2021年1月13日更新

漫画『賭ケグルイ』のギャンブルをネタバレ解説!極限状態でのギャンブルにハラハラドキドキ

賭ケグルイ

学園×ギャンブルという異色の組み合わせが人気の漫画『賭ケグルイ』。アニメ化だけでなく、実写ドラマ化や映画化も果たした本作を、ギャンブルごとにネタバレありで徹底的に解説します!是非最後まで読んでみてください。

目次

漫画『賭ケグルイ』はハラハラ必至のギャンブル漫画!【ネタバレ注意】

『賭ケグルイ』は河村ほむら原作、尚村透(なおむらとおる)作画の漫画作品で、2014年4月から月間ガンガンJOKERにて連載中です。 2021年1月時点で累計発行部数は470万部を突破しており、ハラハラドキドキが止まらないギャンブルのスリルで多くのファンの心を掴む『賭ケグルイ』。 登場キャラクターの性格の濃さも本作の魅力の1つなのですが、中でも早乙女芽亜里(さおとめめあり)と生志摩妄(いきしまみだり)はスピンオフ作品が連載されるほどの人気を誇っています。 学園×ギャンブルという異色の組み合わせともいえる本作。ここではアニメ化だけでなく実写ドラマ化・映画化もされた人気を誇る『賭ケグルイ』のギャンブルを徹底的に紹介していきます。 ※この記事は2021年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

漫画『賭ケグルイ』のあらすじ!ドロドロのギャンブルの世界が癖になる

物語の舞台は創立122周年を迎える私立の名門校・百花王学園。上流階級の子供が多く通うこの学園において最も重要なことは通常の勉強や体育などの授業ではありません。 「人の上に立つもの」すなわちリーダーとしての資質や物事を先読みする力を身につけることが何よりも重要なのです。 そのため、学園内では全ての物事がギャンブルで決められています。そんな学園を圧倒的な力で支配していたのは生徒会長である桃喰綺羅莉(ももばみきらり)。そんな折、1人の少女が転校してきます。 蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)と言うその少女はおしとやかな見た目とは裏腹に生粋のギャンブル狂。極限までリスクを負うギャンブルを好む彼女は常人離れしたギャンブルの才能で学園をかき乱していくのでした。

【ギャンブル一覧】13巻までの全ギャンブルまとめ

ギャンブル名 対戦者 登場巻(話)
投票ジャンケン 早乙女芽亜里vs蛇喰夢子 1巻(1話)
ダブル神経衰弱 皇伊月vs蛇腹夢子 1巻(2話)
生か死か 早乙女芽亜里と蛇喰夢子vs西洞院百合子 1巻(3〜4話)
2枚インディアンポーカー 木渡潤vs蕾菜々美vs蛇喰夢子vs早乙女芽亜里 2巻(6〜9話)
ESPゲーム 生志摩妄vs蛇喰夢子 3巻(10〜16話)
一流アイドル決定戦
「バトっていいとも!」
夢見弖ユメミvs蛇喰夢子 4巻(19〜21話)
選択(チョイス)ポーカー 蛇喰夢子vs豆生田楓 5巻(22〜27話)
扉の塔 五十嵐清華vs蛇喰夢子 6巻(30〜33話)
指切りギロチン 蟲喰恵利美vs蛇喰夢子 7巻(35〜38話)
ニム零式 蛇喰夢子・鈴井涼太vs陰喰三欲・陽喰三理 8巻(39〜43話)
公共財ゲーム 蛇喰夢子vs皇伊月vs尾喰茨vs骨喰ミラスラーヴァvs豆生田楓 9巻(45〜49話)
ACTIVE STATION(Aステ) 名足カワルvs夢見弖ユメミ・蛇喰夢子 10巻(52〜55話)
ジン・ラミー 狛喰希vs桃喰リリカ 11巻(56話)
戦争 桃喰リリカvs尾喰凛vs尾喰茨vs杏子vs有架vs美鳥 11巻(58〜62話)
じゃんけんポーカー 蛇喰夢子vs早乙女芽亜里vs生志摩妄vs西洞院百合子vs夢見弖ユメミvs蟲喰恵利美vs陰喰三欲vs尾喰茨 12巻〜(64話〜)

6つのギャンブルをネタバレ解説!あなたが1番好きなギャンブルはどれ?

有名なものから聞いたことのないものまで数多くのギャンブルが登場する『賭ケグルイ』。それぞれのギャンブルでキャラクター同士のハラハラする心理戦が描かれていますが、その中でも特に6つのギャンブルについて紹介していきます。

【ネタバレ1:投票ジャンケン】夢子の学園ギャンブルデビュー戦

蛇喰夢子のデビュー戦とも言える早乙女芽亜里(さおとめめあり)とのギャンブル・投票ジャンケン。そのルールも含めて勝負の行方まで詳しく見ていきましょう。 まず、参加者以外のクラスメイトにグー・チョキ・パーのいずれかを選んでもらい、カードに記入してもらいます。記入が終わったらカードを全て箱に入れ、参加者はその箱から3枚ずつカードを引きます。 次に手札から1枚選び、じゃんけんのルールで勝負。あいこの場合は残った2枚から再び出し合いますが、3回ともあいこの場合は引き分けという仕組みです。 ゲームの参加者が引いた3枚のカードにグー・チョキ・パーの全てが揃うとは限らず、その運に任せた「不平等さ」も投票ジャンケンの特色の1つ。 しかし、早乙女芽亜里は予めクラスメイトを買収し、21人にグーとパーを均等に投票させていました。つまり、箱の中身が把握出来ている芽亜里はパーを出しさえすれば負ける要素がほぼなかったのです。

ゲームの勝敗

しかし2回続けてパーを出した芽亜里の様子に、夢子は芽亜里が投票を操作していることに勘付きます。クラスメイトの鈴井が芽亜里に合図を出していることに気がついた夢子は、ついに芽亜里の指示を読み取るのでした。 そのままこれまで通り普通にゲームを進める夢子。1度は大きな局面で芽亜里に敗北し、手持ちのチップを全て失ってしまいます。 上機嫌で煽る芽亜里に対しチップの追加を要求し、そのまま芽亜里を煽り返した夢子。ついに芽亜里のイカサマを暴露し、勝利して最終的に880万の報酬を得ることになりました。

【ネタバレ2:一流アイドル決定戦 「バトっていいとも!」】夢子と夢見弖ユメミが対戦

アイドルである夢見弖ユメミ(ゆめみてゆめみ)が蛇喰夢子に挑んだギャンブル「バトっていいとも!」。プレイヤーは全9種類のゲームに挑戦します。 それぞれのゲームに勝った者が3×3の○×ゲームの盤面に1つずつ印をつけていき、先に縦・横・斜めのいずれか1列を揃えた者が勝者。ゲームの種類は、参加者がダイスを振って交互に決めていきます。 作中では、心肺機能チェック、アイドルソングイントロクイズ、ガチンコ歌唱力対決!、利きファン!、ポーカーフェイスを保て!、極限ババ抜きといったゲームが登場しました。 元々テレビ用の企画を流用したギャンブルですが、勝負を挑んだ夢見弖ユメミは1部例外を除いてなんとこの全てのゲームにおいて満点を取ることが可能だそうです。

ゲームの勝敗

このギャンブルはユメミにとって有利ですが、適度に負けながら会場を盛り上げるユメミ。夢子と競り合いながらも最後に2連勝して勝利を収める計画を立てていました。 その勝負の1つがダイスで指定したファンの誕生月を当てる「利きファン!」。ファンの誕生月を全て覚えており、会場全てをファンで埋め尽くしていたユメミにとって圧倒的に有利な勝負であると思われました。 しかし、実はこの「利きファン!」は実は唯一夢子に勝機があるゲーム。ファンだけだと思われた会場には早乙女芽亜里、鈴井涼太、皇伊月が紛れ込んでいたのでした。 夢子はダイスを振り、早乙女芽亜里の番号を出すことに成功。 お互いに誕生月を知らない場合は、より近い数字を書いた方が勝ちになるこのゲーム。実は夢子は芽亜里の誕生月を知りませんでしたが、運に天を任せてユメミに勝利します。

【ネタバレ3:指切りギロチン】度胸試しの恐怖ゲーム!

指切りギロチンは、蟲喰恵利美(むしばみえりみ)が蛇喰夢子に挑んだギャンブル。恵利美がいつも持ち歩いている拷問器具を用いたゲームで、賭場に偶然に合わせた生志摩妄(いきしまみだり)と3人で勝負をすることに。 このゲームのプレイヤーは全員、ギロチンの刃の下に指を置きます。ギロチンの刃には20本の紐が結ばれていますが、実際に刃と繋がっているのは1本。 プレイヤーは1人ずつ順番に紐を切っていき、当たりの紐を切るとギロチンが落ちるようになっています。 当たりの紐を引くかどうかは勝敗には関係なく、早く指を引いた者が負けという度胸試しのようなゲームです。 実際は指と刃の間には鉄板が置いてあり、恵利美が何も知らないプレイヤーの恐怖に怯える姿を見て楽しむという悪趣味なもの。

ゲームの勝敗

ルールに則り1本ずつ紐を切っていく3人。夢子と妄は恐れることなく次々と紐を切っていきます。一方で鉄板を仕込んでいることから余裕な様子を見せる恵利美でしたが、そこで衝撃の事実を告げる夢子。 ディーラーを務める大和に対し、夢子はギロチンの鉄板を抜いたかどうかを確認します。そのような状況に置かれても生き生きとする夢子と妄に対し、恐怖で震えがとまらなくなる恵利美。 恵利美は自分を奮い立たせ、残る3本のうちの1本を切ります。その結果ギロチンは落下しませんでしたが、なんと次の番で残る2本の紐をまとめて切った妄。 その結果ギロチンが落ちてきて、恵利美は思わず指を引いてしまうのでした。夢子と妄の2人はギロチンが落ちてきても指を抜きませんでしたが、妄は2本の紐を切ったことで反則扱いに。 最終的に夢子が勝利を収めるのでした。

【ネタバレ4:ジン・ラミー】心理戦が鍵を握る!世界3大カードゲーム

世界3大カードゲームであると言われるジン・ラミー。ルールは至ってシンプルで比較的分かりやすいゲームですが、日本での知名度はあまり高くありません。トランプを使用した2人用のゲームで、短時間で勝負がつくのが特徴の1つです。 ジン・ラミーで使用するカードはジョーカーを引いた52枚のカード。最初に10枚の手札を配り、カードの役を揃えながら余った札の点数を減らしていきます。 役には2種類あり、「同じ数字のカード3〜4枚」「3枚以上の連続した同じマーク」。プレイヤーは手札を交換しながら、役以外の余り札の合計の数字をできるだけ減らすことを目的とします。 点が少ない方がそのターンの勝者となり、得点を取得。ラウンドを繰り返しながら先に100点を獲得した者が勝利です。

ゲームの勝敗

作中では狛喰希(こまばみのぞみ)と桃喰リリカ(ももばみりりか)が激闘を繰り広げます。ルール自体は分かりやすくギャンブルの中では比較的簡単なジン・ラミーですが、心理戦が重要なためラウンドが経過するほど元々の実力差が現れるゲーム。 希も普段通りにプレイしていましたが、結果は15戦中14勝とリリカの圧勝です。 手元の資金が尽きた希に対し、リリカは選挙の票を賭けるように指示。しかし希は、尾喰凛(おばみりん)が作成した詐欺コインである「スカムコイン」で勝負を続けようとします。 怪しんだリリカは、希にスカムコインの発行元に案内するように言います。詐欺コインの発行元である凛にギャンブルで勝利することで芽亜里に認めてもらおうと考えたリリカは、そのまま凛に勝負を挑むのでした。 そうして、次のギャンブル「戦争」が始まることに。

【ネタバレ5:ジャンケンポーカー】ジャンケンカードを使った真剣勝負

ジャンケンポーカーで使用するカードはグー・チョキ・パーのそれぞれ21枚ずつ。まず、各プレイヤーにそれぞれ5枚ずつカードが配られます。 手札はターンごとに1回のみチェンジが可能で、カードが確定したら「頭(ヘッド)」と呼ばれるカードを1枚裏のままその場に提出。 プレイヤー達が「強制参加費(ブラインド)を支払ったら、通常のポーカーのようにベッティングを行います。 この「強制参加費」は票をしっかりと集めるためにプレイヤーが支払うもので、1回目は10票、2回目は20票、3回目は40票……といったようにターンが経過するごとに倍で増えていきます。 ベッティングが終了したら頭を開き、通常のじゃんけんのルールで頭に勝利した方が勝ち。あいこの場合は所持している手札を開き、頭と同じカードをより多く所持している方が勝利します。 この流れを5回繰り返し、ゲーム終了時に票を1番多く所持している者が最終勝者となるのです。

ゲームの勝敗

蛇喰夢子・早乙女芽亜里・生志摩妄・西洞院百合子(にしのとういんゆりこ)・夢見弖ユメミ・蟲喰恵利美・陰喰三欲(いんばみみよ)・尾喰茨がトーナメント戦で勝負したジャンケンポーカー。 1回戦では夢子と恵利美が勝負し、夢子があっさりと勝利します。続く2回戦は百合子と妄の勝負ですが、圧倒的な実力で百合子が勝利。それぞれ健闘を見せながらも、試合は決勝戦へ。 最終的に決勝戦に残ったのは夢子と芽亜里でした。5回勝負のうち、それぞれ2勝2敗となり互いに譲らない夢子と芽亜里。 5回戦では夢子が中途半端な票数をベッティングし、芽亜里との同着を狙います。夢子の狙いに気付いた芽亜里は夢子に同調せず勝ちを得ることを望みますが、その望みに反して結果は真剣勝負の末に同着優勝となったのでした。

『賭ケグルイ』のカオスすぎる世界が癖になる!今後の展開にも期待大

『賭ケグルイ』は2021年1月現在も月間ガンガンJOKERにて連載中です。アニメ化や実写ドラマ・映画化もされる人気作で、2021年に第1作が公開された映画の続編が2021年5月に公開予定。 また、スピンオフ作品である『賭ケグルイ双(ツイン)』も2021年にドラマが放映されることが決定しています。 独特の世界観と登場人物のキャラクターの濃さで、1度読んだら癖になる『賭ケグルイ』。多くのギャンブルを取り扱う本作ですが、読み進めていくうちに自然とギャンブル自体にも興味が湧いてきます。 中にはルールが難しいものや実際にやることが難しいようなギャンブルもありますが、簡単なものも多く登場しているので家族や友人とやってみるのも楽しいかもしれませんね。