2023年5月8日更新

『蜘蛛ですが、なにか?』原作を最終話までネタバレあらすじ&感想!転生したら最弱の蜘蛛だった!

蜘蛛ですが、なにか?
C)馬場翁・輝竜司/KADOKAWA/蜘蛛ですが、なにか?製作委員会

転生したら蜘蛛になっていたという異世界転生ものの本作。2021年には、アニメ化もされた人気作品です。本作は他の異世界作品と比べ、圧倒的なストーリー構成や巧みな叙述トリックが話題になっています。誰もが作者の思惑に騙されるでしょう。 本記事では、そんな『蜘蛛ですが、なにか?』の原作を最終話までネタバレ込みで紹介します!結末が気になる方は、ぜひチェックしてください。

AD

1巻~4巻ネタバレ感想

学校の授業中にいきなり亀裂が発生して、気がついた時には主人公・通称「蜘蛛子」は異世界で蜘蛛に転生していました。蜘蛛は最弱のモンスターですが、人間の時の知恵を振り絞り、あらゆる脅威に立ち向かいます。 蜘蛛子は鍛え上げゾア・エレに進化し、魔法を使えるようになりました。そして、進化を続ければアラクネという人型になれる可能性があることを知り、蜘蛛子はアラクネを目指します。順調に経験値を獲得し、地竜アラバという強敵にさえも勝ち進んでいきました。 ついには生みの親であるマザーと対峙します。マザーは強敵ですが、ザナ・ホロワに進化して「不死」のスキルを手にいれた蜘蛛子には、マザーも勝てません。マザーは「魔王」という言葉を残して破れました。

吹き出し アイコン

転生したら最弱の蜘蛛だったなんて嫌すぎる!生き残るのに大変そう……。

『蜘蛛ですが、なにか?』をお得に読む方法は?

蜘蛛ですが、なにか?
(C)馬場翁・輝竜司/KADOKAWA/蜘蛛ですが、なにか?製作委員会

原作『蜘蛛ですが、なにか?』をお得に読みたい人にはコミックシーモアがおすすめ。 コミックシーモアでは無料会員登録で70%オフのクーポンをゲットできるので、かなりお得に読むことが出来ます。この機会に是非コミックシーモアで『蜘蛛ですが、なにか?』を一気読みしてくださいね!

5巻~8巻ネタバレ感想

蜘蛛子は襲われていた赤ん坊のソフィアを助けたことで神獣扱いされ、蜘蛛子が原因で戦争まで勃発。魔王アリエルと勇者ユリウスまで戦争に加わり、三つ巴の戦いに発展します。蜘蛛子は上半身が人型のアラクネにまで進化して、魔王に停戦を持ちかけました。 魔王と和解し一緒に旅する蜘蛛子。さまざまな苦難を共にし絆を深め、蜘蛛子は「白」と呼ばれるようになりました。 一方、この世界観の謎が少しずつ明らかになります。実はエルフは地球よりも進んだ技術を持っていました。UFOや戦車まで登場し、星の危機に。白はこれらの兵器を無力化するも、その際に大量のエネルギーを取り込み、「神」にまで昇格しました。 しかし、白は神になる代わりに今までのスキルを失い、見た目も能力もただの人間になってしまったのです。

吹き出し アイコン

一気に蜘蛛から神になるなんて凄すぎる!でも、代わりにスキルを失っちゃって可哀想……。

AD

9巻~12巻ネタバレ感想

神になり人間レベルになった白ですが、酒を飲んだ勢いで能力を取り戻しました。神化した今なら、転移能力で日本へ戻れます。白は転移して、自分を転生させた管理者Dに会いにいきました。 白はそこで驚愕の事実を知らされます。なんと、白はもとは人間ではなく蜘蛛だったのです。女子高生だったという記憶は、管理者Dが記憶を移植させただけでした。 白は自分の正体を知るも、今まで通り魔王領で暮らしています。しかし、とある世界の事実を知ってしまいました。この世界はスキルを鍛えさせ亡くなった後、星のエネルギーに変換しているのですが、人間の魂が崩壊しかけて転生できず、このままではエネルギーが尽きるのです。 白はこのシステムの中枢にいる女神サリエルを解放するため、システムの破壊を目論み、人と魔族の戦争を起こします。

吹き出し アイコン

本当にただの蜘蛛だったなんてびっくり!ミスリードが凄すぎる!

13巻~16巻(最終巻)ネタバレ感想

無事、システムの破壊までたどり着いた白。システムを破壊するプログラムを起動させますが、システムが破壊されると、人類の半分は耐えきれず死んでしまいます。人を守るというサリエルの意思を尊重したいギュリエと白は、戦闘になりました。 管理者Dも黙っていません。管理者Dはワールドクエストを発動し、「邪神の計画を阻止せよ」と現状を世界中の人に知らせてしまいます。そして、世界中の人に、「女神を犠牲にして人類を救う」か「人類の半分を犠牲にして女神を救う」か迫るのです。 しかし、この管理者Dにも思惑がありました。ワールドクエストにある邪神とは管理者Dのことだったのです。管理者Dは「女神を犠牲にして人類を救う」という選択を選んでも、人類を半数にする計画でした。この計画を阻止するためにも、管理者Dとの最終決戦が始まります。

吹き出し アイコン

真のラスボスは管理者D!最終決戦がどうなるのか気になって仕方ない!

AD

『蜘蛛ですが、なにか?』の見どころ

2つの視点で進んでいくストーリー

蜘蛛ですが、なにか?
(C)馬場翁・輝竜司/KADOKAWA/蜘蛛ですが、なにか?製作委員会

本作の見どころは、「2つの視点で謎に迫る」ところです。今回は蜘蛛子目線であらすじをご紹介しましたが、実はもう1つの視点、同じく転生者のシュンの視点でもストーリーが進んでいきます。 最初は違和感なく2つの視点で物語が進められていくのですが、途中から違和感を感じるでしょう。実は、この2つの視点は時系列が違うのです。読み進めることによって、この世界のさまざまな真実がわかり、伏線が回収されていきます。 だんだん世界の真相に迫る展開は、次が気になって読むのをやめられないでしょう。

『蜘蛛ですが、なにか?』あらすじをネタバレ解説しました!

蜘蛛ですが、なにか?
(C)馬場翁・輝竜司/KADOKAWA/蜘蛛ですが、なにか?製作委員会

本記事では、『蜘蛛ですが、なにか?』の原作を最終話までネタバレ込みで紹介しました! 時系列の違いやミスリードが多い本作。その分、真実が分かったときの面白さは計り知れません。ライトノベルや叙述トリックが好きな方には、おすすめの作品です。