漫画『家族対抗殺戮合戦』全話ネタバレあらすじ&感想!理不尽な殺戮ゲームに巻き込まれた一家の運命は!?
『家族対抗殺戮合戦』はとある町の住民たちが、謎の殺戮ゲームに無理やり参加させられてしまうサスペンス・ホラー作品です。ゲームを通して垣間見える人間の残虐性に終始ハラハラしてしまいますよ! ここからは本作のストーリーを、ネタバレ込みで全話解説していきます。どんな作品か気になっている人も、結末を知りたいという人もぜひ参考にしてみてください。
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1巻〜3巻ネタバレ感想
妻と2人の子どもたち、年老いた母親と5人で暮らしていたサラリーマンの鞠山雅彦は、ある日突然家族と共に謎のゲームに参加させられてしまいます。 ゲームの参加者は、雅彦たちを含めた町内の7家族。彼らを集めたのはせいらと名乗る巨大な人形でした。 負ければ死、逆らっても死という条件を突き付けられ、ゲームに参加する以外の道を断たれた雅彦たち。そして1回目のゲームで鞠山家は最下位になってしまい、雅彦の母が犠牲になったのでした。 回数を重ねるごとに増えていく犠牲者たち。住民たちは疑心暗鬼になり、次第にゲームとは関係のない場所でも争いが勃発し始めます。
一見ポップな人形たちがめちゃくちゃ怖い~!せいらちゃんのビジュアル絶妙だなぁ。
4巻〜6巻ネタバレ感想
4回戦目のカラオケ対決で見事勝利し安堵する鞠山家でしたが、最下位になった野本が幼い子どもを生贄にしたことで町民たちのムードはさらに緊迫していきます。 そして続く5回戦では全家族と対立していた入来が最下位に。娘の舞夢を差し出そうとしますが妻の裏切りにあい、凄惨な最後を迎えます。 そして入来の妻が自ら生贄になり、1人になった舞夢は雅彦の息子・晃助と結婚することで鞠山家の一員となりました。 雅彦たちは何とか6回戦を突破しますが、続く7回戦では町民に騙され最下位になってしまいます。生贄として名乗り出た雅彦は、すでに妻の冴子が自ら犠牲になったことを知らされるのでした。
えっ!?野本まじか!?連れ子とはいえ、あんな幼い子を犠牲にするなんて鬼畜か!?
7巻〜9巻ネタバレ感想
過去の記憶をきっかけに、今いる場所が箱庭の中だと気が付いた雅彦たち。そして集められた家族が30年前のある事件に関係していることを突き止めます。 30年前のある日、この町の外れに住んでいたおじさんと幼い娘が家事によって命を落としました。この親子の死を招いた人こそ箱庭に取り込まれた雅彦たちであり、人形のせいらには親子の怨念がこもっていたのです。 さらに事件を探っていくうち親子のうち娘のせいらだけが助かっていたこと、そして参加者の中にせいら本人がいることが明らかになります。 雅彦に「せいらちゃんはあなただ」と告げられたのは土井静香。その言葉で彼女は事故以来忘れていた当時の記憶を取り戻すのでした。
せいらちゃんとお父さんの話切な過ぎてしんどい……。
最終回の結末ネタバレ
最後のゲームはこおり鬼。人形のせいらから優勝者は現実世界に帰れると発表されますが、雅彦は人形たちの狙いが自分たちを皆殺しにすることだと見抜いていました。 その前に子どもたちを逃がそうと決意した雅彦は、改心した静香(せいら)の協力を経て脱出方法を突き止めます。しかし最後には人形に捕まり氷漬けにされてしまうのでした。 一方、子どもたちは壁の亀裂から現実世界へ戻ることに成功します。生き残ったのは雅彦の子どもを含む5人だけでした。 それから数年たち、子どもたちはすっかり大人に。今の平和を噛みしめながらも、彼らの脳裏には人形のせいらが残した「またね」という言葉が未だに脳裏にこびりついていました。
めちゃくちゃ意味深な終わり方~!この理不尽さがたまらない!
『家族対抗殺戮合戦』の評価・レビュー
よくある理不尽にただ人が死んでいく「ぶっ飛び系グロ漫画」と思うことなかれ!本作はヒリヒリとした人間同士の蹴落とし合いや、うるっとくる家族のヒューマンドラマなど、グロ描写以外にも見どころが満載なんです! さらに物語後半でゲームの謎が明らかになってくる展開には脱帽でした。なぜ主人公たちが集められたのか、なぜ「家族」対抗なのか、一気に序盤の伏線が回収されていきます。特に8巻以降は一瞬も見逃せませんよ!
『家族対抗殺戮合戦』あらすじをネタバレ解説しました
漫画『家族対抗殺戮合戦』、容赦のない展開と数々のドラマで読み応え抜群の作品でした!結末を知っていても怒涛のラストには思わず手に汗握ってしまうはず。ぜひ漫画を読んで、本作のスリリングな読み味を体感してみてくださいね!