漫画『やんごとなき一族』全話ネタバレあらすじ&感想!苛烈な権力争いに庶民派ヒロインが食らいつく!
漫画『やんごとなき一族』は富豪の御曹司と恋に落ちた庶民ヒロインが、上流階級の厳しい洗礼に苦しめられながらも奮闘し成長していく物語です。 この記事ではドラマ化もされた本作の原作ストーリーを、最新13巻までネタバレ込みで詳しく解説していきます!ドラマの続きが気になっている人はぜひチェックしてみてください!
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『やんごとなき一族』のあらすじ【ネタバレ注意】
恋人の健太からプロポーズされ、名家・深山家に嫁ぐことを決意した一般庶民の佐都。しかし上流階級の暮らしは彼女の想像を絶するもので、佐都は幾度となく彼らとのギャップに打ちのめされてしまいます。 さらに夫である健太を次期当主に据えるという話が浮上して、佐都は深山家に渦巻く権力争いに巻き込まれていくのでした。 次第に浮き彫りになっていく深山家の闇に真っ向勝負を挑む佐都。ただ愛する人と幸せな普通の家庭を築きたいと願う、彼女の運命やいかに!
1巻〜4巻ネタバレ感想
主人公の佐都は母親と2人で食堂を切り盛りする一般庶民。ある日恋人の健太からプロポーズされ、名家として知られる富豪・深山家へ嫁ぐことになります。 しかし上流階級のマナーや教養が一切ない佐都にとって、深山家での暮らしは非常に大変なものでした。それでも味方でいてくれる健太に心配をかけないよう、佐都は必死に次期女主人としての修行に食らいついていきます。 そんなある日、義弟の嫁・リツコと仲良くなった佐都は、彼らの夫婦仲が上手くいっていないことを知ります。義弟の大介は女癖が悪く、そのストレスでリツコは買い物依存症になってしまっていたのです。 紆余曲折あり、2人は離婚を選択。政略結婚だった2人の離婚に父・圭一は猛反対しますが、佐都と健太の介入によって2人は無事に離婚を済ませました。 しかし圭一に刃向かった健太は、責任を取って進めていたプロジェクトを外されてしまいます。そんな彼を支えたのは秘書であり、健太の元想い人の泉でした。 仲睦まじい2人の姿を目撃した佐都は傷付いて実家に戻ってしまいます。そして迎えに来た健太を1度は追い返すも、彼の覚悟を聞き決意を新たに深山家に戻っていきました。
これから先、お父さんがどんだけ心を入れ替えたとしても絶対許せん!負けるな佐都!
5巻〜8巻ネタバレ感想
佐都が深山家にやってきて暫く経ったある日のこと。義妹の有沙に縁談が浮上します。しかし聞いていた話とは違い、相手の男は性格も器量も難ありな人物でした。 家族には内緒で植木職人と付き合っていた有沙は結婚を拒否して逃走。きっかけを作ってしまった佐都と健太は責任を感じ、何とか縁談を白紙に戻すため奮闘するも、圭一の強引な後押しにより正式に婚約することになります。 その後開かれた有沙の婚約パーティでは、兄嫁・美保子の過去が明らかに。老舗のお嬢様と銘打って深山家に嫁いだ美保子でしたが、実は庶民出身だったのです。さらに卑怯な手を使ってお嬢様の座を手に入れていたことが判明し、深山家で孤立してしまいます。 片やずっと使用人のような扱いを受けてきた沙都は、妊娠が判明し家での待遇が一変。祖母にも認められ、佐都は少しずつ地位を築いていきます。 しかし健太が次期当主になるまでは油断は禁物。安心して子育てをするためにも、今任されているプロジェクトは絶対に成功させなければなりません。すると健太の焦りを知っていた泉が、政治家の娘という立場を利用して関係を迫ってきて……。
常識人だと思っていた泉さんがまさかの激重メンヘラでびっくり……。やっぱ普通の人いないんだ……。
9巻〜12巻ネタバレ感想
父親への口添えの対価として泉に関係を迫られるも、毅然とした態度で要求を跳ね除けた健太。さらに思いがけない協力者の登場で、泉の協力なしでもプロジェクトが進められることになります。 こうして健太は泉との関係をきっぱり断ち、佐都は安心して出産に臨むのでした。その後佐都は無事に女の子を出産。健太は泣いて喜んでくれましたが、親族たちは何だか意味深な表情です。 というのも事前に子どもの性別は男だといわれていたのに、うまれてきたのは女。後継ぎの誕生を心待ちにしていた圭一は露骨に不快感を露わにし、佐都たちを邪険にするようになります。 その一方で美保子の妊娠発覚。しかし子どもの父親は明人ではなく、インターネットで見つけた明人似の赤の他人でした。 佐都の妊娠によって追い詰められた美保子は、明人を見限り他人から精子を購入。自分が女主人になるため何が何でも後継ぎを産もうと躍起になっていました。 時を同じくして、有沙の体にも異変が。以前姉の夫である伸二郎と一夜の過ちを犯してしまった有沙は、何と彼の子どもを身ごもってしまったのです。そして家も婚約者も全て投げ捨て、1人で子を産み育てていくと決意します。
怒涛の妊娠出産ラッシュ!女だからってこんな露骨に態度に出されたら悲しすぎ。
13巻ネタバレ感想
有沙の肩を持った健太たちに激怒した圭一は、怒りに任せて深山家次期当主に明人を指名。家での立場がなくなった佐都は、我が子の未来を守るためにも新たなチャレンジに向けて動き出します。そして実家のどて焼きを海外で売り出す新事業の立ち上げを開始したのです。 もちろん深山家の人たちは佐都が働くことに猛反対。沙都は彼らの反対を押し切って家事と仕事の両立を試みますが、道のりは想像以上に過酷なものでした。しかしその甲斐あって次第に事業は軌道に乗り始めます。 一方、次期当主に任命された明人は、大きな重圧と不安に追い詰められていました。実は健太に負けたくない一心で、新規事業の見積を一部誤魔化して報告していたのです。次第に誤魔化す額は大きくなっていき、明人は完全に後戻りできなくなってしまいます。 さらに無事に男児を産んだ美保子にも悩みの種が。というのも息子・圭斗の発疹を直すためとあるセミナーに参加した美保子は、そこで偶然にも精子提供者の男と遭遇してしまったのです。そして美保子が深山家の人間だと知った男から金を要求されるようになり……。
おっとおっと、美保子さんもお兄ちゃんも相当追い詰められてる~!これはただでは済まないぞ!
『やんごとなき一族』あらすじをネタバレ解説しました
一難去ってまた一難とはまさにこの事!毎話ドキドキハラハラさせてくれますね!最新刊では兄夫婦の問題が浮き彫りになってきました。経費を偽ってしまった明人と、我が子の秘密をネタにゆすられる美保子。2人の行く末から目が離せません!