『僕らの食卓』原作の結末ネタバレ！ドラマ化で話題の泣けるボーイズラブ

人との食事が苦手なサラリーマンと年の離れた兄弟の出会いからはじまる暖かくて泣けるBL漫画『僕らの食卓』。2023年4月からBS-TBSにてドラマが放送中で、さらに映画化についても噂されており益々注目度が上がっています。 この記事では原作の概要やあらすじ、そしてドラマのキャストまで解説していきます。※原作のネタバレを含みますので注意してください。

幼少期のトラウマから人との食事が苦手になってしまったサラリーマンの穂積 豊(ほづみ ゆたか)がお昼休みに自作のおにぎりを食べていたところに4歳の上田 種(うえだ たね)が現れます。種が勝手におにぎりを食べてしまい兄の上田 穣(うえだ ゆずる)が止めに入ったことがきっかけで3人は出会いました。 種が豊のおにぎりを気に入ったため、後日上田家でおにぎりの作り方を教えることに。次第に仲良くなっていき豊はみんなで食卓を囲む楽しさを思い出します。そして穰には豊に対する特別な感情も芽生え始め……。

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週末は上田家の食事に参加することが豊のルーティンになっていました。そしてクリスマス会、豊が熱を出してしまいます。孤独な豊のもとに穰がかけつけさらに仲が深まりました。 翌週の年末、雪降る階段の途中で穰は豊にキスをしたのです。穰は一生会えないとたかを括りますが、豊も自分の穰への思いに気付き両思いに。豊は一緒に住んで「食卓を囲もう」と提案します。 種を通して交流を持った豊と穰が過去を語り徐々に心を通わせていく様子に自然と涙が溢れる、心温まる作品です。

穂積豊は「OST設計」の会社員です。幼い頃に両親を亡くし、引き取られた先の家庭では兄から疎まれてしまいます。そして厳しい食事マナーなどで人と食事を食べることが億劫になってしまいました。 演じるのは犬飼貴丈です。『仮面ライダービルド』(2017年)の主演で注目を集め『ぐらんぶる』(2020年)では竜星涼とのダブル主演を務めました。

上田穰は上田家の長男でラーメン屋「華力」でアルバイトをしています。母親を亡くして以来、年の離れた弟・種中心の生活になっていきます。 演じるのは飯島寛騎です。『仮面ライダーエグゼイド』(2016年)の主演で俳優デビュー。本作と同じくBL要素のある『僕もアイツも新郎です。』(2022年)で日本民間放送連盟賞のドラマ部門優秀賞を受賞しています。

上田種は穰の弟で元気いっぱいの男の子。豊が1人ベンチでおにぎりを頬張っているところに種がやってきたことで3人は出会います。種が豊を気に入ったおかげで毎週食卓を囲めるようにもなりました。 演じるのは前山くうがです。兄弟で双子のこうがとともにCMやMVなどに出演しています。ドラマは本作が初出演、これからブレイクが期待される子役です。

「ドラマ中止」と噂が立っている理由は、犬飼貴丈が体調不良によりドラマ放送期間に休養したためです。復帰後本人より帯状疱疹(たいじょうほうしん)が主な症状で、復帰には1〜2ヶ月が見込まれていたと語られました。しかし驚異的な回復力でわずか1週間後に復帰しています。 公式SNSでも特に発表はないためドラマへの影響はなかったようです。

原作は徳島を舞台に描かれており、ドラマでも徳島県で1ヶ月近くロケを敢行しています。 例えば豊と種が出会ったバクダンおにぎりの公園は徳島市の富田中央公園で撮影されました。また穣が働く「華力」は美馬市に実在するラーメン屋です。その他にも上田家や豊の通うスーパーなど多くが美馬市で撮影されました。

家族の暖かさを感じられるほのぼの漫画かつBL要素も含んだ『僕らの食卓』。ドラマでも原作の雰囲気を残したハートフルな内容になっています。 話数自体も少なくすぐ読みきれる作品ですので、ドラマ放送と合わせて漫画『僕らの食卓』を読んでみてはいかがでしょうか。