその時、かつてよしきに接触していた主婦・暮林理恵の助けが入り、窮地を脱することに成功。不思議な力を持つ彼女は、ヒカルが「ケガレ」と呼ばれる悪霊のようなものを引き寄せていると指摘します。 少しずつヒカルの正体が明らかになっていきますが、順調に見えたのはここまで。なんとよしきたちの前に、村内で暗躍していた田中が登場。彼は「ちょっと確かめさせて貰います」と告げ、ヒカルの首を刀で斬ってしまうのでした。
ヒカルの首がゴトンと落ちる衝撃のラストシーン!田中はいったい何者?どんな目的で動いているのでしょうか……。
『光が死んだ夏』5巻ネタバレ感想
ヒカルの首からあふれ出した怪異を見て、田中は不敵な笑顔を見せます。どうやら彼のバックには「あの世由来のある物」を探す企業がついており、その調査の一旦としてノウヌキ様を探っていたのです。田中は目的を達成するために一時的に村を離れ、何やら準備を開始します。 その一方で、よしきは光の家に伝わる伝承を知ることに。どうやらノウヌキ様が祟り神として恐れられるようになったきっかけは、光のいた忌堂(いんどう)家が作っていた様子。彼らは代々ノウヌキ様に捧げる首を管理していたのですが、かつての当主がそこで「危険な願い事」をしてしまったようなのです。 真実に近付いていくよしきですが、ここで大きな混乱を呼ぶ情報が舞い込みます。なんと村に戻った田中が「ヒカルはノウヌキ様ではない」と衝撃の事実を明かしたのです。
ノウヌキ様は別にいるってこと!?話がどんどん予想外の方向に……この先が気になります!
『光が死んだ夏』6巻ネタバレ感想
田中は「ノウヌキ様」は架空の神であり、ヒカルはある時点から「ノウヌキ様」として扱われはじめた成り代わりの神だと言います。その正体は人の理から外れた「異常な存在」で、田中の「会社」では「落とし子」と呼ばれているそう。 田中はこの地に広がる、あの世とつながる「穴」の封鎖をヒカルに頼みます。災厄の前兆を感じ取った暮林も合流し、ヒカルたちはクビタチ・アシドリ・ウデカリ・希望ヶ丘にある4つの穴を閉じることに。 まずは、同級生の巻が暮らすアシドリへ。足取の「這子(ほうこ)まつり」の伝承を聞き、よしきは昔は子どもが針を持って「穴」の向こう側から穴を閉じていたと推測します。 2人が「這子」を奉納する「足塚洞」に向かうと、そこには足でできた穴が開いていました。人間ではないヒカルが自ら穴の向こうに行って閉じることを提案します。
クビタチ以外もやばいのか…。足の穴もきもかったけど、巻がピンチっぽいところで終わってしまって気になる……。
『光が死んだ夏』をネタバレ考察!
光はなぜ死んだ?

村にある大きな山に入った後で行方不明となり、そのまま死んでしまった光。彼はなぜ山に向かったのか、山で何をしていたのか……。ヒカルも入れ替わる直前の記憶をなくしているため、多くの謎を残しています。 しかしストーリーが進むごとに明らかになったのは、光が山で儀式を行う必要があったこと。その儀式は、忌堂家に代々受け継がれてきたもので、後継者である光が役を任されていました。死因は事故。ただ山にいるケガレによって死んだ可能性もあります。 光は死の間際に、のちにヒカルとなる存在によしきをひとりにしないでほしいと願います。その願いを叶える形で、ヒカルは山から降りてきたのです。
忌堂家が行う儀式とは?

光が生まれた忌堂家は、代々村にある「堂」を管理する仕事を任されています。さらに忌堂家に生まれた男は、謝罪するために山に入り、もらった物をお返しする儀式を行ってきたのです。 謝罪する相手となっているのは、村で信仰されていた「ノウヌキ様」。首を捧げることで、村に幸福と安寧をもたらしたと言われています。しかし、首はその場で消えてしまうため、供養のために木彫りの首を堂に保管して管理するのが、忌堂家の役目でした。 かつて忌堂家の当主は、病死した妻・ヒチを忌堂家以外の者の首と引き換えに生き返らせるよう、ノウヌキ様に頼みます。結果、村で次々と怪死が起こったそう。 これが「忌堂家の罪」であり、忌堂家の男は約5年おきに、山に返しても戻ってきてしまう「ヒチさん」を山に返すという儀式をすることになったのです。
ノウヌキ様とはなに?

前述した通り、「ノウヌキ様」は捧げ物の代わりに村に平和と安寧をもたらしてきたと言われています。「うぬきさん」という民間信仰が元となっており、当時は過激な儀式は行われていませんでした。 しかし村人たちは苦しい生活から逃れるために、ノウヌキ様を信仰し始めます。そして捧げ物として人間の首を選び、願いを叶えてもらおうとしたのです。 ところが物事は簡単にはいかず、村の状況は一向に良くなりませんでした。そんなある日、忌堂家の人間がヒチさんを生き返らせることをノウヌキ様にお願いし、大量殺人を行います。そしてなぜかこの時だけ願いが叶ったため、本格的にノウヌキ様が信仰され始めたのです。 それ以前は一向に願いが叶っていないように、もともとのノウヌキ様は架空の神でした。
「ナニカ」に成り代わったヒカルの正体とは

ヒカルは田中いわく「落とし子」と呼ばれるあの世からごくまれに現れる、願いを叶える存在です。人の世界においては「異常な存在」で、田中の会社ではその存在を14世紀ごろから確認しているとのこと。 暮林もヒカルはケガレではなく、地獄のような強大な塊で、輪廻の外側の存在だと説明されていました。「落とし子」は、神や地獄といったケガレよりもさらに外にいる存在だと考えてよいでしょう。 長らく、よしきたちはヒカルが「ノウヌキ様」そのものだと考えていましたが、これは田中が否定しています。たまたまヒチさんの願いをした際に、落とし子が山に出現して願いを叶えたため、「ノウヌキ様」として扱われるようになったとのことでした。
よしきを思うヒカルの選択は?

ヒカルはずっと「ノウヌキ様」の代わりとして存在し、人間の姿になってから光の代わりとして存在していました。でもよしきに「光の代わりやない」と言われたことで、これまでずっとほしかった誰かの代わりじゃない自分を手に入れられたと感じたのではないでしょうか。 すべての穴を閉じきって土地に安寧が訪れたとき、光の代わりではないヒカルとしてよしきと思い出を作って、それからあの世に帰っていくと予想します。
「混ざりもの」となったよしきの末路

「混ざりもの」は魂にあの世のモノが混ざってしまった状態のこと。そうなると、この世とあの世との境界線が曖昧になって、ケガレが寄ってきてしまうそうです。侵食が進むと、おそらく人として存在していられないことが、暮林の口ぶりからもわかります。 ヒカルに自分の疎外感や孤独を重ねるよしきは、自らあの世と混じってヒカルと同じ人ではない存在になってしまうのかも。彼は自由になりたいとこぼしていたので、人をやめてしまう可能性も考えられます。
あの世と繋がる「穴」の役割とは?

なぜクビタチに「穴」があるのかはわかっていません。ヒカルが「ノウヌキ様」として山にいた頃は、その影響で「穴」の広がりは抑えられていたそう。「穴」とヒカル(落とし子)の因果関係は語られていませんが、もしかしたら「穴」があることが、落とし子が発生する条件なのかもしれません。 「穴」はもともと、あの世からケガレを現世に寄越してくるものです。人間からすると災厄を起こすもの。「穴」の出現に理由があるとするなら、人知を超えた存在による人間への罰や試練といったものなのでしょうか。 古くから人身供物を続けてきたクビタチにたまり続けた怨念の表れとも捉えられます。人間の業を知らしめるための役割を「穴」は持っているのかもしれません。
田中の「会社」の正体は?

田中の「会社」は、あの世由来の「落とし子」を探しています。「落とし子」について、何百年も前から研究しているそう。 会社は現実を捻じ曲げるその力を使って、新興宗教のようなものでも創ろうとしているのでしょうか。人には見えない力で社会の実権を握るようなことに悪用する線もありえそうです。 田中はヒカルを会社に利用させたくないと言っていたので、良からぬことを企む会社だと考えられます。
クビタチ村はどうなる?

よしきたちの尽力によって穴がふさがれば、村に起きている不穏な出来事は収まるでしょう。ただそのことを多くの村民は知らずに過ごすはずです。すべてが終わったあと、なにごともなかったかのように、再び「ノウヌキ様」のあやふやな伝承のみが伝わっていくのではないでしょうか。 長く続いてきた土着信仰は簡単にはなくならないはず。遠い未来でまた「穴」が開いたとき、光の子孫たちが再度「ノウヌキ様」に向き合うことになるのかもしれません。
『光が死んだ夏』最終回・結末予想
物語も佳境に入り、大きな盛り上がりを見せている本作ですが、そのラストはいったいどんなものになるのでしょうか。1番可能性が高そうなのは、「ヒカルの死と引き換えに光が戻ってくる」結末だと思われます。作中でヒカルはよしきに対し、「なんでも願いを叶えてやれる気がする」と語っていました。 最後の最後でヒカルは「光を生き返らせ欲しい」と願わせ、それを叶えようとしているのではないでしょうか。また、よしきとヒカルが一緒にこの世から消えてしまう、そんな悲しい結末もありそうな予感。本作のダークな雰囲気から察するに、ハッピーエンドは十中八九ないはず。 2人が同時に死ぬことで永遠の絆を手にする、そんな切ない終わり方をしても不思議ではありません。ただ、本作はこれまで読者の予想をことごとく裏切ってきました。誰も思いつかないような斬新すぎるラストが用意されている可能性もあるので、今後の展開に要注目です。
最終巻は12~15巻ほど?
ちなみに3部構成で次から最終章というともうすぐ物語が終わると思われがちなのですが、実際折り返しに入ったかな?というくらいです。
— モクモクれん (@mokmok_len) July 9, 2024
そんなに長いシリーズではないにしろ、まだまだ続く予定です!
作者のモクモクれんによると、「穴」をふさぎ始めるところから3部構成の最終章に入ったとのこと。ただ最終章とはいっても、まだまだ「折り返しに入ったかな?」「まだまだ続く」という進捗だそうです。 7巻から本格的に穴ふさぎが始まるので、そこで折返しとなると全部で12~15巻での最終巻と予想されます。
『光が死んだ夏』の感想&レビュー

田舎の集落が舞台だったり、儀式というワードが出てきたりと、いかにも王道ホラーといった雰囲気の作品です。じめっとした雰囲気がなんともいえず怖い。一方でほっこりする場面も多く、そのバランスが絶妙でした。
光の家が何やら集落で重要な役割を担っていたようで、そのあたりが今後の展開の鍵となるのかなと思います。伏線らしきものもあちこちに散りばめられているので、考察がはかどりそうです。ふたりが幸せになってくれることを願うばかりですが、果たしてどうなることやら……。
「このマンガがすごい!2023」オトコ編で1位を獲得!

『光が死んだ夏』は「このマンガがすごい!2023」オトコ編で1位を獲得した作品です。この賞はありとあらゆる世代・業界のマンガ好きによって選ばれるもので、過去の受賞作には『チェンソーマン』や『SPY×FAMILY』といった有名作品もあります。 今回この賞で1位に輝いたことで、よりいっそう多くの人々に知られ読まれていくことになるでしょう。
漫画『光が死んだ夏』をお得に読める漫画サイト一覧
調査の結果、漫画『光が死んだ夏』を全巻無料で読む方法はありませんでした。しかし以下のサービスで配信されていることがわかりました。




※配信状況は2025年5月22日時点のものです。
※記事中の金額は全て税込表記となっています。
『光が死んだ夏』あらすじをネタバレ解説しました
本記事では『光が死んだ夏』のあらすじをネタバレ解説してきました。最新7巻は2025年7月4日発売。アニメ放送開始とともに新たな展開を楽しめそうです。 ホラーならではのゾクゾクする描写と、なんてことない日常のコミカル描写のバランスが絶妙な本作。「このマンガがすごい!」の受賞をきっかけに気になった人は、ぜひこれを機会に手にとってみてくださいね。